副作用とは、期待されていない作用のことである。
たいていの行為は何らかの効果(作用)を期待して行うものであるが、世の中そんなに単純ではなく、期待していない作用も同時にもたらされることが少なくない。そういった作用を副作用と呼ぶ。副作用は多くの場合有害である(有益であれば期待の対象になり、無害であれば存在ごと無視される)。
基本的には薬(の使用)について用いられるが、そこから転じて政策や方法などについても目的から外れた効果を副作用と呼ぶことがある。
しかしながらTASさんのような上級者になると、副作用すらも使いこなして目的を達成してしまったりするのであなどれない(ex. デスルーラ)。
多くのプログラミング言語で関数(function)の仕組みが利用されているが、(純粋関数型言語という例外を除いて)ここでいう関数は数学でいう関数とは異なり、機能(function)を有している。 → 関数
数学的関数が持つ値を返す(計算を行う)機能が、関数本来の目的であると考え、周囲の状態を変更してしまう作用については(望んでいるものであっても一律に)副作用と呼ぶ。
もともとはこのような呼び方はなかったが、並行処理や関数型プログラミングなどにおいて、状態変更がバグの温床になるという考え方から、このような呼び方が使われるようになった。
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最終更新:2024/04/23(火) 21:00
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