国道298号とは、埼玉県和光市から千葉県市川市へと至る一般国道。
東京外環自動車道(以下、外環道)と共に東京外かく環状道路と呼ばれ、都心近郊の幹線を連絡する役割を担う。
一般国道 | |
---|---|
国道298号 | |
基本情報 | |
総距離 | 43.8km |
起点 | 埼玉県和光市新倉 |
終点 | 千葉県市川市高谷 |
経由都市 | |
埼玉県 | 戸田市、さいたま市港区(旧浦和市)、川口市、草加市、八潮市、三郷市 |
東京都 | 葛飾区 |
千葉県 | 松戸市、市川市 |
道路テンプレート |
経由市区:戸田市・浦和市(現さいたま市南区)・川口市・草加市・八潮市・三郷市・東京都葛飾区・千葉県松戸市
元々、都心から放射状、つまり「縦」に伸びる多くの幹線道路に対し、それぞれを接続する「横」の路線が脆弱だった事から、いわゆる「3環状9放射」の一環として計画された道路。
そのため、「既存の主要な道路を国道として指定する」という一般的なケースとは違い
「国道として新規に建設する事業計画」の下に路線を伸ばしていった珍しいタイプの国道である。
東京外かく環状道路、と「郭」の字をひらがなにするのが現在の正式な表記らしい。ただし計画当初は「外郭」と漢字を使っていた時期もあった。
またこの名称は外環道との総称であり、298号単体を指すものではない事に注意。
現在の外環道の起点は練馬区の大泉インターだが、国道298号の起点は和光市の和光北インターである。
大泉インター~和光北インター間も並走する道路は存在するが(一部未開通の部分あり)、現在は地元との協議のもと国道指定はされていない(今後の進捗状況によって変化する可能性はある)。
2018年6月1日までは外環道の区間は大泉JCTから三郷南ICだったが、2018年6月2日に東関東自動車道まで開通。その側道にあたる298号も、その日に国道6号から国道357号までの区間が4車線で開通。
川口市安行付近を西へ向かうと存在する、上り線限定の道の駅。
日本橋の道路元標から直線距離で僅か20km程度しかない、東京都心から最も近い道の駅として知られる。
都市部にあるだけに、5階建ての本館に100台以上の駐車場と大規模であるが、緑化センターや屋上庭園を備え、近隣にはグリーンセンター等もあり、自然にも力を入れているエリアだと感じられる。
道路 | 交差点名 | 所在地 |
---|---|---|
国道254号 | 松ノ木島 | 埼玉県 |
国道17号(新大宮バイパス) | 美女期八幡 | |
国道17号 | 辻一丁目 | |
国道122号 | 西新井宿 | |
国道4号(草加バイパス) | 新善町 | |
国道4号(東埼玉道路) | 八条白鳥 | |
国道6号 | 外かん矢切入口 | 千葉県 |
国道14号(千葉街道) | 菅野駅入口 | |
国道357号 | - |
このように都心から放射状に伸びる各国道を結んでおり、3環状としての役割を果たしているのが明確に見える。
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最終更新:2024/04/20(土) 06:00
最終更新:2024/04/20(土) 06:00
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