この記事では、地名を命名の由来とする和文フォントを一覧にまとめる。
| 書体名 | ファウンドリー | 由来 | 経緯など |
|---|---|---|---|
| 秋葉原16 | ブラザー工業 | 秋葉原 | 平木敬太郎によるビットマップ書体シリーズである。かつてブラザー工業から発売、現在はフリーフォントとして公開されている。 |
| 江戸勘亭流 | 富士ソフト | 江戸 | 江戸文字である勘亭流の書体。日本リテラルの「セイビジンダイ」OEM。 |
| 大江戸勘亭流 | フォントワークス | 江戸 | 江戸文字である勘亭流の書体。シヤチハタの「鯱旗勘亭流」OEM。 |
| Osaka | Apple | 大阪 | MacOS搭載フォント。欧文のシステムフォント「Chicago」に対し、シカゴの姉妹都市である大阪をあてた。なお、平成角ゴシックとMonacoという書体の混植によるカスタムフォントである。 |
| 神楽坂12/16 | ブラザー工業 | 神楽坂 | |
| 兜町16 | 兜町 | ||
| Kyoto | Apple | 京都 | 同じくMacOS(正確には漢字Talk)搭載フォント。明朝体であった。 |
| 小伝馬町12/16 | ブラザー工業 | 日本橋小伝馬町 | |
| SF Pro JP | Apple | サンフランシスコ | SFはSun Franciscoの略。同社のコーポレートフォントで、欧文書体に関しては無料で公開されている。和文書体はその欧文と、タイププロジェクト「AXIS」書体の混植。 |
| セイビイサラゴ | 日本リテラル | 伊皿子坂 | 日本リテラルの書体シリーズ・セイビフォントは、同社の所在する港区周辺の地名を由来とするものが多い。 潮見坂は伊皿子坂の別名。 高輪は旧本社所在地で、三田は現本社所在地。 |
| セイビオオキド | 高輪大木戸 | ||
| セイビシバ | 港区芝地区 | ||
| セイビシオミ | 潮見坂(汐見坂) | ||
| セイビシロガネ | 白金・白金台 | ||
| セイビタカナワ | 港区高輪 | ||
| セイビミタ | 港区三田 | ||
| セイビミナト | 港区 | ||
| 築地体 | 東京築地活版製造所 | 築地 | 日本におけるタイプファウンドリー草創期を支えた活字メーカーによる活字書体の総称。製造所解散後も和文書体の造形に大きな影響を与え、名を残した。 |
| 筑紫書体 | フォントワークス | 筑紫野 | 明朝体、ゴシック体、丸ゴシック体などを備える、フォントワークスのフラッグシップ書体。デザインした藤田重信の出身、福岡県筑紫野市、および九州全体を指した古い呼称「筑紫」に由来。 |
| 東京シティフォント | タイププロジェクト | 東京 | タイププロジェクトによる都市フォントプロジェクトの一。TPスカイファミリーを元としたカスタムフォント。 |
| TOKYO 2020 JPN | モリサワ | 東京 | 2020年東京オリンピック用に、同大会公式スポンサーでもあったモリサワが開発。カスタムフォントで、和文はUD新ゴが元。 |
| 道玄坂12/16 | ブラザー工業 | 道玄坂 | |
| 人形町16 | 人形町 | ||
| 八丁堀16 | 八丁堀 | ||
| 濱明朝 | タイププロジェクト | 横浜 | タイププロジェクトによる「都市フォントプロジェクト」において、横浜をテーマとした書体。港などの特徴を書体の造形に落とし込んだ。 |
| 日比谷24/32 | ブラザー工業 | 日比谷 | |
| ヒラギノフォント | SCREEN | 柊野 | 京都市北区の鴨川付近をさす地名。角ゴシック、明朝体などの造形のイメージと、地名の雰囲気のフィーリングで決定している。 |
| 武蔵野 | モリサワ | 武蔵野(武蔵野台地) | 造形のイメージと、風景の印象で決定している。 |
| 武蔵野書体 | トライオクス | 同上 | トライオクス社により1995年までに集成した書体ブランド。ゴシック体、明朝体、POP体など。同社は現存しない。 |
| モトヤホンコン | モトヤ | 香港 | |
| 龍門石碑体 | ダイナコムウェア | 龍門石窟 | 中国の龍門石窟に刻まれた碑文に由来。 |
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最終更新:2025/12/08(月) 01:00
最終更新:2025/12/08(月) 00:00
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