多摩都市モノレール線とは (タマトシモノレールセンとは) [単語記事]

多摩都市モノレール線とは、多摩都市モノレール株式会社が運営する第三セクター方式で設立された、第三セクター鉄道会社。呼称・略称は『多摩モノレール』。

概要

1998年11月に全線の北半分に当たる上北台-立川北間を開業。2000年1月に全線開業となった。開業当時、石原慎太郎都知事が初めて乗車した際、「高速道路を高級車で走ったみたい」との感想を述べた。

多摩川や商業地の町並みを一望できる。また大学名の駅があるとおり、学生の利用者が多い。

曲線が多く、速度は30～50km/h程度。朝昼の手動運転の場合、速度制限により急ブレーキがかかる時がある（特に多摩センター行きの甲州街道-万願寺間）。

駅区間の料金が他路線よりも高く不評だったため2001年4月から隣駅までは100円となった。これは今でも変わっていない。現在はPASMOを導入しており乗車券とのダブル投入もOK。

南北を繋ぐ路線が少なかった東京都多摩地区の交通事情から期待された多摩モノレールではあったが開業して数年は赤字に悩まされ、現在は黒字修正ではあるものの経営状態が安定しているとはいえない。

町田や八王子、箱根ヶ崎への用地確保や延伸計画は先送りにされている。西武ドームへ繋げてくれという声があるが、目的地が埼玉県にある点、西武バスの収入減、阪神タイガースほどの人気が無い球団であることからそちら側の延伸の話はほとんど無い（自己主張が強い文章のため削除推奨）。多摩モノ-西武ドームへの割引チケットが販売中なので多摩在住の西武ファンはそちらも利用されたし（詳細は関連リンク先へ）。