固有二つ名(ウマ娘) 単語

コユウフタツナ

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固有二つ名(ウマ娘) とは、Cygamesのゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」内において、すべての育成ウマ娘に一つずつ与えられている、特定の条件を満たすことで獲得できるそのウマ娘限定の二つ名である。

概要

「ウマ娘 プリティーダービー」はウマ娘の育成を主としたゲームであり、育成シナリオを最後までプレイするとその育成したウマ娘を「殿堂入りウマ娘」として登録することが出来るのだが、その際に殿堂入りウマ娘達には育成中のレース成績、最終的な能力やファン数等の要素に応じて「二つ名」を選択して付けることが出来る。その中でも各育成ウマ娘ごとに与えられている特殊な条件を満たすことで得られるそのウマ娘だけの唯一無二の称号、それが固有二つ名である。

史実の馬のファンなら思い出深いものや競馬ファンをニヤリとさせてくれるものも多いが、中には取得難易度が非常に高いものもある。

固有二つ名の一覧と簡単な解説

※並び順は公式サイトのキャラクターページの順番に準拠しています

日本の総大将

  • 対象ウマ娘:スペシャルウィーク
  • 獲得条件:『日本ダービーを1番人気かつ5バ身以上で勝利し、天皇賞(春)、天皇賞(秋)、ジャパンCを勝利する』

モチーフ馬が1999年ジャパンカップにおいてフジテレビアナウンサーの三宅正治に「日本総大将」と呼ばれたことに由来する。実際のところこれはジャパンカップのお決まりのフレーズであり特定の馬を表すものではないのだが、スペシャルウィークと結び付けられて語られることは多い。

条件は史実再現。難所はダービーでの5バ身差勝利と、ライバルのセイウンスカイや野良スーパークリークあたりに足元を掬われることがある天皇賞(春)。ダービーの勝利条件は先行の方が達成しやすく、春天の勝利にも自前の先行限定回復レアスキル「食いしん坊」が非常に有用なため、この二つ名を取りに行くなら差しより先行で育成するのを推奨。勝ち鞍なのに目標外な天皇賞(秋)の出走し忘れには注意したい。

異次元の逃亡者

  • 対象ウマ娘:サイレンススズカ
  • 獲得条件:『作戦「逃げ」かつ1番人気で重賞を6連勝以上し、そのうち1戦は宝塚記念でスタート200m地点からゴールまで1番手のままで勝利する』

モチーフ馬の全盛期における他馬を一切寄せ付けない走りを形容した異名に由来する。

条件はほぼ史実再現で、作戦・人気・連勝・レース内容と様々な要素を含むが一つ一つの難度は高くないので、比較的簡単な部類。宝塚記念でモブの無謀逃げに先頭を阻まれたり、バクシン教等の偏った育成方法だと1番人気が取れなかったりすることもあるので注意しよう。宝塚記念の条件達成の確実性を高めるなら、「コンセントレーション」「先駆け」「地固め」等の序盤スキルを積んでおきたい。
なお史実では最初の1勝はOP特別で、重賞は5連勝。その次が例の天皇賞(秋)であるため、条件に秋天の指定はないものの「あの天皇賞(秋)を勝っていたら」という史実のifを目指す意味合いを含んでいると思われる。

帝王

  • 対象ウマ娘:トウカイテイオー
  • 獲得条件:『育成でG1を7勝以上したウマ娘から想いを継承し、G1で1番人気を4回以上、無敗で皐月賞・日本ダービーで勝利し、有馬記念(シニア級)で勝利する』

モチーフ馬の馬名(元をたどれば「皇帝」と呼ばれた七冠馬の父シンボリルドルフ)に由来する。継承条件は無論、父シンボリルドルフに由来する。

条件は史実以上の活躍は求められない。継承条件は無敗クラシック三冠ではなく「G1を7勝以上」でいいため、ある程度育成に慣れればスキルpt稼ぎがてらに大抵のウマ娘の育成で楽に達成できる条件である。長距離適性をAに上げ忘れないように気を付けて、あとは日本ダービーまでにうっかり事故らないことを祈ろう。
シンボリルドルフ由来の継承条件が「無敗の三冠」ではなく「G1を7勝」なのは、「天才はいる。悔しいが。」でおなじみのJRAのCMでの「七冠の父のプレッシャーに勝ったトウカイテイオー」というフレーズに準拠したものか。

スーパーカー

  • 対象ウマ娘:マルゼンスキー
  • 獲得条件:『無敗で8連勝以上し、平均7バ身差以上で勝利する』

モチーフ馬が持込馬(外国で受胎した牝馬を国内に連れてきて国内で産み落とされた馬)であったことから、活躍した1970年代に起きた外車を中心とする高性能自動車(スーパーカー)ブームにあやかって称されたことに由来する。

条件は史実は8戦で61馬身差つけているのでそれと比べるとやや緩和されてはいるが……サービス開始当初から暫くの間は二つ名の中でも間違いなく最難関候補の一角であった。しかし最近は安定して大差をつける手法や、逃げで大差をつけるのに適したセイウンスカイの固有スキルの実装等の環境の変化により、中長距離因子の継承やスタミナの確保、長距離を中心としたレース選択さえ怠らなければ案外あっけなく取れる二つ名となった。確実に狙いたい人は長距離適性A、ある程度のスタミナを確保した状態で8月前半の札幌日経オープンや9月前半の丹頂ステークスといったオープンの長距離戦に出走すれば途方もない大差をつけてくれるので獲得に大きく近づけるだろう。
なお、取得のタイミングは育成終了時ではなく、連勝中に平均着差が7バ身以上になった時点で条件達成になる。そのため一度条件を満たせばそれ以降が僅差続きだったり負けてしまっても問題はない。

麗しの三冠ウマ娘

  • 対象ウマ娘:フジキセキ
  • 獲得条件:『メイクデビューで8バ身差以上で勝利し、1番人気で朝日杯FS、皐月賞、日本ダービー、菊花賞を勝利する

モチーフ馬が4戦4勝の圧倒的な強さを見せながら、クラシック三冠に挑むことなく故障で引退してしまい、「幻の三冠馬」と呼ばれたことに由来する。達成したら「幻」ではないので、ウマ娘フジキセキのイメージに合わせて置き換えているのだろう。

というわけで、当然ながら完全なifルートの条件達成が求められる。フジキセキの育成シナリオの特別仕様(ルート分岐)については個別記事に譲るとして(どちらのルートを選んでも、目標ターンは被らないので二つ名の獲得は可能)、素では長距離適性Eのため、菊花賞で強敵として出走するマヤノトップガンを押し退けて1番人気を取らないといけないことも考え合わせると、条件達成には長距離因子を最初から☆10以上積んで長距離Aにしておきたい。初期Bの中距離もAにしておきたいので因子の必要数がかなり多い。

上記の下準備を整えて三冠を獲らせること自体は、育成環境が整っているトレーナーならなんとかなるだろうが、最大の問題は史実再現が要求される「メイクデビューで8バ身差以上で勝利」の方。フジキセキのメイクデビューはマイルなので8バ身差という条件達成はかなり厳しく、万全の下準備を整えて挑んでも育成開始直後に容赦なく達成不能となってしまう。
後述のハルウララ程では無いものの、メジロパーマーやナイスネイチャと並びに狙って取るのが極めて難しい、準最難関候補の一角である難しい二つ名である。

アイドルウマ娘

  • 対象ウマ娘:オグリキャップ
  • 獲得条件:『G1を1番人気で6回以上出場し、マイルCS、安田記念、有馬記念で勝利してファン数が240000人以上になる』

第二次競馬ブームを巻き起こしたほどの熱狂的な人気を集めたモチーフ馬が、第一次競馬ブームを巻き起こしたハイセイコーと同じく一部で「アイドルホース」と呼ばれていたことに由来する。ウマ娘(競走ウマ娘)の世界はそれ自体がアイドル的な文化を含むため、意味合いがちょっと変わってしまう感もある。

固有二つ名の中ではかなり難易度が低く、目標レースに含まれていない安田記念の出走にさえ気を付ければ苦戦する要素はあまりなく、意識せずに取れてしまう事もしばしば。史実での人気の割に要求されるファン数が少ないような気がするが、オグリキャップのぬいぐるみの売り上げと同数とか要求されたら無理ゲーもいいとこ(およそ300万個)なので仕方ないか。

破天荒

  • 対象ウマ娘:ゴールドシップ
  • 獲得条件:『皐月賞、菊花賞、宝塚記念を含むG1を6勝以上し、ファン数が480000人以上になる』

モチーフ馬がG1級競走6勝という素晴らしい成績を残しながらも様々な奇行で競馬ファンにそれ以上の衝撃を与えたことに由来する。

条件はファン数の要求値が後に紹介するハルウララを除けば一番多く、ゴルシがファン数を稼ぎやすい中長距離ウマ娘(しかも因子次第でマイルも狙える)と言えど適当にやっていては難しい。サポートカードでファン数ボーナスをしっかり積み、日本ダービー、ジャパンカップ、有馬記念といった大量にファン数を稼げるレースを取りこぼさずに勝っていきたい。あとお前妙に要求ファン数多いのって、馬券で泣かせた人をファンと間違えてないか……?

常識破りの女帝

  • 対象ウマ娘:ウオッカ
  • 獲得条件:『日本ダービー、安田記念、ジャパンC、天皇賞(秋)、ヴィクトリアマイルを含むG1を7勝以上する』

モチーフ馬が64年ぶりの牝馬のダービー制覇、54年ぶりの牝馬の安田記念連覇、牝馬初のG1級競走7勝、東京古馬芝G1レース完全制覇等、現代競馬の常識を多く打ち破る活躍をしたことに由来する。

条件は史実通り、オークスやNHKマイルCを除く府中の大レースは全て制する必要があるが、勝ち方などの要求はない為難易度はそこまで高くない。1回限りのダービーとVMを取りこぼさないように祈りつつ、目標にないジャパンカップへの出走を忘れないように気を付けよう。

ミスパーフェクト

  • 対象ウマ娘:ダイワスカーレット
  • 獲得条件:『育成で皐月賞を勝利したウマ娘から想いを継承し、全レース2着以内で、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を含む重賞を10勝する』

モチーフ馬が引退まで連対率100%を維持し、シンザン、ビワハヤヒデ、タケシバオーに次ぐ12戦連続連対を記録したことに由来する。継承条件はモチーフ馬の父の皐月賞馬、アグネスタキオンが由来である

条件は全レース2着以内を維持したまま指定レースの勝利と重賞10勝を要求される(なお、史実では出た=連対した重賞が10個なので史実以上の要求である)ため、安定してレースに勝てるように育成の慣れが必要であるが、そうであれば特別なことをする必要があまりないのでそこまで難しくはない。父アグネスタキオンに由来する「皐月賞を勝利したウマ娘からの継承」の条件は非常に緩いものの、事故ったりして達成していない可能性はあるので高をくくらずちゃんと確認はしておこう。

地味に重要なことだが、前述のマルゼンスキーと同じく条件の文言に「育成を完了する」が含まれていないため、全レース2着以内の状態で指定レースに勝利しつつ重賞で10勝した時点で条件達成扱いとなるので、条件達成以降は3着以下に敗れても問題なく二つ名を獲得できる。(後に紹介する全レース2着以内が条件にあるウマ娘であるエルコンドルパサービワハヤヒデは二つ名の条件の文言に「育成を完了する」が入っているので、最後まで全レース2着以内を維持する必要がある)

最強マイラー

  • 対象ウマ娘:タイキシャトル
  • 獲得条件:『ユニコーンS、安田記念を含むマイルの重賞で5勝以上し、うち1勝以上は天候(雨)で勝利かつ、マイルCSを5バ身差以上で勝利する』

モチーフ馬がマイル戦では勝率100%、しかも世界最高峰のマイルレースの一つであるジャック・ル・マロワ賞を勝利し、短距離路線の競走馬としては史上初の年度代表馬受賞と顕彰馬入りを果たし、日本史上最強マイラーの一頭として数えられていることに由来する。

条件はJRAのCMでも用いられた「大雨の中の無敵」というフレーズを再現するために、雨でのマイル重賞勝利が条件に入っているが、シニア級の目標レースである安田記念は強制的に雨となる為あまり気にしなくても大丈夫。むしろ問題となるのは大差勝ちしにくいマイルのG1であり、さらに逃亡者サイレンススズカが出走するマイルCSで5バ身差を付けなければならない点だろう。どうしても着差を広げられないのであればデバフスキルを活用しよう。

不死鳥

  • 対象ウマ娘:グラスワンダー
  • 獲得条件:『やる気「好調」以下で朝日杯FS、有馬記念(クラシック級)、宝塚記念(シニア級)、有馬記念(シニア級)を勝利する』

モチーフ馬が幾度とない故障や体調不良に襲われながら、持ち前の我慢強さで立て直して名馬と呼ぶに相応しい結果を残したことをイメージしたものと思われる。やる気が好調以下という条件は主戦騎手の的場均が引退後にグラスワンダーについて「もしずっと満足な調子で出走できたなら、もっと凄い成績を残していたと思う」と語っていたことに由来すると思われる。

条件は史実通りの勝ち鞍に加えてやる気が低下したまま育成を進めるというもので、「やる気は極力絶好調を維持する」という育成のセオリーに反しながらの育成が求められるため、狙って取らないと非常に取得が難しい。また、勝利必須であるクラシック級の有馬記念ではライバルのセイウンスカイがかなりの強敵なので取りこぼすことも多く、運要素も強い。そもそもマイルから長距離まで幅広い距離を走らなければならないグラスワンダーのシナリオの攻略難度自体が高めと、総じて運やサポートカードの編成力、継承因子の充実具合と様々な側面からウマ娘のやり込み度合いが問われる難しい二つ名と言える。少しでも運要素を軽減するためにも、挑戦する場合はイベントでやる気を上げてくれるサポートカードを極力編成せずに挑みたい。

女傑

  • 対象ウマ娘:ヒシアマゾン
  • 獲得条件:『作戦「追込」かつ1番人気で重賞6連勝以上、うち2戦以上はラストの直線で5人以上を抜いて勝利する』

モチーフ馬が牝馬劣勢の1990年代に先述したダイワスカーレットと同じく12連対に当時の重賞を6連勝という記録を達成し、三冠馬ナリタブライアン始め並み居る牡馬がいた有馬記念で2着に入ったことに由来する。

条件は史実再現。追込指定かつ1番人気で重賞6連勝でさらに最終直線での追い抜き条件も重なる厳しい条件。バ群が縦長になりにくくブロックされる危険性が高いマイル以下で狙うよりも、長距離因子を足して中長距離での達成を目指すのが良いかもしれない。

名優

  • 対象ウマ娘:メジロマックイーン
  • 獲得条件:『菊花賞、天皇賞(春)を勝利し、基礎能力[スタミナ]が1200以上ファン数が320000人以上になる』

モチーフ馬の馬名と1990年代初期の競馬界で最強馬として数々の名勝負を演じた実績から「ターフの名優」と称されたことに由来する。

条件にあるレースのうち春天はそもそも1着指定なので勝利を求められるのは菊花賞のみ。長距離で強敵となりやすい自分自身も出てこないし、ファン人数も中長距離の大レースできっちり勝利していけば難しくはない。問題はスタミナのカンストで、初期実装[エレガンス・ライン]では+20%の成長率補正があるためスタミナを伸ばすこと自体は難しくないが、カンストまで持っていくとなると因子やサポートカードがある程度揃っていないと厳しく、2021年3月末実装[エンド・オブ・スカイ]では+10%とスタミナ補正が低くななっている。また、あまりスタミナに偏った育成をしているとスピードとパワーが伸びずに中距離レースで苦戦する羽目になり、ファン人数稼ぎにも支障が出てくる。因子とサポートカードが重要という意味で、ダイレクトに周回数と課金額手持ちの育成環境の質が問われる二つ名と言える。

怪鳥

  • 対象ウマ娘:エルコンドルパサー
  • 獲得条件:『全レース2着以内かつ、作戦「先行」でジャパンC(クラシック級)で勝利し、ファン数が320000人以上で育成を完了する』

モチーフ馬の馬名がフォルクローレ(アンデス地方の民謡)の代表的な楽曲である「コンドルは飛んでいく」から来ていることに由来する。

条件は史実の11戦全戦連対に準じて、育成完了まで全レース2着以内に入りながら、クラシック級でのジャパンC制覇が求められるので、ある程度の育成の慣れが必要になるだろう、特に距離の変動が激しいNHKマイルC→日本ダービーのローテーションはスピードやスタミナの値の管理が難しい難所である。初期実装の[エル☆Número.1]は元々先行特化なので気にしなくていいだろうが、差しに特化している[ククルカン・モンク]を使う場合はうっかり差しでジャパンCに出ないよう注意。ストーリーが史実の3歳時(クラシック級)を引き伸ばして史実の3歳時ジャパンC=シニア級のジャパンCにしているため、史実を再現した結果ストーリーと食い違っているのは見なかったことにしておこう。

世紀末覇王

  • 対象ウマ娘:テイエムオペラオー
  • 獲得条件:『天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念を含む重賞8連勝以上する』

モチーフ馬が20世紀末の2000年に古馬王道完全制覇かつ年間全勝という大偉業を達成したことで付けられた異名に由来する。

条件は史実通り(後にG1に昇格した大阪杯はスルーされている)中長距離のビッグレースを完全制覇する必要があるが。有馬記念はハナ差で勝たなくても大丈夫だし、他のレースも勝ち方は指定されていないため目標レースに含まれていない天皇賞(秋)の出走に気を付ければ達成は容易な部類である。後は春天でのスタミナ不足・回復スキルの不発や、ブロック等の事故で連勝が途切れないことを祈ろう。

影をも恐れぬ怪物

  • 対象ウマ娘:ナリタブライアン
  • 獲得条件:『皐月賞を3 1/2バ身差以上で勝利し、日本ダービーを5バ身差以上で勝利し、菊花賞を7バ身差以上で勝利し、有馬記念を2連覇する』

モチーフ馬がシャドーロール(競走馬の下方の視界を遮るための馬具で、影を怖がったり、首を上げ下げする癖がある馬に用いる)を装着して以降その能力を発揮してクラシック三冠や旧4歳での有馬記念を圧倒的な強さで制し、「シャドーロールの怪物」と呼ばれたことに由来する。

条件はクラシック三冠については史実通りだが、有馬記念の連覇は故障やスランプの影響もあり史実では果たせなかったため、史実を超える活躍が要求される。とは言ってもすべてのレースが目標レースに含まれているので、大差をややつけにくい春のクラシックの条件さえ満たせれば達成は容易な部類である。

皇帝

  • 対象ウマ娘:シンボリルドルフ
  • 獲得条件:『無敗で皐月賞・日本ダービー・菊花賞を勝利し、ジャパンC・天皇賞(春)を勝利および有馬記念を二連覇する』

モチーフ馬の馬名が神聖ローマ帝国の皇帝ルドルフ1世に因んでいることや、史上初の無敗でのクラシック三冠達成やアーモンドアイに更新されるまで史上最多タイの記録であった中央G1級競走7勝等の偉業により2013年のJRAのCMシリーズ「The LEGEND」において「永遠なる皇帝」と評されたことをはじめ、様々なメディアにおいてその強さを馬名と重ねて「皇帝」と称されていることに由来する。

条件は完全に史実通り。改めて史実の圧倒的な強さを痛感させられる内容である。

ちなみに鬼門となるのはクラシック三冠等の条件に明記されたレースよりもジュニア級での目標レースで適性に合わないマイルレースのG3サウジアラビアロイヤルカップを勝利しなければならない点だというのは結構有名。決して勝てなくはないが負ける方が多いので、最低でも適性Bまでは上げた方が無難である。

女帝

  • 対象ウマ娘:エアグルーヴ
  • 獲得条件:『育成でオークスを勝利したウマ娘から想いを継承し、オークス、天皇賞(秋)を勝利し、ファン数が320000人以上になる』

モチーフ馬が牝馬劣勢の1990年代に初めて牝馬として距離2000m時代の天皇賞(秋)を制し、ジャパンCでもピルサドスキーや上記のエルコンドルパサーに阻まれながらも2年連続で2着に入る等、牡馬と互角以上の戦いを演じ、名牝トウメイ以来26年ぶりとなる牝馬での年度代表馬受賞を果たしたことでこのように呼ばれていることに由来する。継承条件はモチーフ馬の母で世紀の激戦と言われたオークスを制したダイナカールに由来する

戦績条件は史実通りの活躍をしておけば獲得できるが、適性上ファン数を稼ぎやすい有馬記念には出走しにくいのでファン数には注意したい。
それよりも問題は継承条件の方で、母ダイナカールとのオークス親子制覇から来る「オークスを勝利したウマ娘からの継承」が地味に厄介な要素。現時点でオークスが育成目標にあるのはエアグルーヴ自身の他はダイワスカーレットとヒシアマゾン、ファインモーション、カワカミプリンセス、メジロドーベルのみ(ダスカは日本ダービーに切り替え可能)で、他のウマ娘だと日本ダービーが目標に入っているケースが多いため、オークスを獲れるウマ娘はあまり多くない。どちらにも出走可の場合でもファン人数的にダービーを選びがちなので、この二つ名を狙うときはちゃんと継承相手がオークスウマ娘かどうかしっかり確認しておきたい。

万能オタク娘

  • 対象ウマ娘: アグネスデジタル
  • 獲得条件:『ジャパンダートダービー、マイルCS、フェブラリーS、安田記念、天皇賞(秋)、有馬記念(シニア級)に勝利する』

モチーフ馬が芝・ダート、中央・地方・海外を問わない八面六臂の活躍を見せ、JRA公式ホームページの競馬コラム「名馬の肖像」2013年版(現在は掲載終了済み)において『”万能”の凄玉』と評されたことに由来すると思われる。

条件は海外レースや大井以外の地方レースが実装されていないことを考えれば、芝ダート、中央地方問わない活躍が求められるという概ね史実通りの活躍が要求されるが、ジャパンダートダービーと有馬記念は史実では惨敗しているため、そこは史実以上の成果が求められる部分と言えるだろう。

ジャパンダートダービー、マイルCS、天皇賞(秋)は素の状態でも完全に適性範囲内な上、目標レースにも含まれているし、目標レースに含まれていないフェブラリーSと安田記念も「G1レースで3回3着以内に入着する」という目標の期間内のレースなので苦戦する要素は少ないだろう。問題はしれっと追加されている有馬記念(シニア級)の制覇の方で、素の状態では長距離適性Gのアグネスデジタルにとってはこれが最大の難関になる。

条件達成のためにはまず長距離因子を☆10以上用意して、長距離適性を初期での最高値であるCまで上げておくことがほぼ必須、その上で4月前半の因子継承で長距離適性が上がることを祈りつつ、ある程度のスタミナや「円弧のマエストロ」等の有用な回復スキルを確保しつつ、他の条件に含まれるレースを取りこぼさないように上手くスピードやパワーを稼いでおく必要もあり、厳しいやりくりが要求されるため達成難易度は高めである。もしこれだけの長距離因子を自前で確保するのが難しい場合はフレンド検索サイトなどを用いて長距離因子☆9のウマ娘を代表ウマ娘にしている人を探し出してフォローして、代表ウマ娘をレンタルするのがよいだろう。そうすれば自前で用意する必要のある長距離因子はたった☆1と大幅にハードルを落とすことが出来る。

白い稲妻

  • 対象ウマ娘:タマモクロス
  • 獲得条件:『天皇賞(春)、宝塚記念(シニア級)、天皇賞(秋)(シニア級)、を含む重賞を8勝以上し、ファン数が240000人以上になる』

モチーフ馬が芦毛で父と同じく追い込みを主体としたレーススタイルであったことから、父の二つ名になぞらえて呼ばれた事に由来する。

条件は史実再現にファン数条件が付くもので、作戦指定や勝利付属条件もなく、天皇賞(春)以外は育成目標で1位指定があるので、実質天皇賞(春)とクラシック級でのファン数にさえ気を付ければ達成は容易。2021年12月22日実装の[疾風迅雷]では先行でも追込でも固有が発動しやすいのも追い風になっている。クラシック級で適正距離のG2以上に複数出走し、スタミナを万全に積んで天皇賞(春)に挑むことを頭に入れておいておこう。

トリックスター

  • 対象ウマ娘:セイウンスカイ
  • 獲得条件:『皐月賞、菊花賞、有馬記念(クラシック級)、天皇賞(春)を作戦「逃げ」で勝利し、うち菊花賞はスタート200m地点からゴールまで1番手のまま勝利する』

モチーフ馬が逃げや奇策に定評がある名手、横山典弘を背に、最強世代と呼ばれた世代で皐月賞や菊花賞をはじめとするレースにおいて『幻惑逃げ』とも評される作戦勝ちを収めてきたことに由来する。これ以前にもウマ娘ではアニメ1期やキャラクターソング等で度々「トリックスター」と言及されている。

条件で提示されているレースは史実では皐月賞と菊花賞以外勝てていないため、史実を超えた活躍を求められるものの、全てが目標レースに含まれているのでその点に関しては素直に進めれば良い。一方、史実再現である菊花賞の条件の方が他の逃げウマに競り掛けられて単騎逃げを許してもらえず失敗する場合が多い。史実に基づいた条件の方が難しい辺り、さすがは『トリックスター』というべきだろうか。能力だけに甘えず、序盤から中盤に発動するスキルでしっかり逃げ切れるようにちゃんと育てよう。

気ままなお嬢様

  • 対象ウマ娘:ファインモーション
  • 獲得条件:『無敗かつ1番人気で秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念(クラシック級)を勝利し、そのうち秋華賞は3 1/2バ身差以上で勝利する』

モチーフ馬が父が世界的な大種牡馬デインヒル、異父兄も世界をまたにかけた活躍を見せた5本目の脚をしょっちゅうぶら下げるピルサドスキーというきっての良血馬だったことに由来か。

条件は史実通りの無敗かつ1番人気で秋華賞、エリザベス女王杯制覇に加え、史実以上の有馬記念制覇。また育成目標には、桜花賞とオークスもあるので実質無敗でのトリプルティアラ制覇も達成条件になっている。達成条件のクラシック級有馬記念は育成目標外かつ距離適性もないのでレース予約や長距離適性をB以上にしてチャレンジすべきだろう。シニア級に入るまでに取得できるので無敗条件付きの二つ名の中では易しめだろう。

勝利の探求者

  • 対象ウマ娘:ビワハヤヒデ
  • 獲得条件:『全レースで2着以内で、菊花賞、天皇賞(春)、宝塚記念を勝利し、目標を全て達成し育成を完了する』

モチーフ馬がレース中の故障を起こして結果的に引退レースとなった天皇賞(秋)まで15戦連続連対というシンザンに次ぐ記録を残したこと、勝利を求められクラシック前に鞍上を岡部幸雄に替えられたこと等が由来だろうか。

条件は天皇賞(秋)が目標レースにあるのでそこも連対しなければならず、勝てなかった有馬記念が1着指定の目標となっているので必然的に史実以上の活躍が要求されるが、単に勝てばいいだけなので難関らしい難関は素では適性が低いマイルを走らされるジュニア級での朝日杯FSでの2着以内確保だろう。ルドルフ同様、マイル適性の補強が急務となる。

変幻自在

  • 対象ウマ娘:マヤノトップガン
  • 獲得条件:『作戦「逃げ」「先行」「差し」「追込」それぞれでG1を勝利する』

モチーフ馬が元祖天才・田原成貴を背にG1レースをすべて異なる作戦で4勝したことに由来する。

条件は珍しくレース中の作戦に主眼を置いたもの。脚質適性は素で全てB以上なのでそのままでも十分なパフォーマンスは発揮できるため、比較的に安定して勝ちやすい長距離戦でメインとしていない作戦を消化できるかどうかが条件達成のカギである。
確実に達成したいなら、シニア級宝塚記念までにまず2つの作戦でG1を勝っておき、最後の1着指定の目標である天皇賞(秋)と有馬記念で残り2つを消化すれば攻略と取得を完全に両立できる。そのため狙わないと獲れないが、狙えば非常に簡単に獲れる二つ名である。

漆黒の幻影

  • 対象ウマ娘:マンハッタンカフェ
  • 獲得条件:『作戦「差し」で菊花賞、有馬記念(クラシック級)、天皇賞(春)、有馬記念(シニア級)を勝利し、基礎能力[スタミナ]が1200以上になる』

モチーフ馬が青鹿毛で、数あるサンデーサイレンス産駒の中でも流星まで父に似ており、テレビドラマに父のサンデーサイレンス役として出演したことに由来していると思われる。

条件は史実再現に加えて差し作戦指定に有馬連覇にスタミナカンスト。条件にあるレースは目標レースに含まれており、スタミナも2021年10月実装の[Creeping Black]なら+30%の成長補正があり、文面以上に簡単な部類に入る。その分スピードやパワーが伸びにくいのでそのフォローをするようなデッキ構成で挑みたい。

坂路の申し子

  • 対象ウマ娘:ミホノブルボン
  • 獲得条件:『作戦「逃げ」かつ無敗で朝日杯FS、皐月賞、日本ダービーを1番人気で勝利し、スタミナ1200以上になる』

モチーフ馬がスパルタで有名な戸山為夫調教師の下で他の馬が音をあげるほどの坂路調教をこなし、短距離向きと思われていた血統評価を覆して無敗でのクラシック二冠を達成したことでこのように評されたことに由来する。

条件のうちレース面で気になるのは朝日杯FSが適性Bなことくらい。Cで走らされるルドルフやハヤヒデよりはマシである。スタミナカンストについては2021年3月実装[MB-19890425]が成長補正にスタミナ+20%があるのでスタミナトレーニングを中心に育成すれば問題なく条件を満たせるが、あんまりスタミナばかり育成していると1番人気が取れなくなってしまうことがあるので注意しよう。二つ名に入っている坂路はウマ娘だとスタミナが上がらない根性トレーニングのメニューであることは内緒。

麗しき実力者

  • 対象ウマ娘:メジロライアン
  • 獲得条件:『メジロの冠名がつくウマ娘にG1で1回以上勝利し、菊花賞、宝塚記念、有馬記念で勝利して、ファン数が240000人以上になる』

ネーミングはおそらくモチーフ馬が大物感あふれる馬体と勝ち切れなさから多くのファン、特に女性ファンを獲得したことに由来すると思われる。

条件はメジロでもマックイーンの方に持ってかれ3着に敗れた菊花賞やオグリキャップ奇跡のラストランの中故大川慶次郎氏の魂の叫びもむなしく引き立て役に甘んじた有馬記念を制する必要があり、分かりやすく史実を超えた活躍が要求されているが、すべて目標レースに入っている上、メジロの冠名が付くウマ娘はマックイーンが条件にある3レースに出走し、うち後ろ2つが1着条件なので、宝塚記念を突破した時点で自動達成できる。ファン数条件も緩く、シナリオを最後まで完走する前提なら事実上、条件は「菊花賞に勝利する」だけと言っても過言ではない。二つ名としての難度は最低クラスで、高いのはシナリオ自体の難度である。長距離適性はとりあえず上げておこう。

超大型ウマ娘

  • 対象ウマ娘:ヒシアケボノ
  • 獲得条件:『安田記念、マイルCSを勝利し、スプリンターズSを二連覇し、基礎能力[パワー]が1200以上になる』

モチーフ馬がJRA史上最高馬体重G1勝利記録560kgという2021年現在でも破られていない記録を持つことに由来する。

条件は史実で出走したG1レースを全て勝利しスプリンターズSを連覇、パワーを最大値まで上げる必要がある。2021年9月に実装された[ボーノ☆アラモーダ]では、パワーの成長補正+20%があるのでカンストさせやすく作戦指定もないので固有二つ名の中では簡単な部類に入る。固定ライバルのビコーペガサスは差し作戦で来るので怖くないものの、マイルの固定ライバルであるタイキシャトルに、ランダムで出走してくるサクラバクシンオーやニシノフラワーが勝利への障壁になり得るので、しっかりとスピードとマイル適性を上げて臨みたい。

岩手の純朴美人

  • 対象ウマ娘:ユキノビジン
  • 獲得条件:『盛岡レース場で重賞を勝利し、桜花賞、オークス、秋華賞を勝利し、ファン数が320000人以上になる

モチーフ馬が岩手県の盛岡競馬場でデビューしたこと、美人の部分はモチーフ馬の馬名は勿論だが、現役時代から父サクラユタカオー譲りの綺麗な栗毛の馬体やリボンのように白みがかった鬣から「美少女」と呼ばれていたことに由来すると思われる。

条件の方はデビューの地である盛岡レース場のレースに勝利することに加え、史実には自分と異なり不細工で有名だった牝馬二冠馬ベガの2着に敗れた桜花賞とオークス、それに加えてベガはベガでもホクトベガの方に持っていかれた当時の牝馬三冠最終戦のエリザベス女王杯……ではなく現在の牝馬三冠最終戦である秋華賞を制する必要があるが、牝馬三冠の方は全て目標レースに含まれているため、育成に慣れている人ならそこまで苦労することはないだろう。

問題は目標レースに含まれていない「盛岡レース場で重賞を勝利する」という条件。盛岡レース場では10月前半にあるG1マイルチャンピオンシップ南部杯以外にマーキュリーカップとクラスターカップという2つのG3があるがその開催時期は7月後半と8月後半と合宿時期と丸被りな為、貴重な合宿のターンを使ってレースに出るのは基本的に悪手である他、南部杯で勝利すると能力が上がる隠しイベントが発生する関係上、実質南部杯一択といっても過言ではない。ダート適性は初期値でBと十分であり、出走の機会はクラシック級とシニア級の2回ある為、確実に取れるようにしたい。また、ファン数の要求数も32万人と長距離適性がEで有馬記念に出にくいウマ娘としては厳しめなので目標レースとなっているシニア級のジャパンカップ以外にも出来る事ならクラシック級のジャパンカップも勝利してファン数の上積みをしておきたい。

黒い刺客

  • 対象ウマ娘:ライスシャワー
  • 獲得条件:『重賞に23戦以上出走し、うち菊花賞、天皇賞(春)を2番人気以上で勝利し、ファン数が320000人以上で育成を完了する』

モチーフ馬が「ヒットマン」的場均を背に、本命馬を豊富なスタミナでマークする戦法でミホノブルボンの無敗三冠やメジロマックイーンの天皇賞(春)三連覇という二つの偉業を阻み勝利を挙げ、天皇賞(春)では実況の杉本清から「関東の刺客」と呼ばれたことに由来する。

条件の中でも注意すべきは出走数で、史実で5年間の重賞出走数23戦をゲーム内の3年間で達成しないといけない。育成目標では7戦しかしないため追加で16戦する必要があるが、マイル適性を上げたとしても芝G1だけの出走では23戦には届かないので、G2以下にもある程度出走する必要がある。普通のシナリオでこれだけの出走数を確保するのは骨が折れるので育成過程で大量のレースに出やすい「Make a New track!!~クライマックス開幕~」での育成を推奨する。
メイクデビューやオープン戦は言うまでもないが、URAファイナルズやトゥインクルスタークライマックスも重賞に含まれないので出走数の数え間違いには注意したい(編者1敗)

風神

  • 対象ウマ娘:アイネスフウジン
  • 獲得条件:『作戦「逃げ」で朝日杯FS、皐月賞、日本ダービー、ジャパンC(シニア級)を勝利し、基礎能力[スピード]と[根性]がそれぞれ1200以上になる

モチーフ馬の馬名そのままである、強いて言うなら現実の競馬においてハナを切る逃げ馬は最も向かい風の影響を受けやすい馬であるため、史実で勝利したレース全てにおいて道中ハナを譲らずに風にも負けずに先頭を守り切ったレースぶりを馬名と重ねて「風神」と評している言えるのかもしれない。

史実では朝日杯FSの前身である朝日杯3歳ステークスと日本ダービーの勝利に留まっているため、皐月賞とシニア級でのジャパンカップは史実越え要素となっているが、レースの条件の方はすべて目標レースには含まれているので育成に慣れてきたトレーナーにとっては苦戦する要素は少ないだろう。

問題はスピードと根性カンストの方、幸いスピードと根性にそれぞれ15%ずつの成長補正があるが、それを考慮しても両方カンストさせるのはサポートカード編成が相当に完成していないとかなり骨が折れる。十分なサポートカードの資産がないトレーナーにとってはかなりの難関と言える二つ名だろう。最低でもSR以上で完凸のスピードサポートを1枚と根性サポートを3枚程度は用意して挑戦したい。

超光速のプリンセス

  • 対象ウマ娘:アグネスタキオン
  • 獲得条件:『育成ランク[S]以上のウマ娘から想いを継承し、無敗でホープフルステークス、弥生賞、皐月賞を勝利し、基礎能力[スピード]が1200以上になる』

モチーフ馬が僅か4戦という短いキャリアでありながら圧倒的パフォーマンスを見せつけ、その馬名からJRAのCMにおいて「ライバル達を絶望させ、見る者の目を眩ませる、〝超光速の粒子〟」と呼ばれたことに由来する。継承条件は日本競馬を変えたとまで言われる大種牡馬にしてモチーフ馬の父であるサンデーサイレンスか「牝馬の河内」と言われた河内洋にその素質を非常に高く評価されたモチーフ馬の母アグネスフローラのどちらか或いは両方に由来すると思われる。

条件はサービス開始当初から暫くはランクS以上のウマ娘を育てること自体が一部の重課金勢を除いて至難の業であったため、そういった人たちからランクSの継承ウマ娘を借りれない人にとっては間違いなく最難関候補の一つと言える二つ名であったが、時間が経って育成の水準が向上したことで並のプレイヤーでも評価点ありきの育成をすれば実現可能な程度になり始めたため、そこそこの難易度の二つ名というポジションに落ち着いた。

戦績条件は無敗で皐月賞までを制覇する必要があるが、それ以降は敗北しても問題ないため難度は低い。ステータス条件のスピードカンストもスピードの20%の成長補正を考えれば練習性能の高いスピードのサポートカードを3~4枚くらい積んでおけば問題なく達成できるだろう。

煌めく一等星

  • 対象ウマ娘:アドマイヤベガ
  • 獲得条件『一番人気で皐月賞、日本ダービー、宝塚記念を勝利し、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、メイショウドトウにそれぞれ3回以上勝利する

モチーフ馬の馬名が母馬のベガ同様、こと座と夏の大三角を形成する一等星のベガから付けられたことに由来する。

条件は一番人気での特定レースの勝利に加えて、後述のキングヘイローと似た同世代との対決に焦点を当てた珍しいタイプのもの。レース勝利の条件の方は史実では故障の影響もあり日本ダービーしか勝利できていないことを考えると史実を超えた活躍を要求されるが、どれも育成目標には含まれているので、苦労するのはどちらかというと一番人気を取ることと、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、メイショウドトウにそれぞれ3回以上勝利するという条件だろう。

テイエムオペラオーとナリタトップロードはクラシックレースで3度の直接対決の機会があるし、シニア級でもテイエムオペラオーは大阪杯を除く王道路線の全レースに、ナリタトップロードもジャパンカップを除く全レースに出走してくれるので3回以上の先着はそこまで難しくない。問題は外国産馬モチーフで史実では出走できるレースが限られていたメイショウドトウの方で、彼女はクラシックレースには全く出てこないし、シニア級になっても確定で出走してくるのは宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念のたった4回しかチャンスがない。アドマイヤベガの長距離適性は初期値でCである為、その状態だと目標で1着指定されているジャパンカップを除きどれかを取り逃した段階で不利な条件での有馬記念への出走を余儀なくされてしまう。その為、出来る事なら継承で長距離因子を☆4以上確保して長距離適性をAまで上げてから挑戦したい。

大井から来た天下人

  • 対象ウマ娘:イナリワン
  • 獲得条件:『芝とダートのGⅠでそれぞれ4勝以上し、そのうち東京大賞典、宝塚記念(シニア級)を作戦「先行」で勝利し、天皇賞(春)、有馬記念を作戦「差し」または「追込」で勝利する

モチーフ馬が大井競馬場でデビューし、後に中央競馬に移籍したこと、天下人の部分はモチーフ馬が1989年に並み居る強豪を押し退けて天皇賞(春)と春秋グランプリ制覇を成し遂げ年度代表馬に輝いたことに由来すると思われる。

条件は史実で勝利したレースに関しては全て史実のレース通りの作戦で勝つことが要求されている。モチーフ馬の気性が非常に荒く、騎手も折り合いに苦労して戦法が定まらなかった所が丁寧に再現されている。一見厄介そうに見えるが、東京大賞典と有馬記念に関しては目標レースで一着指定がされているため、目覚まし時計を駆使してリトライすることが可能な他、最も得意である追込ベースで育成していれば途中で作戦を変えてもそこまで影響は大きくないので作戦の変更忘れにだけは注意したい。

どちらかというと問題になりやすいのは「ダートのG1で4勝」の方、イナリワンが実装された当初はダートのG1レースが4つしかなく、その内の帝王賞とシニア級の東京大賞典に関しては目標レースと被って出走不可であったため、クラシック級とシニア級のチャンピオンズカップとフェブラリーステークスの全て勝利しないと条件を満たせないという結構シビアな二つ名であったが、8月中旬のアップデートで地方交流G1である川崎記念、かしわ記念、マイルチャンピオンシップ南部杯が追加されたことで素の状態ではBであるマイル適性がやや気になるが条件達成はかなりしやすくなった(尤も実装当時は目標レースの設定されていない「Make a New track!!~クライマックス開幕~」シナリオで大量にレースに出走させる育成法が流行していたため、この条件を意図せずにクリアしていた人も少なくなかったようだが)

壁を越えた天才

  • 対象ウマ娘:エアシャカール
  • 獲得条件:『皐月賞、日本ダービー、菊花賞を勝利し、シニア級の天皇賞春、宝塚記念、天皇賞秋、有馬記念を勝利し、基礎能力[賢さ]が1200以上になる

モチーフ馬が2000年のクラシック戦線において皐月賞と菊花賞を制し、日本ダービーでもアグネスフライトに僅か7センチ差での敗北だったことから「最も三冠に近づいた馬」と呼ばれながらも、他の世代との対決では世紀末覇王テイエムオペラオーや不屈の挑戦者メイショウドトウ、自身と同じくダービーで苦汁を舐めながらも秋に本格化を遂げたシンボリクリスエスをはじめとする上と下の世代の名馬を前に敵わず、そしてゲーム中のエアシャカールのシナリオがこの史実への反抗をテーマにしていることから史実という壁を「超える」ということで表現していると思われる。

レース条件は自身の評価を悪い意味で決定づけてしまったジャパンカップを除き史実で出走したG1レースをすべて取らせてやる必要がある為、史実をはるかに超えたレベルの活躍が要求されるが、すべてのレースが目標レースに入っていて全て適性距離の範囲内なので、育成に慣れていれば達成はそこまで難しくない。能力条件の方も賢さ30%という破格の補正がある為サポートカードの編成を間違えなければそこまで苦労はしないだろう。

新時代の旗手

  • 対象ウマ娘:ウイニングチケット
  • 獲得条件:『1番人気で弥生賞、皐月賞、日本ダービー、菊花賞を勝利して、有馬記念(クラシック級)を勝利して、ファン数が240000人以上になる』

モチーフ馬が平成三強に次ぐ新・平成三強とも呼ばれたBNWを形成した一頭であることや、サンデーサイレンスやブライアンズタイムと並び日本競馬を世界レベルへ押し上げた大種牡馬トニービンの初年度産駒であることが由来だと考えられる。

条件は史実では弥生賞と日本ダービーしか勝てていないことから史実を遥かに超える活躍を要求される。何より固定出走するライバルのナリタタイシンビワハヤヒデのステータスが高いため、勝利する以上に1番人気が取りにくい。特に狙わなくても取れていることがあるが、狙おうとすると地味に難しめ。とりあえず攻略上においても継承で長距離適性をAにしておくのは必須。

閃光の切れ味

  • 対象ウマ娘:エイシンフラッシュ
  • 獲得条件『作戦「差し」で日本ダービー、天皇賞(秋)を勝利し、「切れ者」を持つ状態で育成を完了する』

モチーフ馬の馬名と、競走馬の末脚の良さは「切れ」として例えられることが多く、その末脚に特化したレーススタイルが特色であったことに由来すると思われる。

戦績条件は史実通り日本ダービーと天皇賞(秋)を差しで勝利するだけ、どちらも目標レースに含まれている上、天皇賞(秋)は1着指定なので実質ダービーで勝てるかどうかのみと戦績の目標で苦労することは少ないだろう。問題は「切れ者」の取得の方で、「切れ者」は現状、全能力とやる気が上昇するランダムイベントか勝負服イベントの1つで取得するしか方法がなく、「スキル習得に必要なスキルptが1割軽減される」という純粋に強力な効果から恐らく同じイベント確率入手が可能なグッドコンディションの「練習上手〇」や「愛嬌○」よりも取得率が低く設定されていると考えられているので、温泉旅行チャレンジ並みの運ゲーを強いられていたが「Make a New track!!~クライマックス開幕~」において切れ者を取得できるアイテムである「博学帽子」が登場したことで当シナリオに限りだが運要素は多少軽減された。運よく切れ者を取れた場合は是が非でも確実にダービーに勝利できるようにしたい。

閃光乙女

  • 対象ウマ娘:カレンチャン
  • 獲得条件:『スプリンターズSと高松宮記念を含む1200mのレースに9勝以上し、ファン数が240000人以上になる』

出典はモチーフ馬が出走した2012年高松宮記念で掲げられた横断幕の文言と思われる。育成実装から1年以上出典不明だったが、競走馬イラストレーターのmaipo氏がウマ娘・カレンチャンの団扇にこの二つ名が書かれていたのを見て名乗り出たことにより、判明したものである。

条件は史実通りで、指定されているレースは1着目標なので前半の条件は容易。一方でその短距離特化の適性上レース選択の幅が極めて狭く、短距離はビッグレースに乏しくファン数を稼ぎにくいのが厄介だが、出られる重賞やG1レースをしっかり勝って、URAファイナルズを制覇できれば難なく達成できる程度の数値にはなっている。安定させるならマイルにも出られるように頑張って適性を補強しておこう。

おませな姫君

  • 対象ウマ娘:カワカミプリンセス
  • 獲得条件:『育成で高松宮記念を勝利した継承ウマ娘から想いを継承し、無敗でオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を勝利する』

モチーフ馬が牝馬で名前にが付きながらも気性が荒く、馬房に「猛馬に注意」と札が下げられたり、厩舎の壁に穴をあけたりといったパワフルエピソードに由来していると思われる。継承条件はウマ娘内でも絡みが多いモチーフ馬の父キングヘイローが由来である。

条件は史実再現。作戦指定もないので容易に取得できる。継承に条件があるが実際の父であったキングヘイローも含めて短距離適性B以上のウマ娘とは相性がなぜか悪い。余裕があれば隠しイベントと並行しての挑戦も可能。史実で果たせなかった無敗の変則牝馬三冠をトレーナーの手で成し遂げてよう。

百年に一人の美少女

  • 対象ウマ娘:ゴールドシチー
  • 獲得条件:『阪神JFを勝利し、全てのレースでやる気「絶好調」で出走し続け、「太り気味」「肌あれ」「なまけ癖」を持たない状態かつ全てのトレーニングLvが3以上で育成を完了する

モチーフ馬が尾花栗毛に四白流星という非常に美しい容姿を持つ馬だったことに由来する。

達成難易度は端的に言うと運ゲー。何しろやる気ダウンイベントは目標レースの直前でも容赦なくランダム発生するため、それが起きた時点で全レース「絶好調」指定という条件がリカバリ不能で未達になってしまう。同じ条件だったマチカネフクキタル(後述)は緩和されたのに……。
バッドコンディションはなまけ癖以外はプレイヤーの選択で回避可能なものであり、そのなまけ癖もURAファイナルズに到達した後なら新たにつく可能性はなく、仮にシニア級12月後半についてしまったとしても残り3ターンを使って保健室なりたづなさんなりで消せばよいので、ここはよほど保健室運が悪くなければ問題ない。

全トレーニングLv3を達成するにはトレーニング5種を各8回ずつ行う必要があり、最低でも合計40ターン必要。ウマ娘の育成は合計78ターン(1年24ターン×3+URA6ターン)で、そのうちゴールドシチーは目標レースが13ターン、トレーニングLvにカウントされない夏合宿が8ターンあるため、自由に使えるのはわずか57ターン。その中で40ターンを全トレーニングのレベル上げに回さないとならない為、野良レースやお出かけでやる気を回復する暇もほとんどない。おまけに彼女にはゴールドシップと同じトレーニング制限イベントがあるため、それのせいで条件達成を逃す可能性も考えられる。
しかし、アオハル杯ではシナリオ内でチームの総合ステータスに応じて全てのトレーニングレベルを満遍なく上げてくれるため普通に攻略して全Lv3を達成しない方が難しく、アオハル杯で育てればこの条件はほぼ確実に達成できるようになった。

難関というよりも、グラスワンダーと同様に運と根気が試される面倒臭い二つ名と言えるだろう。唯一の救いはレース成績系の条件が阪神JFの勝利だけという所か。

驀進王

  • 対象ウマ娘:サクラバクシンオー
  • 獲得条件:『1400m以下で11勝以上、スプリンターズS(シニア級)を1番人気、4バ身差以上で勝利する』

説明不要、モチーフ馬の馬名そのままである。

条件のうち勝利数は史実通り。史実ではマイル戦においては強敵揃いのせいもあって全敗してしまったが、ウマ娘ではどうにでもなる程度の適性であるため、うっかりマイルに出しすぎて逃さないようにだけ気をつけよう。一方、「(短距離の)スプリンターズSで4バ身差」という条件がかなり運にも左右されるため意外と厳しい(なお「4バ身差」は2着とではなく、ニシノフラワーとの着差らしい)。ニシノフラワーに1番人気を取られることも結構あるため、簡単そうに見えてなかなか取れない二つ名だったりする。

ワガママ魔法少女

  • 対象ウマ娘:スイープトウショウ
  • 獲得条件:『作戦「追込」でチューリップ賞、秋華賞を勝利し、作戦「差し」または「追込」かつシニア級で宝塚記念、エリザベス女王杯、有馬記念を勝利する

モチーフ馬が39年ぶりの牝馬による宝塚記念制覇を達成する等優れた能力を持ちながら、主戦を務めた池添謙一騎手をはじめ、調教師や厩務員も頭を悩ませるほどのワガママぶりを見せたことに由来する。

条件は概ね史実の勝ち鞍を史実の作戦をなぞって勝つというワガママな彼女にしては意外なことに変な条件が要求されたりしない普通なものと見えるのだが……ちゃっかりあの日本競馬の至宝の引退レースでゲート入りを長時間嫌がり全国の注目を一点に集めるという伝説を残した有馬記念が条件に入っている。ちなみに彼女の素の長距離適性はDなので恐らくこれが一番の難関となる。幸い長距離適性Dならば長距離因子を☆7以上確保出来ればスタート時から適性をAまで上げることが可能なので必ず自分で継承用のウマ娘を用意するなりフォロワーやフレンドから借りるなりをして適性を上げておきたい。

高速ステイヤー

  • 対象ウマ娘:スーパークリーク
  • 獲得条件:『菊花賞で5バ身差以上で勝利し、天皇賞(春)を含む2400m以上の重賞で6勝する』

モチーフ馬がコッテコテのステイヤー血統でありながら、突然変異的にスピード能力も開花させ、武豊最初のG1制覇や天皇賞春秋制覇、京都2400mのコースレコードを更新するなど活躍し、少し後のメジロマックイーンやライスシャワーのようにレコードを叩き出せる優れたスピード能力を有するステイヤーの先駆けとして活躍したことが由来。

条件は内容を指定されるのが長距離の菊花賞であるため、スタミナさえ確保すれば大差勝ちに持ち込みやすく、2400mの重賞はかなりの数があるので苦労することはないだろう。

砂のハヤブサ

  • 対象ウマ娘:スマートファルコン
  • 獲得条件:『JBCクラシック、帝王賞、東京大賞典を含むダート重賞を作戦「逃げ」で9連勝以上する』

モチーフ馬の馬名からと、おそらくはウマ娘でもそのまま引用されている「砂のサイレンススズカ」という渾名を本人の二つ名に相応しいように置き換えたものだろうか。

条件は史実における全盛期の活躍そのまま(Jpn2以上で9連勝しているのでちょっと緩い)。性能の安定感が非常に高く、目標レースだけでダート重賞を8レース消化できることからかなり取得はかなり簡単な部類である。ただし、スキルpt稼ぎのために芝適性を上げて芝のG1に出ている場合、途中で芝で負けると連勝が途切れた扱いになるので注意。

余談だが、日本では雨が多く湿度が高い気候の関係上で水はけが悪い土だと馬場の管理が難しいという理由でダート競走は全て砂で行われているが、ダートの本場であるアメリカの多くの競馬場やドバイワールドカップの開催されるメイダン競馬場では土が使われているため、「砂のハヤブサ」というのは日本のダート特有の二つ名と言える。

負けず嫌いのギャル

  • 対象ウマ娘:トーセンジョーダン
  • 獲得条件:『ジャパンC、天皇賞(春)を勝利し、やる気「絶好調」で天皇賞(秋)を二連覇し、ゴールドシップに3回以上勝利する』

モチーフ馬が裂蹄による長期休養もありながらも5歳時に天皇賞(秋)をレコード勝ちし初のG1タイトルを手中に収めたことに由来していると思われる。

条件は史実で勝てなかったジャパンCや天皇賞(春)に、やる気を最高にして史実超えの天皇賞(秋)連覇。さらにゴールドシップに3回以上の勝利。ゴールドシップは条件にあるジャパンCやクラシック期の天皇賞(秋)に確定登場。後は中長距離レースを走ると出会いやすいか。因縁?のライバルに完勝して実力を示そう。

逆転のウマ娘

  • 対象ウマ娘:ナリタタイシン
  • 獲得条件:『作戦「追込」で皐月賞でラストの直線で4人以上を抜いて勝利、作戦「追込」で天皇賞(春)を勝利、基礎能力[根性]が1200以上になる』

モチーフ馬が後方から最終直線で前の馬を一気に抜き去る王道の追込戦法を得意とし、前評判ではウイニングチケット、ビワハヤヒデの後塵を拝していた皐月賞で武豊の好騎乗も光り見事逆転を果たしたエピソード由来だと考えられる。

条件は史実ではビワハヤヒデに及ばず2着に敗れた天皇賞(春)で体調不良だった菊花賞の借りを返してやる必要があるが、適性上困るレースは特にない。現行のポピュラーな育成方針では達成しようもない根性カンスト条件はガチ育成との両立としては致命的だが、成長補正が20%あるのもあって、「二つ名を取るための育成をする分には」そんなに難しくはない。
最大の問題は皐月賞の「最終直線で4人以上を抜く」条件で、ステータスが低いと先頭に届かず、逆にステータスが高すぎると最終直線に入る前に4番手以上に上がってしまって条件を満たせないということがざらにあり、かなり運にも左右されるため、難易度は見た目以上に高め。

小さな天才少女

  • 対象ウマ娘:ニシノフラワー
  • 獲得条件:『どちらかが育成でGⅠ未勝利の継承ウマ娘から想いを継承し、阪神JF、桜花賞を勝利、スプリンターズSを二連覇し、クラシック級のうちにファン数が100,000人以上になる

モチーフ馬が420~30㎏という牝馬としても小柄な体格ながら早くから頭角を現し、旧4歳(現3歳)で桜花賞とスプリンターズステークスを制して最優秀4歳牝馬と最優秀スプリンターに選出されたことに由来すると思われる。継承条件はモチーフ馬の母ディプリシトに由来すると思われる。

レース条件に関しては全て目標レースに含まれているし、クラシック級の間のファン数10万人達成はファン数を稼ぎにくいマイル短距離向きの距離適性がネックになるものの、ある程度意識的にレースに出ていれば難なく達成可能な数値である。

一番厄介だと思われるのは最初の「育成でG1未勝利の継承ウマ娘から思いを継承」の部分である。ウマ娘というゲームにある程度慣れてきた人なら分かると思うが、このゲームにおいて継承で頻繫に使うような殿堂入りウマ娘をG1未勝利で作成することは至難の業である。その為この二つ名を取るには編成の段階から取ると決めて育成を始めないと達成はほぼ不可能であるため、狙わないとほぼ確実に取れない二つ名である。片方の継承枠を潰すことにはなるが稀にジュニア級の目標を失敗して誕生してしまうメジロマックEーン辺りを使うのが最も無難だと思われる。

ハルウララがんばる

  • 対象ウマ娘:ハルウララ
  • 獲得条件:『ファン数が550000人以上になる』

ウマ娘のアプリリリースの5年前にCygamesが運営するWeb漫画サイトにて連載されていた漫画「ウマ娘 プリティーダービー -ハルウララがんばる!-」に由来すると思われる。

条件はシンプルで、汎用二つ名の一つである「みんなのウマ娘」に5万人足しただけ。しかしハルウララの適性は素の状態だとダート・短距離orマイル(適性B)と最もファン数を稼ぎにくい路線の適性しかなく、普通にプレイしていたら55万人なんて夢のまた夢、大抵は10万~20万人程度のファン数で育成が終わってしまう。

そもそも55万人というファン人数は、日本ダービーやジャパンカップや有馬記念といった大幅にファン人数を稼げるレースに出られる芝の中長距離ウマ娘が、半ばトレーニングを度外視して中長距離G1はもちろんG2以下のレースにも多数出走した上でURAファイナルズ優勝までこぎ着けて、初めて到達できるラインのファン人数である。その全てに適性のないウララでこれを達成するのがいかに困難かはわざわざ説明するまでもない。間違いなく固有二つ名の中でも最難関候補の筆頭格である

それでも達成者はいるもので、達成者によると、ファン人数ボーナスを100%以上積めば中長距離適性を上げなくても、芝の短距離・マイル重賞だけでも達成可能とのこと(関連動画も参照)。ゲームの配信開始以来最も長く達成者が出なかったこの二つ名も、この方法論が確立された現在はわりとコンスタントに達成報告が上がっている。

それでも継承で芝因子を☆10個以上用意し、1回目の継承で芝因子を引けるのをお祈りした上で、芝の短距離・マイルG1に全勝した上で合間にG2・G3も勝って通算30勝以上でのURAファイナルズ優勝を要求されるので、相当に厳しい戦いになることに変わりはない。いつか絶対取ってやるからな……

夢の体現者

  • 対象ウマ娘:バンブーメモリー
  • 獲得条件:『重賞に23回以上出走し、シニア級の安田記念、宝塚記念、スプリンターズS、マイルCSを勝利する

モチーフ馬が1991年の宝塚記念で競馬実況でお馴染みの杉本清から後に恒例となる「私の夢」に初めて指名された馬であることに由来する。なお「私の夢」に指名された馬の勝率は……お察しください。

レース条件の方は史実の勝ち鞍に加えてオグリキャップにわずかに及ばなかったマイルCSと杉本清からあまり受けたくない「私の夢」指名を受けた宝塚記念を勝利する必要があるが、中距離適性が素の状態ではCなので、安定して宝塚記念を勝ちたいのなら因子継承で中距離因子を☆4以上にして適性をAまで上げておきたい。

史実では年間12レース出走や連闘を平然とこなしていた事からかなりの数の出走が要求されているが、「Make a New track!!~クライマックス開幕~」での育成であれば大量のレースに出走するのが育成の最適解の一つとされているため、こちらの方で育成することを強く推奨する。

笑門来福

  • 対象ウマ娘:マチカネフクキタル
  • 獲得条件:『やる気「絶好調」でGⅡまたはGⅠに15回以上出走し、菊花賞を含むGⅡ以上で3連勝以上する』

モチーフ馬の馬名および、同じ馬主の同期のダート馬で明らかに2頭セットな名前であるマチカネワラウカドが由来だと思われる。

前述のゴールドシチーと同じく、やる気「絶好調」指定というのが大きな特徴。ただしゴールドシチーと違って「全レース」の指定はないので、目標レース直前にやる気ダウンイベントが起きてもリカバリ可能。
出走数および勝利条件の達成は簡単だし、やる気は絶好調を維持するというのは育成のセオリーだが、ゴールドシチーと同様に固有二つ名の中でも運要素が強い。ランダムで選択される目標2と目標7でG2の弥生賞および札幌記念を引けると有利になるあたり、意図的に運要素強めの条件として設定されているとみるべきだろう。狙って取りにいくよりも、普通にフクキタルを育成していて運良く取れるのを待つ方がいいかもしれない。

なお、サービス開始当初は上記の条件の頭に「常に」の文字がついており、ゴールドシチーと同じくやる気好調以下での出走不可という完全な運ゲー二つ名であった。
フクキタルらしいと言えばらしいが、さすがに運ゲーすぎるということでか、2021年4月はじめ頃にひっそりと現在の条件に修正されている(Twitterを検索してみると、3月末に「常に」の文字がある画像ツイート、4月上旬に「常に」が消えている画像ツイートがそれぞれ確認できる)。
元々の条件だと「やる気ダウンイベントが起きるという不運が来ないことを祈る」二つ名になってしまうため、「常に」を外すことで狙って獲りに行くことを可能にした上で、前述の弥生賞・札幌記念を引けるという積極的な幸運を祈る二つ名にする意図の修正と見るべきだろうか。
フクキタルが修正されたのに、その修正前フクキタルの条件にさらに難易度の高い追加条件をつけたゴールドシチーの二つ名の条件おかしくない?

不屈の挑戦者

  • 対象ウマ娘:メイショウドトウ
  • 獲得条件:『天皇賞(春)、宝塚記念、有馬記念を含む重賞9連勝以上する』

モチーフ馬が競走馬生活中に幾度も世紀末覇王テイエムオペラオーに勝てず2着止まりだった中で、6度目の対戦で遂に勝利した所に由来していると思われる。

条件は、史実でもし仮に2000年金鯱賞から2001年宝塚記念までの間に、テイエムオペラオーに1着を譲り2着となったレース全てに勝っていた場合、重賞9連勝となることからと思われる。
言わば二つの意味でオペラオーを越えた時のみ得られる固有二つ名である。
彼女の目標レースはライバルの実力は一定以上あり、レース順位設定自体も全て3位以内と高くなっている。そのためシニア級1月以降の日経新春杯から有馬記念までの目標レース全てを1着で切り抜けるのはさほど難しくなく、もしブロックなどで下位に沈んでも、目覚まし時計によるやり直しができる可能性は十分ある。普通に進めるだけで重賞6連勝と、宝塚記念・有馬記念の勝利を決めるまではわりかし容易にこなせるだろう。一番の難所は天皇賞(春)で、URAファイナル出走のネームドウマ娘に比肩しうるステータスでオペラオーに挑まなくてはならない。育成目標外で目覚まし時計もない一発勝負なので3200mを走れる十分なスタミナやスキルを積んで挑戦するべきだろう。宝塚記念や有馬記念に年数指定はないのでクラシック級から狙うのもあり。
ステータスが大きく上がる隠しイベントと並行して挑みやすいのもありがたい所である。

クールビューティー

  • 対象ウマ娘:メジロドーベル
  • 獲得条件:『作戦「差し」かつ1番人気で阪神JF、桜花賞、オークス、秋華賞を勝利、エリザベス女王杯を二連覇し、ファン数が240,000人以上になる』

モチーフ馬の母馬が「メジロ”ビューティー”」であることや溺愛していた堀口良吉厩務員から安瀬良一厩務員に担当が引き継がれた後に、ドーベルとその安瀬厩務員は最初はそりが合わなかったが、安瀬厩務員が夜まで世話を続けたことによりようやくドーベルが気を許したエピソードに由来していると思われる。

条件は史実通りの阪神JF勝利とエリザベス女王杯連覇に史実以上の牝馬三冠の達成、そこに人気に作戦とファン数指定が加算されたもの。最低でもマイル戦に差しで2回勝利や1番人気に6回選ばれる運要素はあるが、ウララやデジタルのような育成目標の一つである距離適性外の有馬記念がないのがプラス要因だろう。有馬記念を除いた育成目標を勝ち続ければ一定のファン数も期待できるが、ジャパンCに出走して確実なものにしたいものだ。

愛しき名脇役

  • 対象ウマ娘:ナイスネイチャ
  • 獲得条件:『G1で3着を3回、ファン数が320000人以上になる』

モチーフ馬が多くのG1レースで善戦しながらも勝ち切れなかったことで一部の競馬ファンから熱烈な人気を博したことや、スターや個性派ぞろいの1990年代前半の競馬界で数々の名勝負の名脇役を務めてきたことに由来する。

条件はそのシンプルな文面から一見簡単に見えなくもないが、レースにプレイヤーの手が及ばないこのゲームで3着というのは取ろうとして取れるものではなく、本人の固有スキルが3番手で発動し3着で終わらないつもり満々であることもそれに拍車をかける。その上G1はファン数集めにおいて重要な機会であり、特にファン数を大きく稼げるジャパンCや有馬記念で3着になった場合はファン数の条件を満たすことに支障が出てくる場合もあり得る。
勝つべき時はちゃんと勝てる能力を保持しつつ3着を狙うための戦略としては、初期Cのマイル適性を上げずにマイルのG1レースに出ると結構な確率で先頭を差し切れずに3着を取れる。数は少なくないのでどんどん出ておこう。
それ以外では、比較的事故りやすいジュニア級のホープフルSやクラシック級のジャパンC、スタミナが足りないとライバルに完敗しやすいシニア級の天皇賞(春)あたりで3着を拾っておけると獲得がぐっと近付く。しかしながらどれだけ手を尽くしても結局のところは最後は”運”であることから狙って取るのは極めて難しく、先述のフジキセキ、後述のメジロパーマーと並び準最難関候補の一角といっても良いだろう

条件の元ネタはモチーフ馬が残した有馬記念3年連続3着という大偉業ならぬ大”異”業である。シニア級有馬記念は最終目標ゆえに1着指定なので、史実再現を狙うならいっそクラシック級有馬記念で3着を取っての取得を目指してみるのもアリか(ちなみに史実で有馬記念以外に3着を獲ったG1は1992年マイルCS)。

世代のキング

モチーフ馬が生まれた世代がマスメディアやネット掲示板等において最強世代とされている点や、その中でも11冠ベイビーという超が付くほどの良血や世代の頂点に立つことを期待された経緯から馬名がアサカヘイローから「キング」ヘイローへと改められたこと等が由来であると思われる。継承条件はモチーフ馬の両親が現在でも欧州最強馬に一頭として挙げられることの多いダンシングブレーヴ、アメリカ版牝馬三冠であるトリプルティアラ(ウマ娘のトリプルティアラとは別物)を達成したグッバイヘイローという超良血であり、両親のG1勝利数を合計すると11勝になることに由来する。

条件は同世代との対決に焦点が当てられている珍しい例であるが、この中でキングヘイローが史実において先着したのは皐月賞においてスペシャルウィークに1回のみであり、ウイニングチケット同様、史実をはるかに超えたレベルの挑戦が要求される。
クラシック級やシニア級で何回も対決するスペシャルウィークセイウンスカイは意識せずとも3回勝つのは難しくないが、問題は目標レースで対決できる機会が少ないグラスワンダーエルコンドルパサーの二人、特にエルコンドルパサーは出走しやすいと言えるレースが少なく、エルコンドルパサーのみ条件を満たせずに獲得失敗というパターンが最も多い。エルコンドルパサーが史実で走った共同通信杯、NHKマイルC、毎日王冠、ジャパンC辺りを狙って出走すると遭遇率を上げられるので覚えておきたい。
また、シニア級の有馬記念では特殊イベントにより4人全員が固定出走してくるので、そこで勝利できれば獲得に大きく近づく。
なお「対象ウマ娘に勝利」というのはレース自体に勝たなくても先着すればOK。たとえばシニア有馬記念で「1着グラス、2着スカイ、3着キング、4着スペ、5着エル」になった場合、勝利数カウントは「グラス・スカイ+0、スペ・エル+1」になる。

最強世代最大の遅咲きが世代の頂点に君臨し、この二つ名を手にする瞬間は感動必至である。固有二つ名が史実そのものから「ありえたかもしれない未来」あたりに準じたものがほとんどである中、史実を踏まえた(CMでも使われた)「不屈の王」といった類いではなく、あえて史実からかけ離れた完全なifである「キングに世代の頂点を獲らせる」称号を用意したあたりに、運営のキング愛が感じられるのではないだろうか。是非とも頑張って獲得してもらいたい。

大器晩成

  • 対象ウマ娘:マチカネタンホイザ
  • 獲得条件:『GⅠに12回以上出走し、菊花賞、有馬記念(シニア級)を含む2500m以上の重賞で4回以上勝利する

モチーフ馬が優れた素質を有しながらも度重なる病気や強力無比なライバルを前に掲示板にまでは入れるものの中々勝ちきれなかったことで「未完の大器」と呼ばれていたことに由来する。

条件は菊花賞と有馬記念の勝利を除けば至って普通の史実再現、史実越え要素である菊花賞と有馬記念も漏れなく目標レースに入っており、2500m以上の重賞も目標レースをすべて勝利していれば達成可能であるため、厄介になるのは「G112回以上出走」という条件だろう。

マチカネタンホイザの適性を考慮すると勝ち負けになるG1は中長距離のG1に限られるため、育成を度外視して適性を上げないまま短距離やマイルのG1の玉砕上等で特攻するのでなければ出走機会は目標レースを含めて計14回しかなく見た目以上にシビアな条件である。もし少しでも育成と両立しつつ、達成を安定させたいのなら育成の過程で大量のレースに出やすい「Make a New track!!~クライマックス開幕~」で育成するか、素ではDのマイル適性をマイル因子を積んで最低でもBくらいまでは上げておくといいだろう。

波乱の逃げウマ娘

  • 対象ウマ娘:メジロパーマー
  • 獲得条件:『作戦「逃げ」かつ4番人気以下でGⅠを勝利し、作戦「逃げ」かつシニア級で天皇賞(春)、宝塚記念、有馬記念を勝利し、逃げ適性をS以上にする』 

モチーフ馬が豊富なスタミナにものを言わせた大逃げ戦法で前評判の低さをひっくり返して史上5頭目となる春秋グランプリ制覇を達成したことに由来する。逃げ適性Sが条件に含まれているのは春秋グランプリ制覇を果たした旧6歳時の天皇賞(春)で最高の相棒とも言える山田泰誠とコンビを組み始めて大逃げ戦法を開花させたことが由来かと思われる。

条件は天皇賞(春)の制覇を除けばおおむね史実再現なのだが……達成は非常に難しい。まず継承で逃げをSにする事が必須条件であるためそこでお祈りしないといけないのも厄介であるが、一番の問題はある程度育成に慣れてくるとステータスがNPCウマ娘と比較して高水準でまとまるようになるため「4番人気以下を取ること」というのが非常に難しくなる点だろう。人気を大きく左右する基礎ステータスを抑えつつ、あまり人気への影響がないスキルを利用してどこまで勝てるかというのが達成の肝となるだろう。狙うならば比較的にステータスが抑えられる「新設!URAファイナルズ」で半ばステータスを度外視しつつ高頻度でレース出走を繰り返して、スキルを稼ぎつつ、人気薄でG1を勝てる機会をうかがうのが一番正攻法のやり方だと思われる。しかし、より出走数を上積みしたいのならば素がFのマイル適性の強化も必須であるため、マイル因子も用意したいが、あんまりマイル因子に偏らせると今度は逃げの適性が上がる確率も落ちるというジレンマに陥る。総合的に見て、フジキセキやナイスネイチャの二つ名と並ぶ準最難関候補の一角といっても過言ではないだろう。 

願い叶える宝石

  • 対象ウマ娘:サトノダイヤモンド
  • 獲得条件:『育成ランク[S]以上のウマ娘から想いを継承し、菊花賞、天皇賞(春)、ジャパンC(シニア級)を勝利し、有馬記念を二連覇する

モチーフ馬の馬名と、馬主である里見治氏が菊花賞をサトノダイヤモンドが制したことで悲願のG1初制覇を果たしたことに由来する。継承の条件はモチーフ馬の父が「日本競馬の至宝」ディープインパクトであることに由来すると思われる。

史実では菊花賞と有馬記念を勝っているが、条件にはそれに加えてキタサンブラックが父が残したレコードを一秒近く更新する走りを前に3着に屈した天皇賞(春)、アーモンドアイのワールドレコードの走りを6着で眺めたジャパンカップ制した上で、凱旋門賞の遠征の影響で挑戦すら叶わなかった有馬記念連覇を達成する必要があり、史実越えの目標となっているが、ジャパンカップ以外は全て目標レースに入っている他、継承条件も現状の環境ではそこまで難しいものではない為、育成に慣れたトレーナーならそこまで苦労することなく取れるだろう。 

お祭り娘

  • 対象ウマ娘:キタサンブラック
  • 獲得条件:『菊花賞、天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋)(シニア級)、有馬記念(シニア級)を含むGⅠを7勝以上し、ファン数が480000人以上になる

モチーフ馬の馬主が国民的歌手として名高いの北島三郎氏であり、菊花賞とジャパンカップを制覇した際に氏の代表的な楽曲である「まつり」を本人が歌い上げたこと。またフジテレビの競馬中継番組「みんなのKEIBA」の日本ダービー特番のCMにおいて「祭りだ祭りだ! キタサンブラック」と紹介されていたことにも由来すると思われる。 

条件は史実では結局一度も勝てなかった宝塚記念の制覇を除けば全て史実再現となっているが、どれも目標レースに含まれている他、彼女自身の性能も高めである為レース目標の方は苦労することは少ないだろう。ファン数480000人もゴールドシップと同数でハルウララに次いで二番目に多い条件だが、目標レースとURAファイナルズをすべて勝利できれば概ね40万人程度は稼げる為、目標に含まれない皐月賞や日本ダービー、クラシック級のジャパンカップ辺りを追加で勝っておけば難なく達成できるだろう。

花開くサクラ

  • 対象ウマ娘:サクラチヨノオー
  • 獲得条件:『育成で朝日杯FSを勝利した基礎能力(スピード)が1200以上の継承ウマ娘から想いを継承し、朝日杯FS、皐月賞、日本ダービー、ジャパンCを勝利する

モチーフ馬の馬名に由来、継承条件はモチーフ馬の父がウマ娘内でも関係がフィーチャーされることが多い「スーパーカー」マルゼンスキーに由来する。

条件は史実の勝ち鞍に加え、ヤエノムテキの3着に敗れた皐月賞と故障の影響でその舞台に立つことすら叶わなかったジャパンカップを勝利する必要があるが、皐月賞もジャパンカップも目標レースに含まれているので問題ない……と思ったら大間違いで、目標に含まれるシニア級のジャパンカップではNPCとしては異常に強いステータスを持つマルゼンスキーとの勝負が強要されるという落とし穴が存在する(その為か最後の目標レースであるにもかかわらず、目標順位は異例の2着以内)その為、ジャパンカップ勝利は目標外ではあるがクラシック級の内に達成しておこう。継承条件もそこまで難しくはないが念のためステータスと朝日杯を勝利しているかの確認は怠らないようにしたい。

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関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
    • ウマ娘 プリティーダービーの関連項目一覧

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