名探偵ピカチュウ(実写映画)とは (メイタンテイピカチュウとは) [単語記事]

名探偵ピカチュウ（原題：Pokémon Detective Pikachu）とは、2019年5月3日に公開された実写映画である。

※画像はイメージです

概要

基本情報
名探偵ピカチュウ Pokémon Detective Pikachu
監督	ロブ・レターマン
脚本	ニコール・パールマンアレックス・ハーシュ
音楽	ヘンリー・ジャックマン
製作	レジェンダリー・ピクチャーズ
配給	ワーナー・ブラザーズ東宝
公開	2019年5月3日
上映時間	104分
映画テンプレート

2018年の時点でハリウッドにて実写化が決定しており、2019年5月3日に日本先行公開、翌週の10日に全米で公開された、ゲーム「名探偵ピカチュウ〜新コンビ誕生〜」を元にした実写映画である。ポケモン関連作の実写化は本作が初。

配給はここ最近アニメ、ゲームなどのコンテンツにおける実写化を積極的に行うワーナー・ブラザーズ、製作は「パシフィック・リム」や「GODZILLA(2014年版)」「キングコング髑髏島の巨神」などモンスターバース関連作を手掛けるレジェンダリー・ピクチャーズ。また日本国内での配給がアニメ劇場版ポケモン担当の東宝になっており、この3社体制は同年公開予定の「ゴジラキング・オブ・モンスターズ」でも継続する。ちなみに発表前はユニバーサル・ピクチャーズが配給を担当する予定になっていたが、諸事情により変更され、契約変更以来モンスターバース以外で離れていたワーナーとレジェンダリーの関係が再び表に出るようになった。

監督、脚本は「ガリバー旅行記」「シャーク・テイル」のロブ・レターマン。脚本には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「キャプテン・マーベル」などを手掛けるニコール・パールマン、「怪奇ゾーングラビティフォールズ」のアレックス・ハーシュが参加する。気になるピカチュウの声を担当するのは「デッドプール」で知名度の高いライアン・レイノルズがモーションキャプチャーも兼任する。
_{「俺ちゃんと黄色いネズミが同じ役者だと!?なんてこった、あのファンアートが現実になりやがった!!これでMCUに肩並べられる!!」}

この内定に対してライアンはTwitterにて「デッドプールとミッキーマウスの間に存在する、暴発寸前の本能的かつ性的な惹かれあいによる葛藤を解き放つ時がやっと来たようだね」とツイートしているようだ。某2社がアップを始めました

この他実写版の新規キャラとして、ティムの後見人である日本人探偵のヨシダ役を渡辺謙が担当。日本語吹き替え版ではピカチュウ役を「ダンボ」にてコリン・ファレル演ずるホルトの吹き替えを担当したばかりの西島秀俊、ティムの吹き替えを本編でもカメオ出演している竹内涼真、ルーシー役が「劇場版シティハンター<新宿プライベート・アイズ>」の出演が記憶に新しい飯豊まりえが担当する。

ちなみに西島の起用は、本作公開時にライバルであるディズニー作品のダンボがまだ公開期間中ということもあり、発表は日本公開直後まで隠されていた。また竹内とピカチュウはどちらもソフトバンクの広告に度々出演する繋がりがあり、飯豊とは共に同じニチアサ出身繋がり(加えて言えば担当Pと脚本家も同じ)。

反響

ポケモン初となる実写映画ということもあり、今までにない新しいビジュアルのポケモンは大きな反響を呼んだ。特に、2月26日に公開されたトレーラーでは、項垂れるピカチュウのしわしわ顔がキモかわいいと話題になるなど、公開前から話題の尽きない作品となっていた（詳細は「しわしわピカチュウ」を参照）。

いざ公開されると、日本では公開2週目に全国映画動員ランキングトップにランクイン。北米の映画興収ランキングでは「アベンジャーズ/エンドゲーム」に次ぐ2位を獲得した。また、中国の興行収入ランキングでも1位を獲得するなど、世界中で大ヒットを記録している。これはゲームを原作とした映画では過去最高のヒットなんだとか。

本編流出！？

北米での公開が差し迫った2019年5月7日、YouTube上に「POKÉMON Detective Pikachu: Full Picture」というタイトルの動画が公開された。これに対し、ライアン・レイノルズはツイッターにて「Um.... Attn」と呟き、まさか本当に本編が流出してしまったのでは……と多くのファンを騒がせた。が、その正体は1時間43分の間、ひたすらピカチュウが踊り続ける動画であった。どうやら公式のプロモーションの一貫だったようである。ちなみに、この動画は現在1500万回以上再生されている。