兵藤一誠とは (ヒョウドウイッセイとは) [単語記事]

兵藤一誠とは、石踏一榮著作によるライトノベル作品「ハイスクールD×D」に登場する主人公である。

CV:梶裕貴

概要

駒王学園2年生。愛称はイッセー

『赤龍帝の籠手（ブーステッド・ギア）』と呼ばれる、発動から10秒ごとに所有者の能力を倍加させる強力な神器（セイクリッド・ギア）を宿していたために堕天使から危険視されレイナーレによって謀殺されるが、その直後一誠に宿る力を見抜いていたリアス・グレモリーが悪魔の駒（悪魔に転生させる為に必要な道具で、チェスの駒を摸したもの）ポーン8個全てを使用して悪魔として転生させた。

悪魔として転生した後は上級悪魔となり自身のハーレムを作ることを目標とし、日々悪魔の仕事に明け暮れるが、世界の破滅レベルのトラブルにしょっちゅう巻き込まれる（皮肉にもそれが自身の功績になっている）。

最新刊時点ではトラブルの解決等の功績が評価され、異例のスピードで中級悪魔になることを許され、試験を突破し中級悪魔となった。

性格

エロい。とにかくエロい。大事なことなので二回（ry
基本ドスケベであるが、仲間に対する想いは人一倍強く、自らの身体を差し出してまで仲間を守るほど。

根は努力家で真面目であり、自身の未来に役に立つであろうことは必死に覚えようとするなど、向上心も高い（アザゼル曰く脳ミソがスポンジのようにスカスカだからすぐに吸収する）。

戦闘面においてはほぼ毎日木場やゼノヴィアと共に戦闘訓練（常人は死ぬレベル）を行っている。
ちなみに16巻現在で兵藤家の地下にはトレーニング施設（と大浴場とプール）がある。グレモリー家マジパネェ・・・。

また、何かとバカだアホだと言われがちだが、頭の回転は悪くないようで、リアス不在時に仲間の能力を考慮して再配置を行い敵に応戦したり、戦闘局面に合わせて赤龍帝の籠手の使い方（後述にて説明）を変えたり、パワータイプではあるが割と考えて戦闘を行う。ゼノヴィアとは違うのだよ！！

能力・技

赤龍帝の籠手
『ブーステッドギア』と呼ばれる一誠の左手に宿る神器。また、赤龍帝の籠手にはかつて二天龍と称された最強のドラゴンの一角、「ドライグ」（最近のあだ名はかわいそうなドラゴンその1）の魂が宿っており、相棒として一誠と共に戦う。
能力は装着者の力を10秒ごとに倍加していく力と、倍加した力を他者や道具に譲渡する『ブーステッドギア・ギフト』。
また倍加の力は一誠の基礎能力の限界を超えることは出来ない為、より大きな力を得るためには自身の能力を高める必要がある。

赤龍帝の鎧
『禁手化』（バランスブレイカー）と呼ばれる状態を経て発現する、全身総赤のプレートアーマー。
本来は一定のレベルにならないと発動出来ないが、一誠は過去に一回は自身の左腕と引き換えにして、もう一回はアザゼルの道具を使用して二度ほど発動させたことがある。
頑強で並の攻撃では歯が立たないが、ドラゴン殺しの力を持った武器には弱い。
最近はこの形態で戦うことが多く、敵が強大になるに連れて更なる進化を遂げることになる・・・。

洋服破壊（ドレスブレイク）
悪魔なのに魔力に乏しいイッセーが自身の全魔力を賭けて開発した技。開発はアーシアを実験対象として行われ、数多の犠牲（下着的な意味で）を経て完成した妙技。対象に自身の魔力を入れる為に一度接触しなければならないデメリットがあるが、一旦発動させると無効化する事は不可能で、さらには拘束系の魔法や鎧系の神器すらも問答無用で破壊してしまうある意味チート技。良いぞもっとやれ！！
ちなみにレーティングゲームでは使用禁止となった（相手をしてくれる女性悪魔がいなくなる為）。くそぅ・・・くそぅ・・・。

乳語翻訳（パイリンガル）
女性の胸の内を盗み聞きする技。が、聞くのは本人の心では無く文字通り『胸』に聞くのである。簡単に言うと『胸』が『心の内』をしゃべるのである。最初に発動させた時は阿鼻叫喚の地獄絵図と化した。意識が無い人にも効果がある。もちろんレーティングゲームでは使用禁止になっている。またドレス・ブレイクと同じく無効化されない。ちなみにおっぱいごとに性格があるらしい。

その他

シトリー戦でおっぱいを連呼しまくった結果、自身を主人公とした特撮番組「乳龍帝おっぱいドラゴン」が放送された。
これの関連グッズの売り上げで、グレモリー家は貴重な収入源を得ていたりしている。イッセーの元にも著作権料はたっぷりと入っているのだが、「高校生で未成熟な悪魔に大金は早い」という理由でグレイフィアが管理している。

おっぱい好きが高じて異世界の神である乳神を呼び出すなど凄い事?もやらかしている。

レイナーレとの一件は一誠の恋愛に対するトラウマとなっており、リアスと恋人になってもなお影が付きまとい、深い関係にはなっていない。

現在は中級悪魔となっているが近いうちに上級悪魔になるかもしれない素質を持っている。

最近のオカルト研究部はイッセーがいて初めて機能するようで、イッセーが生死不明になった時にはリアスは引きこもり、朱乃は理性を失うほどであった。

イッセーの腕のドラゴンの力はリアスや朱乃の魔力を変質させたりしている。

転生した直後はハーレム目的だったが現在ではリアスから独立し、「王」としてレーティングゲームで活躍する事、ヴァーリと戦い、勝利する事が目的となっている。

転生後に一度死にかけて、というか消滅しかけたが、話し合いにより仲良くなった歴代の赤龍帝方々のおかげで助かったり、人間に興味がないとある龍に興味を抱かせさらには協力させるなどマジで凄い事をやっている。

嫁候補

一部違うような気がするが気のせいという事に

リアス・グレモリー(公私共にお互いいなくてはならない存在)
姫島朱乃(リアスと取り合い中、というより愛人枠)
塔城小猫(逆プロポーズした)
アーシア・アルジェント(リアスや朱乃からも別格扱い、またイッセーが独立した際にはイッセーと行動すると表明している)
ゼノヴィア(イッセーが独立した際にはイッセーと行動すると表明している)
紫藤イリナ(実は幼馴染み。ちなみにイッセー関連で黒(堕天使)と白(天使)を行き来している)
レイヴェル・フェニックス(イッセーが独立した際には眷属になる予定というか半ば強制的にしろと親から脅されている？)
支取蒼那(恋人と噂されているが、お互いにそんな気持ちは無い)
安倍清芽(イッセーとリアスを見て身を引いた)

敵

レイナーレ：ほとんどの原因。こいつがイッセーを殺さないとリアスとの接点は無かったと思われるが
ヴァーリ・ルシファー：お互いにライバルと認識し合っている仲。お互いにあいつを倒すのは俺と思っているので協力し合ったりする。ちなみにレプリカの赤龍帝の鎧を所有するユーグリットと戦った時には互角だったのに白銀の極覇龍を使っていない(曰く見せる価値が無い)。
ライザー・フェニックス：リアスを取りあう仲だが結婚式場に乗り込んできたイッセーにぶちのめされ、婚約解消となった。その後暫くはドラゴン恐怖症を発症して引きこもっていたが、依頼を受けたイッセーが『高い所が怖いなら高い所に行けば良いじゃん』的な特訓を施し見事克服。その後は親友になった。