大型艦建造とは、ゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」にて2013年12月24日に実装された第二建造システムのことである。建造コマンドではあるが、ケッコンカッコカリと並ぶ艦これのエンドコンテンツの1つ。
特定の任務を達成することで開放される、通常の建造とは異なる第二の建造システム。
通常の建造とは異なり、資源が最低4桁(最大7000)必要となる他、開発資材の複数投入(最大100)ができたり、高速建造をする際に高速建造剤を10消費するなといった点が大きな特徴。また、建造ドックを空けておくことで、建造妖精の応援を受けられ、建造に良い影響がでる・・・らしいが実際どのくらい効果があるのかは未知数(運営曰く「ほんの少し」)である。
膨大な資材を消費する大型艦建造のメリットは現在大きく分けて2つあり、1つ目は「大和型戦艦、装甲空母 大鳳、あきつ丸やまるゆといった陸軍所属艦艇など通常の建造や海域ドロップでは入手不可能(2013/12/24現在)な艦、秋のイベントで先行実装された阿賀野型軽巡洋艦などを入手できる事」。2つ目は「先述した陸軍所属艦艇『まるゆ』を近代化改修に使用する事で運の値を強化できる事」である。特に後者は育成面が頭打ちになった提督にとってはお気に入りの艦娘をさらに強化できる(実際、艦これにおける運の値はその艦娘の強さの一基準として挙げられる)機会であるため、究極的に言えば「大量の資源で運のパラメータを買う」のとほぼ同義である。冒頭で大型艦建造がエンドコンテンツと表記した理由はここにある。
なお、そのあまりの資源の消費っぷりから、運営からは「十分な資源及び開発資材等の備蓄がある場合のみ、ご活用ください。購入アイテム(課金)での大型艦建造は極力避けて頂くよう、お願い申し上げます。」といった通知が事前になされただけでなく、実際の建造画面でも注意書きが出るほどである。
ちなみに投入資源all7000,開発資材100を全て課金で揃えた場合、何と1回のガチャで14300円(!!)という頭のおかしい超重課金が発生する。
「艦これは課金しなくてもプレイできる懐に優しいゲームじゃなかったのか!?」と知らない人は誤解されることだろうが、これらの資源や開発資材はゲーム内で貯める事が出来るのでご安心頂きたい。
プレイ開始して間もない提督は艦隊運営も火の車であろうが、ゲームを進めて遠征用艦隊を解放したり、攻略を進めて任務を達成出来るようにしていれば、週1~2回の大型建造は容易である。
が、大和型戦艦や装甲空母 大鳳を建造できたとしても、その育成・維持にかかる資源もとてつもない額になる上、パラメータとしては各艦種の最上位に位置するが、大和型戦艦は昼戦における火力150キャップの影響を受けるため水上/対空電探や三式弾など砲撃や対空戦を安定させる装備が充実していないと真価を発揮させづらく、大鳳も艦載機運用能力に関しては正規空母とほぼ同等(加賀・赤城に次ぐ第3位)である事や2013/12/24現在の環境では敵の対空能力の高さやelite/fragship級重巡洋艦や戦艦から一撃中~大破をもらいやすい事などから運用リスクが高いという空母特有の弱点は克服できていないので無理に狙う必要はない。また、2月のイベントで大鳳がキーになるといった情報が拡散されているがまったくのデマである(予定通りならば次回イベントはミッドウェー海戦をモチーフにしたイベントであるため、スポットが当たるとすれば大鳳ではなく一航戦・二航戦など正規空母の面々である)。
運営の言うとおり、廃課金をして無理に回すのではなく、計画的に大型艦建造をする方がよいだろう。
あくまで現在の大型艦建造は、育成面・攻略面など多くの面でプレイ目標を達成してしまった熟達した提督諸氏に与えられた新たなる攻略指標の1つである事を熟知してもらいたい。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/07(日) 17:00
最終更新:2025/12/07(日) 17:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。