変態企業とは、企業に贈られる最大級の賛辞であり、称号である。
元はアーマードコアシリーズに登場する架空の企業、キサラギ、アクアビット、GAE、トーラス、有澤重工、アスピナ機関などを指すファンによるスラングである。これらの企業は登場作品こそ違えど、
といった共通点があり、それらに対するある意味ほめ言葉として変態企業と言われるようになった。
特定の分野において主に斜め上方向に尋常ではない技術力とキチガイとしか思えない発想力、そして狂気じみた愛熱意を持つ企業ならびに団体
も変態企業と呼ばれるようになった。
AC3においては火炎放射器やら投擲銃など一癖あるパーツ群を販売している。シリーズ初となる実体型ブレード、通称とっつきを開発した。これは当てやすく使用回数無制限のENブレードとは異なり、非常に攻撃力は高いが非常に当てづらくしかも使用回数制限つきとなっている。特に対AC戦においては重量級以外命中率は絶望的で使いどころを見出すのが難しく、他のパーツ以上に癖が強いものとなっている。
ACNXにおいてもその変態ぶりは揺るがず、キモく愛くるしい(?)外見と特性を持つある意味ネクサスのマスコットキャラクターとなったAMIDAを開発。そしてACLRにおいてはアライアンスに隠れて寝食を忘れるほどAMIDAの研究に没頭し、研究所にアライアンスの査察が入る際には研究データの回収を主人公に依頼し研究所を爆破した。
これらの独自の発想とAMIDAに対する愛研究に対する熱意による一連の行動、それらを実現する高い技術力がキサラギの変態企業としての地位を不動のものとした。
アーマード・コア4に登場。
同タイトルの最大の特徴である「コジマ技術」のリーディングカンパニーで、ネクスト用パーツはFCSなどの精密製品や、プライマルアーマーの性能のなどコジマ技術に特化したパーツを多数開発している。
同社製パーツ(一部レイレナード製)パーツで構成された機体「アクアビットマン」は様々な理由からシリーズ屈指のネタアセンとして知られる。
アーマード・コア4に登場。
GAのヨーロッパ支社であり、GAグループ内のコジマ技術を担っている。
裏ではレイレナード陣営であるアクアビットとの共同開発も行っており、後に「あんなものを飛ばして喜ぶ変態」と呼ばれることとなる元凶「ソルディオス」を開発した。
シナリオ終盤でアクアビット共々壊滅、後に合資しトーラスを創立する。
アーマード・コア フォーアンサーに登場。
アーマード・コア4で壊滅したGAEとアクアビットを前身とする。上記の通り、変態企業が合わさってできた企業なのだから、それが変態企業であることは自明の理である。
開発するパーツの傾向もアクアビットから引き継いでおり、内装系パーツとコジマ技術特化パーツが大半を占める。
環境汚染を省みぬネクスト用のコジマキャノン、前作に登場した大型コジマ砲「ソルディオス」を、空を飛び回る自律兵器「ソルディオス・オービット」に改造、自社製ネクストにソルディオス・オービットにしか見えないパーツを搭載、オーバードブーストを使えばコジマ粒子をそのまま垂れ流しているようにしか見えない、など変態企業っぷりには事欠かない。
また、作中において実際に主人公のオペレーターと後述の有澤隆文に「変態」扱いされている。
アーマード・コア フォーアンサーに登場。
大艦巨砲主義を地で行く日本企業。生産するネクストは、実弾防御とAPに特化したタンク型と、グレネードランチャーに特化している。そのトーラスとは真逆に特化した方針により、こちらも変態企業として扱われることがしばしばある。
また、同社の43代社長「有澤隆文」は、何と自らがリンクスとして戦場に赴く。影武者説もあるが、社長自ら戦場で体を張って自社製品をアピールする様はまさに社長の鑑。
ソルディオス・オービットを見て「面妖な、変態技術者どもめ」と発言、主人公のオペレーターと同じく作中で「変態」発言をした人物である。
アーマード・コア フォーアンサーに登場。
同機関が開発した試作ネクスト「X-SOBRERO(フラジール)」は、「パイロットを機体が殺す」とまで言われるトンデモ超高機動・紙装甲機体であり、その外見は内装パーツやコクピットがどこに収まっているのかすら怪しいT字型のコアや、腕というよりも武器を挟むクリップといった趣きの簡易型腕部など、シリーズ通しても例を見ないほどの前衛的デザインであり、しばしば「穴」の字に例えられる。
そして何よりも、搭乗者「CUBE」の「AMSから、光が逆流する…! ギャァァァァァッ!」などのセリフがネタセリフとして有名になり、ニコニコ動画において多数のMADが製作される要因となった。
これら多数の変態企業を擁する作品群を開発したフロム・ソフトウェア自身が変態企業であることは想像に難くないだろう。「フロム脳」という言葉の存在からも確定的に明らか。
会社を立ち上げるにいたった経緯やゲーム業界に参入した際の処女作、製作したゲームにおいて変なところにこだわりを持つなどフロムを変態企業たらしめる逸話、要因は枚挙に暇がない。
但し、USTREAMでのフロムソフトウェアのゲーム「アーマード・コアⅤ」の実機プレイ映像配信において機械への余りのこだわりぶりに「変態」扱いされた際、鍋島俊文プロデューサーは「変態?どこが?」と返すあたりどうやら本人に自覚がない様子である。
アーマード・コアのプラモデルシリーズ「ヴァリアブル・インフィニティ」(V.I.)を発売している。
ACシリーズの特徴である複雑で細かいデザインを再現するために非常に細かくパーツ分けがなされており、塗装をせずとも非常に高いレベルで色分けが再現されている。(ただし、武装パーツに関しては基本的に単色成型)
その素晴らしいクオリティに対する賛辞として「変態企業」の称号が贈られることがある。
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最終更新:2024/03/29(金) 20:00
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