変態企業とは、企業に贈られる最大級の賛辞であり、称号である。
広義の変態企業
狭義の変態企業
キサラギは、ACパーツにおいてもとっつき、火炎放射器など独創的で尖った性能のパーツを多数生産している(ただし、内装系パーツの評価は総じて高い)が、キサラギを変態企業たらしめる最大の理由は、キサラギが開発した生体兵器「AMIDA」である。
AMIDAはダニのようなものを手足増やして大きくしたような感じであり、繁殖力が異常に強い。
初期の段階では、敵と見なした者にピョコピョコ跳んで近づいて自爆するという習性を持っている。
その後改良され、自爆をしなくなった代わりに酸を吐くようになった、また♂♀の区別も分かるようになり、飛行型(体色が変わって更にキモい)も確認されるようになった。雄は雌よりも小さく、交尾が終わると雌に食われる。
しかし、キサラギの企業力もあってかそれらを制御できない事もあり、レイヴンを雇って駆除依頼を出す事もある。(キサラギ(架空の企業)より引用。)
そのキモく、ある意味愛くるしい(?)外見と特性により、ある意味ネクサスのマスコットキャラクターと化し、キサラギの変態企業の地位を不動のものとした。
アーマード・コア4に登場。
同タイトルの最大の特徴である「コジマ技術」のリーディングカンパニーで、ネクスト用パーツはFCSなどの精密製品や、プライマルアーマーの性能のなどコジマ技術に特化したパーツを多数開発している。
同社製パーツ(一部レイレナード製)パーツで構成された機体「アクアビットマン」は、
アーマード・コア4に登場。
GAのヨーロッパ支社であり、GAグループ内のコジマ技術を担っている。
裏ではレイレナード陣営であるアクアビットとの共同開発も行っており、後に「あんなものを飛ばして喜ぶ変態」と呼ばれることとなる元凶「ソルディオス」を開発した。
シナリオ終盤でアクアビット共々壊滅、後に合資しトーラスを創立する。
アーマード・コア フォーアンサーに登場。
前作で壊滅したGAEとアクアビットを前身とする。上記の通り、変態企業が合わさってできた企業なのだから、それが変態企業であることは自明の理である。
開発するパーツの傾向もアクアビットから引き継いでおり、内装系パーツとコジマ技術特化パーツが大半を占める。
環境汚染を省みぬネクスト用のコジマキャノン、前作に登場した大型コジマ砲「ソルディオス」を、空を飛び回る自律兵器「ソルディオス・オービット」に改造、自社製ネクストにソルディオス・オービットにしか見えないパーツを搭載、オーバードブーストを使えばコジマ粒子をそのまま垂れ流しているようにしか見えない、など変態企業っぷりには事欠かない。
また、作中において実際に主人公のオペレーターと後述の有澤隆文に「変態」扱いされている。
アーマード・コア フォーアンサーに登場。
同機関が開発した試作ネクスト「X-SOBRERO(フラジール)」は、「パイロットを機体が殺す」とまで言われるトンデモ超高機動・紙装甲機体であり、その外見は内装パーツやコクピットがどこに収まっているのかすら怪しいT字型のコアや、腕というよりも武器を挟むクリップといった趣きの簡易型腕部など、シリーズ通しても例を見ないほどの前衛的デザインであり、しばしば「穴」の字に例えられる。
そして何よりも、搭乗者「CUBE」の「AMSから、光が逆流する…! ギャァァァァァッ!」などのセリフがネタセリフとして有名になり、ニコニコ動画において多数のMADが製作される要因となった。
大艦巨砲主義を地で行く日本企業。生産するネクストは、実弾防御とAPに特化したタンク型と、グレネードランチャーに特化している。そのトーラスとは真逆に特化した方針により、こちらも変態企業として扱われることがしばしばある。
また、同社の43代社長「有澤隆文」は、何と自らがリンクスとして戦場に赴く。影武者説もあるが、社長自ら戦場で体を張って自社製品をアピールする様はまさに社長の鑑。
ソルディオス・オービットを見て「面妖な、変態技術者どもめ」と発言、主人公のオペレーターと同じく作中で「変態」発言をした人物である。
これら多数の変態企業を擁する作品群を開発したフロム・ソフトウェア自身が変態企業であることは想像に難くないだろう。「フロム脳」という言葉の存在からも確定的に明らか。
などを始めとし、フロムを変態企業たらしめる要因は枚挙に暇がない。
但し、USTREAMでのフロムソフトウェアのゲーム「アーマード・コアⅤ」の実機プレイ映像配信において機械への余りのこだわりぶりに「変態」扱いされた際、鍋島俊文プロデューサーは「変態?どこが?」と返すあたりどうやら本人に自覚がない様子である。
アーマード・コアのプラモデルシリーズ「ヴァリアブル・インフィニティ」(V.I.)を発売している。
ACシリーズの特徴である複雑で細かいデザインを再現するために非常に細かくパーツ分けがなされており、塗装をせずとも非常に高いレベルで色分けが再現されている。(ただし、武装パーツに関しては基本的に単色成型)
その素晴らしいクオリティに対する賛辞として「変態企業」の称号が贈られることがある。
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最終更新:2024/04/20(土) 03:00
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