劇的ビフォーアフター 単語


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ダイカイゾウゲキテキビフォーアフター

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[HV]大改造!!劇的ビフォーアフター 
(日)19:58~20:54 テレビ朝日系(製作:ABC [大阪] 東京支社)

大改造!!劇的ビフォーアフターとは、朝日放送製作・テレビ朝日系で放送中の住宅改造コント番組である。

番組内容

2002年4月28日放送開始。「住宅のリフォームを通じて家族の悩みを解決し幸せになってもらうこと」をモットーに掲げる。
表向きは老朽化やありえない間取りといった問題を抱える欠陥住宅を、『匠』と呼ばれる(番組が用意した)建築士が大胆かつ繊細にリフォームし、住宅環境の改善を図るという「リフォームバラエティー」である。

ちなみに、住宅だけでなく、庭のリフォームも時折行われる事があり、過去には住宅のリフォームとは全く関係ない、古着のリフォームを行った事もある。なおリフォーム希望者は視聴者から募る形を取っているが、稀に体で笑いを取る芸人がリフォームを依頼することもある。

この番組をきっかけにリフォームがブーム化、番組自体もテレビ朝日の日曜20時では「西部警察」以来の大ヒット番組となった。また同番組の影響を受け、バラエティ番組などで「使用前」「使用後」といった部分をBefore/Afterに入れ替えたり、「Before/After」そのものをオチにするネタが多くなった。

しかし、NHK大河ドラマやどうぶつ奇想天外が裏番組になったことによる視聴率の低下、建築偽装問題などによる建築基準の厳格化、古いお宅では頻繁に使われているアスベストの除去工事による工期の延長などによりレギュラー番組としての継続が困難となり、2006年3月に一度終了。以降は不定期のスペシャル番組として放送された。
2009年4月から、第1期と同じ日曜20時にレギュラー番組として復活することとなった。

復活後の視聴率は10%前後で、裏番組の大河ドラマや「イッテQ」には遠く及ばないが、同番組の休止中に放送されていた番組よりは高い水準を維持しており、フジテレビ・TBS系の裏番組よりもやや優位に立っている。また2011年秋頃からは平均12%前後と以前より安定してきている傾向にあり、稀に15%前後と全盛期なみの水準に当たる好視聴率を記録することがあり、その人気はまだまだ根強い。

余談だが、この劇的ビフォーアフターのメインテーマを担当していたのが松谷卓というピアニストである。同氏はこれを機に知名度が上がり、特にこの番組ではそのBGMだけで2枚組のアルバムを発売したほどの人気を得ている。

ちなみに、普通にリフォームを頼む時は「地元や近辺で数代続いた」「全部自社施工」の工務店を探すとよい。

住むに耐えない家をリフォーム

この番組の真意といえる「裏テーマ」がファン達の心を掴んで離さない番組である。

同じく住宅紹介番組の「渡辺篤史の建もの探訪」(テレビ朝日)や「完成!ドリームハウス」(テレビ東京)が新築物件なのに対し、この番組で扱うのは老朽化した欠陥住宅が題材となる。

これまでに紹介されたお宅の一例(※リフォーム以前のお宅です
  • 「部屋が狭い」「採光に乏しい(暗い)」はほぼすべてのお宅共通
  • 異様に細長い家(茶の間から玄関まで30m離れている、トイレの出入り口から便器まで3mもある)
  • 風呂が家の中に無く、すっ裸で敷地内のプレハブ風呂へ行かなければならない
  • 風呂場の中に階段が存在する
  • 風呂場の照明が裸電球(絶対にマネしないでください!!)
  • 雨漏り(衣装ケースに雨がたんまり)
  • ベランダ(バルコニー)が腐食で倒壊寸前
  • 物干し場まで行くのに、一度外に出て塀とプロパンガスのボンベの間の僅かな隙間を通らなければいけない
  • 外壁材が無い
  • 耐震上必要な壁を勝手に取り払われている
  • 大黒柱がシロアリに食われて倒壊寸前(強い地震が来たら倒れていた)
  • 基礎の下にゴミが投棄されていた
  • 実は火事で半焼した住宅を無理やりリフォームしていた(現在の家主には一切その件を伝えていない)

こういった問題を抱える家が、施工費は依頼主持ち、デザイン・レイアウト費は匠持ちでリフォームされる。つまりデザイン費=匠の宣伝費が自腹なので、匠の感性で家のレイアウトやデザインが決定されるのである。他にも番組スタッフが工事の雑用を手伝うこともあり、通常のリフォームと比べて費用が格段に安く済むことは確かである。しかし、どのようにリフォームされるかは依頼主には知らされず、依頼主の細かい希望は反映されないため、特にバリアフリーや人間工学が重視されなかった時代ともあいまって、老人が暮らしていた家がリフォームされると、大抵とても老人が住むに堪えないレイアウトにされることが多い。

「アフター」(リフォーム後)も見もの。加藤みどり(サザエさん役で有名)のナレーションで、「なんということでしょう」という定番のセリフを交えつつ解説される一般住宅にはあまりにも管理・維持が大変そうなギミック、匠の感性に振り回されたデザイン、住人の思い出の品を無理矢理リフォームして組み込む(番組用語で「匠の粋な計らい」)貸し出された小道具・BGM・ナレーション・編集テクニックで有無を言わさぬ感動のエンディングに見せかけるなど、ツッコミどころ満載の工事に笑うのもこの番組の正しい視聴方法であり、人気の源である。

この匠にはピンキリ、即ち当たり外れがあるようで、匠があまりにも劇的だったためにアフター建築物にカビが生えたり下水が逆流するなどのトラブルが起きた家主が匠(建築士と建築会社)に損害賠償を求めて訴訟を起こす事例もあった。そのためか、2期のホームページでは匠に加え施工会社(工務店)が明記されているほか、リフォームした家のその後の状況を建築士が視察し、アフターケアを行う企画(アフターアフタースペシャル)がごくまれに放送されることがある。アフターアフターでは、リフォーム後に依頼者がさらに自分好みのリフォームを施していて、当時施工した匠をも驚かせてしまうことも。
その反面、苦情が多く寄せられた匠については、テレビ局側にも道義的責任があるため、その後再びこの番組に登場することはない。

余談であるが第1期でリフォームされた家のうち一軒が、その後火災で消失している

ネット・ニコニコでのビフォー・アフター

ネットでは、上述テレビ番組での用途が転じてインターネットではある種の美容師やデザイナー・やせ薬や身長伸長薬の広告による
Before [前の悪い状態] → After [後のすごい状態、または明らかに加工された画像]
を茶化して使われる場合が多く、他の用途もだいたいこれに倣う。(cf.どうしてこうなった)

ニコニコ動画においても同様の使い方がなされるほか、同番組のBGMを弾いてみた系の動画にもタグが使われることがある。
また、鉱山開発と同じぐらい家の開発に比重が置かれたゲーム「Minecraft」でこの番組(の内容の一部)が引用されることもある。

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関連項目

  • テレビ朝日 / 朝日放送
  • テレビ番組の一覧
  • Inscrutable Battle
  • TAKUMI/匠
  • なんということでしょう
  • なんということをしてくれたんでしょう
  • 男尊女卑のフェミニスト
  • これはひどい
  • 悲劇的ビフォーアフター

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