動画がおかしくなる方は大百科をクリック→ 単語


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動画がおかしくなる方は大百科をクリック→とは、何らかの原因により、動画再生時にトラブルが発生した視聴者の為の誘導用タグである。

概要

動画再生がおかしくなる、例えば画面一面が単一色のブロックノイズのようなもので覆われたり明らかに不自然な画面の乱れが生じる。代表的な原因は4つあり、

  1. グラフィックボードの動画再生支援機能が正常に働いていない為、画面がピンク色に覆われたり、雑巾で拭かれたような画面になったり、黒いブロックノイズが出るといった症状が起こる。
  2. PCが動画を見る為のスペックを満たしておらず、動画がガクガクした動きになる。この場合、動画URLの後ろに?eco=1という文字列を追加し、再読み込みを行う事で強制エコノミー閲覧モードとなり、エコノミー回避動画以外は動きを改善する事が出来る…が、画質は大幅に落ちる。仕方ないね。
  3. エンコード時の動画予測が上手くいっていない。flv動画にまれによくあった症状。エコノミー症候群もこれに当たる。通常再生ならばエコノミー再生で正常になることもあるが基本的に対処法は皆無である。
  4. 色空間がyuv420以外でエンコードされた動画をエコノミーで見る場合に、動画が滅茶苦茶になる現象。(かなり特殊な設定でありエンコテスト以外で使われることはまずあり得ない)

この内4に当てはまる動画は2011年10月現在数個しか存在しない。

この項目では通常の環境でも多々起こりうる1の症状について詳しく説明していく。

トラブルシューティング

上記1.の症状は、Intelの内蔵GPU(Intel HD Graphics)のグラフィック支援機能により発生する事が殆どであり、その場合は動画再生支援を切ることで回避出来る。やり方は以下の通り。

  1. flashplayerの場合は動画上にマウスカーソルを合わせ右クリックし、設定を選んで左クリック。
  2. 小さな選択画面「Adobe Flash Player設定」が出てくる。この時、選択画面が「ディスプレイ」になっていない場合、左下のディスプレイマークをクリック。
  3. 「ハードウェアアクセラレーションを有効化」のチェックを外す。
  4. 開いているwebブラウザを全て閉じて再読み込みを行えば、見られなかった動画が見られるようになっている筈。

ただし、元々あったグラフィック支援機能を切ることになる為、動画が重くなる可能性もある。PCスペックがそれほど高くない人は目的の動画を見た後に設定を元に戻しておいた方が良いだろう。

問題が起きる原因

x264でのエンコード設定で、
  ・参照フレーム数(参照距離)(--ref)
  ・最大Bフレーム連続数(--bframes)
の数値が大きくなっている場合にIntel系GPUのH.264動画再生支援機能が正常に働かなくなることが原因だと言われている。
とくに、SDサイズの動画を--preset veryslowをベースにエンコードした場合、ref=16、bframes=8となるので発生しやすい。
(ニコニコ動画まとめWikiにおいて、一時期veryslowプリセットが推奨されていた時期もあるが、
 この再生支援問題への影響もあって取り下げられた。)

なお、ニコエンコ 0.77を使っている場合、「ヘルプ→本体の設定→変換速度」を「最低速」にすると、--preset veryslow相当の
設定でエンコードすることになるため、この問題が発生することになってしまう。未確認だが「低速」でも発生する可能性があるため
なるべくなら「普通」、あるいは「遅い」までにしておいたほうがよいだろう。
(本件とは関係ないがプレミアム会員の設定でニコエンコの自動変換を使うと異常に高いビットレートが指定されるため、
 ダウンロード負荷や再生負荷が上がるという問題もある。プレミアム会員でニコエンコを使う場合は手動変換で適切なビットレートを
 指定してエンコードしたほうがよいと思われる。ただし現状では「つんでれんこ」や「AviUtl」を使ったほうがメリットが大きい。)

ちなみに、flash playerでおかしくなる動画に関しては再生支援を使用したローカル再生でも同様の症状が発生する、この問題はローカルプレイヤーもしくは全体の再生支援を切ることにより再生可能となる。

少し具体的に言えばON/OFFの設定が出来るプレイヤー(GOM playerなど)で再生支援をOFFにするかグラフィックボードの設定からハードウェアアクセラレーション(動画再生支援)を一律に無効化すれば通常通り再生可能となる。またwindows media playerなど通常では再生できないプレイヤーでffdshowを使いデコードしている場合はそちら側で再生支援を切れば正常となる。だが当然どの方法でもflashplayerで再生支援を切ったとき同様cpuにかかる再生負荷は高くなる。

因みにBフレームの設定は圧縮率に大きく関わり限られた環境に向けて設定を甘くしろと言うのは投稿者としてはなかなかナンセンスだと思わざるを得ない。具体的に問題が発生するBフレーム連続数は4以上。つまり問題が発生しないのはBフレーム連続数3までである。

参照フレーム数については15や16で問題が起きることが確認されているが、6より大きくすると問題が起きることがあるという指摘もある。
参照フレーム数はH.264 Levelの規定により、解像度やフレームレートなどによって最大値が決まってくるものでもあるので、
それに違反しないような設定にするのも重要である。(SDサイズではref=15やref=16も規定内だというのがややこしいところだが・・・)

なお、参照フレーム数やBフレーム連続数以外にも、再生支援機能がうまく働かなくなるような設定があるらしいが、
再生環境は人により様々であるので、なかなか原因が絞り込めないというのが現状である。

高い汎用性が求められるPCにおいて変に家電のような仕様にするのはいかがな物か…問題が発生しているのにドライバアップデートで対応しないのは完全に怠慢だよねぇ…

※1156ソケットのcpuでintelが修正ドライバを出した時点で加筆お願いします。

※LGA1156ソケット(第一世代のCoreシリーズ)で起きるとも言われていましたが、Intel HD Graphics 3000でも
  映像が乱れることがあるようなので、第二世代のCoreシリーズでも発生するようです。

 

関連動画

わたしだ!最近動画説明見ない奴多すぎるぞ…

関連項目

  • プレミアム症候群
  • エコノミー症候群
  • corei5
  • 神画質

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