子ギルとは、ギルガメッシュ(Fate/stay night)が若返ったことで降臨するキュンキュンな少年形態の通称。
正式なキャラクターとしての初登場は『Fate/hollow ataraxia』。
同じ4日間を何度も繰り返す原因、すなわちhollowのネタバレ部分に早くも気づいたギルガメッシュが、茶番にはつきあっていられないとばかりに若返りの薬でを服用して幼くなったのがこの姿。作中では変わらずギルガメッシュと呼ばれているが、ファンからは区別のためか子ギルと呼ばれている。きゅんきゅん。
『Fate/hollow ataraxia』以外でも若返りの薬を服用して少年の姿になることもあるが、普段の残念な慢心王の姿でも行動するため、子ギルと普段の状態をどう使い分けているのかは不明。
性格は『Fate/stay night』及び『Fate/Zero』『Fate/Extra CCC』のアレとは打って変わって常識人の美少年。本当にどうしてああなったのか悩んでしまうほどに聖人君主。そのせいでギルガメッシュとは同一人物なのに相性が悪く、子ギル曰く「どうしてああなったのか自分でもわからないほど理解しがたいひどい人」、ギルガメッシュ自身も「子供の頃の我が今の我を見たら、成長を止めてしまう可能性すらある」と認めるほどであった。そして「トラブル花札道中記EX」ではよりによって自身の幼年体を口説きだした。
女性の好みのタイプもギルガメッシュとは違い、三枝由紀香のようにおとなしい女性(野花のような人)がタイプ。また、ランサーとも仲良くやっており、二人してカレン・オルテンシアから理不尽な命令を下されている。
子ギルになっても金回りの良さは相変わらずで「わくわくざぶーん」を始め、幾つかの事業をこなしている。きっと営業しているものは超がつくほどホワイト企業に違いない。その事を極悪シスターが幸福集金の際に利用することがあるので、作中のキャラクターは運営会社に注意することをおすすめする。[1]
戦闘に関しては、身体能力や魔力が子供相応に低下したため、宝具の射出量自体は減少している。だが慢心のない精神性と、ギルガメッシュ本来の冷静な洞察力により的確に弱点となる宝具を射出するため、通常時の戦闘力はギルガメッシュに引けを取らない。
奈須きのこからは「大人より強いんじゃね?」とネタにされてしまった。[2]
以前は派生作品に出てくることは少なかったが、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』をきっかけに、徐々にではあるが派生作品への出演が増えている。それに伴い、声優も遠藤綾が担当することになり、今後は声付きメディアでの活躍が増えるかもしれない。
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』で初登場。設定としては「ギルガメッシュ」のクラスカードから分かれて受肉した半身。
初登場から全裸で、イリヤに大事な所を揉まれるという、割とインパクトの有る登場の仕方であった。本編と違い、性格に慢心王っぽさが増えている。
『ドライ!!』ではこちらの姿での行動がメインとなり、クラスカード側にある財宝を取り戻すためにイリヤ達に協力。財宝から便利グッズを貸してくれる。しかし、「嘘ではないが事実全てではない」言動でイリヤたちをぶん回す策士でもある。
英霊カードの一枚として登場。能力自体はギルガメッシュと然程変わらないが、コストダウン・サイコロ判定の消失+「わくわくざぶーん」により、ギルガメッシュ以上に強くなってしまっている。菌糸類の意見がこんなところで再現されるとは…。
2016年3月9日実装。原作と同じくアーチャークラスとして登場。レア度は☆3。
ショタキャラとしてはアレキサンダーに続いて2例目。ついでにまたもや「どうしてああなった」呼ばわりされる事例でもある。
筋力:C | 耐久:C | 敏捷:C | 魔力:C | 幸運:A | 宝具:EX |
対魔力:E | 魔術への耐性。無効化はできず、ダメージを軽減するのみ。 |
単独行動:A | マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。ランクAならば、マスターを失っても一週間は現界可能。 |
神性:B | 3分の2が神という出自のため本来はA+相当だが、ギルガメッシュ自身が神を嫌っているためランクダウンしている。 |
カリスマ:A+ | 軍を率いる才能。最も優れた王と称えられただけありランクが桁外れで、ここまで来ると既に魔力・呪いの類である。 |
紅顔の美少年:C | 人を惹き付ける美少年のスキル。 男女問わずに魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。 対魔力がなくても拮抗する意思があれば軽減できる。 |
黄金率:A | 人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命。一生金に困ることはなく、大富豪として生活していける。装備品の充実という形で役立っている。 |
ゲーム中では紅顔の美少年やカリスマの恩恵もありがたいが、一番の脅威は宝具の追加効果であるクリティカル威力、宝具威力ダウンの倍率が非常に高いことだろう。その為、ジャンヌの真名看破と併用した時の耐久信頼度は☆3英霊としては十分すぎるほど。なので、防御力重視の編成にするならジャンヌとセットにすることで十分に安心できるだろう。アレキサンダーとショタコンビにするのも良いかもしれない。
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最終更新:2024/04/24(水) 05:00
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