夏神楽とは、Studio e.go!(スタジオ・エゴ) 制作の18禁SRPGである。
巫女達を駆使して妖怪を退治する、ヒロインが敗れるとそのヒロインが妖怪に襲われてしまう(性的な意味で)。
それまで純愛物路線だったStudio e.go! には珍しい異種姦・陵辱物であったが、後に「神楽シリーズ」としてシリーズ物となるまでに至った。
概要
主人公・滝峰幹也は夏休みの間、遠縁の音羽家が管理する水杜(みなもり)神社の手伝いに行かされる。渋々行くと既に妖怪との戦闘が始まっていた。幹也は助太刀に入って撃退するが、妖怪に霊力を奪われ、妖怪との直接戦闘が出来なくなってしまう。そこで味方妖怪召喚と体力回復で音羽姉妹を支援しながら戦うこととなる。
戦闘パートでは霊脈と呼ばれる地点を全て制圧するか、妖怪を全滅させると勝利となる。霊脈を多く抑えた方が霊力(MPみたいなもん)の回復が早い。幹也が敗れるとゲームオーバー、巫女が敗れると妖怪による陵辱へ移る。音羽水田ステージはクリアできないほどではないが高難易度とファンでも評判である。
巫女が妖怪に襲われてしまうと妖怪とのHシーンの後に口・肛門・性器のいずれかを「検査」して、妖気が見つかったら(今作では必ず見つかる)精液で「治療」を施す。やってることはどう見ても性行為です、ありがとうございました。
登場人物
[ ]内は声優。
- 滝峰幹也 [鉄仮面]
- メインヒロイン主人公。平和主義者で優しい好青年、それも上辺だけ周囲と仲良くするのではなく、最終的に和へ至るためなら厳しい言動をも辞さないなど努力を惜しまないエロゲ主人公らしくない正統派主人公。その性格ゆえヒロイン全員から好かれるが、その状況を素直に喜べず修羅場展開を恐れてしまうあたりがまたエロゲ主人公らしくない。本人はデスクワーク希望なのに腕が立つため実戦に送られることが多い。残念なヒロイン達に囲まれツッコミ役に徹してしまう苦労性。戦闘パートでは味方妖怪召喚と回復の呪符を使えるが直接的な攻撃手段は無い。ルートによってはショタ化する。
- ナツ [ダイナマイト♥亜美]
- 「ん。」
水杜神社の神。見た目は獣耳幼女。名の通り夏の神である。訳あって人間とは距離を置こうとする(その理由は作中で明らかになる)。人間でない葉子にのみ懐いている。九尾の狐のなれの果てである殺生石を管理している。
「ん。」
- 音羽桂香 [はるかめぐみ]
- 音羽家長女。真面目で礼儀正しい正統派大和撫子。公式設定では御転婆とあるが、本編では他のヒロイン達がひたすらボケに走るためツッコミ担当になってしまいがちで、初花を叱る場面も多いため御転婆の素振りはあまり見られない。剣士で戦闘パートでは味方の中で最も攻撃力が高い。妖怪に襲われるとある程度抵抗を試みる。短所は機械音痴で、ビデオの録画どころかエアコンの操作すらできない。どういうわけか電子機器を触ると壊れてしまう。それどころか電子レンジのつまみをいじったらなぜか爆発させてしまうという超能力まで披露した。
- 音羽初花 [大波こなみ]
- 音羽家次女。幹也曰く「ノリで生きてる子」。やれば出来る子だが、姉がしっかり者であるためつい怠けてしまう傾向がある。とある理由により閉所恐怖症。武器は弓。妖怪に襲われるとあっさり陥落してしまう傾向がある。神社で唯一PCを扱える工学通。どころか後には「某国の軍事データまでハッキングしかねない」とまで言われるほどになっていた。
- 音羽葉子 [青山ゆかり]
- 音羽家居候で普段は社務所で仕事をしている年齢不詳妙齢の女性。狐の妖怪で、名の由来は「妖狐」。悪戯が大好きでしょっちゅう幹也や桂香を振り回す残念な美人である。相手の思考を読む能力もあり勝手に先に答えて反応を楽しむことも。続編では幹也を射止め2男7女を産む。天神楽の主人公・七歌はその一人。え?他にも他作で主人公になった子がいる?
登場する味方妖怪
水蛇、座敷童、猫叉、蝦蟇、狛犬、鎌鼬、海坊主、土竜、でぼ雀、水竜、護法童子、化猫
登場する敵妖怪
水妖、蛇、木霊、蛞蝓、餓鬼、大蜘蛛、海月、鬼、靫蔓、河童、天狗、鵺、ラスボス
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関連項目