安政江戸地震

安政江戸地震は江戸時代安政二年10月2日に発生した南関東直下型地震の一つである。

概要

本震

• 発生日時：安政２年（1855年）11月11日22時ごろ
• 最大震度：6～6強
• 震央：東京湾北部～江東区
• 地震規模：M6.9
• 死者：4000人

この地震による大都市江戸の被害は甚大なものであった。地震後に火災が発生し、このため4000人が死亡。（新吉原あたりでは1000人が亡くなったそうな）　ちなみに江戸の中で一番被害が顕著だった地域は丸の内である。この地震が発生する前、浅草で地下水が噴出したり、地震雲が発生していたりと予兆とみられる現象が何件か発生していた。

この地震の直後安政東海地震、安政南海地震のM8クラスの地震や豊予海峡地震のM7が発生している。（これらの地震は安政江戸地震からまだ4日しかたっていないころに起きた）　これらの4つの大地震により合計で約1万人ほどの死者が出たといわれている。

ちなみに元号が安政に改元されてから様々な不吉な出来事が起きていた。その例としてこの地震や飛騨地震・伊賀上野地震、コレラ流行、安政の大獄などが上げられる。

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関連項目

• 地震
• 江戸
• 関東地方
• 日本で起きた災害の一覧
• 元禄関東地震
• 関東大震災