アイドルマスター2に男性アイドルが出演したって、恋愛描写がなければいいという話じゃない
可能性を生み出しただけでアウトなんだよ
これは2010年9月18日、東京ゲームショウ及びファミ通.com上で行われた
アイドルマスター2の新情報告知における(悪い意味で)衝撃的なニュースを受けた
総統閣下およびアイドルマスターの多くのファンからの悲痛な叫びである。
TGS会場およびファミ通.comでの公式発表において、アイドルマスター2の新情報の告知が行われた。
しかしその内容が「リストラ小町」「イケメンアイドル(ジュピター)参戦」「オンライン対戦廃止」「AKB商法のCD展開」
という従来のファンにとってどれも悲劇的なニュースばかりであり、ネット中で大きな騒動を巻き起こした。
今回最大の悲劇であるニュースは「リストラ小町」の件であるが、その怒りはもはや前提の事として置いておいて、
ここではそのニュースのうち、記事のタイトルとも関連する「イケメンアイドル参戦」についての解説を行っていく。
今回のイケメンアイドル参戦の発表を受けた時の多くのファンの感想は、
「野郎の尻なんざ見たかねーよ」「女4人リストラして男3人追加とか馬鹿か」「NTR展開かよ」等であった。
しかしその話題が持ち上がる前から、公式より「NTR展開は無い」という回答が予め用意されていた。それは
裏を返せば公式側もNTR的な誤解や解釈を生むであろうことを認識しつつ展開していたということである。
元々アイドルマスターという作品は業務用のゲームだけあってイベントはあるものの主なストーリーは無く、
またギャルゲーであるものの恋愛ゲームではないので攻略という概念も無く、ユーザーの妄想や創作によってしか
キャラへの想いを馳せる方法がないために、そうした誤解や解釈を否が応にも連想させるイケメンの「追加」は
いらぬ騒動を引き起こす、まさに招かれざる客なのであった。ましてやホスト風のチャラ男なので尚更である。
しかもジュピターとはローマ神話におけるゼウスの異名であり、「大勢の女性を食い散らかした好色な神」として
広く知られているため、それを考えると余計に話が穏やかでなくなっていく。
そこで叫ばれたのが、当記事のタイトルの言葉なのであった。
つまり、「騒動の原因にしかならない事態を公式がお膳立てしたら駄目だろ」ということである。
閣下のお言葉に拠れば、
「アイドルの周辺にイケメンアイドルとか嫌な発想しか浮かんでこないだろうが!」
「現実でもアイドル同士の交際発覚でファンが阿鼻叫喚としているというのに!」
「仮想現実にまでそんなもん持ってくんじゃねーよ!」
「だったら別のゲームとして出せ!」
「冬コミ以降からは出始めるぞ、イケメンに犯されるアイドルの同人誌が!」
「勘弁してくれ!!寝取られ属性なんて無いぞ俺は!」
「きっとカプ厨も沸き始める、誰と誰がお似合いだとか始まるんだ」
「本編でちょっといい雰囲気にでもなってみろ!その流れが急加速するぞ!」
「描写がなければいいという話じゃない、可能性を生み出しただけでアウトなんだよ」
という事である。
この「可能性」とは「ちょっとした表現の存在」・「アレな想像の余地」・「動画やコラ等の素材」を意味している。
また公式カプ厨達にとってはゲーム内で爪の先ほどの表現もあれば「公式カップルだ」として大騒ぎとなるのである。
またニコニコ動画において動画検索や週刊アイドルマスターランキングまでジュピターで埋まる日が来れば、
騒動の原因になるのは明らかであり、コメント荒らし等の吹きすさぶ世紀末が訪れることになりかねない。
それらは「古参vs新参」といったファン内の分裂を引き起こし、ファン同士でお互い潰し合いになり、折角ここまで
築いてきたアイマスのコミュニティそのものを自壊させてしまうことになる。
「可能性(火種)を生み出す」→「大乱闘に発展」→「アイマス終了のお知らせ」=「アウト」ということである。
そんな無用な騒動を公式がお膳立てしたのでは閣下のお怒りもごもっともである。
「リストラ小町」の件だけでも言語道断なのに、加えてこの「イケメンアイドル参戦」という追い打ち。
元々ストーリーの想像の余地の大きさとキャラ愛によって様々な二次創作がニコニコ動画上にて行われ、
結果それまでニコニコ動画で「御三家」と呼ばれる程の大人気を博したゲームだったこともあり、
公式からの痛恨の一撃連発のお蔭で旧来のファンは激しく落胆し、動画製作者のモチベーションを削いでしまい、
たったの一晩で「御三家陥落」をまことしやかに囁かれる程の凋落を見せてしまった。
また大量のNTRコラ画像がamazon.co.jpのアイドルマスター2の紹介画像に貼られるという珍事態も発生した。
そんな中、主に女性の間では今回のイケメンアイドル参戦の件が割と好意的に受け止められている。
だが結局それもユーザー間の乖離、分裂を意味することに他ならない。
公式がなぜそんな事を望んだのか理解に苦しむところである。
そもそも女性アイドルと男性アイドルとで客層が全く違うので競合する事自体が有り得ない話であって、
例えば嵐のコンサートにAKB48が出演したら「帰れ」って言いたくなるのと同じことである。
また海外のファンからの今回の発表を受けた感想も、
「ジュピターだと?なんで俺たちが、ステージで飛び跳ねるキ○タマを見なきゃならないんだ?」
「女の子が欲しがるゲームを作りたいなら、Yaoi M@sterでもBoyband M@sterでも別に作ればいいんだ。
Yaoi M@sterとIdolM@sterを混ぜて喜ぶヤツがいると思ったのか?」
と概ね怒り爆発のコメントであった模様。
公式の選択は世界中からも疑問符を投げかけられるものだったようである。
要するに一言でいうと、
アイマスの世界に男はいらない
ということである。
そもそもギャルゲーだよ?出したきゃ別のゲームとして出せばよかったのに…。
※ 注意点 ※
ジュピター否定派と擁護派でバトルしたり、NTR系作品及び作者に罵声を浴びせたり、声優さんのネガキャンをしたり、
そうした行動はどうかお控えください。
元凶はユーザー同士が争う原因を作ったバンダイナムコゲームス公式です。
つまり矛先を向けるべき相手は公式です。
公式に踊らされて罵り合うのはお門違いということです。
特に声優陣への暴言等は、自らの行為の正当性を失い、結果公式側に正当性を与える隙となってしまいます。
『一部の方による、出演声優様への「誹謗中傷の書き込み」等が、ネット上にて見受けられます。
出演者の皆様に、ご迷惑をお掛けするような行為は止めて頂けます様、何卒、お願い致します。』
と言いつつ出演声優を盾にしてTGSの舞台から逃亡した「エクストリーム・声優の盾」という大技をかました
そんな彼等の正当性を認めるような行動はどうかお控えください。
開発陣への意思表示をのぞまれる方は、署名などにご参加ください。
現在、署名活動を実施中です。
http://www.shomei.tv/project-1606.html
http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1606(携帯用)
(期限:2010年12月18日迄)
別名「アイドルマスター葬式会場」…
『アイドルと彼等との妙なエンディングはありません』…そういう問題じゃねえんだよ!!!
可能性を生み出した結果がこれだよ!
減少した男性ファンと増加した女性ファンを如実に表すメンバー数
・一応アイドルマスターDSにも男性アイドルは存在しますが、「男の娘」「主人公」「嫁がいる」「りっちゃんの従弟」
「番外編だから」といった理由から問題視されなかったのです。
・一方アイドルマスター2の彼等は、「イケメン」「見た目も名前もホスト風で何だかヤリチンっぽい」「ぽっと出」
「正式ナンバリングタイトルなのに」といった問題点を抱えています。
・ 他にゲーム中に登場する男性キャラクターは、
「プレイヤー自身の分身であるプロデューサー&ファン代表P」「シルエットだけの脇役」「涼にご執心の武田さん」
位しか存在しなかった為、「NTR」や「公式カプ厨の台頭」等を特に心配することがありませんでした。
・アイドル以外の動くキャラクターが存在しないからこそ、尚更アイドルの存在が映える(映えてしまう)わけです。
・本文を読んでもピンとこなかった方のために別の作品で例えてみますと、
「けいおん!にイケメン部員が入部」「テニプリに美少女選手が参戦」「ストパンにイケメンパンツが」
といった感じになるのですが、これはもう理屈ではなく感覚の問題なので、感覚を共有できない方にご理解を
いただくのは「出産の辛さを男性が共感する」のと同じように無理なことと思われます。
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最終更新:2025/12/09(火) 12:00
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