如月弦太朗とは、特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』の登場人物で、同作品の主人公である。
(郎ではなく朗なので注意)
演:福士蒼汰
天ノ川学園高校に転校してきた高校二年生。クラスは2年B組。天高の制服ではなく短ラン姿に、サザエさんみたいなリーゼントと言った80年代の不良の様な格好をしている。性格まで不良というわけではないが、その格好から一部では「バッドボーイ」と呼ばれる。
「この学校の生徒全員と友達になる」事を宣言し、 積極的に交流を図る。 ちなみに既に友達が1000人いるらしい。その積極性はある意味突出していて、「態度が気に入らない」という理由で歌星賢吾と友達になろうとしている。
城島ユウキとは幼馴染で、小学3年生まで一緒の小学校に通っていた。また、ユウキにだけは「ゲンちゃん」と呼ばれている。基本的に相手の事は(先輩の大文字隼や風城美羽に対しても)下の名前で呼び、賢吾にはその都度「名前で呼ぶな」と忠告を入れられている。
フォーゼドライバーとアストロスイッチを持つ歌星賢吾と出会い、ゾディアーツに関する事情をたまたま知ったと同時に、賢吾の身体が明らかに不調だったのを見てその代わりにフォーゼに変身する。
さらにはこれをきっかけに都市伝説として語られるヒーロー「仮面ライダー」の存在を知り、自ら「仮面ライダー部」という部を発足する。「トラッシュ」の意味がわからず、下の語録にあるような勘違い発言をしたり、勢いで厄介ごとに首を突っ込んだりと…簡単に言えばバカだがどこか憎めない不思議な魅力を持った男である。
中盤からは仮面ライダーとしての宿命のためか、あるいは友子譲りか勘が鋭くなり敵の正体を見破ったことも。
両親は小学3年生の時に交通事故で他界しており、祖父である如月吾郎に引き取られる。祖父の仕事の関係で全国を転々とし、弦太朗もその都度転校したが、それが彼の友達作りの切っ掛けになっている。
正体を隠さず、所かまわず仮面ライダーフォーゼに変身するため最近は学園の平穏を守るフォーゼ効果(?)もある
ためか友達も順調に増えているようだ。
朔田流星の手によって一時は生死をさ迷ったが、仮面ライダー部の面々を始めとする友達との絆を思い起こすことで「宇宙の最後のパワー」が込められたコズミックスイッチの力を呼び起こし、復活を果たした。
友達の証として「ビシバシグッグッ」と腕を握手しながらやる動きをする。(友情のシルシ)
この項目では主に友情のシルシを交わした人物を紹介する。
フォーゼドライバーにアストロスイッチを装填し、サイドレバーを動かし起動することで変身する仮面ライダー。
元は賢吾の父親が開発したシステムで、当初は単に「フォーゼ」と呼んでいたが、仮面ライダー部を設立してからは弦太朗自ら「仮面ライダーフォーゼ」と名乗っている。
宇宙開発に特化した姿で、フォーゼそのものが宇宙服としても機能する。両手両足にアストロスイッチの力「コズミックエナジー」を物質化することで、様々なモジュールを使い分ける事が可能。モジュールを装備した状態でレバーを起動させれば「リミットブレイク」が発動し、モジュールの力をフルパワーにする事ができる。背中にはバックパックが備えられ、空中での姿勢制御に使われる。短時間なら宙に浮く事も可能。
さらに10番台のスイッチは強いパワーを持つため右腕だけでなくフォーゼの体も変化する「ステイツチェンジ」が発生する(ただしあくまで右腕のスイッチの力のため左腕及び両脚は変化していない)。
変身時には城島ユウキ直伝のポーズをとり、変身後に「宇宙キター!」と言う必要(?)がある。
ステイツチェンジが発生しないスイッチを使い変身した姿。カラーは白。
名前通りフォーゼの基本フォームとなる。仮面ライダー部の面々が使ういわゆるメット型の宇宙服よりも数段階進化した最新の宇宙服がデザインのモデルとなっている。
必殺技は、ロケットとドリルのモジュールを装備し、空中からドリルキックを食らわせる「ライダーロケットドリルキック」。宇宙でキックする場合は「ライダーロケットドリル宇宙キック」になる。
平成ライダーの基本フォームで単独飛行ができる初めてのライダーとなる。
厳密になると飛行出来る平成ライダーは「仮面ライダー555」の本編「ファイズブラスターフォーム」や、劇場版に登場した敵ライダー「仮面ライダーサイガ」が背中のジェットパックで飛行をしている。
「このパワー、しびれるぜ!」
「エレキ」のスイッチを使いステイツチェンジした姿。カラーは金。
表面部及び服装がしわくちゃになっているが、これは人工衛星の外装に使われるサーマルブランケットがデザインのモデルになっているため。フォーゼの頭部も人工衛星を模した形になっている。
ロッド型のモジュール「ビリーザロッド」が武器として出現、ソケットを差し込む位置で電気を利用した攻撃手段が変わる。 始めはステイツチェンジが発生せず、スイッチのパワーが逆流してうまく使いこなせなかったが、「ねじくれてひん曲がった部分も含めて受け入れる」事でステイツチェンジを発生させた。
必殺技はエレキスイッチをモジュールに装填し、フルパワーの状態で敵を斬りつける「ライダー100億ボルトブレイク」と、ドリルのモジュールを装備した状態で飛び蹴りをする「ライダー電光ドリルキック」。
「今度は熱いのがどっと来るぜ!」
「ファイヤー」のスイッチを使いステイツチェンジした姿。カラーは赤。
消火器と銃が一体化したモジュール「ヒーハックガン」が武器として出現、火炎弾の発射と消火を行う事が出来る。
さらに、弦太朗の「全て受け入れる」心がスイッチを進化させ、炎を吸収させて自分のパワーにすることができる。
必殺技はファイヤースイッチをモジュールに装填し、最大威力の火炎を放射する「ライダー爆熱シュート」。
さらにランチャー・ガトリングといった銃火器系スイッチと組み合わせる事で 大量の弾丸を発射できる。エンドオブワールドではない。
言うまでも無いがニコニコ動画内ではヒーハックガンが出ただけで「汚物は消毒だー!」のコメントがどこかで付く。
「アツイの一発!かましてやるぜ!」
「割って!挿す!」
NSマグフォンにより制御された「Nマグネット」「Sマグネット」のスイッチを使いステイツチェンジした姿。カラーは銀に赤と青のライン。
マグフォンが装着されない状態や未調整のスイッチは当初のエレキ同様腕のみが変化しステイツチェンジもせず強烈な磁力で全く制御が利かない状態だったが、 仲直りした賢吾の調整により使用可能になり、ステイツチェンジができるようになった。
両肩にNSマグネットキャノンが出現し、超電磁波の発射をしたり協力な磁力を発したりすることが可能。マグネットキャノンは頭部と一体化しており、そのフォルムは非常に身動きし辛いものになる。本当の中の人高岩さんは大丈夫だろうか。あとこの顔つきは初代仮面ライダーの大幹部「地獄大使」にそっくり。
レバーを入れてNマグネットの裏のリミットブレイクスイッチを押す必殺技はマグネットキャノンを合体させた状態でエネルギーを発射し、敵を圧縮させて爆散させる「ライダー超電磁ボンバー」。
ちなみにマグフォンから鳴る着信音はフォーゼに変身するBGM。
磁石たまるー!
「コズミック」のスイッチを使いステイツチェンジした姿。
弦太朗が今まで築いてきた仮面ライダー部や友達との「絆」の力を思い起こさせる事でスイッチを装填する事が出来た。逆にライダー部との絆の力が弱くなると、このステイツにチェンジすることはできなくなる。
「もっともっと熱いんだ!」
「ロケットスーパー1」のスイッチを使いステイツチェンジした姿。カラーは橙(ロケットモジュールと同じ色でベースステイツの色換えに当たる)。
劇場版『MOVIE大戦MEGAMAX』で登場した。
スーパー1スイッチは賢吾が用意したのではなく、仮面ライダーなでしこ(美咲撫子の姿をした「SOLU」)が財団Xに吸収される直前、最後の力をふりしぼって誕生したスイッチである。
両腕にロケットモジュールを装備し、飛行能力や突進能力、パンチ力などが飛躍的に上昇した。両腕がモジュールになるため一見不便に見えるが、他のスイッチをオンする時やリミットブレイクする時はしっかり左腕のモジュールが解除される。
必殺技はきりもみ回転で勢いをつけて突進する「ライダーきりもみクラッシャー」と、ロケットステイツの状態でドリルモジュールを装備してキックする「ライダーダブルロケットドリルキック」。
なお『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』ではロケットステイツには変身しなかったものの、「ロケットスーパー1」が新スイッチ「ドリルスーパー3」と共に登場している。
てれびくんの応募者全員サービス「てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーフォーゼ 友情のロケットドリルステイツ」に登場するステイツ。ロケットステイツとベースステイツを合わせたようなカラーリングをしている。
仮面ライダーアマゾンから託されたクリアのドリルスイッチにより変身。右腕のロケットとドリルのを合わせたモジュールを装備。
必殺技はロケットの噴射でドリルパンチを繰り出す「ライダーロケットドリルブラスト」。
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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