富山市内軌道線とは、富山市内にある富山地方鉄道の軌道線の総称である。
正式には以下の5路線に別れる。
案内表示は「富山軌道線」、車内アナウンスでは「富山地鉄市内電車」と案内しているが、地元では富山市電だった時代の名残で「市電」と呼ばれることが多い。運賃は200円(子ども半額)。
富山都心線と大学前停留場構内を除いて全線複線である。なお、かつては呉羽線が富山大橋の道幅が狭いことから単線となっていたが、富山大橋の架け替えを行うことで複線化が行われた。
富山都心線は、繁華街を回遊するための環状線を復活させたものであり、開通したのは2009年12月と新しい部類である。
今後は2018年度に富山ライトレールとの直通運転が行われる予定。9000形(セントラム)はこの直通運転を考慮した設計となっている。
また、大学前停留場から富山大学工学部および呉羽方面への延伸が検討されている。
1系統は南富山駅前~富山駅間、2系統は南富山駅前~大学前間を運行する。1・2系統が交互に運行する形となっており、それぞれ10分間隔で運行されている(よって、南富山駅前~富山駅間は5分間隔)。
使用車両は7000形・8000形・T100形(サントラム)。このうち、T100形は固定ダイヤとなっており、毎週水曜日(祝日除く)は運休となる。なお、出入庫の関係で9000形(セントラム)が1系統の運用に就くことがある。なお、T100形は富山大橋の架け替えが完了するまで、1系統限定運用となっていた。
反時計回りの一方通行である。10~20分間隔で運行している。
3系統から1・2系統の南富山駅前行に乗り継ぐ場合は、中町(西町北)停留場で乗継券を受け取り、西町停留場まで徒歩連絡となる。3系統から2系統の大学前行に乗り継ぐ場合は、丸の内停留場で乗継券を受け取り、同停留場で乗り換えとなる。
使用車両は9000形(セントラム)。まれに代走でT100形が運用に就くことがある。
路線名 | 駅名 | 系統 | 接続路線 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
本線 | 南富山駅前停留場 | ● | ● | 富山地方鉄道 | 不二越・上滝線 | |
大町停留場 | ● | ● | ||||
堀川小泉停留場 | ● | ● | ||||
小泉町停留場 | ● | ● | ||||
西中野停留場 | ● | ● | ||||
広貫堂前停留場 | ● | ● | ||||
上本町停留場 | ● | ● | ||||
西町停留場 | ● | ● | ↓ | 富山地方鉄道 | 富山都心線 | |
中町(西町北)停留場 | ▼ | ▼ | ▼ | |||
荒町停留場 | ● | ● | ▼ | |||
桜橋停留場 | ● | ● | ▼ | |||
電気ビル前停留場 | ● | ● | ▼ | |||
地鉄ビル前停留場 | ● | ● | ▼ | |||
電鉄富山駅・エスタ前停留場 | ● | ● | ▼ | |||
支線 | ||||||
支線接続点 | ↓ | ↓ | ↓ | |||
富山駅南北接続線 |
||||||
富山駅停留場 | ● | ● | ▼ | 西日本旅客鉄道 (JR西日本) |
北陸新幹線 | |
高山本線 | ||||||
富山地方鉄道 | 本線 | |||||
あいの風とやま鉄道 | あいの風とやま鉄道線 | |||||
富山ライトレール | 富山港線 | |||||
支線接続点 | ↓ | ↓ | ||||
支線 | ||||||
新富町停留場 | ● | ▼ | ||||
県庁前停留場 | ● | ▼ | ||||
丸の内停留場 | ● | ▼ | 富山地方鉄道 | 富山都心線 | ||
安野屋線 | ||||||
安野屋停留場 | ● | |||||
呉羽線 | ||||||
富山トヨペット本社前停留場 | ● | |||||
大学前停留場 | ● |
駅名 | 系統 | 接続路線 | |
---|---|---|---|
3 | |||
丸の内停留場 | ▼ | 富山地方鉄道 | 支線・安野屋線 |
国際会議場前停留場 | ▼ | ||
大手モール停留場 | ▼ | ||
グランドプラザ停留場 | ▼ | ||
西町停留場 | ↓ | 富山地方鉄道 | 本線 |
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最終更新:2024/03/29(金) 10:00
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