南京大虐殺

南京大虐殺とは、日中戦争中の1937年12月に中国の南京市を日本軍が陥落させた際、中国側の便衣兵および一般市民を日本軍が虐殺したとされる事件のことである。南京事件とも。

概要

日本政府の公式見解は、1937年の12月に南京を日本軍が陥落させた際、多くの非戦闘員を殺害した行為があったことは否定出来ないとしつつ、その被害者数については諸説あり、政府としてどれが正しいか認定するのは困難である、としている。

ちなみに日本版のwikipediaでは、

• 南京事件（1937年）※南京では数回事件が起きているため（南京大虐殺で検索するとここに転送）
• 南京大虐殺論争

の2つの記事が存在する。

その期間や規模に関しては、日中双方の外交問題をはらんだ論議の対象となっている。

特に論争の的となりやすいのが虐殺による犠牲者数であり、中国共産党などは「30万人以上」という見識を発表している。なおこの見解は日本の研究者の間では支持されておらず、「10～20万程度」「数万程度」「数千程度」等という様々な見解を持つ者がいる。

国内の政治家の見解

名古屋市市長である河村たかしは2012年2月、姉妹都市である南京市に対して「南京大虐殺は真実ではない」とする発言をして物議をかもした。

これに対して地方の長が次々と意見を述べている。

河村発言肯定（南京大虐殺否定派）

• 石原慎太郎　東京都知事
• 中田宏　元横浜市長

否定（南京大虐殺肯定派）

• 日本政府
• 外務省（横井裕報道官）
• 大村秀章愛知県都知事（ちなみに河村とは減税日本の同士）

その他

• 橋下徹大阪市長
  （直接南京大虐殺への言及はないが、「政治家として言ったところで現実的なプラスは感じない」と発言）

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関連項目

• 中国
• 戦争
• 事件・事故の一覧