姫路城とは (ヒメジジョウとは) [単語記事]

姫路城日本100名城 59

別名	白鷺城
城郭構造	渦郭式平山城
天守構造	連立式望楼型5重6階地下1階
築城主	赤松貞範
築城年	1346年（興国7年、貞和2年）
廃城年	1871年（明治4年）

姫路城とは、兵庫県姫路市にある城である。通称、白鷺城。
国宝。世界文化遺産。

概要

この地方の豪族であった赤松氏が砦を建てたのが始まりと言われる。
その後、小寺氏に仕えていた黒田重隆（黒田如水の祖父）が築城。
中国地方攻略のために遠征してきた羽柴秀吉はここを拠点としていた。
江戸時代に池田輝政によって天守が築かれた。

真っ白な城壁の美しさから白鷺城と呼ばれているが、美しさだけではなく要害としての配慮もされている実用的な城と言える。
また、これほど住民に愛され街のシンボルとして活かされている城は他にないだろう。
城を美しく見せるための工夫・城を中心とした街づくりが現在でも行われている。

2009年から、5年の期間（2014年竣工）と28億円の費用をかけて、大改修が行われている。といっても昭和の大改修のような解体を伴ったものではなく、漆喰の塗り替え・瓦の葺き替えなどに留まる。
特に2011年からは、天守閣も足場によって覆われてしまい、しばらくの間天守が見られなくなってしまっている。
その代わり、修理中の天守内部に入ることが出来た。
修理完了により2015年 3月27日より天守閣見学が再開される。また、前日の3月26日午前10時には航空自衛隊・ブルーインパルスによる展示飛行が行われた。