國鐵金澤とは (コクテツカナザワとは) [単語記事]

國鐵金澤とは、「JR西日本金沢支社」の俗称である。

概要

JR西日本管内のボロ車両地区だったことから。西の國鐵廣島に対し、東の國鐵金澤と称される。
とはいえ、廣島とは違って521系という新車は導入されているし、681系・683系による特急列車の運用も存在する。

また2015年 3月改正で北陸新幹線が金沢まで乗り入れる傍ら、北陸本線の金沢以西がIRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道に転換されており、更に国鉄時代の色合いが薄れてきているといえる。

「國鐵廣島」は2ちゃんねるの鉄道板が発祥であり、鉄道ファンの間でもスラングとして広く使用されていた。
しかしこの「國鐵金澤」はファンの間で自然発生したものではなく、とある事件が発端となって発生した用語である。

元「組曲阪急の人」が國鐵北陸や國鐵金澤タグをつけて、上の動画を投稿した（現在は削除）。
しかし、地元民の福井の鉄道の人が北陸3県を一括りにされたことに怒りし、下の動画を投稿した。

これは「北陸の将来が希望に満ちている動画」であり、先に投稿された動画よりも再生数を上回った。
実際は広島支社ほど国鉄車両だらけということはない金沢支社だが、このような経緯で有名になったタグである。