対立厨とは、事あるごとに他人に喧嘩を吹っかけ、対立を煽る人達のことである。
「ネット上では人は凶暴化する」というのは通説だが、その代表例であるのがこの対立厨である。「○○が気に入らないから暴れ回りたい、荒らしたい」という憎さ余っての行動であったり、単に目に付いたものを荒らして面白がる愉快犯であったりと動機は様々。相対するふたつの勢力に、中立な第三者、或いはどちらかの陣営になりすまして過激な発言をする事で双方の対立を煽る。また、レッテル貼りや特攻、炎上等といった行動で場を荒らそうとする。
ひとつの事柄に対してとにかく議論をしたがる「議論厨」とは違い、対立厨は批判や不毛な煽りあいをしたがる・させたがる人達を指す。このことを考えると、彼等はコピペブログによって煽られた輩や2ch脳も併発している可能性がある。
いずれにせよ、対立煽りが成立してしまうと、本来目的としていた議論は失われ、煽られた特定立場への悪評だけが残ることになる。それを対立煽りによるものと見抜けないと、事実を誤って認識してしまうことになる。
コピペブログにおいてはアクセス稼ぎに使いやすいためなのかそういった業者が2chに書き込んで荒れるよう促したり、スクリプト仕込んだりしてる場合もある。炎上マーケティングという項目も併用して見てみよう。
例えばパンに関する意見交換を行うフォーラムがあったとした場合、対立厨によって以下のような書き込みがされる可能性がある。
基本的には荒らし同様に「スルー」が妥当である。不特定多数をヒートアップさせるのが対立厨の目的であり、誰も相手をしなければ自然と消えるだろう。荒らしに反応する人も荒らしなのであり、対立厨に反応する人も対立厨なのだ。(つまり対立厨に対立する対立厨という図式。)
問題は、対立厨はあの手この手を駆使してその気配を隠していることである。「スルー」しようにも荒らし、狂信者、アンチのようなわかりやすさが無く、表面的にはもっともらしいことを言っていることが多い。うっかり頭に血が上ってしまうと、対立厨の思惑通りに自分が煽りに加わってしまう可能性もある。
また、対立厨によって歪んでしまった記事を閲覧したときも注意する必要がある。外部の一見さんには、対立厨の煽りも単なる議論の軌跡にしか見えないものである。結果、誤った情報を鵜呑みにしてしまう。最悪の場合、他の場所にその間違った事実が持ち込まれ、また別の炎上を引き起こすという負の連鎖に繋がってしまうだろう。
特に、以下に挙げる情報源の話には注意が必要である。
これらは利用人数も多く、雑多な意見が入り乱れる。情報の補完をするには便利なツールであるが、事実でないことも補完してしまう可能性もある。そうして気づけば自分が対立厨の一人となっている可能性もあるのだ。
結局唯一の対策は「誰かを叩こうと思わない」ということだけである。何かを否定する行為は立場を生み出し、いずれは立場に対する石の投げ合いとなる。そうなれば元々の議題はほったらかしになり、不毛な煽り合いにしかならない。
(批判、批評行為そのものが悪というわけではない。批判、批評をした"人"を叩くことを避けるべきである。)
自分は真っ当なことを発言するつもりでも、対立的なことを言ってしまう可能性がある。その一文を投稿する前に一度冷静に見つめなおしてみよう。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/07(日) 17:00
最終更新:2025/12/07(日) 17:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。