レイジング・テンペスト発祥の地属性・獣戦士族カテゴリーで、干支の獣や伝承をもとに作られたモンスターなどで構成されたカード群。名前や知名度があがった時期など、ヴァンガードの十二支刻獣とも通じるものがあるカテゴリーでもある。
今までランク4のエクシーズ召喚用素材として汎用性の高いモンスターを輩出してきた獣戦士族のなかでも、抜きんでたエクシーズ展開能力を持っている他、汎用性の高いエクシーズ補強効果、素材縛り抜きでエクシーズ素材の重ね掛け効果などを持っている。その代り、「スキルドレイン」をはじめとする無効化カードや「虚無空間」のような特殊召喚メタには結構弱い。
だが、このカテゴリーは融合・シンクロなどに対する縛りが特にないために、他のカテゴリーとの共存でき、上記の弱点を他のカテゴリーで補えてしまう。
その極端な特性で、クリフォートやEMなどが暴れまわっては手を引いてを繰り返す、目まぐるしい第九期環境に食い込み、大会などで好成績を残している。
十二獣モルモラット
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻 0/守 0
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「十二獣」カード1枚を墓地へ送る。
(2):このカードを素材として持っている、
元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
手札・デッキから「十二獣モルモラット」1体を特殊召喚する。
墓地肥し効果と、自身を素材としている獣戦士族エクシーズに汎用リクルート能力を付加できるモンスター。ステータスは非常に低いので壁や打点上昇要員としては期待できない…が、たった一枚からランク4エクシーズがわらわら湧いて出るという、思考停止しかねない程の状況を作り出せる、良くも悪くもネズミらしいモンスター。
十二獣ブルホーン
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×2
「十二獣ブルホーン」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから通常召喚可能な獣戦士族モンスター1体を手札に加える。
十二獣エクシーズ共通の重ね掛け・打点補強能力と、「増援」や「キングレムリン」を彷彿とさせるほど幅の広いサーチ効果を持つ危険なエクシーズ。素材指定がないのにも関わらず、十二獣だけでなく、炎星・炎王などの獣戦士族モンスターや、「犬タウルス」やバルバロスなどの出張要員なども調達できる。
十二獣タイグリス
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×3
「十二獣タイグリス」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドのXモンスター1体と
自分の墓地の「十二獣」モンスター1体を対象として発動できる。
その「十二獣」モンスター1体をそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
十二獣エクシーズ共通の召喚能力・打点補強能力に、墓地のモンスターをエクシーズ素材とする効果を持つモンスター。
イラストだけみれば普通にかわいい獣人型モンスターだが、タイグリスという名前や、他の十二獣と容易に重なる効果など、子供向けのカードゲームとしては思い切った仕様となっている。(海外版はさすがにここまで冒険できなかったらしく、おとなしめの名前になっている。)
十二獣ラビーナ
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻 800/守 800
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、
「十二獣ラビーナ」以外の自分の墓地の「十二獣」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):このカードを素材として持っている、
元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードを対象とする相手の魔法カードの効果が発動した時、
このカードのX素材を1枚取り除いて発動できる。
その発動を無効にする。
裁定の難しさや強烈な効果に定評のある某フィールド魔法に対応するステータスに、発動条件が緩いうえにターン制限などがないサーチ効果などを持つ、悪だくみしてくださいと言わんばかりの効果の持つモンスター。エクシーズに提供できる能力は魔法耐性となかなか有用だが、抜け道も少なくないため、油断は禁物。
十二獣ドランシア
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×4
「十二獣ドランシア」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
十二獣エクシーズ共通の重ね掛け能力・打点補強能力に、フリーチェーンなうえ、相手のフィールドのカードだけでなく、自分のフィールドのものも的にできるエクシーズ。シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム召喚の妨害などに使える。
十二獣の会局
永続魔法
「十二獣の会局」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「十二獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、
自分フィールドの「十二獣」Xモンスター1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
十二獣モンスターのリクルートと、破壊を条件とするエクシーズ素材化効果を持つサポート魔法。この手の墓地を経由する魔法・罠としては珍しくタイムラグやデメリットがなく、エクシーズ召喚へのつなぎとエクシーズモンスターの補強を一手に行える。モルモラットとの相性の良さもあって、かなり厄介な代物。
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最終更新:2024/04/18(木) 21:00
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