命蓮寺で妖魔夜行とは、やまにぃ氏がストーリー仕立てで描く東方卓遊戯の動画シリーズである。
『命蓮寺で妖魔夜行』とは、上海アリス幻樂団の同人作品である『東方Project(東方シリーズ)』の登場人物である聖白蓮たち命蓮寺の住民達(+α)がTRPG「ガープス・妖魔夜行」をプレイしながら妖怪のあり方とその関係を見つめなおすストーリ仕立てのリプレイ動画であり、東方卓遊戯の一シリーズである。
初心者GMである稗田阿求がSMの助けを借り、回ごとに籠められた考えさせられるメインテーマと知的なギミック、そしてPL達の臨場感あふれるロールプレイと妖魔夜行の世界観によくマッチした感動的なストーリーの面白いリプレイ動画に仕上がっている。
また、二話目以降はあまり他の卓遊戯では見られない命蓮寺メンバーから3名と招待したゲスト3名の6名(+SM)でロールプレイする形式を採用し視聴者を驚かせた。
初期数話はエンコード等に慣れていなかったのか画質が少々粗いがすぐに改善されるので「この画質が続くの?」という心配は不要である。
これ以降の項目は、ストーリーの核心を含むネタバレの塊です。 出来る限り最新話まで視聴した後に読むことを強く推奨します。 |
妖怪が説法を聞きに来てくれないと白蓮に相談を受け、純粋な彼女に「妖怪の立場になってれば気持ちがわかる」と妖魔夜行のプレイを薦めた張本人。実は自分がTRPGにデビューしたかったのが一番の理由だったらしい。
しかし毎回のセッションにかなり深いテーマを込めており、白蓮達への問題提起や意識改革など、相談への応えは真摯に行なっている。また、入れ替わりで呼ばれるゲストメンバーもそのテーマを深めることに一役買っている。
持ち前の一度見た物を忘れない程度の能力(リアル記憶力2Lv)で膨大なデータを持つルールブックを諳んじ、
的確な裁定を行う。それとともに、悪魔的な発想をもってPCの弱点や所持技能の穴を的確に、執拗に突いてくる。
作るストーリーもおよそ黒く、事前にハートフルと明言した話でさえ重要NPC(とハートフルさん)をゾンビ化させる
鬼畜である。このため視聴者から付けられたあだ名は『あきゅま』。
しかし初心者GMゆえ、表情や言葉から考えや秘密が読まれやすいという欠点も持っており、SMのフォローを
受けることもしばしば。殺意の波動も頻繁に漏れて(ry
PCを追い詰める展開、そしてその窮地をPCがドラマティックに乗り越える展開を作ること情熱を燃やしており、
条件や制限つきの戦闘を好む。同時に面白いことは全てにおいて優先させるというスタンスのため、ただの技能判定よりRPを重視する傾向にあり、良RPを行ったPLに対しては裁定を優遇する。但しその殺意は(ry
(では、待機成功ですね)
…ちっ!
シナリオ制作のアドバイスやロールプレイの分担など主にGMの補助をするのがSMの役割だが、この卓ではSMは非固定制でセッションごとに違うキャラクターがSMを担当する。時にはその岡目八目を発揮しGMに心の中で毒づかれたり、視聴者の欲望にツッコミを入れたりする。
初回のSM。実質シナリオのほとんどを手がけており、その為メタ読みに対抗するためシナリオを乗っ取るなどの対策を講じれた。後にPCもなっており、実に優秀。
いや、逃げないよ!
第2回のSM。RPは上手だったのだが「ダイス目が振るわない」「GMに裏切られ自分のイメージのキャラを全裸に剥かれる」など極めて不幸な目に合う。あとPCが正解の行動を指摘した時についうっかり本音を漏らしてしまうなどミスも目立つ。
というかPLに誘われてきたのに、捕食目的でミスティアについてきたルーミアにPLを取られた時点で。
第3回のSM。優秀だが苦労性。たびたび気を読んで、阿求の放つ黒い殺意の波動を感じ空恐ろしいものを感じている。シナリオの中核となるNPCと同じ視点程度の情報しか知らされておらず、一番「ひどい」情報はGMから秘密にされていた。
NPCである紅太郎を熱演し、満場一致で見事に第3回のMVPに輝いた。特別ルールなどを提案するなどSMとしても優秀。
(というか、本当に何なんでしょう? こんな展開聞いてないんですが・・・)
第4回のSM。第3回までは外野としてたびたび登場していたが、満を持して卓に参加。妖夢?知らんなぁ~
ゲーム中はSMとしてNPCのRPをする以外の自分の発言は控えめ。
正体は「変身超人『星蓮騎聖ホワイトロータス』」(ヒーローへの思いが実体化したもの)。
阿求に誘われた聖が仮面ライダー(電王)を基本イメージに作り上げたヒーロー妖怪。ネットワーク「蓮沼探偵社」のリーダー(ネットワークの大本の長は別にいるが)であり、人間の顔として探偵事務所所長をしている。
誠実かつ朴念仁である上に知力があまり高くなくダイスの出目が振るわない(技能が低めなのもあるが)のもあわさり、探偵業にはあまり適性があるとは言えず他のメンバーに頼り気味。『探偵業に向いていない探偵』とさえ言われている。
反面、戦場指揮官としては非常に優秀。戦闘能力はネットワーク内でも随一で、HPが半減してから使える必殺妖術ホーリーブレードは生半可な妖怪なら一撃で切り伏せる威力を持ち、加えて『人間を傷つけない』という限定を逆利用した斬魔剣・弐の太刀的な利用が可能(但しあくまで人間が対象なので、その人間の着ている服ははじけ飛んでしまう)。
聖の迫真の正義RPと合わさり、心の闇にとらわれ暴走したぬいを最後まで諦めず救い、窮地に陥った状況をひっくり返すなど土壇場で強さを発揮する。
【人間時の姿】黒髪黒目、ショートカットで高身長 スーツの似合う女性
【妖怪時の姿】純白の鎧を身に纏う、フルフェイスの仮面をつけた正義の味方
【有利な特徴】意志の強さ1Lv・怖いもの無し1Lv・直感
【不利な特徴】誠実・義務感/弱者・名誉/紳士・朴念仁
【癖】カフェイン中毒・戦闘前に前口上・説教癖がある・温泉が好き・オーバーアクション
それこそが我が正義(ジャスティス)! 星蓮騎聖 ホワイトロータス――――
いざ、尋常に――― 南無三――――――!!
正体は「コーヒー妖怪」(コーヒーを飲んだら眠れなくなるという思いから妖怪化)。「蓮沼探偵社」に所属する褐色肌のメイドさんで、聖子をご主人様と呼ぶ。
妖怪としての色物度合いに反するかのように、そつも不足も無い優秀な能力と極めて出来たRPで事務所の実際の探偵業務を担う『出来た珈琲』。ここ一番のところでクリティカルを出すなど、ダイス運にも恵まれている。ただ一つ、記憶操作の限定条件を苺に見抜かれ記憶を消せなかったのが心残りらしく、苺が探偵事務所を訪れるたび珈琲を出して記憶を消去しようとしている(もちろんその度に断られている)。
PL自体も人格的に実に出来ており、そのRPはとても初心者には思えないと阿求に評された。
「蓮沼探偵社」になくてはならない人物であり、更紗と共に商店街の慰安旅行などに出かけたりすると視聴者から探偵事務所として機能していないと評されるほど。というか、なんで助手の方が「商店街の慰安旅行」に誘われているんでしょうか?正直こっちが本物の探偵なんじゃないかな?
【人間時の姿】黒髪黒目、褐色の肌 小柄で長い髪を団子にしている
【妖怪時の姿】コーヒー色の液体が人型をしている
【有利な特徴】常識・時間感覚・鋭敏味覚4Lv
【不利な特徴】グルメ・義務感/仲間・嫉妬・けちんぼ
【癖】コーヒーの蘊蓄好き・紅茶党は敵・ツッコミ体質・常にお菓子を携帯している・無感情なしゃべり方
哀れなものだな。皆が良かれと思って行った事なのに、結局は誰もが傷つく結果になってしまった。
余談だが、奈津のデータはうp主が以前実際に妖魔夜行で遊ぶときに使っていた妖怪キャラが元になっているらしい。実用性の高い隙の無い作りこみはそれに由来したものか。
正体は「風の妖精(要するにシルフみたいなもの)」。「蓮沼探偵社」でバイトをする大学生。主に交渉事を担当するが、好色でありながら男嫌いであり、結果として同性を口説いて回っている。また、大学を在学できる期間中堪能すると決めており、講義をサボりまくっている。はっきり言うと問題児である。
妖怪としては空気の体、飛行、透明化などの優秀な能力を持つがその能力を活かし切れているとは言えない状況であり、むしろPL本人の勘や迫真のRPをともなった交渉の方で目立っている。その為状況次第では活躍の場がなかなか得られず、ほとんど活躍できず戦闘が終了することも。PLにしろPCにしろ存在感はあるので体のように『空気』にはならないが。
【人間時の姿】茶髪のロングストレート 高身長だが華奢 大きなタレ目
【妖怪時の姿】薄緑色の人型。いわゆるエルフの姿
【有利な特徴】鋭敏聴覚2Lv・美声・方向感覚
【不利な特徴】義務感/自然・怠惰・好色・グルメ
【癖】男嫌い・タバコ嫌い・台風だとテンションUP・カラオケ好き・物をよく失くす
梨花さん。そんな悲しいこと言わないでください。私達は、あなたの力になりたくて来たのですから。
ちなみにこのキャラの性格は某アイドル4コマ漫画の久米さまとアトラク=ナクアの初音姉さまが元となっているらしい。混ぜるな危険。
正体は「猫又」。「蓮沼探偵社」でバイトをする大学生。先祖に妖怪がいたため妖怪として覚醒する大隔世遺伝によって最近、妖怪化した。急な覚醒でパニックになっていたときに聖子に助けられ、それ以来聖子に心酔して、半ば押しかけの形で働くことになった。
オーソドックスな妖怪であり探査能力や化けるでの潜入操作を得意とする……が、奈津や更紗がサポート系として優秀すぎるため、もっぱら探偵事務所の「迷子猫探し」担当となっている。その捜索発見確率が100%なので「蓮沼探偵社」のウリの一つとなっているので実用性はあるが。戦闘能力は決して低くはないが高いとも言えないレベルで、可もなく不可もなくといったところ。
妖怪としての全体的な性能は公式データに存在するミケ(三池陽子)をベースとしているのでバランスは良いが突出した性能は無く、奈津や更紗のような特化型が多いメンバーの中では影が薄くなりがち。
正直なところPCの印象よりPL自身が聖やそのRPに興奮している声(外野時含む)の方がよっぽど印象に残るだろう。
【人間時の姿】ショートカットのボーイッシュな少女
【妖怪時の姿】二足歩行のワーキャット トラ模様
【有利な特徴】反射神経・鋭敏感覚3Lv
【不利な特徴】好奇心2Lv・グルメ・お祭り好き・犬恐怖症/重度
【癖】お酒に弱い・お風呂が苦手・昼寝好き・運動好き・朝が苦手
正体は「カメラの九十九神」。「蓮沼探偵社」の入っているビルの一階で写真店を営む、現在ネットワークでは唯一聖子より年上の妖怪。
その為聖子に頼られる立場にあり、実質彼女と奈津が事務所の経営(及びお財布の紐)を握っている。メンバーの中では比較的裕福(他は貧乏だが彼女は標準)であるが、地域知識/商店街を取って安い店を探そうとするほどけちんぼである。探偵事務所を喫茶店がわりにしていて、珈琲を飲むためだけに入り浸っている面も。
記憶力2Lvに高知力、オーラ感知や妖力、妖術感知を持つ完全サポート系高性能妖怪。また精神系の技能も充実しており、妖力と妖術の複写もあるため様々な状況に対応できる。
PLはベテランプレイヤーであり場を読む力にも長けるが、メタ読みが酷すぎてペナルティを受けたりPL視点でPCを行動させてしまったりとそれゆえの失敗もたびたびある。しかし恐ろしく勝負強く、GMの予想外の場面でクリティカルを出すなどしてPTを救うことが多い。シナリオブレイカーであり、同時にGMがシナリオ修正しようとする時に積極的に協力する面もある。
【人間時の姿】30歳前後の柔和なおねえさん
【妖怪時の姿】カメラを持った不透明なエネルギー体
【有利な特徴】記憶力2Lv・鋭敏視覚4Lv
【不利な特徴】好奇心・けちんぼ・味覚消失
【癖】丁寧な物腰・しゃべり方がおっとり・ノーメイクは許せない・服飾だけは散財する・キラキラした物が好き
神社に奉納され針供養された針から生まれた「針の九十九神」。一話のボスにして二話目以降の追加メンバー。
以下、一話最重要ネタバレにつき一部反転。
かつて「縫縄さま」という縫縄神社に祀られていた親代わりの妖怪の元で修行していた際に、裁縫の上達を神社で願った梨花の願いを叶える為に彼女の家に居候して共に修行していたが、ある事故で梨花に大怪我を負わせてしまい、「一人前になるまで」梨花に合うことと神社を出ることを禁止されてしまう。
やがて(おそらくは戦慄のミレニアム関連で)縫縄さまが失踪し、それ以降続いた孤独に耐え切れず梨花に会いに行ったとき「大切にする」と約束した裁縫セットが粗末に扱われているのを見てショックを受け、生まれて初めての自分の感情を『憎悪』という形で爆発させてしまう(実際は梨花はぬいに関する記憶を消去されていた故の行動だったのだが)。
事情を知ってなお一度爆発してしまった感情を制御できずに暴れるが、「蓮沼探偵社」のメンバーの奮戦と梨花が彼女の為に作り上げた『プレゼント』とそれに込められた思いにより正気に戻り、その身元は「蓮沼探偵社」預かりとなる。
二話以降はそれまで出来なかった人間変身を取得し小柄な高校生として人間社会への参加を始める。PCとしてのぬいは機転が利き戦闘能力も補助能力優秀。裁縫の超技能で切れ端から服を作り上げることが出来、服があらわれない人間変身をもつ妖怪の救済(そして視聴者の慟哭)も可能。
二話最後のボスでは完全に見せ場を独り占めしてしまい、GMに土下座をさせた。
【人間時の姿】小柄でショートカットの女子高生
【妖怪時の姿】一見するとクマのぬいぐるみだが、中身は刺々しい針の塊
【有利な特徴】幸運1Lv・両手利き・器用2Lv
【不利な特徴】かんしゃく・自信過剰・強迫観念/約束に固執する
【癖】物をつつきたがる・負けず嫌い・血が苦手・子供っぽいのが悩み・好きな人にはべったり
何でそんな仕打ちをするんだよ!?どうして捨てようとするんだよ!?
ちなみに、一話のハートフルなストーリーはほぼPL(当時はSM)のぬえが書いたものであり、「どうすれば聖が喜んでくれるか」と考えながら書いたらしい。可愛い。これはPCとしてのRPにもあらわれており、随所で可愛らしいぬえを見ることが出来る。眼福。
正体は英国出身の人狼と日本の狼男の間に生まれた「人狼ハーフ」。そのためか西洋人っぽい外見で幻想学園のクラス内では目立つ存在である。妖怪ネットワーク「本銃寺」に所属する高校生。
もともとは人狼の隠れ里に住んでいたが閉鎖的な環境に嫌気がさし、里を出ようと考えていた。蛍子とは幼いころローラの里に迷い込んだところを助けたことで知り合い、その時の伝で名古y…秋羽市に来ることとなった。情に脆く直情ゆえ、かわいそうな人を見ると後先考えずに手を差し伸べてしまうタイプである。
聖子と同じく肉弾戦特化型で、高いSTから繰り出される火力は妖術を持つものと並ぶかそれ以上のものだが、ローラ本人は妖術を一切持たない。しかし超嗅覚や闇視を持つなど妖力面では優秀であり、PL自身の推理力や勘も優れているため、実際は探偵事務所の大人二人(聖子と大香)より探偵業に向いているかもしれない。
「強い」よりも「らしさ」を目指して作ったキャラであり、PLであるみすちーもそれに合わせてRPをしている。夜羽陸に何度も求婚されているが好みのタイプではなく、その度断っている。PL的には毎週炭を届けに来る人が
好みらしい。もこみすは盲目の八目鰻。
【人間時の姿】目つきの悪い女子高校生
【妖怪時の姿】人狼(英国産) 全身が銀色の毛で覆われた人狼
【有利な特徴】反射神経・意志の強さ3Lv・方向感覚
【不利な特徴】情にもろい・直情・グルメ・未成年(17歳)
【癖】柑橘類系の香りが苦手・猫舌・目つきが悪いのを気にしている・感動系の映画が好き・鶏肉は食べない
正体は「枕返し」。「本銃寺」に所属する妖怪で、幻想大学付属高校に通う高校生。
ローラたちのクラスメイトで授業中は大体寝てすごしているが、高い知力のおかげでテストはローラより好成績。ローラとよくテストの成績勝負で(一方的に)賭けをしており、いつも一方的に奢らせている腹黒眼鏡女子高生
(隠れ巨乳)。
妖怪PCとしてもPLとしても優秀で、その有能さは探偵事務所職員を圧倒しGMの阿求が幻想郷縁起の改定を考えるほど。影変身で姿を消して接近しての人払いや鍵あけ、誘眠から派生する金縛りで相手を無力化する様はまるで怪盗&仕事人。機械系の敵等眠らない相手が苦手なのを除けば極めて優秀な『出来ルーミア』。
メインテーマである『食』への回答を真っ先に出し、黒幕の命をモノとみなす考えを真正面から否定をしたセッション2のキーパーソン。PL自身命を奪うことの重さと意味、食べるものへの感謝をもっとも理解していたようである。
……ただし服が吹き飛んだとされる蛍子のキャラグラを暗黒球体で隠し、かえって『エロく』するなどお茶目な一面もある。
【人間時の姿】腹黒眼鏡女子高生(ただし隠れ巨乳)
【妖怪時の姿】和装の小柄な可愛らしい鬼
【有利な特徴】時間感覚・反射神経・鋭敏聴覚3Lv
【不利な特徴】近視・狭量/睡眠をおろそかにする人・浪費家・乗り物酔い/バス・未成年(17歳)
【癖】眼鏡をたくさん持っている・辛いものがすき・コーヒーが嫌い・趣味は自転車
育てた家畜には、想いがある。世話をした野菜には、情熱がある。その命を食べることには、感謝がある!
貴方みたいに、一と一とで等価だとか、ただの数字としてみている訳じゃない!
ちなみに年少組に属すると思われるが、よく見ると『正規の戸籍』と『妖怪知識:江戸時代』をもっており、ひょっとしたら設定年齢はPC中ぶっちぎりの最年長なのかもしれない。
正体は、TRPG界隈において畏れられるかの無敵の妖怪「いちたりない」。彼女は『本体』そのものではなくその力の一端、一部分に過ぎないと思われるが、それでもその「無差別な迷惑さ」と「空気を読んだかのような絶妙な判定失敗誘発」は再現されている(ただし『本体』は分体である彼女にすら容赦なく力を振るった)。
妖力・妖術・技能のどれも決して悪くはなく、むしろ構成としては優秀な部類に入るのだが、ガープス妖魔夜行において最も忌避される弱点のひとつである『悪運(1LV:他人の行為判定を全て-1(いちたりなく)する)』を持ち、また好奇心2Lv及びトリックスターの特徴を持つため、PL本人の性格もあいまってなかなか手に負えないトラブルメイカーと化している。
人間時には不幸持ちではあるが、某百鬼卓のヒロインのように周囲に不幸にされているのではなく明らかに自分の行いの報いから不幸になっているキャラである。
ちなみに妖魔及び百鬼のお色気担当である『人間変身で服があらわれない女性キャラ』なのだが、まるで全裸で仁王立ちしているかのように微塵の恥じらいもなくあっけらかんと「服忘れた!」と言い切る姿からはほとんど
エロさを感じない。エロスに対して恥じらいの果たす役割が大きいことを再確認しt(ピチューン!
【人間時の姿】どこかとぼけた感じの女子高生
【妖怪時の姿】こぶし大のサイコロを核にしたエネルギー体
【有利な特徴】計算力・意志の強さ2Lv
【不利な特徴】好奇心2Lv・トリックスター不幸(人間時のみ)・未成年(17歳)+【弱点】悪運1Lv
【癖】天然パーマを気にしている・固定値が嫌い・飽きっぽい・和菓子がすき・悲劇のヒロインぶる
正体は欧州産ドラゴンの父と人間の母の間に生まれた「ドラゴンハーフ」。人間時は幻想大付属中学の3年生。
性格はぶっきらぼうな所があるが、「正直」で感情を隠さない。年上の女性が苦手だが年上の女性に好かれるという難儀な体質を持つ。しかも好いてくるのはたいがい残念な美人。
捨てられていたレミィを拾った本人であり、その時から主人として奉仕されている。メイドの義務と称して学校にまで付いてくるレミィには困ってはいるが、通常の人間と変わりない大切な者として扱っている。
夜宵には性的な意味込みで気に入られているが、当然ながら全く相手にしていない。PL的にも。
妖怪としての能力は完全戦闘特化であり、キャラのIQも低く人間としては中学3年生であることから、技能をほとんど捨てており調査系の技能は全く持っていない。調査・説得時は聖子以上に役立たずである。
彼の父親は日本に来訪後母親を見初め結婚して子をなすが、10年前のミレニアム大戦にて妻子を守るため
戦いに赴き帰らぬ人となった。彼はそんな父親に強い憧れを抱いており、またそのようにありたいと願っている。
この父親への思いが、セッション中で意固地になったある人物の心を動かす重要な役目を果たす。
【人間時の姿】幻想大付属中学の3年生、さわやか系スポ根少年
【妖怪時の姿】2m弱の赤い鱗のドラゴン
【有利な特徴】反射神経・鋭敏感覚2Lv
【不利な特徴】未成年・義務感/友人・自信過剰・正直
【癖】年上の女性が苦手・サッカー大好き・冬が嫌い・亡き父親に憧れている・無駄に熱い喋り方
居なくなることは、死に別れることは、失うことじゃないんだよ!
正体は、とある妖怪学研究所で作られた31番目に作られた「妖怪ロボット」。
メイド用ロボとして作られたのだが、なぜかそれようの技能が一切ない戦闘用のロボットである。それゆえ失敗作として粗大ゴミの日に棄てられた所を、通りかかった怜斗に拾われ、以降彼を主人として尽くす生活を送っている。身の回りの世話のため、基本的に怜斗の傍を離れない。夜には伽の相手も(ry
フランの「咲夜のようなメイドをやりたい」という発想をもとに作られたキャラであるが、参考にした物が悪かったのか変なキャラになった。
妖怪としての力は硬い体と、メイドのたしなみ(PL談)である重火器・重力操作。調査能力もそれなりに所持。
性格はロボットらしく、至って中性的であまり感情が感じられず、またそれを理解することが出来ない。
そのため更紗に誘拐保護された時も心配で飛んできた怜斗をよそに平然としていたり、二人の内確実にどちらかの命が犠牲になるという状況で「どちらを選んでも大差はない」と発言したりもする。
しかし怜斗の「お前が死んだら俺が悲しむ」という想いには理解を示し、考慮するように努めている。
【人間時の姿】PCの誰かに仕えるメイドロボット(初期設定、ダイスで怜斗に仕えることに決定)
【妖怪時の姿】メイド服の女性型ロボット
【有利な特徴】計算力・時間間隔・無感情・暗視
【不利な特徴】味覚消失・命知らず・強迫観念/主人の世話をする
【癖】体重を気にしている・紅茶を淹れるのが趣味・無意識に主人をからかう・口癖「~、以上」・つねに眠そうな目
悲しい? 私は感情を理解する機能がありませんのでよく分かりませんが――― _
怜斗様に害が及ぼされるのでしたら、極力破壊されることを回避することにいたします――――以上
余談だが、怜斗と共に盛大に「やらかして」しまい、合わせて「大惨事姉妹」というありがたい呼び名を頂戴した。
正体は妖怪として実体化した「魔法少女」。ローティーンのライバルタイプ。計画して作られたネタキャラ。
15年ほど前に放送された人気TVアニメのライバル役であり、諸事情で彼女が妖怪化したのだが、当時は普通の魔法少女だった。ところが2年前に続編が放送、そこでの役が「主人公の英語担当教師&指導役の魔法少女」だったため、人間時の姿が20代後半の教師というアンバランスな体をもってしまった。
性格はショタコン。職業は中学校の教師であるがショタコン。
A4用紙5枚につづられた理由を簡潔にまとめると、続編のアニメで魔法少女の姿で自分の生徒に告白され、
まんざらでもない反応を見せたことからオタクたちの妄想力の犠牲になったようだ。お前ら少しは自重しろよ・・・
ただし「常識」があるため決して実際には手を出さない英国淑女である。
周囲からの指摘で後付で「ターゲットは怜斗のみ」となる。それでも怜斗は外見と実年齢が同じなはずだが・・・
計画通り!!
「寿命」に対して(PL本人も)思うところがあり、それがNPCを説得するための大きな指針となるなど、単なるネタにとどまらない活躍も見せる。切れるカードの全てを切り、外交の技能以上の成果を挙げた。
必殺の魔法は闇属性の魔法は視聴者コメでの募集により決定した。詳細は動画にて。
【人間時の姿】20代後半の女性/幻想大付属中の英語教師
【妖怪時の姿】ローティーンの魔法少女(ライバルタイプ)
【有利な特徴】カリスマ2Lv・常識・第六感 おぜうェ・・・
【不利な特徴】嫌な行動/ショタコン・近視・義務感/子供
【癖】甘いものがすき・考え事をすると耳の裏をかく・機嫌がいいと鼻歌を歌う・猫舌・酔うと何かに抱きつく
さあ怜斗クン。今日は罰として、二人っきりで居残り授業をしましょうね?
完全に余談だが、動画(メタ)的にシナリオ展開の都合で無かった事にされた「第1期の主人公を取り戻すために、第2期の主人公を生贄にと考えたこともあり、紅太郎の「何を犠牲にしても助けたい命」に共感する役割を持たせるつもりだった」というネタがある。
正体は「知恵の輪の九十九神」。イロモノと思いきや八雲家総出で作り上げたガチ使用の凶悪な妖怪。
普段は幻想大学学生課の事務員で、岡崎ゼミも担当している。小柄で地味だが、宴会では人が変わる。
にゃ~とか言っちゃう。カワイイ。
しかし頭が回り判断も的確。この日の為に外の世界から式神小暮(ryを取り寄せただけはあったようだ。
PLの性格からは想像できない調査型の妖怪だが、これはPC作成を紫に手伝ってもらったため。
「神秘学」による調査や「外交」「言いくるめ」による説得、「忍び」「物質透過」による潜入などなんでもこなせる。
また戦闘でも「困惑」「狂気」で精神面を攻めてくるいやらしさ。鋼の体と物質透過で妖怪時は防御もばっちり。
でもPL本人は「狂気」で敵に「平和愛好/完全非暴力」を植えつけての完全無力化を狙っていた模様。
つまりこのえげつないガチ仕様の主犯は(ry
【人間時の姿】幻想大学の事務員(工学部)
【妖怪時の姿】知恵の輪の九十九神 人間大の知恵の輪
【有利な特徴】第六感・幸運1Lv・時間感覚
【不利な特徴】お祭り好き・浪費家・グルメ・近視
【癖】細かい作業が好き・宴会が好き・化粧が苦手・ビール派・貧乳を気にしている(大事なことなので(ry)
正体は「ガラスのマントをまとった風使い」。全国各地を放浪しており、今回はたまたま本銃寺に居候している。
人間時・妖怪時共に子供の姿であるが、性格は「古風」。でもその割にモーニングコーヒーを飲みにわざわざ
本銃寺から探偵社にやってくるよく分からない人。
キャラ作成のモチーフは小説「風の又三郎」から。詳しくはggrまた名字はPL曰く「日本で一番多い名字だから」だそうだが何故知っているのか、メタ的には西行法師の本名「佐藤義清」からか。
妖怪能力は風・刀による攻撃を行う火力重視。
他のゲストPC達に合わせて調整したらしいが、そのおかげか調査系能力が大変切ないことになっている。
妖怪時の移動力やよけが高い他、妖術で「つむじ風」を起こして「門/つむじ風」で移動することができる。
本来出口にもつむじ風が必要だが、GMに使用が認められた。理由はカッコいいから。カッコいいは正義。
風使いなのに空気の読めない子。でもPL的には計画通り。ユユ様は本当に頭のいいお方。
【人間時の姿】古風な服装の少年 学校には通っていない
【妖怪時の姿】ガラスのマントを纏った少年(小5くらい)
【有利な特徴】方向感覚・反射神経
【不利な特徴】癇癪・古風・義務感/子供・好奇心
【癖】老人のような喋り方をする・都合の悪い時は子供のふり・意外と寂しがり屋・ライレーンが苦手・趣味は釣り
「金曜日の騎士(フライディ・ナイト)」(公式リプレイにあるネットワーク)に所属する妖怪。
普段は秋羽市のローカルラジオ局DJをしている。金髪ショートボブカットで、仕事中はカチューシャ着用。
妖怪としては音に関する能力を持つが、そのせいで仕事中にもマイクとハウリングを起こしてしまうことが
あるのが悩み。
最大の特徴はなんといっても「不幸」。「どうやって不幸になりたいですか?」
奇跡的に長期休暇が取れたので知人である更紗を尋ねたところ不幸にも慰安旅行で留守であり、聖子に伝言を頼みに行ったところ不幸にもちょうど事件の真っ最中であり、(事情の説明すら後回しで)不幸にも事件に巻き込まれる。きらら☆ミスフォーチュン!
所持能力は交渉特化。ずらりと並んだ14の技能中、8つが交渉用である。
また10Lvの「指向性聴覚」「放送」を持っており、前者は1024m先の会話が聞こえ、後者は100km先まで内容が届くチート能力となっている。ちなみに指向性聴覚は某卓の三味線妖怪ですら9Lv。何に使うんだよ本当に。
その他の能力もボイスレコーダーにちなんで「破壊音波」「物真似」などを取得している。
【人間時の姿】ローカルラジオ局のDJ
【妖怪時の姿】ボイスレコーダーを持った人影
【有利な特徴】美声・共感
【不利な特徴】不幸・義務感/ラジオのリスナー
【癖】朝はテンションが低い・思い出し笑いが多い・笑い上戸・声に出して本を読む・新しい物好き
妖怪大好きな我らが岡崎教授。重度のオカルトマニア(妄想2Lv)でその知力17という驚異的な能力をまともに活かせなくなっている残念な天才。周囲にその問題行動は知れ渡っており、何か問題や異常な事態が起こったとしても『苺教授のやることだから』とその人徳(?)で納得されてしまう。教授いつもなにやってるの。
ちなみにGM曰く「妖怪が関わらない時は人格者」らしい。それらしい描写もあるが・・・嘘だっ!!。
直情、かんしゃく、好奇心2Lvを持つ完璧なトラブルメイカー。しかし色々なコネと豊富な知識と蔵書、妖怪に関連しそうな事件をみつける彼女の勘は「蓮沼探偵社」の調査に欠かせないものとなりつつある。奈津に嫌われていて、彼女は苺から妖怪に関する記憶を消し去ろうと思っているが、既にその方法(コーヒーを飲ませる)を知られてしまっていたためあっさり回避される(そもそもかなりの確率で抵抗されるが)。ちなみに苺自身はリアクションが面白い奈津がもっともお気に入りらしい。
本編では語られていないが、こっそり「特殊な背景/文明8L」をもっている。本当に何者なんだあんた。
そうよ梨花。あんな素敵な体験、めったにできるものじゃないんだから。
妖怪ネットワーク「本銃寺(ホンガンジ)」のリーダーを努める陸戦型坊主。聖子の前のヒーローシリーズである
戦闘坊主ものの三期目の主役でもあり、聖子の先輩に当たる。
かつて第六天魔王軍と死闘を繰り広げ、部下の謀反に乗じて第六天魔王信長の暗殺を成し遂げた英傑。
1000cpの戦闘型妖怪であり、たいていの妖怪なら力任せに粉砕する実力がある。
性格は清濁併せ呑む柔軟な思考の持ち主で、色々なネットワークに顔が利くという。ちなみに坊主ではあるが
妻帯者であり、奥さんは相棒でもある火縄銃の九十九神で名前は彩夏(サイカ)さん。
聖の探偵の師匠でもある。つまりその探偵の腕前はお察しください。逆に言うと聖子の統率能力や戦場指揮官としての優秀さは彼の功績といえなくもない。
その弾丸(タマ)が切符代わりだ。 _
なに、釣りは要らねえ、三途の河の渡し賃にでも使いな。
(↑本編ではなく、没ネタ中の台詞。ヒーローとしての決め台詞?)
苺の友人で服飾デザインの専門学校講師。裁縫の腕は確かだが、片付けが壊滅的に下手。
以下、一話ネタバレのため反転↓
かつてぬいと一緒に暮らしたこともある唯一無二の親友だが、とある事件をきっかけにその事実自体を忘れてしまっていた。そのため「約束を破られた」と勘違いしたぬいの怒りの標的となる。
記憶を取り戻した後は危険を承知でぬいの説得に同行し、再び彼女との絆を取り戻した。
ローラの親友にして「足手まとい」。かつてローラのいた人狼の隠れ里に迷い込み、それ以降彼女と親友となり
彼女が人里に出てくる伝手ともなった。
リグルがイメージの美人な少女。ちょっと百合百合チックでお色気担当。お姫様のようにさらわれて救い出されたが、その際に服を盛大に弾き飛ばされてしまう。データ的に持っているかは不明だが、不幸である。
人狼の妖怪で、隠れ里ではローラに次いで若い。性格は短気で、腕力で問題を解決する思考をもつ。
余りに暴れるので里から出ないよう封印されていたが、何らかの手段によって脱走し、追っ手がかけられる。
非常に短気かつサディストであり、人間をいたぶって遊ぶ獲物程度にしか思っていない。
ローラを気に入っており、自分の手に入れるために画策している。
以下、二話最重要ネタバレにつき一部反転。
仲間以外は獲物としか思っていない反面、同族である仲間(普通の狼含む)には義務感すら持っていた。
動物園の狼を逃がしたのはその表れである(当狼たちの意図はそこにはなかったが)。
里の追手を殺したのは彼ではなく、彼の脱走を手引きした「名刺の妖怪」の部下SUTEGOMAであり、
聖子たちと戦闘後、そのことで「名刺の妖怪」と口論、直後SUTEGOMAに射殺された。
彼がローラを想う気持ちは(ねじ曲がってはいたが)本物であったようで、彼の遺品には「ダイヤの指輪」と
「条件を満たすことで、つけられた者がつけた相手に絶対服従になるチョーカー」があった。
まずダイヤの指輪で正式にプロポーズを行い、駄目ならチョーカーを使用するつもりだったようだ。
このチョーカーを「どのように」使うつもりだったのか、真意は今や不明である。
「上海紅茶館」の店長であり、完全な人間だがドラゴンに見初められ結婚した。怜斗の母親である。
ミレニアム大戦で夫を亡くし、女手ひとつで怜斗を育て上げ、店を切り盛りし、更に人間でありながら妖怪ネット
ワークのマスターを努める苦労人。単にネットワークメンバーの妖怪達が頼りないだけかもしれない。
経営する「上海紅茶館」は人払いもかかっていない普通の店。店の種類もあり秘密の相談ごとには向かない模様。
本格的でおいしい紅茶が味わえる店であるが、ケーキ好きの女子高生の客を「シュガーサテラ」に取られたり、
けちんぼのカメラ妖怪が知っているくせに常連になってくれなかったり、味覚消失のメイドがウェイトレスだったりとなかなか苦労が耐えないようだ。
更紗の写真館に祖母の糸ヱと百賀記念写真を撮りにきた長身強面の男性。
更紗のオーラ感知で妖怪であることは直分かったが、同時に祖母を気遣っていることも読み取れた。
性格は温和で物腰が低く、近所でも祖母思いで評判の人物。嘘が下手なタイプでもあるようだ。
以下、三話重要ネタバレにつき一部反転。
その正体は、元第六天魔王軍最高幹部の一人、「鬼柴田」。
超戦闘特化妖怪で、本気を出して戦えばPCたちを一秒一殺するほどの実力を持つ。
第六天魔王暗殺狙撃後、主君を守れなかった事で自暴自棄となった彼は、死に場所を求めてライレーンらに
戦いを挑むが死に切れず、糸ヱに命を救われる。彼女によって命の価値というものを知り、また彼女自身の
人としての大きさに感銘を受けた彼は、彼女に忠誠を誓うとともに、彼女の家族であろうとし始める。
(詳細はマイリスト参照)
ライレーンとはその頃からの仲で、月に何度か酒を酌み交わし、時に妖怪関連事件に協力する友人関係にある。
今回の件では、寿命を迎えようとしている彼女を何としても死なせまいと思い、「魂魄転換図」を用いて他人の
寿命を糸ヱに与え続けていた。ただし詳しい条件や副作用などは(演じているSMを含めて)知らず、それ故
被害者を殺すつもりはまったく無かった模様。また、狙う対象も極悪人に限っていた。
本来の性格は武人らしく誇り高く、罪を自覚した後は自ら裁かれる(死ぬ)ために拙い演技で実力を封印したままPCたちに決闘を挑む。しかしその本心は・・・。
正気に戻ってくれ婆さん! 俺にはまだまだアンタが必要なんだ! _
ふがいない俺を叱り飛ばしてくれる、俺のくだらない話に付き合ってくれる、
あの日々を、まだまだアンタとすごしていきたいんだ!
ちなみに彼の戦闘時の能力は弱・中・強の三段階あり、PCたちが戦ったのは一番弱い「弱」。もし「中」で戦って
いた場合はダメージボーナスなし(切り刺しの追加ダメージなし)、また衝撃波が瞬間発動であった。
「強」の場合は上の通り。本気を出した結果があれだよ!
紅太郎に連れられて写真館にやってきた百歳の老婆。
人間のオーラではあるものの、後には二重にぶれるほどの異常なオーラとなっている。
性格は頑固で偏屈だが芯は強く、悪い事をした相手ならば他人の子どもであろうと遠慮なく叱りつける人物。
以下、三話重要ネタバレにつき一部反転。
かつて家族を第六天魔王軍の起こした事故で失うが、その仇を自分で晴らせという紅太郎を赦し、その上で
自分のひ孫の名前と居場所を与え20年以上共に暮らしてきた。
全てを知っていてなお受け入れたその心の強さは、紅太郎が忠誠を誓うほど。もちろん彼が妖怪であることも
知っている。
3年前に寿命が尽きて倒れてから、紅太郎によって寿命を1年ずつ伸ばされ、今に至る。
自身の寿命が尽きている事、それを紅太郎が引き伸ばしていることには気づいていたが、それが悪事によるものだとは知らなかった。
血の繋がりなど微塵も気に留めずに紅太郎を『子』と言い切る、妖怪とは異なる意味での強さをもつ人物。
苺のゼミに、助手として所属する研究者。苺の助力もあって研究を進め、20歳で博士、現在23歳にして准教授への昇格が決定している秀才。
昔父親が詐欺に遭い、今現在も家では相当の借金を背負っている。
岡崎ゼミの助手で、一番の古株。苺が学生だったころから幻想大学にいる。
苺の行動に振り回される苦労人。しかし最古参だけあって苺の色によく染まっているオカルトマニアでもある。
後輩である友里をよく気に掛けているが、おかげで「友里に気があるのでは」と評される。
友里が飼っていたシベリアンハスキー。暴走犬たちに襲われていた友里たちの前に、突如姿を現した。
かつて借金のカタに売り渡されて以来、消息不明だったようだ。みんなでトゥギャザーしようぜ!
妖怪相手に魔道具を販売している謎の組織。それだけではなく、強力な妖怪に恩を売り、その見返りに手駒と使用と営業をしている節がある。
第二回目終盤から登場。「幽玄」の「中日本支社長」の肩書をもつ。
命を数でしか考えておらず、「商品としての価値」しか認めていない。部下の妖怪も、損得が釣り合うなら殺すこともいとわず、仲間意識とは無縁の存在。他人の感情を意に介さない。
一見戦闘能力があるようには見えないが、ローラの怒りの一撃を完全に『無効化』する空恐ろしい存在。
ふむ、そうですね、希少価値の高い商品 _
・・・いや、場合によっては二束三文にもならないゴミかもしれませんね。
サラリーマンのもつ道具としての名刺が妖怪となったもの。「幽玄」の営業員。
あくまで『他人』の名前伝達の道具の妖怪のため、誰かに名前をつけてもらえるまで自身の名前を持てない。
組織に属し誰かに(道具や社員として)使われるのが存在意義で、解雇されると即死すると言う弱点を持つ。
現在二名ほど登場したが、それぞれ特徴が異なる。
た、頼む! 何でも話すから命だけは助けてくれ!
どうだい? アンタにとって悪い話じゃないだろう?
ライレーンと戦っていた第六天魔王軍が後期に使い始めた機械の兵隊。基本的には雑兵扱いの雑魚。
「幽玄」がその技術を残党から買い取り、使い捨て出来る道具として活用している。
一体一体は弱いが様々なタイプが存在しており、更に「幽玄」の開発部も最新型を作るなど、
バリエーションの多さと製作物ゆえの数の多さによる手数の多さと人海戦術は、決して侮ることは出来ない。
イメージは某女神マンガのバンペイ君。
以下、三話最重要ネタバレにつき一部反転。
中国の仙人の手によって作られた、未熟な仙人の寿命による死を回避するための邪仙宝。
他人から寿命を吸い取り、使用者に渡す魔道具である。
詳細な機能は、
”形状は一辺約二尺の正方形の布表が青、裏が赤色。
寿命を委譲する魔道具で使い方は青を被って吸い取って、赤を被って受け取る。
譲渡する側に必要な寿命は1年につき5年。
何度でも使えるが、使うたびに必要な寿命が倍になる。
寿命を全部吸い取ってしまえば、譲渡した側は死亡する。
寿命が足りない場合でも効果は得られるが、副作用がある。
『副作用』
若返りに必要な寿命を集めきらないまま使った場合、「魂魄転換図」は、
使用者の体を遠方から操り、足りない寿命を回収しようとする。
さらにその状態で人間から寿命を吸い取った場合、体を操られた使用者は、
人間の寿命を吸うことしか考えない、邪悪な妖怪に成り果てる。
<<追記:シナリオの展開によってはこの副作用は無かった事にします。>>
<<ただし、PC側がこの『副作用』の話を持ち出した場合は、必ず発生することになります。>>”
副作用の内容と追記があまりにもひどすぎるが、対処法がある方法を使ってきたのでGM本人は甘いと
思っているかもしれない。
……ハートフルってなんだったっけ?
第二回ラストに登場。竜胆のクライアントで、聖子の事を知っている謎の黒幕。
・・・の予定が、言動がストーカーのそれだったので満場一致で「聖子のストーカー」に認定された。
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最終更新:2024/04/25(木) 18:00
最終更新:2024/04/25(木) 18:00
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