太陽を盗んだ男とは、1979年の日本映画である。
概要
中学校の理科教師が原子力発電所から盗んだプルトニウムで造った核爆弾で日本政府を脅迫するという内容。
主演は理科教師役の沢田研二を筆頭に菅原文太、池上季実子など。
その他
- 皇居前広場でのバスジャックシーンや国会議事堂に忍び込むシーン、ビルの屋上から札束をばら撒くシーンや首都高でのカーチェイスシーンはゲリラ撮影で収録された。当然撮影スタッフが何十人か留置された。
- 菅原文太演じる山下警部がヘリコプターからぶら下がるシーンは本当にぶら下がっている。ヘリから海へ飛び降りるシーンはスタントマンが代役を務めたが本当にあの高さから落ちている(事故だったが本編でそのまま使用、スタントマンはヘドロがクッションとなり生還)。
- 池上季実子が海へ飛び込むシーンは本人が代役無しで演じた。
- 撮影途中で予算超過したので並行してアニメ映画の『がんばれ!!タブチくん!!』を製作・上映してその収益で賄った。
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の劇中において、伊吹マヤのテーマとして本作のBGM「YAMASHITA」が使用された。
- 『ドキドキ!プリキュア』の主人公たちの担任の城戸先生は本作で沢田研二が演じる理科教師の役名から取っている。
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