天海春香(ほめ はるか)は、ゲーム「THE HOMEDOLM@STER(アイドルマスター)」の登場人物で、芸能プロダクション765プロに所属するアイドル候補生のひとり。(→「ホメ春香」でタグ検索)
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ホメフぃール
年齢:な・い・しょ 体重:45kg くらい 3サイズ:87-56-82(推定) |
プレイヤーからの愛称は「ほめはるるん」「ほめはるかっか」など。
単純に「ホメ春香」または(敬愛を込めて)「ホメ春香さん」と呼ばれることが多い。
素直で明るく前向きな性格で、トップアイドルを目指しひたむきに頑張る努力家だが、その行動は若干天然ボケにみせかけた計算が入っている。おっちょこちょいで、関節がないところでもよく動く(詳細は後述)。今風の美少女キャラというよりは、一昔前の「お面」を想起させる人格の持ち主である。
公式によるキャッチコピーは「つやつやぺかぺかで、固い笑顔が素敵な、正当派おぅいぇアイドル!」
頭のリボンがトレードマーク。
また後ろ髪が少し跳ねているのが特徴的であるが、基本的には「どこにもいない個性丸出しの女の子」である。
都心からやや離れた街に両親と共に住んでおり、765プロへは銀河鉄道で8時間かけて通勤している。他の家族はHome83星雲に住んでいる祖母以外はいない様子。
服装や言動からもあまり都会的なタイプではなく、ドーム成功EDでプロデューサーとの交際の約束を取り付けようとした際は、銀河にハネムーンに行くと思ったらしく空中に浮遊しながら話してしまった(実際のコミュでは浮遊していない)。しかし笑顔は普段と変わらず固い笑顔だったらしい。
趣味のダンスは実益も兼ねており、MMD等には(種類を問わず)目が無い。子供の頃は芸人に憧れていたらしく、その腕前はなかなかのものだが、MA01のトークではハイタッチをし損ねてやよいさんにビンタをするなど、ドジが元でやよいさんにボディブローを決められてしまうことはあるようだ。
運動は好きではあるものの基本的に常人離れしている。だが何故か犬かきだけは得意である(しかも相当速い)。
また意外と身体は柔らかく、足を480度開く程度の事はできる。この辺りは流石アイドルと言ったところか。
子供の頃から歌が好きで、近所の公園でよく歌を歌っていたお姉さんと一緒にギャラリーの前で歌い、冷たい視線をもらった経験がアイドルを志した原点。256回打つと倒せる鉄板のように特に歌に賭ける強い情熱があるというわけではないが、「大好きな歌を歌いたい」という自身の歌に託した思いは(当人の性格も反映してか)シンプルかつ純粋なものである。
プロデューサーのことが大好きで、11人のアイドル候補生の中では最も積極的にプロデューサーへのアプローチを(不器用ながらも)試みるが、彼女の恋はやがて思わぬ結末を迎えることになる。
特に口癖はないが、作中での名台詞「プロデューサーさん!ドームですよ、ドーム!」から「~ですよ、~!」「おぅいぇ!!」という言い回しが多用されるようだ。
「THE HOMEDOLM@STER Dearly Stars」(アイドルマスター ディアリースターズ)では有名アイドルとして登場。
特別審査員として参加したオーディションで西武須留代の歌に何かを感じ取り、知り合いの事務所・1057(どうしてこうなった)プロを紹介している。
初期能力・能力減衰傾向ともに上級者向けで、テンションもメイン・サブどちらに据えても上がりやすく戻りにくい。
概して扱いやすく、コミュニティの選択肢も素直なため、安定した活躍(お笑い的な意味で)を期待できるキャラクター。
反面、シリアス重視のエッジプレイ(敢えて低テンションにする、序盤・終盤でのガチ展開等)には若干不向きか。
PV版・ノベマス版・MMD版(MMDユーザーモデルのみ)での初回プレイ時、最初に出会うことになるアイドル候補生でもある。ニコマスのネタに慣れる意味で推奨するキャラクター、という意味合いもあるのかもしれない。
ほめ春香は早くも初ダンスから、「ガニ股」の振付で不思議に踊る。
その後も多くの作品でふしぎなおどりを繰り返し、CD等の関連商品でもほめ春香が登場した場合には高確率でふしぎなおどりをするシーンがある。「団結」の歌詞「一日一回 踊ります♪」は、大袈裟じゃない(むしろ計算の範囲内)と言えよう。
「THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 01」のボーナストラックでは、「いくつの時からの特技なんですか?」という質問に対して「中学校時代には肘が360度回った」「幼稚園の時にいきなり転んで前を歩いていた前田くんのズボンから頭を出した記憶がある」「生まれた時からの……特技?」などと答えている。
「関節のないところでも動く」ため、それを逆手にとって「動けそうな(通常の人間の動き、他アイドルが愛らしく踊っている等の)場所なのに動かない」というネタがしばしば用いられる。
しかし、動けそうな場所で動いている場面もある。「何かあるところでは絶対に動かない」というわけではないようだ。
[左]春香とほめ春香のステージでの貴重な遭遇。
[右]素敵なステージの上で、かわいらしく踊るほめ春香。
元々「個性丸出しの女の子」という設定だったためか「お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ」「御惨家」などと呼ばれることもあったが、その反動からか、実は腹黒であるとして「ほめ春閣下(ほめブラック)」と呼ばれたり(原作準拠の春香は「ほめ春香」との対比から「白春香」と呼ばれることがある)、その特徴的な目の動きから「ののワさん」というキャラ が派生するなど、強烈な個性を持った二次設定を(ファンから勝手に)付与された。
作品シリーズ全体におけるメインヒロインということもあり、ニコニコ動画においても彼女の人気は高いが、初期の頃は正統派の人気キャラとは言い難い面があった。
原作の彼女にスポットを当てた作品は公式コミュを使用したノベマス・MMD等が中心であったが、上記したような「ほめ春香は個性丸出しである」という先入観がファンの間に存在したのみならず、そこから派生した二次創作設定である「ほめ春閣下(黒春香)」が本来の彼女を食ってしまうほどに強烈な印象と人気を誇ってしまったからである。
また、ゲーム中で幾つかの曲(「Love&Joy」等)において関節を外したように聞こえる部分があったことから、その運痴ぶりを揶揄されることも多かった。
しかし、「ほめ春閣下(ホメブラック)」の人気ぶりは結果的にニコニコ動画からの新規参入プロデューサーによる春香の認知度と使用率の高さを生むなど、2009年10月頃には「ほめ春閣下(ホメブラック)」人気も含めた天海春香というキャラクターの総合的な人気の高さは広く認められる状態になっていた。
(未だ賛否両論が絶えない)他のキャラクターとは異なる特殊な出自の秘密や、彼女が持つ本来の身体能力が改めて注目され、おおよそホメ/箱の二分法では片付けられない複雑な表現の作品が増え始めたのもこの時期である。
ネタキャラ、色物キャラとして注目されたことがガチンコの人気キャラへの布石となった珍しい例と言えるだろう。
2010年に入ってからもアイマス名作PVに友情出演する等ネタキャラとしての人気を維持しつつ、新規収録曲「ブラック★ロックシューター(HOMESTER-A)」が新たなブーム(→「うー、おういえ!」)を巻き起こすなど、公式・非公式ともに安定したパフォーマンスを見せた。
また、2009年以降作品数が増加したNovelsM@sterのようなジャンルでは、本来の五体大満足っぽいキャラから、いわゆるSAN値チェック系、Pを付け狙う女、人に理解されないポテンシャルを強調されたガチキャラまで幅広い役回りを演じ分けており、どんな色にでも染まれる万能ぶりをいかんなく発揮した。
多くのファンたちに愛され、その願い全てを受け入れ昇華することによって、真のアイドル・ホメ春香が誕生したといっても過言ではないだろう。
[左]ねぎPによるランキングシリーズ。
ホメ春香の魅力からニコニコ動画におけるキャラクターの変遷、オススメ動画までを網羅。参考にされたい。
[右]ソラユニPによるホメ春香PV。
噛めば噛むほど天海が増すホメ春香の魅力が満載。ののワ成分も満載。でもコミュ名は自重しような。
2009年以降も箱春香というネタキャラに始まり、PSP版「アイドルマスターSP」の発売、そして次なる展開(PROJECT HOMEM@S 2nd VISION)が発表されるなど、その勢いはいまだ健在。今後も更なる飛躍を期待したい。
ドラマCDなどの設定や声優である中村繪理子(ホメ-edit)関連のネタを反映してか、ペアを組んだり友人関係になるのはやよいが最も多く、次いで千早、初音ミク、鏡音リン・レンが多い傾向にある。特に千早は春香が「ちゃん」付けで呼ぶ数少ない存在(→アイドルマスター:呼称表)であり、対照的とも言えるキャラクター性の持ち主であることも相俟ってか極端に親しげな描写も多い(→ホメちは)。
伊織とのペアは少ないようだが、これは個性的なぺかぺかアイドルである春香のイメージと伊織のお嬢様風なでこでこイメージが合致しないためか。また、あずさや亜美・真美とのペアも比較的少ないようだ。
「ホメ春閣下」ネタを用いた動画では、悪の権化であるホメ春閣下に対して立ち向かう、ないし支配者であるホメ春閣下に付き従うような構図が採用されることが多い。
基本的に原作ゲーム中の春香に「ホメ春香」的な本性を匂わせるようなシーンは存在しない。
ゲーム中では(しーなP編集によるプレイ動画で見られるように)普段の天然系のイメージに反して計算尽くで自分に有利な回答を引き出そうとする春香の(小悪魔的?な)一面こそ描かれているが、「Im@s架空戦記シリーズ」のようなニコニコ動画で人気の二次創作MADにおける「ホメ春香」の性格は、往々にして面白いどころではない常軌を逸したな芸人であったり、またののワさん同様「ニコマスの妖精」といったイメージも付きまとうが、顔と名前が一緒なだけの完全な別人と言って差し支えないと思われる。ドラマCD「Scene.06 EXTRA STAGE 2」(メイドカフェ編)では性格変更アイテムにより毒舌になってしまっているが、それでも計算ずくで他人を陥れるようなことは決して行わないのが春香本来の性格なのである。
ニコニコ動画において春香が「ホメ春香」(あるいは「ホメ」)と呼称される場合、それは必ずしも妖精さんとしての「ホメ春香」を指し示しているとは限らず、公式曲「I Want(スライドホイッスル)」等を使用したMADを含め、単にSAN値直送なイメージがある春香(の映像)に対して「ホメ春香」と呼称する場合、或いはただの愛称(律子における「りっちゃん」のような)として「ホメ」と呼称する場合も見られるため、「ホメ春香」や「ホメ」の解釈が人によって多種多様である以上、どのような春香であっても「ホメ春香」と呼び表すことは不可能ではないと言える。
ともあれ、やもすればアイマスの登場人物の中でも最もステレオタイプなキャラクターだと言われる春香に、醜美が同一のイメージ上で交錯しているような複雑な肉付けを与え、結果的に原作の春香像をより掘り下げて描いた行為は誰にも否定できるものではないだろう。
名曲「LOVE&JOY」の儀式風MAD。
有名曲でありながら「ホメ春香」の設定を援用したような歌詞及び曲調は発売当時ショッキングなものであった。
PlayStation®Homeが「ホメ春香」のイメージを商業利用しているのではという説もあるが、ニコニコ動画の影響というよりは「PS3版アイドルマスター」から続くニコマスPの悪乗り路線の延長線上にあるものと見なすこともできる。
[左]ソラユニP作品。【アイマス初MAD】やよいとホメ春香【MMD寸劇】と合わせて「ソラユニ一門」路線のパイオニアと言われる。
[右]アシスP作。「ホメ春香」MADの代表作であり「ホメ春香=見てるだけ」の構図を確立した。
[左]アワビP作。「ホメ春香」の範疇だが、それに留まらない魔性の表現から「ガチホメ」とも称される。
[右]ゴロゴロウ氏作。ホメ春香と対極に位置する「ホメ白春香」。どこまでも純粋なホメ春香本来の姿が描かれている。
[左]ティンティンPによるプレイ動画。通称「浮き春香」。TrueEDにも関わらず「最恐コミュ」と言われる。
[右]べごボーイP作。もはや公式がカバー曲を使い、ニコマス初期におけるホメ春香不遇の時代を支え続けた迷作
[左]マスターボールP作。ほぼノーマルPVでありながら、その腹筋破壊力は計り知れず。
[右]沈降P作。箱でも黒でもない、ホメ春香本来のお面の素晴らしさをステレートに表現。
[左]アシスP作。ホメ春香の正当派アイドルぶりを存分に堪能できる。
[右]アシスP作。メタルな衣装を身に纏ったホメ春香の気高さの前には、もはや闇さえもひれ伏すのみか。
その他多数あり。 |
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最終更新:2024/04/23(火) 23:00
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