小鳥さんのGM奮闘記R(ネタバレ) 単語

オトナシテイノボウケンシャタチ

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ネタバレ注意 この項目は、ストーリーの核心を含むネタバレの塊です。
必ず最新話まで視聴した後に読むことを強く推奨します。

 

小鳥さんのGM奮闘記R

 

 小鳥さんのGM奮闘記Rとは、ブリッツPの投稿するアイドルマスターとソード・ワールド2.0の混合二次創作動画である。動画の分類としてはim@s架空戦記シリーズ、及び卓ゲm@sterに相当する。
 メイン絵師はpixiv、ニコニコ静画にて活動する絵師、コウサクさん。言わずと知れたブリッツPの更新速度に対し、それに負けず劣らずの支援を行うことから、電撃作戦と電撃工作などと呼ばれることも多い。

 2012年7月8日、連載開始。2013年7月3日現在でSession13-6まで、計54+1個の動画がニコニコ動画上に上げられている。

 !注意! 以降、本動画シリーズに関する概要・情報整理等が続きますが、先にも述べたとおり未視聴者に配慮したネタバレ防止等、一切考慮しておりません。初見の方・まだ最新作に追いついていない方等は、そのことを十分に考慮した上での閲覧を再度お願い致します。

 

音無亭の冒険者たち

 本動画シリーズのメインキャラクターたち。
すなわち、日高愛の演ずるアイ・ヒダカード、双海亜美の演ずるアミ、如月千早の演ずるチハヤ・キサラギ、水谷絵理の演ずるエリザベート・アクアヴァリー、天海春香の演ずるハルカディア・アマーミン、秋月涼の演ずるリョウ・コーラルブルー、計6名のメンバーである。

 "集いの国"リオスは首都ラスベート、ゴールドコースト中央部の一角に店を構える"ガラクタの"音無亭を拠点とし、活動していた。
 ・・・が、店主の意向により店は移転。セッション13-6現在では一等地ライズハイ街区中央部に位置する"リオスでも有数の"音無亭に所属し、依頼をこなしている。
 基本的にフリーな立ち位置ではあるが、人間関係の都合上政府(防衛省)との関わりが深く、それから派生して政治的裏仕事を任される傾向が強い。
 
 リーダーはドワーフの女戦士チハヤ・キサラギ。特に実務的な面から見た場合、彼女が居なければ間違いなくパーティーは崩壊する。
 人間関係の中心的人物は、同様にチハヤ・キサラギとパーティーの結成主アイ・ヒダカード、この二人と言えるだろう。
 アイに対し危険な百合色思想を持って鍔迫り合いを繰り広げるハルカディアとエリザベート、金だけを友としながらチハヤとの友情の狭間で揺れるアミ、もはやチハヤの忠犬と呼ぶに相応しいリョウ。
 そこにユメコやミニスが加わり、ド畜生と守銭奴と天然×2とヤンデレ×3が入り乱れる混沌世界が、このパーティーの日常風景である。一人常識人のチハヤには、そろそろ太陽製薬さんからのお声がかかる時期かもしれない。
 

 戦闘面においては、重戦士、軽戦士、指揮官、神官、魔法使い、便利屋と全体的に隙の少ない、比較的バランスの取れたパーティーである。凸凹な人間関係とは大違いだ。
 Session13現在では平均冒険者レベル12を超える一流のパーティーとなっており、レッサードラゴン討伐、小神クラスの敵を撃破する等の実績を打ち立てている。
 加えて特にエリザベートが所属している故か、リオス防衛相を初めとする政府高官、貴族達と複数のコネクションを有するなど、すでにその存在はリオス国内でも指折りのものであると見て良いだろう。
 

 が、しかしである。
 そもそものパーティー結成の理由が「店の建て直し」であるため、報酬の多くを音無亭の借金返済に当てる事はもちろんのこと、得た剣のカケラも、すべて音無亭に献上の上売却(こうして音無亭を経由することで、自分達ではなく音無亭の名誉点が回復するわけである)。
 更に受ける依頼のことごとくがリオスの暗部・政治の闇に関するもので、その活躍の多くは握り潰され、世間一般に知られることが無い状況に。
 依頼を通じて得た高官達とのコネクションも、依頼内容が内容だけに公にできるはずも無く、あくまで影の繋がり。高官達は今期待の「音無亭に」繋がりを持っているという状況である。

 かくして、間違いなく一流と呼べる実力と実績を持ちながら、Session13-6現在に至るまで未だ名誉点0というトンデモ名誉点詐欺パーティーが誕生したのである。そのあり方は視聴者からも「政治のコマ」だの「必殺仕事人」だのと呼ばれているが、正直、全く否定できない。
 ドラゴンを倒してなお名誉点の全く無いパーティー、というのも恐らく実卓・動画シリーズ問わず相当に珍しい部類に入るだろう。
 名誉点が無いという関係上、パーティー名を名乗らず今だ"馬の骨"として活動していることも特徴である。
 いつか輝く?二つ名を世界に轟かすのか、それとも無名の超パーティーとして闇に名を残すのか。それは、彼女らの今後の冒険次第だ。

 

リオスの音無亭

 リオスの首都ラスベートの一角、ゴールドコースト中央部に店を構えていた冒険者の店の一つ。店主はこの世界におけるGMの代理人『コトリス・エルオール』
 店主コトリスのマネジメント技能0という特性のため、シリーズ開始の時点で既に10万ガメルという多額の借金を抱えており、立地も食べ物もありながら延々閑古鳥の無く日々が続いていた。
 その名も"ガラクタの"音無亭。あまりにもあんまりな通り名である。

 その後、音無亭の冒険者たちの活躍により、徐々に冒険者の店としての知名度・地位を向上させ、Session13-6現在ではリッツより借り受けた全ての借金を完済(計10万ガメル。Session8-5にて完済)。
 首都ラスベートの中でも一等地と呼ばれるライズハイ街区中央部に、"リオスでも有数の"音無亭として、心機一転、新たなスタートを切ることとなった。その名声は新米冒険者たちにとって憧れの的である他、財政界への発言力を持ち、政府からも依頼を受けるほどである。
 あと借金も増えた。1000万ガメル。相談?連絡?契約書?無いよ?
・・・もうコトリスだけじゃ足りないからどっかの天然ド畜生も風呂に沈めればいいんじゃないかな(白目)。

 とは言え、今でこそ一級の店として日々冒険者の集う店となったが、その道中は決して平坦な道では無かった。
 看板冒険者たちの振る舞いにより、憲兵達が足を休めていたと思ったらいつの間にかマフィアが店を埋め尽くす。
かと思えば昨日までたむろしていたモヒカン共が今日からヒーローにクラスチェンジ。極平和な普通の宿屋だったところが、いつの間にか風呂寝室カジノ付のどう見ても未成年入場禁止な場所に大変身。仕舞いにはその支援絵が届く始末。チハヤ曰く、世紀末冒険者の店。春香曰く、ヤクザの出張事務所。
 コトリス涙拭けよ。半分くらい自業自得だけど。

 また、客層こそ安定しないものの客の質自体は一級を通り越してほぼ化け物クラスになっており、かの六英雄が来店した他、Session10以降はどこぞの自由騎士夫妻や猛女様といった超英雄たちが確認されている。
 一般客もまた猛者ばかりなようで、街中で魔神たちが暴れた際は、それらを店主と共に返り討ちにするほど。
 リオス最強クラスとも言える店主を含め、蛮族等の敵対者にとっては国有数の魔窟であると言えるだろう。
 

 勤務する店員はまず店主であるコトリス。主に厨房を担当している。あのアミから美味いの一言を引き出し、店に来る客達からの反応も上々であることから、料理の腕前に関しては間違いないのだろう。
 続いて住み込みで働いているアイ。看板娘として店内を忙しく飛び回るウェイトレスである。店内の清掃から注文、配膳といったフロア仕事が彼女の領分だ。やはり来店する客からの評判がよく、半ば彼女のファンとも言える客も増えているようだ。一番の固定客はあの二人なわけであるが。

 3人目はSession7-4から新しくウェイトレスとなったミニス。全寮制のお嬢様学校に通い、政治家の娘でもある彼女がこんなところで住み込みバイトなぞしてていいのだろうか・・・。ちなみに賃金は時給6ガメルで、日本円に換算して600円程。モチーフの出身地である沖縄もびっくりな低賃金である。

 幻の4人目、ハルカディア。Session9-1にて、PLの「エリザベートととの差を広げるために」という理由により臨時ウェイトレスとしてデビューを果たした。最早恒例のヘロイン接待であったが、意外や意外、一部の客に対し大変な好評を得ている様子。流石訓練された超級紳士は格が違った。

 そしてSession10終了時には、サリアとククルの両名が、遂に音無亭のウェイトレスとして正式に雇用されることに。ククルは問題ないのだが、サリアの方はまだまだ笑顔が固い様子。一人前のウェイトレスになるのは、もう少し先のことになりそうだ。

音無亭の歩み

Session 名称 名誉点 借金総額 各種設備 店の傾向
Session1 開始時 "ガラクタの" 0 100,000 ─── Marcenary(傭兵)
Session1 終了時 "閑古鳥の鳴く" 43 100,000 ─── Marcenary(傭兵)
Session2 終了時 "ご贔屓の" 159 99,467 ─── Hero(英雄/勇者)
Session3 終了時 "一人前の" 260 88,134 ─── Marcenary(傭兵)
Session4 終了時 "一人前の" 438 62,023 ─── Mafia(マフィア)
Session5 終了時 "有名な" 668 50,000 ─── Gang(ギャング)
Session6 終了時 "有名な" 908 49,000 賭場設置 / 市場設置
露天風呂設置
Mohikan(モヒカン)
Session7 終了時 "大繁盛の" 1361 37,400 寝室改築 Hero(英雄/勇者)
Session8 終了時 "大繁盛の" 1431 0 ─── Traveler(旅人)
※Session9 終了時 "リオスでも有数の" 2522 10,000,000 ─── Traveler(旅人)
Session10終了時 "リオスでも有数の" 4987 9,252,025 店員雇用(サリア)
店員雇用(ククル)
道場開設 / 病院設置
厳かな祭壇
Hero(英雄/勇者)
Session11終了時 "リオスでも有数の" 6249 8,627,125 物見櫓設置
専属錬金工房
Hero(英雄/勇者)
Session12終了時 "リオスでも有数の" 6729 8,289,675 専属鍛冶屋
故買屋
錬体道場献金
魔晶石鉱脈
Traveler(旅人)
Session13終了時 "リオスを代表する" 10199 7,269,775 ─── Hero(英雄/勇者)

※Session9終了時、店をゴールドコースト中央部からライズハイ街区中央部へ移転している。

現在の設備とその効果

設備名 セッション 投資内容 効果
賭場 Session6-1 店内に賭場を設置し、
合法的賭博を行い、管理します
セッション開始毎に
2D6×2000ガメルを取得します。
露天風呂 Session6-1 露天風呂を増設します 音無亭から始まるセッションに限り、
最大HPが10増加した状態でスタートします。
市場 Session6-1 店内に商売のできるスペースを
設置します
薬品、修理用具、冒険道具類の購入価格が
1割引になります。
寝室改築 Session7-1 ベッドの寝心地が良くなります 音無亭から始まるセッションに限り、
最大MPが10増加した状態でスタートします。
道場 Session10-6 投資項目に記述が無い・・・? 能力成長回数が倍になります。
病院 Session10-6 治療用の施設を設置 生死判定に+5のボーナスを得ます。
祭壇 Session10-6 祈りを捧げる祭壇を設置 生死判定を1日1回振り直すことが出来ます。
物見櫓 Session11-4 見張り用の櫓を設置 スカウト判定に+1のボーナスを得ます。
錬金工房 Session11-4 専属のアトリエを建築 マテリアルカードが半額になります。
専属鍛冶屋 Session12-3 専属の鍛冶場、鍛冶屋の設置 金属系防具の防護点が3点上昇します。
故買屋 Session12-3 盗品売買の場を設置 装備品の価格が1割引きになります。
錬体道場 Session12-3 錬体道場への献金を行います 錬技の消費MPが1減少します。
魔晶石鉱脈 Session12-3 魔晶石鉱脈から
高品質の魔晶石を発掘します
21点以上の魔晶石が購入できます。
(1点=500ガメル)

※これらの投資は基本的にリッツを通して行われている様子である。

番外:店を訪れた著名人たち

訪れた時期 人物像 元ネタ
Session10-3 無理無茶無謀に定評のある青年 "ロードスの騎士" パーン
Session10-3 気の強そうな雰囲気と金の長髪が目を惹く女エルフ "帰らずの森のハイエルフ" ディードリット
Session11-1 壁すら素手でぶち壊す可憐な少女 "ファリスの猛女" イリーナ・フォウリー
Session12-1 裸で下品でガサツで傍若無人で口の大きい青年 "鬼畜戦士" ランス
Session12-1 ふわふわピンクの髪の毛が特徴的な女性 "ランスの奴隷" シィル
Session13-1 銀髪の白いダークエルフ "言葉の魔術師" スイフリー
Session13-1 腐れ縁のちょっと目つきの悪いグラスランナー "はとこの子" パラサ・ピルペ・パン

 

各セッションの簡易なまとめ 

Session 依頼内容 大まかなストーリー
Session1 パーティー結成!
行方不明の子供探し

達成状況:〇
Pick Up Point
"ユメコ・ブロッサム"登場
"ミニス"登場
首相"サフィ・リマニ"と接触

Story
成り行きでパーティーを組んだ冒険者たち。
と、そこへ一人の女性が飛び込んできた。
彼女が言うには「自分の娘が遊びに出たきり戻ってこない」とのこと。
ゴールドコーストに隣接する外縁部は極めて治安が悪いことで有名だ。
無償で探す手伝いをしようとするコトリスを制し、冒険者たちは行方不明の子供
の調査に向かう。
Session2 奪われた積荷の奪還

達成状況:〇
  Pick Up Point
  "ゴエモン"登場
  "トンカツ"登場
  アミがゴエモンより家宝の笛を譲り受ける

 Story
 ティダン教徒"ジャン・ファルシネリ"が園長を務める
 『ひまわり園』。
そこへ渡るはずの荷物が、移送中、蛮族に奪われた。
ティダン教徒に対し嫌悪を露わにするハルカディアをなだめつつ、一行は
逃走した蛮族たちの追跡に乗り出す。
そこで出会ったのは謎の剣士とお供のコボルド。そしてマッポーめいた言葉を
扱う、ニンジャと呼ばれる妙な集団であった。
Session3 強盗犯と
盗まれた指輪の捜索

達成状況:〇
Pick Up Point
"マイ"登場
盗賊ギルド『夜を統べる者たち』登場
エリザベートの素性発覚

Story
エリザベートは超お嬢様だった!?
いつまでも家に戻らない彼女を連れ戻すべく屋敷
よりマイが派遣される。
このままでは戦闘の土台が崩壊しかねない・・・
「なら、実際の仕事ぶりを見て、連れ戻すかどうか判断すれば良い。」
鶴の一声によってもたらされた依頼により、冒険者たちは盗賊ギルド
『夜を統べる者たち』が支配するアルトゥール島へ赴く。
Session4 学院内
連続傷害事件調査

達成状況:〇
 Pick Up Point
 "ヘレン・マクレガン"登場
 組織『清廉会』登場
 防衛相"エルドラド・アクアヴァリー"登場

 Story
 不可侵の学び舎『紫露草女学院』
 リオスの超上流階級の娘たちが集うそこへ、
暗い影が迫っていた。
穢れ無き聖域で起こる不可解な事件に対し、学園理事の一人
"アーメンス・ブロッサム"は冒険者たちへその調査を依頼する。
精霊に憑かれたユメコを助け、冒険者たちが見つけた真実。それは濃く深い
リオスの闇、その一端であった。
Session5 怪しげな
新興宗教調査

達成状況:〇
Pick Up Point
"ベンケイ"登場
組織『ヘイケ教』登場
ハルカディア死亡

Story
ラスベートから歩いて3日程の小村「ジオ」。
小麦の収穫を主とする平和な村に、
ある異変が生じていた。
怪しげな新興宗教に、若者たちが次々と嵌ってしまっている・・・
自体を重く見た村長の頼みによって、
冒険者たちは教団内部の潜入捜査を開始する。
果たしてそこで見たものは、怪しげな儀式を行うあのニンジャだった。
Session6 麻薬密輸計画調査

達成状況:〇
 Pick Up Point
 新聞記者"アリッサ・マイウォールド"登場
 副総長"ヴェロニカ・クリチコフ"登場
 組織『街道の赤い焔』登場

 Story
 新聞記者"アリッサ・マイウォールド"の依頼で
『 街道の赤い焔』の麻薬密輸計画を追う冒険者たち。
遂にそれを突き止め依頼達成かと思った矢先、彼女たちの前に現れたのは、
血の匂いを纏う眼帯の女盗賊だった。
圧倒的な力の差を前に為す術のない冒険者たち。そんな中、彼女たちは
期せずして、アイ・ヒダカードの過去の一端に触れることとなる。
Session7 連れ去られた姉を
開放して!

達成状況:〇
Pick Up Point
"サリアとククル"登場
組織『ナイトメアギルド』
"母"の存在が示唆される

Story
ナイトメアの姉妹、サリアククル
無実の罪で捕まったサリアを助けるため奮闘する
冒険者たちに、ナイトメアギルドの魔の手が迫る。
「お前は居ても良い。」
闇へ堕ちゆくハルカディアを救ったのは、
決して相容れるはずのなかった彼女だった。
仲間を守るため、冒険者たちはギルドに対し牙を剥く。
Session8 交易路の障害排除

達成状況:×
Pick Up Point
ヘイケ頭領"タイラノ・ムネナシ"登場
組織"ゲンジ"登場
結成以来、初の任務失敗となる

Story
ラスベートと"年輪国家"アイヤールを結ぶ
交易路に、謎の障害が発生した。
交易業者はおろか、調査を依頼した者たちすら
戻らぬ異常事態に、ユメコは真相の調査、
そしてその排除を冒険者に依頼する。
ゴエモンの力を借りてエロニンジャに天誅を下した矢先、待ち受けていたのは
古の時代より蘇りし絶壁であった。
Session9 水路の安全性を
否定せよ

達成状況:△
Pick Up Point
『街道の赤い焔』
ナイトメアギルドの繋がりが発覚する
 
Story
近々完成すると言われる「エゴール庶民水道」。
いかに多くの市民に支持される計画であっても、
それを快く思わない人間はどこにでもいる。
『ラスベート水売り協会』。
それはその典型であり、そんな彼らが冒険者に依頼てきたことは、庶民水道に
染液を投入することでその評判を落とすという、政治的妨害工作であった。
再び対峙する『街道の赤い焔』
そして彼らと手を組んだナイトメアギルドの尖兵ナイトメアヒドラが、
冒険者たちの前に立ちはだかる。
Session10 国賓護衛

達成状況:〇
Pick Up Point
六英雄"マイ・ヒダカ"登場
六英雄"マミ・フタミン"登場
姫将軍"マグダレーナ・イエイツ"登場

Story
"六英雄"
かの『邪竜王大戦』にて竜王を討ち、
第二の剣の化身をすら退けた、
生ける伝説である。

そんな彼女らが、この度、"姫将軍"と共にリオスを訪れることが判明した。
神に等しい国賓に万が一があってはならない。
リオス国防軍長官"千桜寺景厳"は、彼女たちの護衛を冒険者たちに依頼する。
そして英雄の来訪に沸く市民たちの影で、暗い陰謀が蠢き始めていた。
Session11 魔剣の迷宮調査

達成状況:〇
Pick Up Point
教授"ミネルバ・アリオスティ"登場
リョウの出自が判明する

Story
リョウは超ボンボンだった!爆発しろ!!
リョウの故郷である"煙る村ノイ"を訪れた一行は、
"温泉王"バストラ・コーラルブルーからの依頼により、
魔剣"火山剣ノイ"の迷宮を探索することに。
魔剣の迷宮とは思えないほど静かな内部に存在したのは、
いつぞやのサムライ達と、ドワーフの少女(?)、そして極寒のカラテを身に纏う
最強のニンジャの一角であった。
Session12 探索!
ルーディアの山

達成状況:〇
 

 

         アイちゃん
 

          ちんちん
 

        わっほわっほ

 

Session13 ミニス・アルトホルン
捜索

達成状況:〇
    Pick Up Point
    ミニスの出自が判明する
    蛮族組織『黒の法典』

    Story
    紫露草女学院生徒会長選挙。
    リオスの市民にとってそれは大きなステータスと
    なるそれは、同時に政府高官達の娘に取り入り、
暗躍する絶好の機会でもる。
そしてそれを示唆するかのように、突如としてミニスとの連絡が途絶た。
ミネルバ・アリオスティの協力の下、冒険者たちは紫露草女学院への
潜入捜査を開始する。
妖しく揺らめくその香りが、心をも縛る血の鎖であるとも知らずに。
Session14

 

詳細なプロフィール

アイ・ヒダカード

「・・・・・・・・・・・・断ち斬れ。
                    『断竜』!!」

基本データ
PL 生まれ 人種 性別 年齢 初期技能
日高愛 冒険者 人間 13 ファイター:2 / エンハンサー:1

 
 
 今日も元気な我らの脳筋娘。チハヤ・キサラギと共に戦闘の最前列に立ち、持ち前の豪運でクリティカルを連発。イラストモチーフとなった黒い剣士ばりに、敵をバッサバッサと薙ぎ倒すパーティーの主砲である。
 それと同時にパーティー結成の立役者でもあり、借金で首が回らなくなっていた店の経営を、自身が冒険者になって金を稼ぐことで何とかしようとしたことが、後に音無亭の冒険者たちとして(主に裏の世界に)名を馳せる面々が集まる最初のきっかけとなった。
 明るく前向きで、だいぶ天然入り。
 記憶を無くした自身を拾い、育て、そして鍛え上げてきたコトリス・エルオールを心から慕っており、何をするに関しても彼女にとっての利益を優先して行動する。普段は聖人君子レベルで他者と接する彼女が、露骨に金に執着したり他人のミスを非難したりといった行動った場合、それはほぼ彼女のためである。
 行き過ぎて若干依存気味なところもあるが、そんな一途なところもまた彼女の魅力であろう。
 エリザベート・アクアヴァリー及びハルカディア・アマーミンが想いを寄せる相手であるが、本人がそのようにコトリス一筋であるため、未だ"大切な仲間"以上の感情は無いようだ。
 Session12における性転換騒動においても、二匹の野獣の魔手をひょいひょい交わし、あまつさえリョウ・コーラルブルーと共に連れションするなどという行為を行う等、二人にとっては前途多難な恋の相手と言えるだろう。
 ともあれ、恋の忙しい二人のヤンデレを制御できるのが今のところ彼女のみであるため、パーティーの人間関係における重要人物であることに変わりはない。

 冒険者メンバーの中でも特に過去に対して注目の集まる人物で、数百年前に存在した人物であるタイラノ・ムネナシとの面識の他、特にヴェロニカ・クリチコフとは浅からぬ因縁があった可能性が高い。そのどちらもが相当の大物であることに関しても、無視できない点であろう。
 加えて常人であれば吸っただけで発狂状態に陥ってしまうような麻薬に対し、まともに吸い込んでしまったにも関わらず一切の体調変化が無く平然としていたことから、過去何らかの形で麻薬を取り込む状況、若しくは耐性をつける状況に陥ったことが推察される。
 特にSession13においては、蛮族組織『黒の法典』の尖兵、リャナンシーの"毒婦"レイルに、麻薬"チェイン"に対する耐性をして"アンチェイン"と呼ばれ、その身を確保しようと迫られる一面もあった。オリバさんじゃないよ。

 Session10ではヴェロニカに続き、六英雄の一角"北の覇王"マイ・ヒダカを相手に完膚なきまでの敗北を喫する。コトリスのために強くなりたい、しかしコトリスと自身の戦闘スタイルが真逆である以上、剣の指南を受けるにしても限界がでてきてしまう・・・
 敗北を経てその考えは一層強くなり、悔しさと情けなさ、先の見えないことへの不安、何よりコトリスへの想いの間で唇を噛み締めていたところ、その様子を見ていた千桜寺景厳から『剣と心を交わすことで強大な力を得る』という流派の話を聞かされる。
 それ以降、暇を見つけては剣に対し何かを語りかけていたようで、Session10-5における戦闘時、遂にその秘めたる力を解放。
 【断竜】と名づけられた名に違わぬ、凄まじい威力の一撃を見せた。
 その威力に比例し反動もまた大きく、【断竜】との会話では「身体的未熟が故にかかる負担が大きすぎる」との理由で、使用に関していくつかの警告もされている。だが、それは裏を返せば成長の余地がまだあるということだ。

固有装備

グレートソード 【 断竜 】

武器名 ランク 用法 必要筋力 威力 追加D 命中 C値 属性 その他
断竜 SS 2H 30 70 ── +1 斬撃 専用武器 / 魔法の武器加工
特殊能力
能力名 能力概要
☆ 始解(断竜) 【断竜】と同調し、剣の力を解放します。効果は下記の通りです。
1.【断竜】による攻撃は、敵の防護点を無視します。
2.武器の威力が 《30》 上昇します。
3.追加ダメージに 《ファイターレベル+筋力B点》 を加えます。
※4.この効果は10秒(1R)のみ持続します。
※5.この効果は1日1回のみ使用可能です。
※この能力使用後はHPとMPが0になり、強制的に気絶します。

 アイが幼いころコトリスより譲り受け、以降今に至るまで使用し続けている愛剣。イラストモチーフは、本人同様に某黒い剣士のもつ「ドラゴンころし」そのもの。
 愛剣だけあって幾度と無く鍛えられてきた逸品であり、Session3-1で魔法加工、Session4-1で専用武器化、Session6-1、Session13-1においては剣自体を鍛え直しており、Session13現在では基本性能がガイスターのそれとなっている。
 そしてSession10-5では、持ち主の呼びかけに応じその能力の一端を開放。もっとも、【断竜】自身に言わせれば応えたのはアイであり、本人は以前よりずっとアイに対し声をかけ続けていたらしい。
 アイにしかわからないものの明確な人格があり、さながら元ネタと思われる斬魄刀そのもののような剣。ぶっきらぼうではあるが、持ち主の身を真摯に案じるややツンデレ気味なイケメn・・・・・・イケケンである。
 なお、※で印された効果は、後の会話シーンにおいて剣本来の効果ではなく、アイの身体的未熟による副作用である可能性が示唆されている。

経歴、技能その他

最新話における各種ステータス値

HP MP 生命力 精神力 筋力 知力 器用度 敏捷度 ズードカウンター 穢れ
108(+10) 20(+10) 39 20 56 19 42(+4) 19 195(+4) 0

※HP及びMPのボーナスは、音無亭への投資項目『露天風呂設置(最大HP+10)』『寝室改築(最大MP+10)』によるものである。なお、HPの値は《タフネス(HP+15)》、《頑強(HP+15)》による上昇値を含む。

最新話における各種技能、及び特技

技能 Lv 特技※
ファイター 13 タフネス / 武器習熟(ソード) / 頑強 / 武器習熟Ⅱ(ソード) / 全力攻撃 / 薙ぎ払い
武器の達人 / バトルマスター / 全力攻撃Ⅱ
スカウト 9 トレジャーハント / ファストアクション / 影走り
レンジャー 9 治癒適正 / 不屈 / ポーションマスター
エンハンサー 7 マッスルベアー / キャッツアイ / ビートルスキン / オウルビジョン / デーモンフィンガー
ジャイアントアーム / ワイドウィング
一般技能 ウェイトレス:5 / コック:3 / レイバー(肉体労働者):2

※習得時のレベルは省略。またレイアウトの都合上、冒険者Lvの上昇で任意に取得できる技能はそのキャラクターのメイン技能の欄に記載する。

経歴

経歴内容 詳細 その他の特筆事項
師と呼べる人物がいる 音無亭店主"コトリス・エルオール" 記憶を無くした幼い彼女を拾い、育てた母代わり。
剣術の師でもあり、アイが無条件で信頼する人物。
一定期間の記憶がない 8歳を境にそれ以前の記憶が無い Session10現在、詳しい記憶の内容は不明。ただし、
盗賊ギルド等との繋がりが示唆されている。
誰かを救ったことがある

 

アミ

「・・・・・生まれながらの平等なんざ、
                      誰が言ったのかねぇ。」

 基本データ
PL 生まれ 人種 性別 年齢 初期技能
双海亜美 斥候 ライカンスロープ 12 グラップラー:2
スカウト:1
エンハンサー:1

 ぶれる事の無いただ一人の守銭奴、それが彼女である。リョウのそれと文字通りケタの違う生活費は、もはやセッション開始時における恒例行事だ。
 一撃よりも手数によって敵を圧倒する拳闘士で、やや安定感に乏しいものの瞬間火力はパーティー中随一。範囲攻撃に関してこそアイに分があるが、特に単体、及び単部位をターゲットとした場合、最もダメージを叩き出せるのは彼女である。例えるならばグレネードのアイ、マシンガンのアミといったところか。
 1にガメル2にガメル、34もガメルで5もガメル。何をするにもとにかく金。天は金の上に金を作らず、金の下に金を作らず。吊り上げられるところはとことん吊り上げ、値切れるところはどこまでも値切る。弱った奴にも容赦はしないし手段だって選ばない。
 選んで儲けるのが、そんなに上等かね?
 とまぁ行動の殆どが金を最優先した基準で判断されており、これだけを見るのであればどっから評価しても下衆以外の何者でもないが、その一方で金の重要性を熟知しているが故に、ここぞというときには一切の出し惜しみが無い。また、明らかに敵対すべき相手では無いと判断した際は徹底して従順になる等、この歳をして非常に処世術に長けた一面がある。
 アイ、エリザベート、リョウといったあまりにも垢抜けないメンバーが多い中で、世界の渡り方を心得た貴重な人材でもあり、特に盗賊ギルドとの交渉等の裏の仕事ではチハヤと並んで頼りになる人物であろう。
 また、そのヒネた性格の一方で真っ直ぐな誉め言葉には弱いらしく、アイの飾らない尊敬の言葉に対し珍しく照れた一面もあった。

 笑顔の多い性格で、一見すればパーティーの輪にしっかり溶け込んでいるように見える。しかし、パーティーとの距離が最も遠いのは恐らく彼女であり、Session7においては共に壁のあったハルカディアがそれを乗り越えたため、以降相対的にその傾向が強く現れるようになってきている。
 特にそれが顕著となったのがSession8-2におけるチハヤとの会話シーン。毎日の生活費の援助等パーティー中最も距離が近いと思われるチハヤが「あなたを信頼している」と発したのに対し、彼女は「そこまでチハヤを信頼できないし、これから先、する気だってない」と真っ向から拒絶を示した。
 本人に思うところこそあったようだが、未だライカンスロープであることを隠している点も含め、やはりどこかに一線を引いているのは間違いないと言えるだろう。

 その原因となったと思われる経歴も相当凄惨なもので、もはやいつ人族に対する復讐者となってもおかしくないほどであるが、むしろこの経歴において重要なのは「PLたちは知っているがPCたちはこのことを知らない」ということである。
 彼女たちが本当の仲間となるその日にむけて、これが大きな壁となることは想像に難くない。
 Session10においてはチハヤに対し「なぜ冒険者となったのか」と尋ねる等、若干でこそあれ他者への関心が芽生えた様子。これが一つのきっかけとなるかは分からないが・・・
 彼女が秘密を明かす日が来るのかは分からない。が、もしそれが公となれば、そこで一悶着起きる可能性は大いに存在する。
 トラウマを抱える彼女の心境はいかなるものなのだろうか。

経歴、技能その他

最新話における各種ステータス値

HP MP 生命力 精神力 筋力 知力 器用度 敏捷度 ズードカウンター 穢れ
71(+10) 40(+10) 32 16 36 40(+2) 48 34 206(+2) 2

※HP及びMPのボーナスは、音無亭への投資項目『露天風呂設置(最大HP+10)』『寝室改築(最大MP+10)』によるものである。

最新話における各種技能、及び特技

技能 Lv 特技※
グラップラー 13 追加攻撃 / 投げ攻撃 / カウンター / 両手利き / 武器習熟(格闘) / 二刀流 / 魔力撃 / 双撃
武器習熟Ⅱ(格闘) / バトルマスター / 武器の達人
スカウト 9 トレジャーハント / ファストアクション / 影走り
マギテック 8
エンハンサー 7 マッスルベアー / キャッツアイ / ビートルスキン / ガゼルフット / デーモンフィンガー
ジャイアントアーム / ケンタウロスレッグ
一般技能 ギャンブラー:5 / ベガー(物乞い):5

※習得時のレベルは省略。またレイアウトの都合上、冒険者Lvの上昇で任意に取得できる技能はそのキャラクターのメイン技能の欄に記載する。

経歴

経歴内容 詳細 その他の特筆事項
人族の文化が好き 金が大好き ガメル最高や!金さえあればなんでもできるんや!
大きな嘘をついている ライカンスロープ(蛮族)であること
を隠している
PCたちは全員このことを知らない。
ハルカディアはこのことに感づいている可能性有。
忘れられない恐怖を
  体験したことがある
目の前で育ての親を、人族の冒険者
に虐殺されている
物心つく前に蛮族によってライカンスロープ化された
ため、アミは本来の親の顔を覚えていない。
PCたちは全員このことを知らない。

 

チハヤ・キサラギ

「あなたを1番信頼している。
    背中を預けていいと思える程度にはね。」

基本データ
PL 生まれ 種族 性別 年齢 初期技能
如月千早 戦士 ドワーフ 16 ファイター:2 / エンハンサー:1
アルケミスト:1

  
 頼れるパーティーのまとめ役。戦場においてはその身をもって仲間を守る壁であり、同じく前衛で戦士のアイ・ヒダカードを剣とするのならば、彼女は盾ともいえる関係である。Session7からは新技能"ウォーリーダー"を習得し、名実共にパーティーの中核となった。
 知力≠知性をアイと共に体現する人物であり、経験からくる洞察力と落ち着きのある態度が特徴的。割り切った性格で、仕事に関してもドライな付き合いが多いが、逆に仕事の範囲内であればやや真面目すぎるきらいがあり、金を前提として動くアミと衝突したり、情で動きやすいアイ、エリザベート、リョウらを嗜めたりしている。流れでパーティーへ参加したにも関わらず、わざわざリーダーなんてものをやっている辺りも含め面倒見は良いようだ。
 なお、胸は無いもよう。
 天然なアイ、世間知らずのエリザベート、暴走しがちなハルカディア、空気の読めないリョウらの手綱を取る一方で、守銭奴ながら常識人、かつ裏事情にも精通するアミに対し大きな信頼を寄せており、何かあった際の相談相手の他、そこらの草や拾った肉なんかを主食とするアミの食生活を毎日援助している。最も、肝心のアミの方はまだまだ心を開く段階ではないようだが・・・
 また、リョウ・コーラルブルーが特別信頼を寄せる人物でもあり、天然で畜生で空気を読まない彼が、無条件で意見を聞き入れる貴重な人材。本人もその面倒見の良さゆえに色々と指導・意見したりしているが、同時に彼のド畜生行為のとばっちりを最も受けている状態で(主に食事会的な意味で)、「一生ついていきます!」と言われた際はすぐさま「迷惑だからやめて」と切って落としている。

 現状、彼女自身の過去については全く触れられていない。故に「探し人」も「倒したモンスター」もまたそれらの関係も不明なままである。アイやハルカディアは"謎"の過去であるが、チハヤはそもそも"分からない"過去であると言えるだろう。
 Session10-6において千桜寺景厳より国防軍への移籍を提案された際、探し人を理由にそれを断っているが、やはりその詳細は不明なままである。

 Session8において、タイラノ・ムネナシと遭遇した際は「自身に勝るとも劣らぬ逸材」として評価され、ヘイケとして共にきょぬー連中へ鉄槌を食らわせようと誘われたが、あっさりと断っている。曰く「胸は単なる脂肪、それ以上でも以下でもない。そんなもののために命を賭けるなど馬鹿らしい」とのこと。本当か?
 ただ、ムネナシ本人は未だチハヤに対して執着があるようで、今後も積極的に勧誘してくるであろうことが予想される。それを鑑みると、彼女がヘイケ・ゲンジ関連における重要人物になる可能性は高い。
 再び目の前に立ったムネナシに、彼女が一体どんな啖呵を切るのか、見物である。

経歴、技能その他

最新話における各種ステータス値

HP MP 生命力 精神力 筋力 知力 器用度 敏捷度 ズードカウンター 穢れ
120(+10) 33(+10) 51 33 39(+2) 7 37 21(+2) 188(+4) 0

※HP及びMPのボーナスは、音無亭への投資項目『露天風呂設置(最大HP+10)』『寝室改築(最大MP+10)』によるものである。なお、HPの値は《タフネス(HP+15)》、《頑強(HP+15)》による上昇値を含む。

最新話における各種技能、及び特技

技能 Lv 特技※
ウォーリーダー 13 怒涛の攻陣Ⅰ/ 怒涛の攻陣Ⅱ・旋風 / 強靭なる丈陣Ⅰ・抗心
強靭なる丈陣Ⅱ・安精 / 怒涛の攻陣Ⅲ・轟炎 / 怒涛の攻陣Ⅳ・爆焔
強靭なる丈陣Ⅲ・心清 / 怒涛の攻陣Ⅴ・輝斬 / 強靭なる丈陣Ⅳ・清涼
強靭なる丈陣Ⅴ・激生 / 怒涛の攻陣Ⅴ・獄火 / 大いなる挑発
強靭なる丈陣Ⅴ・魔泉
前線指揮官※1
ファイター 9 タフネス / かばう / 防具習熟(金属鎧) / 頑強 / 防具習熟Ⅱ(金属鎧) / 鉄壁
防具の達人 / ガーディアン
アルケミスト 7 バークメイル / パラライズミスト / ヴォーパルウェポン / クリティカルレイ
イニシアティブブースト /エンサイクロペディア / アーマーラスト
レンジャー 7 治癒適正 / 不屈
エンハンサー 7 ビートルスキン / キャッツアイ / ストロングブラッド / スケイルレギンス
ジャイアントアーム / リカバリィ / デーモンフィンガー
グラップラー 3 追加攻撃 / 投げ攻撃
一般技能 ウェポンスミス(武器職人):5 / ネゴシエイター:5

※習得時のレベルは省略。またレイアウトの都合上、冒険者Lvの上昇で任意に取得できる技能はそのキャラクターのメイン技能の欄に記載する。
※1、技能【前線指揮官】は、Session12終了時における投資項目より、「国防軍仕官訓練参加」を選択したことで取得。ウォーリーダーLv7以上の状態であれば、鼓砲の効果が自身にも適用される。

経歴

経歴内容 詳細 その他の特筆事項
魔物を倒したことがある
未だ叶わない夢がある
大切な人と生き別れている

    

エリザベート・アクアヴァリー

「少しずつ慣れていって・・・・・・
   いつか、仲間って呼べるように、努力する?」

基本データ
PL 生まれ 人種 性別 年齢 初期技能
水谷絵理 冒険者 人間 15 プリースト(ルーフェリア):2
セージ:1 

 
 戦闘の要たる神官にして、アイ・ヒダカードに想いを寄せる本卓のヤンデレズその1。普段はラスベートの名門お嬢様学校『紫露草女学院』に通う女子高生である。信仰する神は、舞台であるフェイダン地方で生まれた新たな小神"水の神"ルーフェリア
 リオス防衛相であるエルドラド・アクアヴァリーを父にもつ、正真正銘、超のつくお嬢様。いきなり冒険者になろうとする以外は典型的な「ラクシア世界の」貴族の価値観を持ち、半ば閉鎖された学び舎に通い、あまり外出したことも無かったためか非常に世間知らずであることが特徴である。そのこともあって、特にナイトメアに関しては冒険者と思えないほど強い差別感・嫌悪感を持っていたようだ。
 そもそも冒険者になろうとしたのも、自身を暴漢から救ってくれたアイについて行きたかったが故であり、序盤は冒険者としての自覚が足りない部分も少なくなかった。
 また、自身の親は政界の者であるが、そちらの世界に関しては堪能であると言えず、特に政治やそれに関する人間の持つ裏の顔に対して致命的なまでに疎い。親の言葉とはいえ、 自身が調べた結果とは全く異なることを言われてもそれを笑顔で受け入れていたり、父が大英雄を相手に一本取った際も無邪気に「かっこいい」 と評価する等、今まで純粋培養で育てられてきたと推測できる出来事も多数存在する。

 そんな彼女も冒険を通して少しずつ成長し、街や人の持つ裏の顔を、冒険者として毅然と敵に立ち向かう勇気を、自身とは全く違う価値観を持つ人種がいることを学んでゆく。
 特に彼女にとって決定的となったであろう出来事が、Session7におけるハルカディア・アマーミンのパーティー離脱未遂事件である。アイに好意を寄せながらも、近くに明確な敵となるエリザベートの存在を感じていたハルカディアがあわや敵対かという状態になった際、そんな彼女を救ったのは、間違いなくエリザベート自身の成長とそれから発せられた一言であった。
 もっとも、恋の鞘当関係は収まらなかった・・・どころかますます激しくなったが。

 メンバーの中では現状最も経歴が明確であり、謎として楽しむというよりそれらの明示された経歴をどう料理するかに注目が集まっている状態である。特に「裕福な家に生まれた」という点でリオス防衛相という超大物との接点が獲得できた点は、パーティーの今後にとっても、プレイヤーのRPにとっても非常に大きな利点であったと言えるだろう。
 Session10-4においては「母親が自身を生んでまもなく蛮族に殺害された」という事実が発覚。街中で隠密行動が可能な蛮族、などそう多くは無い。特にパーティー唯一の蛮族PC、アミの種族「ライカンスロープ」はそんな蛮族の典型例である。
 今はまだお互いに知らない事実。だがいつかそれが表に出るであろうことは想像に難くない。
 共に戦ってきた仲間が蛮族だと知った時、エリザベートは何を思い、何を成すのだろうか・・・
 

経歴、技能その他

最新話における各種ステータス値

HP MP 生命力 精神力 筋力 知力 器用度 敏捷度 ズードカウンター 穢れ
72(+10) 75(+10) 36 39 19 56(+2) 17(+2) 22 189(+4) 0

※なお、HP及びMPのボーナスは、音無亭への投資項目『露天風呂設置(最大HP+10)』『寝室改築(最大MP+10)』によるものである。

最新話における各種技能、及び特技

技能 Lv 特技※
プリースト 12 魔法拡大・数 / 武器習熟(スタッフ) / 武器習熟Ⅱ(スタッフ) / MP軽減(プリースト)
魔法拡大・確実化 / 武器の達人
セージ 12 鋭い目 / 弱点看破 / マナセーブ / マナ耐性
◎:巨人語 / ◎:ノスフェラトゥ語 / ◎:汎用蛮族語 / ◎:ドレイク語 / ◎:オーガ語
◎:バジリスク語 / ◎:リザードマン語 / 〇:魔人語 / 〇:妖魔語 / 〇:妖精語
〇:ドラゴン語 / △:神紀文明語
スカウト 9 トレジャーハント / ファストアクション / 影走り
一般技能 ノーブル:7 / スカラー(学生):7 / オフィシャル(役人):3

※習得時のレベルは省略。会話は、◎:会話+読文、〇:会話のみ、△:読文のみとする。またレイアウトの都合上、冒険者Lvの上昇で任意に取得できる技能はそのキャラクターのメイン技能の欄に記載する。

経歴

経歴内容 詳細 その他の特筆事項
規律に厳しい環境で育った 『紫露草女学院』に通っていた 学院は全寮制。かつ軍人を父にもつお嬢様である
ことも要因であろう。
裕福な家に生まれた リオス防衛省のトップを務める
アクアヴァリー家に生まれている
本来防衛省は大した役職では無かったが、
エルドラド就任後はその地位が上昇している。
旅をしたことがない お嬢様として生まれ、学校も全寮制
であったが故のことか
Session5において初めて馬車に乗ったとのこと。
その際は吐き気で辛そうであった。

 

ハルカディア・アマーミン

「あっは ♪ 悪いけどぉ、お断りしますぅ?」

基本データ
PL 生まれ 種族 性別 年齢 初期技能
天海春香 魔術師 ナイトメア 17 ソーサラー:2 / コンジャラー:1




 みんな大好きキャーハルカサーン。ソーサラーとコンジャラーの技能を両立させ、後方より大火力の支援を行う対遠距離戦・対複数戦の要である。普段の印象が先走りがちだが、油断したアミに激を飛ばしたり、チハヤが戦闘不能になった際も落ち着いて最善策をとることができる他、勢いづく周りに対し情報を冷静に分析し「待った」をかける等、伊達に世の裏側を生きてきた訳ではないようだ。
 口癖は「あっは♪」。何気にメンバー最年長。
 その経歴とナイトメア故の過去もあり、極めて屈折した人格をもつ。その一途過ぎる様とそこからくる価値観の違い、そして敵とした者に見せるあまりに危険な姿勢は、正しくヤンデレの典型と言えるだろう。
 誰が呼んだか、その名もメインヘロイン
 本キャンペーンはそれまでのものとは大きく異なり、人の悪意や陰謀といった負の側面が非常に強く描かれている。彼女の持つその歪んだ性格と考え方はそれを代表するものであり、正に本卓の色を最も強く反映した、また同時に最も強く反映している、シリーズの顔役とも言える人物であろう。
 凄まじく重い経歴に加え、更にSession9では元娼婦であったことが発覚。ちなみに過去50年のアニメ史におけるNo.1ヒロインに天海春香が選ばれたのが2013年1月2日。動画が投稿されたのが2013年1月6日だったりする。

 日本アニメ史50年No.1ヒロイン 「ごふっ・・・」

 エリザベート・アクアヴァリーと共にアイ・ヒダカードに対して想いを寄せる危険人物で、しかも病み気味。パーティーへの参加理由も、全ては彼女に惹かれた、ただそれだけの理由であった。
 だが、当初からアイに対して非常に強い執着を見せるも、パーティーでの居場所に対する不安や、どこか一線を越えきらない何かがあった様子である。Session6において蘇生失敗により自身の角が巨大化した時の他、特にそれが如実に現れたのがSession7における依頼で、ナイトメアギルドの構成員に「お前はいてもいい」と組織に勧誘された際は、一度はアイの静止すら振り切ってそちらに走ろうとしたほどであった。
 最終的にはアイを初めとする仲間たちの説得、そして何よりエリザベートの一言が決定打となり、本当の意味でパーティーにおける居場所を見つけている。

 パーティーの中でも過去に何があったか想像のつき易い人物であるが、一方ではっきりと言及されたことは全く無く、わかったようでわからないでいるのが現在の正しい姿である。
 世の中の全てを疑い、見下す傾向がある。特にティダン信徒に対する嫌悪は非常に強く、Session2においては「底なしの悪意を薄っぺらい善意で隠しながら、神の名の下、好き勝手する連中」と評するほどで、過去、彼らと何かあった可能性が示唆されているが・・・
 また、忘れてはならないのが「アマーミン」という姓であり、それはティダン教徒にして六英雄の一人"太陽の子"ハルカ・アマーミンのそれと同一であるということだ。当初こそ冗談交じりで揶揄されていたものであったが、Session10以降、彼女らが本格的に絡んできた今となっては、無視できないものとなってきていると言えるだろう。
 今後の天海に注目が集まる。誤字じゃないよ?

経歴、技能その他

最新話における各種ステータス値

HP MP 生命力 精神力 筋力 知力 器用度 敏捷度 ズードカウンター 穢れ
65(+10) 119(+10) 26 47 16(+1) 68(+2) 18 19 194(+3) 2

※なお、HP及びMPのボーナスは、音無亭への投資項目『露天風呂設置(最大HP+10)』『寝室改築(最大MP+10)』によるものである。

最新話における各種技能、及び特技

技能 Lv 特技※
ソーサラー 13 魔法誘導 / 魔法拡大・数 / 武器習熟(スタッフ) / 武器習熟Ⅱ(スタッフ) / 魔法収束 / 魔法制御
武器の達人
コンジャラー 11
セージ 7 鋭い目 / 弱点看破
◎:汎用蛮族語 / ◎:シャドウ語 / ◎:ドレイク語 / 〇:魔人語 / 〇:ドラゴン語 / 〇:妖精語
◎:ノスフェラトゥ語
一般技能 プロスティテュート(娼婦):5

※習得時のレベルは省略。会話は、◎:会話+読文、〇:会話のみ、△:読文のみとする。またレイアウトの都合上、冒険者Lvの上昇で任意に取得できる技能はそのキャラクターのメイン技能の欄に記載する。

経歴

経歴内容 詳細 その他の特筆事項
命を助けられたことがある
体に傷痕がある
濡れ衣を着せられたことがある  

 

リョウ・コーラルブルー

「チ、チハヤさん・・・ううっ・・・
        僕、一生ついていきます!」

基本データ
PL 生まれ 種族 性別 年齢 初期技能
秋月涼 妖精使い エルフ 15 フェアリーテイマー:2 / スカウト:1
アルケミスト:1

 
 前世の胃薬担当からまさかの転身。一日1000ガメル(日本円にして100,000円相当)という膨大な生活費でパーティーの財政を圧迫し、空気を読めない遠慮もしない発言で場を凍りつかせる天然ド畜生となった。
 日高愛曰く、「いつもはヘタレでも頼りになりますけど、今回のリョウはただのヘタレです。」
僅かに漂っていたのみであった畜生ぶりが顕著に現れてきたのはSession4以降。生活費に目に見えて差が出始めたこと、ユメコとの会話シーンの他、その物語中において、紫露草女学院で出された霜降り肉に対し「普通」と評を下したのがRPの最初の一歩か。以降Session10現在に至るまで着々とそれを積み上げており、今や初々しい彼の姿は無く、どこに出しても恥ずかしくないワンコ系ド畜生エルフとして日々を謳歌している。
 とは言え、彼も初めからそんな性格だったわけではなく、特にSession3以前はそれなりに謙虚であった。共に戦闘慣れないエリザベートをフォローしたり、惨殺された動物の死体を見た際は「迷わず逝けるように」と墓を作ろうとしていたことは、それを表す良い例であろう。
 特に許婚であるユメコが関わった際の決断力は並ではなく、彼女のためであれば例えドラゴンであろうと、魔神であろうと、果ては魔神将に対してすら躊躇無く剣を振り上げる心意気も。妖精たちから非常に好かれている点を見ても、根は悪い人物でないということに間違いは無い。まぁその後の畜生行為によって全て台無しになるわけだが。
 また、特筆すべきこととして彼はチハヤ・キサラギを非常に尊敬しており、彼女に認められたい、彼女のために何かしたい、ということを一つの基準として行動することが多いということを挙げられる。こちらは当初からはっきりとしていたが、Session5におけるドゥームたちとの戦闘以降より強くなっているようだ。
 チハヤの言うことはほぼ無条件に聞き入れることと合わせて、彼がワンコ系と呼ばれる原因と言えるだろう。

 RPこそどこかの自称カワイイ娘並みに腹パンされそうではあるが、戦闘能力、先制奪取に関しては優秀であり、メンバー最速の敏捷値をもって先攻をもぎ取る極めて重要な存在。フェアリーテイマー技能による戦闘能力も高く、回復に回って良し、補助に回って良し、攻撃に回って良しな性能は、痒いところに手の届く便利屋として様々なシーンで活躍している。
 同時に外側はぐう畜であるものの中の人は鍛えられた一級プレイヤーであるため、ストーリーの随所で的確な考察と発言を行い、パーティーの行動を補佐している点も見逃せない点であろう。
 Session9からは新技能"ミスティック(占い師)"を取得し、活躍の場はますます広がった。そのいずれもが縁の下の力持ち的ポジションである辺り、彼を操るPLの性格が出ているのかもしれない。

 彼の出自は長らく見えるようで見えない状態であったが、来るSession11、遂にその詳細が判明。
 近年観光地としても発展している温泉郷"煙る村"ノイを出身とし、親はその地で最も大きい温泉宿【聖哲な鈍い鐘】を経営する"温泉王"バストラ・コーラルブルーという、その道では相当なボンボンであった。
 バストラ自身がブロッサム商会と特別強い繋がりを持っているらしく、彼がユメコと知り合ったのもそこがきっかけであったことが推察される。
 結果をまとめると、親は"温泉王"とまで呼ばれる超金持ちかつ夫婦仲は万年新婚夫婦。地元では人気のお坊ちゃまで、美人でかわいくてちょっとヤンデレ気味だけど大商会の令嬢という許婚持ち。そして妖精たちからも非常に好かれているというものが彼の現在のスペックである。加えて性格はともかく容姿は涼のそれである上、フェアリーテイマーとしての実力もリオス十指は固い。
 ついでに彼が言うには「僕もユメコちゃんとこういう家庭を築きたい」とのこと。一行の目の前でバカップルぶりを披露する両親を見ての発言である。
 ・・・やはり彼には早々に爆発してもらうべきなのかもしれない。

経歴、技能その他

最新話における各種ステータス値

HP MP 生命力 精神力 筋力 知力 器用度 敏捷度 ズードカウンター 穢れ
65(+10) 74(+10) 29 38 8 50(+2) 20 44(+2) 189(+4) 0

※なお、HP及びMPのボーナスは、音無亭への投資項目『露天風呂設置(最大HP+10)』『寝室改築(最大MP+10)』によるものである。

最新話における各種技能、及び特技

技能 Lv 特技※
フェアリーテイマー 12 光:8 / 炎:7 / 風:6 / 闇:3
魔法拡大・数 / 魔法誘導 / MP軽減(フェアリーテイマー) / 魔法収束 / 魔法制御
鷹の目
スカウト 10 トレジャーハント / ファストアクション / 影走り
セージ 10 鋭い目 / 弱点看破 / マナセーブ
各種地方語10種
ミスティック 5 幸運の星の導きを知る / 幸運は知恵を助ける / 幸運は勝ち戦を授ける
幸運は富をもたらす / 襲い掛かる敵の幻
アルケミスト 5 ヴォーパルウェポン / パラライズミスト / バークメイル / ミラージュデイズ
コンセントレーション
一般技能

※習得時のレベルは省略。またレイアウトの都合上、冒険者Lvの上昇で任意に取得できる技能はそのキャラクターのメイン技能の欄に記載する。

経歴

経歴内容 詳細 その他の特筆事項
大怪我したことがある 週1ペースで大怪我をしている
3日に1回大怪我をしている
2日に1回大怪我をしている
毎日大怪我をしている
毎日致命傷を負っているNew!
過去にあったかどうかは不明。
現状を見ると過去同じようなことがあった可能性大。
異種族の友人がいる 異種族の主人(ドワーフ)がいる すなわちチハヤ・キザラギのことである。
この畜生犬め・・・
許婚がいる ラスベートの大商会「ブロッサム商会」
の令嬢"ユメコ・ブロッサム"
許婚がいる(離縁寸前)
許婚がいるかもしれない
許婚がいるんじゃない?
許婚がいる(自称)
許婚の霊圧が・・・消えた・・・?
一体いつから、許婚がいると錯覚していた?
許婚ェ・・・
許婚(腹パン)
許婚(腹打ちの達人)がいる
許婚なんか怖かねぇ!野郎(ryNew!


 

周辺の重要人物

音無亭関係者

"音無亭店主" コトリス・エルオール

職業:リオスの音無亭店主
種族:人間  性別:

 リオスの首都、ラスベートに存在する冒険者の店『音無亭』の女主人。この世界におけるGMの代理人で、本キャンペーン全ての発端である。つぎはぎだらけのドレスと丸メガネが特徴。
 元冒険者の剣士であり、その腕前は今尚リオス国内で10本の指に入るとまで言われる凄腕である。死亡したハルカディアの蘇生を行った事実から、コンジャラー技能も7以上保有していることが判明しており、Lv9となったアイを模擬戦とはいえ軽くあしらうほどの実力を持つこと等から、恐らく現役時代は相当の名声を得ていた可能性が高い。
(ちなみにLv10の公式NPCがリオス最強の一角と言われている)
 それほどの実力を持ちながらなぜ冒険者の店を経営しようと思ったのか。本人が言うには「あこがれていた」からだそうだが、ややあいまいな部分も多く、詳しいことは未だ不明なままである。

 記憶を失った子供のアイ・ヒダカードを拾い上げ、剣術の師としても彼女を育て上げてきた半ば親と言える人物であり、アイ自身もほぼ無条件に彼女を慕っている。
 料理上手で器量も人柄も◎なのだが、経営能力が致命的に欠如しており、彼女の店は常に借金に苦心することになる、まるで貧乏神のような側面も併せ持つ。事実開始当初の10万ガメルは全て彼女が作ったもので、それでもなお「100ガメルを100万ガメルにします!」「もしかしてその借金とはあなたの想像上のものではないでしょうか」などとのたまう有様。
 Session8終了時には、看板冒険者(ただし名誉点は無い)の活躍によって遂に10万ガメル全ての借金を完済したと思ったのもつかの間。Session9終了時(3ケ月後)には、「99%オフ」「今しかない」そんな常套句を持ち前のお人よしさ加減でホイホイ信じ込み、結果1000万ガメルというトンデモな借金を冒険者たちに一切知らせることなく作り上げていた。借金が増えるよ!やったね、アミちゃん!
 ・・・もうこの卓のラスボスってコイツじゃね?

"鉄血商人" リッツ

職業:商人
種族:人間  性別:

 通称"鉄血商人"と呼ばれる、ラスベートを中心に手広く商売を展開する商人。コトリスのかつての冒険者仲間であり、同時に借金の借入先ともなる人物である。
 その二つ名に違わず相当に容赦の無い人物であるが、そもそも10万ガメルの大金を貸してやったり、他人のパーティーメンバーを探してくれたり、金次第とはいえ様々な投資に融通をきかせてくれたりと、その実非常に面倒見の良い性格。
 セッション開始時等に行われる投資イベントは、基本的に彼女を通して行われているようである。
 アイに冒険者になるよう進めたのも彼女であり、パーティー結成の立役者であると同時に、そのメンバーが自身の店を救ってくれたことから、コトリスは以前にも増して彼女に対し頭が上がらなくなったであろう。
 コトリスが借金を返済しきってからはシエナクェラス地方で商売を行っていたらしく、店に顔を出すことがなかったが、Session13-1において、紫露草女学院における生徒会長選挙の投票権を渡すべく音無亭を訪れている。

"紫露草女学院生徒" ミニス・アルトホルン

職業:紫露草女学院生徒
種族:人間  性別:

 紫露草女学院に通う生徒の一人で、エリザベートの親友。政治家を親に持ち、自身もダーレスブルグの執政"シド・アドルファス侯爵"に憧れている、将来の政治家の卵である。
 長らく出自が不明であったがSession13においてそれが明示されており、なんと"年輪国家"アイヤールの一部である、"交易領"アルトホルンの領主の一人娘であるとのこと。紫露草女学院へは留学という形で通っているようだ。
 その経歴とは似ても似つかない小動物系の女の子で、お淑やかとは縁遠く活発で人懐っこい性格。特にSession7においてナイトメアのククルを見た際に、一瞬怯みながらも手を差し伸べようとしたその姿は、ラクシア世界の、特に上流階級の人間としては異端とも言えるほど珍しい部類に入る。
 また、Session7-4からは新たな音無亭の従業員として住み込みで働くことを宣言。これはSession7における依頼料を働いて返すためである。通う学校は全寮制、親は政治家、店は世紀末冒険者の店という条件の中、そこで働こうと思った彼女がすごいのか、それにGoサインを出した両親がすごいのか・・・
 パーティーメンバーの中では特にアイと仲が良いようで、音無亭で働き始める以前よりエリザベート、アイらと遊びに出かけていたことから、全寮制といってもそこまで厳しいものではないのかもしれない。
 何を思ったか通信カラテを始めたとのこと。曰く、「既に黒帯」らしい。なお、グラップラーはつかんもよう。
 純粋で常識人、ちょっと抜けたところのある行動は、いつもギスギスするパーティーを見ている視聴者たちにとって一種の清涼剤となっており、そのことから「ミニスは天使」「ミニス=サンカワイイヤッター!」「ウェイトレスの子をお持ち帰りしたいです」等、動画のアイドルとして皆に親しまれているキャラクターだ。  

"ナイトメアの姉妹" サリアとククル

職業:物乞い、盗人→音無亭従業員
種族:ナイトメア  性別:

 ラスベートで最も治安が悪いと言われる、『ゴールドコースト外縁部』に生きるナイトメアの姉妹。Session7における重要人物であり、サリアが無実の罪で守備隊に連行されたことが、そのセッションの発端となった。
 義理堅く快活で、犯罪者の吹き溜まりにおいても人気のあるサリアが姉。甘えたでちょっと泣き虫なククルが妹。当初はセリフだけの登場であったが、Session10-3にてめでたく二人共に立ち絵が作成されている。
 姉妹とは言っても、捨て子であったククルをサリアが拾い育て上げた義理の姉妹関係。その関係上、ククルにとってサリアは姉であると同時にほとんど母に等しい人物と言えるだろう。そのためか、サリアと別れてしまったククルは泣いてばかりで、ハルカディア以外とはほとんど会話ができない状態であった。
 主にスリ・窃盗等の犯罪行為で日々を食い繋いでおり、特にサリアは、そうして稼いだ金でいつかククルを学校に通わせることが夢であったらしい。
 Session10-3、"穢れの守り手"マミ・フタミンがゴールドコースト外縁部へ視察に訪れた際、再び登場。どこかで見たようなゴロツキに絡まれていたところを助け出され、毎度のごとくマミの性癖が発動し、音無亭での宴会にあずかることとなった。ちなみにサリア曰く、会長のこともナイトメア保護協会の存在も知らないとのこと。よって彼女の中で『マミ=ド変態』の公式は、既に証明されたものとなっているようだ。
 また、Session10終了時には、音無亭の従業員として正式に雇用が決定。ハルカディアと一緒に働けるという点からも笑顔の柔らかなククルに対し、こういった場に慣れていないサリアはまだまだ笑顔が固い様子である。
 

防衛省関係者

"リオス防衛相" エルドラド・アクアヴァリー

職業:リオス防衛相
種族:人間  性別:

 リオス防衛省のトップであり、エリザベート・アクアヴァリーの父。外敵に対する危機意識の低さ、そしてリオスにおける軍の現状を憂い、その規模拡大・地位向上を目指し活動している。
 初登場となったのはSession4-3。紫露草女学院における事件で、法務省とコンタクトをとるためにその取り計らいを依頼したのが最初の接点となる。
 肩書き通りの威厳を漂わせる人物であるが、娘であるエリザベート曰く「とっても優しくて、温かい笑顔が素敵な人」とのこと。事実、急な接触を求めた冒険者たちに対し、その言葉に違わぬ笑顔で彼女たちを迎え入れた好漢である。・・・のだが、一方でその行動・言動の一つ一つに裏の顔を感じさせる極めて危険な側面も併せ持っており、特にハルカディアは彼のことを非常に警戒している。
 Session4において、紫露草女学院での連続傷害事件を隠蔽・改竄したことを皮切りにその傾向はより強くなっており、Session10現在では、遂に彼個人が陸軍の指揮権をほぼ独占した状態となった。あまりにもキナ臭いその立ち回りは、多くから「ラスボス」「悪の親玉」などと称されるほど。
 イラストのモチーフはかの大総統。その圧倒的な存在感と底の見えない別の顔の他、家族に対し特別な繋がりを持っていることに関しても元ネタと重なる部分があり、メイド長であるマイも「娘には甘い」と評している。
 Session10-3では、遂にその腕前を披露。模擬戦かつ油断もあったとはいえ、"北の覇王"マイ・ヒダカのフォーク(得物)を一瞬で叩き落した。そのあまりの速さはLv10であるチハヤをして「いつ抜刀したのかさえ分からなかった」と言わせしめるほどで、彼のもつ底知れない存在感に更なる拍車をかけたと言えるだろう。

"メイド長" マイ

職業:メイド
種族:人間  性別:
 
 エルドラド・アクアヴァリーに仕えるメイドたちのトップ。
 神出鬼没な、アイ曰く「おっぱいむき出しさん」。
 Session3にて、家に帰ってこないエリザベートの捜索中、リョウ及びチハヤと接触。その後リョウ恒例の天然行動によりパーティーと面会を果たした。
 イラストはその名の通り、日高舞その人。性格も大胆不敵で強引と、元ネタそのままの人物である。特に天井裏から登場するのが好きなようだ。
 立ち位置とては音無亭の冒険者たちとエルドラド防衛相の間の連絡役にあたり、パーティーから防衛相にコンタクトを取る時や、逆に防衛相が冒険者たちに依頼をする時などは、基本彼女を通すことになる。
 初登場時は前世のこともあり「メイドLv27」などと冗談めかして言われていたが、アイの攻撃(命中16)をあっさり回避する、冒険者の店の屋根裏に日常的に侵入する、Session6では盗賊ギルドの残党狩りを率先して行い、かつそれを余裕でクリアする等、あながちジョークで済まされないレベルの強さを持つことが判明。Session10においては街中に潜むであろう下手人捜索を防衛相直々に命じられる等、直接戦闘のみならず隠密としても相当に優秀であることが予想される。
 防衛相の右腕が千桜寺長官であるのならば、彼女は防衛相の影として動く人物と評価できるだろう。

"リオス国防軍長官" 千桜寺景厳

職業:ラスベート守備隊隊長→リオス国防軍長官
種族:人間  性別:
 
 "せんおうじ かげよし"。元ラスベート守備隊隊長、現リオス国防軍長官となる若き将校。30歳。十数年以上前からエルドラド防衛相個人との繋がりをもち、今尚その下で働く、まさに腹心と呼べる人物である。よく「済まぬさん」などと呼ばれるが、「千桜」寺「景厳」という名、そして立ち絵が卍解のあの人を連想させるためであろう。ちなみに元ネタと思われる方は朽木白夜。そして彼の刀「千本桜景厳」である。
 隣国である"年輪国家"アイヤールへ留学中であったが、現在は帰国し、Session10開始一ヶ月前に現職へ任命された。
 エリザベートにとっては生まれてから今に至るまでの付き合いで、半ば家族に等しい存在。普段彼女からは「お兄いちゃん」と、公の場では「お兄様」と呼ばれているようだ。
 初出はSession8-5。リョウの読んでいた新聞に名前だけが載っており、実際に立ち絵と共に登場したのはSession10-1で、マイと共に冒険者たちに"六英雄"護衛の依頼をもちかけ、共にその任務に当たった。
 その際、意気消沈していたアイに対し、『剣と心を交わすことで強大な力を得る流派』の話をし、彼女の成長のきっかけを作っている。見るに彼自身もまたその流派を会得している可能性が高く、【天牢光鎖】なる剣の力を解放し、魔神将ゲルダムを拘束する場面があった。
 独特の名と衣装、そして腰の得物等からも分かる通り、遠い異国の出身者である。当初はどこから来たかは分からなかったが、Session11にてその出自が判明。フェイダン地方より南の海上、独自の気流・海流によって出入り困難となっている孤島"ヒノモト(日ノ本)"から流れ着いた漂流者であることが言及された。
 本キャンペーンにおける胃薬担当。特に最近は自由な国賓と厳格な上官との間に挟まれ、その傾向が顕著になってきている。太陽製薬さんのフェイダン地方進出も、遠い未来のことではないのかもしれない。
  

一般市民

"紫露草女学院生徒" ユメコ・ブロッサム

職業:紫露草女学院生徒
種族:人間  性別:

 首都ラスベートに存在する超名門お嬢様学校『紫露草女学院』に通う、ラスベートの大商会「ブロッサム商会」の令嬢。リョウ・コーラルブルーの許婚であると同時に、リョウのド畜生ロールによる被害者筆頭でもある。
 本動画シリーズ三大ヤンデレの一角。
 エリザベートミニスらの上級生であり、学内等ではまさにお嬢様を体現した淑女であるのだが、リョウに女(特にチハヤ)が絡むと一変。リョウ人形に見られる溢れんばかりの愛が暴走し、大切な許婚を容赦なく飲み込む悪魔と化す。その激しさは静画等でも度々ネタにされるほど。
 特にSession4ではリョウと上手くいかない、その心の隙に精霊たちが入り込み、結果哀れなシェイドが被害に遭ってしまった。誤文じゃないよ。
 それ以降は彼女自身も思うところがあったのか、徐々にチハヤへの態度を軟化。パーティーに対しても依頼を持ちかけるようになった。Session8、"年輪国家"アイヤールとの交易路調査を依頼し、冒険者たちとタイラノ・ムネナシが遭遇するきっかけを作ったのは彼女である。
 なお、リョウに対する容赦は無くなっているもよう。
 Session13において行われた紫露草女学院生徒会長選挙においては、当初もう一人の候補であったヴァネッサ・ヘンドリックに遅れをとっていたものの、事件が解決し生徒達の洗脳が解けてからは巻き返しに成功。その後は追撃を許すことなく差し切り、見事新生徒会長として就任することとなった。
  ちなみに、リョウの畜生行為による被害者筆頭であることに間違いはないのだが、同時にリョウに対して最も被害を与えている人物でもあり、彼の異常なまでの生活費の多くは、その治療費に充てられているとの噂も存在する。

"殴り書き" アリッサ・マイウォールド

職業:新聞記者
種族:エルフ  性別:

 通称"殴り書き"アリッサと呼ばれる、エルフの女ジャーナリスト。汚職、裏取引などの暴露記事等を手がけており、エリザベートも彼女をその道のプロと称する一方で、普段は何気ない噂話を集めた和み系の記事を執筆しているらしい。
 ちなみに、63歳である。
 動画内での初出はSession6-2。その際はお隣の清く正しい天狗ブン屋のシルエットで登場。Session10からはコウサクさんによる一枚絵がついたが、それも同様に彼女をモチーフとしている。
Session10-2においては「六英雄に関する面白いネタがある」との言葉を洩らしていてが、果たしてそれは・・・?
 麻薬事件以降大きな出番は無かったが、最近では投資として冒険者たちに調査を依頼されることが多い。やや当たり外れがあるものの、裏社会の組織に対し探りを入れたりと、何気に便利かつ危険なことをさらりとやってのけている。

"魔動機術学部教授" ミネルバ・アリオスティ

職業:魔動機術学教授
種族:ドワーフ  性別:

 Session11、"火山剣"ノイの迷宮内で冒険者たちの前に現れた、"石塔の学び舎"カイン・ガラにて魔動機術学部の教授を務める女研究者。
 齢120歳となる大先輩であるが、ドワーフの種族特性のため、冒険者たちに勘違いされるほど外見は幼いままである。
 のじゃ言葉を扱い、視聴者からはバックベアード様などとも呼ばれる、機械仕掛けの浮遊する椅子を使用している。見たところ、移動等もこの椅子によって行っているようだ。あとぱんつ。
 魔動機学の教授であるが、一方で伝説の島国ジパングの研究に取り組んでおり、特にその道では第一人者として知られるほど。また、その関係からか千桜寺景厳と親しい関係があるようで、エリザベートが彼の関係者だと知ったときは、少しからかうような発言も残している。
 その肩書きゆえか紫露草女学院にも顔が利き、曰く学長が鼻垂れ坊主のころから知っているとのこと。そのことを利用し、【覇権の刀】と引き換えにではあるが、冒険者たちを留学生として紫露草女学院へ無理矢理押し込むという荒業を披露した。
 

盗賊ギルド関係者

"副総長" ヴェロニカ・クリチコフ

職業:盗賊ギルド『赤い街道の焔』副総長
種族:人間?  性別:

 左目の眼帯と腹部に彫られた鎖の刺青が特徴となる、盗賊ギルド『赤い街道の焔』の副総長。イラストモチーフは、コウサクさん曰く「射手座の日の長門」だとか。
 もはや人外と呼んでも差し支えない凄まじいまでの強さを誇り、初登場となったSession6-3においては、盗賊ギルド『夜を統べる者たち』の包囲網を一人で突破。冒険者たちに対しても、魔法すら斬り払い、受ける攻撃をことごとくかわした上カウンターする等、圧倒的な力の差を見せ付けた。
 Session9においては、ナイトメアギルドと共同で庶民水道への麻薬混入作業の指揮を執っていたが、その際は「お前たちに手を出すなと言われている」との言葉と共に、戦闘することなくその場を退いていおり、Session13においてもそれは同様であった。
 冷静で冷酷。感情らしい感情を表に出したことはないが、なぜかアイ・ヒダカードに対してのみ饒舌になる傾向があり、特に「同じ鎖につながれた者同士・・・」の言から、過去何らかの形でアイに関わっていた可能性が高い。
 彼女の正体、未だ見ぬ総長、アイとの関係。様々なキーポイントに関わる超重要人物として、今後の動向に注目が集まる。

"母"

職業:ナイトメアギルド首領
種族:ナイトメア?  性別:女?

 "母"と呼ばれていること以外、その全てが謎に包まれたナイトメアギルドのボス。通称通り女性であるのかどうかも定かではなく、そもそも種族がナイトメアであるのかすら不明である。
 ギルド構成員全員が彼女?に心酔するほどの絶大なカリスマを持つが、一方で構成員たちの常軌を逸した様は、まるで彼女?によって洗脳か調教された結果であるとの見かたも強い。
 Session9では『街道の赤い焔』と手を組んだことが発覚したが、果たしてその真意は?正体は?なぜナイトメアギルドという組織を作ったのか?
 全てが明らかになるか否かは、今後の冒険者たち次第だ。
  

ゲンジ・ヘイケ関係者

"謎のサムライ" ゴエモン

職業:サムライ
種族:バジリスク  性別:

 Session2-2にて登場。あまりに背中が痒いがためセップクしようとしたところを、トンカツに連れらて来たアミによって救われ(?)た、気の良い変なおっさん。自称「サムライ義賊」。Session8では"ゲンジ"と呼ばれる勢力に属することが判明した。見慣れない衣装と、時折混じるマッポーめいた言葉遣い、そして腰に提げた二振りの刀が特徴である。
 アミと初めて出会った際、感謝として家宝となる角笛(吹くとゴエモンを呼び出せる)を彼女に渡し、その場を去った。その後は、蛮族のアジトにてオーガニンジャマスターをしばき、大量の食料を確保・脱出する際に、アジトの洞穴前で戦闘を終えた冒険者たちと遭遇している。
 以降、自身を呼び出すアイテムを与えたにも関わらず一向に呼ばれることのないまま、Session5-4にて残党のヘイケニンジャたちを切り伏せた以外、ほとんど出番がなかったが・・・
 きたるSession8-3、ナラヅケ=サンとLv11かつ5部位の強敵「女王蟲」×5という戦力を前にし、流石に形勢不利と見たアミが笛を使用。待望の出番となった。
 その強さたるや"サムライ"の名を冠するに恥じぬ凄まじいもので、アイ、アミ、チハヤの三人がかりで2ラウンド必要とした女王蟲を、同じく2ラウンドかつ単独で4匹叩き潰している。続くタイラノ・ムネナシ戦では流石に手傷を負わせるので精一杯だったものの、HP250以上(特殊技能除く)/ファストアクション持ち/4回攻撃/強化された攻撃を2D6回放つ特殊技能『征夷大轟斬』等、カマクラ最強と言われる実力を見せ付けた。
 さらに、彼の正体が蛮族のバジリスクである事が判明。眼帯に隠された目には「蒟蒻の魔眼」と言う、対象の防護点を0にする力を持っていた。名前はともかく強力無比な魔眼ではあるが、それを使うとかなり体力を消耗するらしい。
 その他、詳しい事情に関しては未だ伏せられたままだが、徐々に彼らの輪郭が見えてきたと言えるだろう。

"そのお供" オヤコd・・・ヒレカt・・・・・・カツドン!正しくはトンカツ

職業:従者
種族:コボルド  性別:オス

 彼にはチハヤ通りの名前があるから、なんて呼べばいいのか・・・
 確か最初に会ったときは・・・『トンカツ』 そう、アイツは最初から良い子だった。

 Session2-2においてゴエモンと共に初登場となったコボルドの従者。自身が爪を切ってしまったが故に主人の背中を掻けず、それをなんとかしてもらおうと、偶然出会ったアミをゴエモンの下へ連れて行った。
 主人と同様見慣れぬ甲冑を纏っており、上でもネタにしているが、とにかく名前が色々と変わるのが最大の個性。どこかの千の名をもつサイなんとかさん張りに名前が増えていく。その主となる要因は専ら主人であるはずのゴエモンと視聴者諸君で、基本的に肉を用いた食べ物の名で呼ばれることが多い。たまにカヤクゴハンとか全く関係のないものになったりするが。
 コボルドという蛮族最弱クラスの存在であるにも関わらずその戦闘技能に関しては非常に優秀で、SS級マテリアルカードと使いこなす、50程のダメージもある程度余裕を持って耐えることができる等、種族限界レベルが5であるとはとても思えない実力を持つ。あるいは彼もまた人外じみた主人と同様、何らかの限界を突破した存在であるのかもしれない。
 Session11における名乗りでは自身を「コボルドバトラー」と呼んでいる。 
 ちなみに彼の名である"トンカツ"は、前作『続・小鳥さんのGM奮闘記』におけるおまけパートにおいて、アイ・ヒダカが拾い、名づけた犬の名前と同じだったりする。

"謎の坊主" ベンケイ

職業:僧侶
種族:トロール  性別:

 Session5-3にて、蛮族の犠牲者となった人々が捨てられた穴の前で祈祷を捧げていた異国の僧侶。非常に大柄な体躯にゴエモンらと良く似た構造の衣装、首に提げている頭蓋骨を連ねた数珠、何よりその手に持つ女性のフィギュアが最大の特徴である。とてもそうは見えないが、一応ザイア神官であるらしい。
 冒険者たちと接触した際、チハヤ・キサラギの持つあまりの神々しさにあてられ口走った禁句(曰くツルペタムッチリ観音様)により、UV様降☆臨。ほとんど何もしていないどころかフィギュアの首を折られる被害に遭った上、激怒したUV様の手により幸福されてしまい強制退場となった。その後はSession終了の際、ゴエモンと共にニンジャを倒し、彼らが仲間同士であることが言及されるに留まっている。
 登場回数が少なく、彼に関する詳細は謎のままであったが・・・Session11にてその正体が言及された。
 明らかになったその正体はゴエモン同様に蛮族で、種族はトロール。外見上、特に驚くべき事はないと思われる。
 なお、持っているフィギュアは"黄金の国"ジパングにおいて"軍神"と謳われた伝説の剣士を、彼が文献を参考に10年の月日を費やして完成させたものであるらしい。
 モチーフは上杉謙信。ただし史実で言われる人物の方ではなく、がははでぐっどで東ドイツな鬼畜戦士がいる世界の彼女である。ブリッツPを知る方ならば、Pのトラウマ的人物として覚えている方も少なくないだろう。
 Session5において無残にも破壊されたこのフィギュアは、Session11ではチハヤのそれに変わっている。曰く「ケンシンちゃんなぞ古い。今はツルペタムッチリ観音様」とか。 →異貌化(白髪)

"ヘイケ教教祖" タイラノ・ムネナシ

職業:ヘイケ頭領
種族:シャドウ  性別:

 かつてジパングを支配したと言われる古の集団"ヘイケ"の首領。オリエンタルな衣装とシャドウ特有の外見、古風な言葉遣い、そして見るもの全てを圧倒する絶壁が最大の特徴である。ただし、その肉体はあくまで憑依によって手に入れた仮の器であり、生前の彼女がシャドウであったか否かは不明。
 かつてジパングは巨乳を絶対視し逆に貧乳に対しては非常に風当たりが厳しかった歴史的事実があり、彼女はそれを覆すためにジパングの頂点に立ったことが言及されている。現代に蘇ったその理由も、再びかつてのごとく貧乳バンザイしたいがためらしい。
 当初はヌカヅケ=サンのセリフ内で登場しただけであったが、Session8-3にてその姿を見せる。その後8-4にて視察に現れた際、ナラヅケ=サン撃破後、遺跡より脱出を図る冒険者たちと遭遇。戦闘となった。
 ニンジャたちの頭領であるその力はもはや人知を超えた場所にあり、分かっているだけでも『見識目標:35』『先制値:??』『最大HP:641以上(何らかの特殊能力を除けば)』『マルチアクション』に加え、固定50ダメージと思われるカトン・ジツ『鳳凰烈破』、補助行動で相手の態勢を崩す『当て身打ち』、ゴエモンに対しそれぞれ200、300ものダメージを叩き込んだ『絶命人中打ち』『羅生門』といった凶悪なステータス・技能のオンパレードである。
 ゴエモンによって手傷を負いながらも彼を完膚なきまでに叩きのめしたが、チハヤの機転により遺跡自体を崩すことで生き埋め状態にしてしまうことに成功。なんとか逃げ切ることに。
 ・・・が、そこはボスキャラ。簡単に死ぬことなどなく、セッション終了時にはあっさりと瓦礫の中から這い出てきた。
 戦闘の際はチハヤ・キサラギを「自らに勝るとも劣らぬ逸材」と賞賛し執着する一方で、アイ・ヒダカードに対し、一瞬まるで見識があるような態度をとったが・・・?
 今後冒険者たちとどう関わってくるかはわからない。が、少なくとも敵として対峙した場合、凄まじい脅威となることだけは間違いないと言えるだろう。

 

周辺地域及び周辺施設

"年輪国家 " アイヤール

関連人物 : 千桜寺景厳 / ミニス・アルトホルン
関連事項 : "交易領"アルトホルン

 舞台であるテラスティア大陸南部の地域、フェイダン地方において最大の国家。同心円状に壁を築くことで徐々にその領域を広げており、その形状と様から"年輪国家"と呼ばれている。
 国の東部は蛮族国家最強とも言われる"紫闇の国"ディルフラムに接している他、国の内部にも蛮族領域等の危険地帯を持ち、国内外で争いが絶えない状態である。
 またリオスとは貿易関係にあり、国同士の関係は良くも悪くも無いビジネスライクに近いとのこと。
 リオス防衛軍長官千桜寺景厳が当初留学していた国であり、Session8では貿易路に起こった謎の障害の調査を依頼された際に名前が登場している。

"交易領 "アルトホルン

 アイヤール南端に位置する帝国領の一部で、卓オリジナルとなる地域。ミニス・アルトホルンの出身地域である。
 寒冷な気候と豊かな自然を有する地域で、州都ミニシュアは帝国とリオスとの交易中継地点として爆発的な発展を遂げた、新興ながらも帝国南部地方随一と言える経済都市。
 その歴史背景から他の領主からは成金、傀儡政権などと蔑視されがちであるが、一方で帝国内で自給できない小麦や武器等の供給を一手に担う非常に重要なポジションにあり、特に経済的重要性・影響力は皇帝すら頭が上がらないとされているほど。
 領主はミニスの父、ジモン・アルトホルン。

"石塔の学び舎 " カイン・ガラ

関連人物 : ミネルバ・アリオスティ

 フェイダン地方においては"集いの国"リオス"年輪国家"アイヤールに並ぶ主要な国であり、幾層にも重なる遺跡の上に建てられた都市国家。その名の通り学者や研究者たちが集まる、同地方最大の学問都市である。
 現在のところ冒険者たちと大きな関わりはないが、ジパングを研究する女教授ミネルバ・アリオスティの出身地として名前が挙がっている。

"橋の国 " ダーレスブルグ

関連人物 : マイ・ヒダカ / マミ・フタミン / マグダレーナ・イエイツ / シド・アドルファス
関連事項 : 六英雄 / ナイトメア保護協会

 舞台であるフェイダン地方より遥か北、ザルツ地方北部に位置する公国。"黄昏の大陸"レーゼルドーンと巨大な橋によって接触しており、その橋の上に国家が作られていることから"橋の国"の名をとっている。
 六英雄の生活拠点として知られている他、特に本キャンペーンではナイトメア保護協会の本部があるという点で重要であり、同組織の活動拠点を作るに際して、第5位王位継承権を持つ"姫将軍"マグダレーナ・イエイツを派遣しリオスとの交流式典を開催している。
 邪竜王大戦、死神の乱と世界クラスの危機を通過してきた影響か、時折異常な強さの魔物が出現するデスエンカ地帯となっており、それを英雄たちが一捻りする光景が日常化しているようだ。

紫露草女学院

関連人物 : ユメコ・ブロッサム / ミニス・アルトホルン / エリザベート・アクアヴァリー / ヴァネッサ・ヘンドリック
関連事項 : 清廉会 / 紫露草女学院生徒会長選挙

 リオスの首都、ラスベートに存在する超お嬢様学園。所属する生徒はもれなく全員が政府官僚、政治家、貴族等の娘で、将来社交界の華となる者たちである。ユメコ・ブロッサムミニス・アルトホルンが通う場所であり、エリザベートも基本的に通学を継続しつつ、合間を見て冒険に参加している。
 舞台として登場したのはSession4-1。ユメコの父、ブロッサム商会会長にして学園理事の一人である『アーメンス・ブロッサム』より学内連続傷害事件の調査を依頼された際、物語のメインフィールドとなった。
 一般人には到底手の届かない別世界の聖域であるが、それ故に極めて閉鎖的な部分も持ち合わせている。
 特に『三大派閥』と呼ばれる『貿易省』『財務省』『国内通商省』の官僚を親に持つ者たちで構成されたグループは、それが親たちの関係を反映し互いに反目し合っており、さながら利権争いの影の戦場と化しているのが現状である。

ジオの村

関連事項 : ヘイケ教

 リオスより東、徒歩で約3日ほどの距離にある、小麦の生産により生計を立てている小さな村で、Session5にて、依頼により冒険者たちが訪れた場所である。
 依頼内容であった新興宗教、すなわちヘイケ教の影響により、訪問当初では覆面を被った若者がマッポーめいた会話をする非常に面妖な状態であった。
 村長はジオ5世。柔らかな言葉使い、老後旅行のための資金を依頼料に回したり等、その端々から村を思う誠実な人物であること想像される。が、近年国外産小麦が大量輸入されたことを受けて、村の小麦価格の値下げを行っており、それが原因で村の者たちからは嫌われている、と本人は話していた。

"煙る村 " ノイ

関連人物 : リョウ・コーラルブルー
関連事項 : "火山剣"ノイ / "火山剣"ノイの迷宮 / 覇権の刀

 首都ラスベートより徒歩1週間程の場所に位置する村で、リョウ・コーラルブルーの故郷。温泉郷として知られ、村のあちこちから湯煙が立ち昇りそれによって村全体が覆われていることから、"煙る村"の名がついた。
 近年では裕福層の観光地として人気を集めており、リョウの父"温泉王"バストラ・コーラルブルーが村の温泉組合会長と務めている。
 なお、村の温泉は火山等により自然発生したものではなく、同地の地下迷宮に眠る魔剣、"火山剣"ノイの力によって生み出されたものであり、温泉特有の硫黄臭は全く無い。それと同時に熱源を魔剣の力に依存しているため、万が一魔剣に何かが起こった場合、村全体の温泉が使用不能になる危険も孕んでいる。

"火山剣 "ノイの迷宮

 "煙る村"ノイの地下に広がる、魔剣"火山剣"ノイの生み出した魔剣の迷宮。普段は入り口がすでに高温のマグマで塞がれており、炎の加護を得たもの以外の何者をも阻む攻略至難のダンジョンである。
 同地の付近にはジパングのものと思われる遺跡が存在しており、近日起こった地震の影響で、その遺跡と魔剣の迷宮とが混ざり合ってしまう。
 結果、遺跡内部に眠っていたと思われる"覇権の刀"と呼ばれる2振りの剣が"火山剣"ノイと接触。刀の力の影響により"火山剣"ノイの活動が阻害され、同地の温泉の多くが機能不全に陥ってしまったというのが、Session11におけるコトの詳細であった。

ルーディアの山

関連事項 : ルーディアの泉

 Session12において登場。山頂に『ルーディアの泉』と呼ばれる解呪の神秘を湛えた泉を持つ。ラスベートから北東に位置しており、店に来店していたカップルと思わしき青年と女エルフにより情報が提供された。
 後に来店したドワーフ、エルフの依頼者たちの言葉からも、豊富な地下資源と豊かな自然を併せ持つ、非常に重要な資源地帯であることが予想されるが・・・
 最近では、不明の原因により生態系が大きく狂っており、特に山頂付近では複数のグレータードラゴンが確認される等、異常に強力な幻獣が出現する魔境と化している。
 

周辺組織

大まかな全体像

友好勢力

勢力名 備考
リオス防衛省 エリザベートの父、エルドラド・アクアヴァリーがトップを務める国家組織。
『リオス国防軍』はこの組織に所属している。
元々大した組織ではなかったが、エルドラド就任後、凄まじい勢いで権力を拡大している。
リオス国防軍 元の名称はラスベート守備隊。『リオス防衛省』管轄の軍組織で、長官は千桜寺景厳
リオスの陸軍であり、総人数1000人程。
有事の際は軍となって戦い、平時は警察として街を巡回・警護している。
ゲンジ ゴエモンらが所属する集団。巨乳党。
今のところ全体像が見えないが、少なくとも敵対関係でないことは間違いない。
ヘイケとは強い敵対関係にある。

中立勢力

盗賊ギルド『夜を統べる者たち』 ラスベート南部、アルトゥール島を拠点とする盗賊ギルド。
リオスの裏社会を代表する組織であり、その情報網は広く、そして深い。
もともと冒険者たちが懇意にする相手であったが、Session6の騒動以降
より繋がりが強くなっている。
同じ盗賊ギルドである『街道の赤い焔』とは、非常に強い敵対関係にある。

敵対勢力

盗賊ギルド『街道の赤い焔』 ゴールドコースト外縁部に本拠地を置く盗賊ギルド。
ヴェロニカ・クリチコフが副総長を務める武闘派組織である。
同じ盗賊ギルドである『夜を統べる者たち』とは非常に強い敵対関係にある他、
邪教集団『恵みの杯』、暗殺者ギルド『ナイトメアギルド』と手を組んでいる。
ナイトメアギルド ナイトメアのみで構成された凄腕の暗殺者ギルド。
他の組織と比較しても抜きん出た戦闘能力を持つ。
"母"と呼ばれる者が首魁であること以外、ほとんど全貌の見えない闇の集団。
盗賊ギルド『街道の赤い焔』と手を組んでいる。
ヘイケ タイラノ・ムネナシ率いる古の集団。貧乳党。
現世で活動する際は『ヘイケ教』という宗教団体として動いている。
ニンジャたちが所属する組織で、ゲンジとは強い敵対関係にある。

各組織の詳しい解説

リオス防衛省

所属人物 : エルドラド・アクアヴァリー / 千桜寺景厳 / マイ / (音無亭の冒険者たち)

 リオスの安全と独立を守る軍隊組織。エリザベートの父、エルドラド・アクアヴァリーが最高責任者(防衛相)を務める。またその関係上、音無亭の冒険者たちが実質的に所属する組織である。
 元々防衛省とはほとんど名ばかりの組織で、陸軍(ラスベート守備隊)の平時における指揮権は法務省に、海軍はそもそも貿易省が持っており、守備隊も人口5万以上に対したった100人という極めて脆弱な存在。そのトップである防衛相もまた、一度就いたら二度とやらない閑職として認識されていた。
 加えて15年前の蛮族組織『黒の法典』討伐作戦において、一部を除き隊員は全滅。当時の討伐隊隊長であったエルドラド自身も瀕死の重傷を負い、その失敗から組織の威信は長らく地に落ちたままであった。
 が、エルドラド防衛相が就任してからは状況に改善が見られており、キャンペーン開始の時点で守備隊の人数は倍の200人になっていた他、特に法務省に対しその時点で何らかの政治工作をしていた可能性が高い。
 音無亭の冒険者たちと繋がりを持って以降、その権限は加速度的な増加傾向にあり、Session10においては、千桜寺景厳をトップに総人数1000人程の人員と常時の軍指揮権を持つ立派な組織となった。
 リオスの闇、それを間近で確認させてくれる防衛省は表裏の無い素晴らしい組織である。

防衛省の歩み

開始時 半ば存在価値の無い省。
平時における陸軍(ラスベート守備隊)は法務省管轄。海軍は常に貿易省。
守備隊自体の人数も多少改善されてなお200人程度。守備隊は平時は警察として機能する。
Session4 音無亭の冒険者たちが、紫露草女学院における事件の首謀者『ヘレン・マクレガン』の悪事を暴く。
彼女が法務省所属であることを利用し、事件を握りつぶし、同時に彼女の妹の面倒を見ることで法務省の内部に自らのコマを作り出すことに成功。
Session6 盗賊ギルド『夜を統べる者たち』と癒着関係にあった守備隊を一喝。
麻薬取引黙認の疑惑を世間一般から一掃すると共に、「通報された」場所にあった盗賊ギルド『街道の赤い焔』の新型麻薬を「責任を持って処分」した。
Session7 法務省の楔ヘレンを通じ、同省の職員が行っていた冤罪を暴露したことにより、平時の警察権を法務省から移管させることに成功。
これにより陸軍に関しては、ほぼ権限を防衛省に集約させた状態となった。
Session8 陸軍(ラスベート守備隊)の名称を「リオス国防軍」へ改称。
それに伴い軍を大幅に改編。国防軍の人数は1000人程にまで増強された。
初代長官には家庭ぐるみで繋がりの深い『千桜寺景厳』の就任を確実化することで、軍の権限がエルドラド防衛相個人の下に集約されることに。
近々新設される警察庁を統括する地位に、エルドラド防衛相の就任が示唆される。

清廉会

所属人物 : ヘレン・マクレガン

 女性のみを構成員とし、「大商会と官僚の腐敗を正す」という標榜を掲げる組織。それらの人物を狙いテロ、強盗等を繰り返す非合法集団である。
 しかしその標榜に反し、支援者・名誉会員には清廉を歌う商人や官僚らの夫人達が名を連ねており、彼女らの意向を受けた派閥抗争の実働部隊というのが、この組織の真の姿。紫露草女学院にもその手を伸ばしており、Session4にて受けた依頼「学内連続傷害事件」の実行犯でもあった。
 盗賊ギルド『街道の赤い焔』他との繋がりも噂されており、今尚組織へのダメージを与えられていないという現状から、その華やかで清潔な印象からは程遠い、巨大で底の見えない相当に闇の深い組織であると言えるだろう。
 

盗賊ギルド 『夜を統べる者たち』

所属人物 : ロタリオ

 "ナイトルーラーズ"と呼ばれる、ラスベートの一角・アルトゥール島の歓楽街を牛耳る盗賊ギルド。
 一応のところ表立った暴力行為を嫌う穏健派で、音無亭の冒険者たちが懇意にする相手でもある。動画内での初出はSession3より。エリザベートの冒険者継続を賭けた仕事のため訪れたことが、交流を持つきっかけとなった。
 頭はロタリオ。最も、組織の頭であるのか戦闘部隊の指揮官としてであるのかは不明である。
 穏健派とはいえ非合法の暴力組織であることに間違いはなく、特に近年著しい妨害工作を仕掛けてくる『街道の赤い焔』とは完全な敵対関係にあり、抗争おいては流血を厭わない。が、そこは穏健派とタカ派の差であるのか、直接の戦闘となった際は後手に回ってしまうことが多いようだ。
 なお、裏でラスベート守備隊との癒着が噂されていたが、防衛省の立ち入り捜査により麻薬もろともその事実を押収されることとなった過去がある。

盗賊ギルド 『街道の赤い焔』

所属人物 : ヴェロニカ・クリチコフ

 新興の盗賊ギルドで、主な収入源は密輸、ゆすり等。特に『夜を統べる者たち』に対して強い敵意を持っていることで知られており、積極的に抗争を仕掛ける武闘派である。
 新型麻薬"チェイン"の密輸の他、庶民水道への毒物混入未遂などの半ばテロに等しい行為も平然と行う、思い描く犯罪組織そのものの集団と言えるだろう。
 もはや人外と疑うほどの腕前を持つヴェロニカ・クリチコフが副総長を務めることがわかっているものの、未だ総長の存在は謎のまま。一方で清廉会恵みの杯ナイトメアギルドといった非常に危険な組織との繋がりも言及されており、このままいけば『夜を統べる者たち』だけでなく、リオスという国そのものにとって危険な存在となることは想像に難くない。
 ヴェロニカの言動、麻薬への耐性等、アイ・ヒダカードの失われた過去に繋がる可能性があるが、果たして・・・?

登場した構成員たち

"赤目の" ウーゴ

 Session6、新型麻薬を移送する、その護衛についていた『赤い街道の焔』の構成員。ネームドだが、データ自体は「怪力無双の腕自慢」に相当する。
 『夜を統べる者たち』との戦闘中、突如割って入ってきた冒険者たちに対し賄賂での加勢を呼びかけるも失敗。隠し玉のウィザーズブレインと、先生ことテメリオの高司祭と共に冒険者たちと対峙するも、アミの3連撃によってあっさりと死亡。自慢の怪力を発揮することはできなかった。

テメリオの高司祭

 Session6、新型麻薬を移送する、その護衛についていた「先生」と呼ばれる人物。彼は『赤い街道の焔』の構成員ではなく、"薬毒の神"テメリオを信仰する邪教集団『恵みの杯』に所属しており、その二つの組織が裏で繋がっていることを決定付ける存在であった。
 共に対峙したウーゴが瞬殺されるのを見て即逃亡を計り、一旦は冒険者たちから逃げおおせたものの、そこへ現れたヴェロニカにより裏切り者として首を刎ねられ死亡する。

ナイトメアギルド

所属人物 : "母"

 ナイトメアの、ナイトメアによる、ナイトメアのための暗殺者組織。
 構成員の全てがナイトメアであり、その多くが人族による迫害を受けてきた。それ故人族に対する憎悪は凄まじく強く、逆に同族に対しては、例え牙を剥かれたとしても、無力化こそすれ絶対に殺そうとすることは無い。
 規模・構成人数を含め、そもそもラスベートに拠点があるのかどうかすら全く把握できていない闇の組織。
 現状で分かっていることは、"母"と呼ばれる者が首魁であること。構成員は半ば洗脳とも言える程"母"に対して心酔していること。構成員を殺したものは例え誰であろうと必ず報復すること。その忠誠心は自身の身をヒドラへ魔改造するほどであること。そしてそれを可能にする技術があること。そして新たに『街道の赤い焔』と手を組んだこと等。
 ナイトメア特有の戦闘適正により他と比較しても抜群に戦闘力が高く、Session7で登場した自称雑兵ですらレベル10の上、ケルベロスを従える程の力量を持つ。それ故に盗賊ギルドたちからは半ば禁忌として、よほどのことが無い限り手を出してはならないと認識される非常に危険な集団である。
 また、Session10において"穢れの守り手"マミ・フタミンが来訪した際は、彼女の行うナイトメア保護活動がよほど都合が悪いのか、極めて直接的な妨害工作を行っている。

登場した構成員たち

魔神使いの暗殺者

 Session7にて登場した、ナイトメアギルド所属の暗殺者。当然、自身もナイトメアである。
 サリアの容疑となった殺人事件、その真犯人が彼であり、サリアが捕ったのは彼がミスを犯してしまったためであるらしい。その後始末のため、関わった守備隊職員たちを最終的には皆殺しにするのだが、そこに居合わせた冒険者とサリアの身柄を巡り対立。剣を交えることとなる。
 雑兵の自称詐欺も良いところの非常に強力な戦士で、魔物Lv10、二回攻撃+双撃、召異魔法Lv8、影渡り等の能力をもって、冒険者たちにナイトメアギルドの実力を知らしめた。
 最終的にはチハヤの一撃でくず折れ、その後現場に到着したヘレンらにより拘束、連行されている。

ナイトメアヒドラ

 Sessin9にて登場した、ナイトメアが魔改造された結果生まれた、ヒドラの形をしたナニカである。
 元が人間であるためか、知能が人間並みとなっていることが最大の特徴で、首の再生能力が大きく強化されている他、強化ブレス、引き寄せ攻撃の技能を持つ難敵。
 『街道の赤い焔』が庶民水道に麻薬を混入しようとした際、それを止めんとする冒険者たちと激突した。『街道の赤い焔』とナイトメアギルドの繋がりが発覚したのはこの時である。
 大量のカケラによって強化されたステータスと特殊能力で冒険者たちを苦しめたが、最終的にはアイとアミの波状攻撃によって倒れ、超魔生物のごとく体を砂にして消え去った。

"空蝉"インビジブル

 Session10において登場した強力な刺客。フェイダン地方全域で指名手配されている名うての暗殺者である。
 リオスとダーレスブルグとの交流式典において行われたテロ計画、その計画を妨害する最大の障害を排除することが、自身の役目と語っていた。
 防護点35というとんでもなく固い鎧を纏っており、最大HPこそ低いものの凄まじい耐久力を誇る怪物なのだが・・・
 果たしてその正体は相対するものを欺くフェイクであり、それは「自身をからっぽの鎧姿である」とあえて宣伝することで他者の目を逸らすというものであった。
 本人は純粋な暗殺者であり、レベル14という人類の限界一歩手前の実力を有する他、【〇完全に透明】のため視界に捉えられず【〇存在秘匿】によってあらゆる行為の対象にならない、【〇ダメージ移し】の効果で鎧がある限り本体は全くダメージを受けない等、極めて厄介かつ強力な能力をもつ危険な存在である。
 戦闘ではその能力を駆使し冒険者たちを追い詰めたものの、アイの剣《断竜》の覚醒により流れは一変。形勢不利とみるやすぐさまその場を離脱している。
 なお土属性が弱点であることから察するにナイトメアである可能性が高いが、彼とナイトメアギルドとの関係は明らかにされていない。だが、「自身の正体に気づく者が居た場合、あらゆる手段を用いて殺しにかかる」とあることからも、今後再び冒険者たちの前に現れる可能性は非常に高いと言えるだろう。
 

蛮族組織『黒の法典』

関連人物 : ?(アドラー) / "毒婦"レイル
関連事項 : 新型麻薬"チェイン" / 抵抗力保持者"アンチェイン"  / 鎖の氏族

 リオス東部の「血と黄金の森」を拠点とする、ノスフェラトゥ系の蛮族組織。動画における初出はSession13で、そこで起きた事件の主犯格であった。
 全体の構成員は10人前後と組織としては数の少なさが目立つ。が、しかしその一人一人が精鋭揃いであり、加えて複数の蛮族組織を配下に置いているらしい。千桜寺景厳曰く「フェイダン地方でも頭一つ抜けた存在」とのこと。
その活動方針は力による支配よりも、智謀・知略によるよるものを良しとしており、盗賊ギルドや麻薬組織を通じて人間社会の裏側に浸透してきているという、非常に危険かつ厄介な集団である。
 リオスも15年前、国を挙げて討伐隊を編成・投入したが、あえなく返り討ちにあっており、その当時の指揮官がエルドラド・アクアヴァリーその人であったことから、彼に軍拡を急がせる原因の一端を担っていると言えるだろう。
 邪教集団『恵みの杯』との関係や、ヴェロニカの「同胞を消す仕事は~」という発言から『街道の赤い焔』とも繋がりがあることが示唆されているが、現状でははっきりしたことは不明なままである。
 また、「15年前」とは、丁度エリザベート・アクアヴァリーが生まれた年、すなわち彼女の母親が街に潜入した蛮族に殺された年であり、何らかの関係が疑われるがやはりこちらも憶測の域を出ないままだ。

登場した構成員たち

"毒婦"レイル

 紫露草女学院に潜入したリャナンシー。彼女はリャナンシーアサシンプリーストと分類されており、"薬毒の神"テメリオを信仰する邪教徒である。生徒会長候補の一人である"ヴァネッサ・ヘンドリック"のメイド(マウルと呼ばれていた)に化け、アロマのように見せかけた麻薬"チェイン"により、ヴァネッサを含め生徒達を操っていたと思われ、女学院で起きた騒動の原因となる人物だった。
 過去類を見ない凄まじいかけらドーピングと、"チェイン"による拘束、そして蟲達の乱入ルールにより過去最大の強敵になると思われたが・・・十分に成長した冒険者たちにとっては、大した障害にはなりえなかったようだ。
 度々"アドラー"という彼女の主と思わしき人物の名を口にしていたが、最終的にはミニスを人質にとったところで、割って入ってきたヴェロニカ・クリチコフによりトドメを刺されている。

特筆事項

新型麻薬"チェイン" / 麻薬耐性保持者”アンチェイン” あ、ビスケット・オリバさんはお帰り下さい

 『赤い街道の焔』によりリオスの裏社会へばら撒かれた新型麻薬で、極めて強い依存性と、使用後の多幸感が特徴。その出所は邪教集団『恵みの杯』であると思われていた。
 が、その正体は"鎖の氏族"と呼ばれるノスフェラトゥの血から生まれた物体で、レイルの言葉から"アドラー"と呼ばれる人物がその氏族に当たるものと思われる。血液には強烈な洗脳・支配効果があり、それを特殊な製法で加工したものがこの新型麻薬"チェイン"というわけだ。
 出所を辿れば、黒の法典(鎖の氏族)→恵みの杯→(≒)街道の赤い焔、ということになり、この3つの組織が裏で繋がっているこを示唆する物質でもある。
 レイルはアロマ状にして使用していたが、製法次第では自白剤等としても使用することが可能。
 一方、この血の鎖とも言うべき効果に対し耐性を持つ者もいるようで、それを彼女は"アンチェイン"と呼んでいる。
 アイ・ヒダカードがそれと判断したレイルは、ある意味天敵とも言えるような彼女に対し「長年探し求めた」「釣れて帰る」という発言を残しているが・・・
 また、この血の鎖という表現、Session9においてヴェロニカ・クリチコフが残した「同じ鎖で縛られた者同士・・・」という発言にも繋がっており、やはり何らかの関係を匂わせているが、現状では謎のままだ。

鎖の氏族

 世にも珍しい、「自らの血を他者に飲ませる」吸血鬼。その血には強烈な洗脳・支配効果があり、血を飲むことで飲んだ相手を支配する一般的な吸血鬼とは逆に、飲ませた相手をその血の効果により支配する。
 その効果の強さは、氏族の王ともなればその血を川に一滴まぜただけで、敵対する人間の町3つを一夜にして寝返らせたなどという逸話すら残っている程。
 レイルの言葉から"アドラー"と呼ばれる人物が、この鎖の氏族にあたると思われる。
 

ヘイケ教

所属人物 : タイラノ・ムネナシ

『乳こそがこの世の理』
貧乳は希少価値であり絶対。 巨乳は人に非ず。

 などとのたまったのかどうか定かではないが、貧乳である婦女子を絶対として崇め奉り、胸ある女、及びそれに群がる男共を撲滅することを(恐らく)教義とする新興宗教。
 教祖は現代に転生した古のヘイケ首領『タイラノ・ムネナシ』。曰く、「豊満な胸殺すべし。慈悲は無い。」 
 とはいえ何でもかんでも胸ありゃ殺す!というわけではなく、信者にも巨乳好きは普通に存在し、実際に行ったことも牧場と称し巨乳の娘たちを隔離したり、さらし着用を義務付けたりといったものだったようだ。
 表向きの教義は1:カラテを学べ 2:ハイクを詠め 3:古事記を読め 4:アイサツは欠かすな 5:お辞儀をするのだ・・・等になっている。入信料は無料。
 また、その教義を旨とし行動する他、遥か昔ジパングを支配した"ヘイケ"と呼ばれる者たちの魂(ヘイケソウル)を、現世に生きる者の体へ憑依せしめ、新たなヘイケ・ニンジャを生み出す活動も行っている。
 構成員は"ニンジャ"と呼ばれる古代ジパング独自の戦闘技能を修めた戦闘者。多くは先述の憑依(テンセイと呼ぶらしい)によってヘイケソウルをその身に宿した者たちであると思われる。ジツと呼ばれる魔法にも似た技術と、スリケンを初めとする飛び道具、また忍体術と呼ばれる独特な体捌きも会得しており、その戦闘力は実際高い。パーティー初の死者が出たのは彼らとの戦闘である。ワザマエ!
 話によればニンジャにもランクがありそれによって給料も異なるとのこと。ちなみに月給制で、レッサー500ガメル、グレーター5000ガメル、アーチ50000ガメル。特にアーチニンジャは定員4人までの超難関だとか。

 なんというか、防衛省だのナイトメアギルドだの金と政治と暴力と陰謀が渦巻く本シリーズにおいて一際異彩を放つ集団であり、マッポーめいた構成員と奥ゆかしい言葉遣いも相まって、ミニスとはまた違った形でのアイドル的ポジションを確立しつつある。
 ・・・が、Session11において登場したアーチニンジャ四天王の一角、ウラジオが奇妙な言葉も残している。曰く「貧乳云々はムネナシの戯言」。
 ゴエモンは「ゲンジとヘイケは胸の大小以外で争ったことは無い」と言っていたが、果たしてその真意は・・・?

登場した構成員たち

"カトン中忍" ヌカヅケ

 ラスベートより東へ3日ほどの距離にある小村"ジオの村"において、ヘイケ教の布教及びテンセイを行っていたカトンニンジャ。平均冒険者Lv6のパーティーに対し、Lv10/限定2回行動(HP半分で毎ラウンド2回行動)/スリケン/カトン・ジツ/マルチアクション/カケラ満載といった鬼畜仕様で登場した、ヘイケニンジャ最初の尖兵。
 音無亭の冒険者たちにとって、序盤恐らく最も苦戦した相手であり、ハルカディアの、ひいてはパーティーメンバーに初の死者を与えた強敵であった。
 なおグレーターであるらしい。レッサーニンジャなどとは、実際すごい格が違う。

"蟲使い中忍" ナラヅケ

 Session8、ラスベートと"年輪国家"アイヤールとを結ぶ交易路に現れた、不明の障害の調査・排除を依頼された際に登場。国境付近の山脈、その近くに位置する古代遺跡にて、通りかかる者(主に女性)を捕らえてた上で蟲を寄生させるというそれなんてエロゲなことを行っていたインセクトニンジャ。
 単純なステータスこそヌカヅケに劣るものの、ドク・ジツによる範囲攻撃や、その二つ名に違わぬ女王蟲との連携作戦で冒険者たちを苦しめた。最後はインガオホーの定めにより爆発四散。
 無類の女子高生好きであったらしく登場より常にエリザベート一直線であったことから、一本筋の通った変態として、我等の英雄吸血蟲と共に視聴者からの評価は高い。

"シベリア・ニンジャ" ウラジオ

  Session11、火山剣ノイの活動を阻害する覇権の剣を回収するために現れた氷のジツを扱うニンジャ。ヘイケニンジャの中において強力な力を持つアーチニンジャ四天王の1人。
 500と言う高いHPに2回行動、さらには一般ニンジャの持つスリケンとはスゴイ格が違う2回投擲を行える「スゴイ・スリケン」を持ち、さらに強力無比な「シベリア・カラテ」を使いこなす。ジツにおいてもマグマすら凍てつかせる「ヒョウガ・ジツ」に動きを封じる「トウケツカナシバリ・ジツ」と、まさに個人技能だけでも四天王にふさわしいもので、そこにさらに「クチヨセ・ジツ」で四聖獣「タコ冬将軍」を呼び寄せ、パーティを苦しませた。
 弱点である火の魔法を「ヒョウガ・ジツ」で封じられジリー・プアーに陥りそうになるが、火山剣ノイとゴエモンの「蒟蒻の魔眼」で辛くも撃破。再び相対するような事をほのめかし、しめやかに爆発四散した。

ゲンジ

所属人物 : ゴエモン / メンt…? / ベンケイ / ?(サスケ) / ?(フブキ)

 ヘイケとは敵対関係にあった"ゲンジ"と呼ばれる集団。前者がヘイケ教と呼ばれる宗教団体を形成していることに対し、彼らがそういった行動をおこしているなどという事実は、今のところ無い。
 敵対関係にある、とはその言葉通りで、先のヘイケ教教義から想像のつく方も多いだろうが、つまり彼らゲンジは巨乳大好き集団なわけである。ムネナシが巨乳牧場というものを作った際はこぞって列を作っていたとか。

 つまり源平合戦とは巨乳派と貧乳派による性癖戦争だったんだよ!
 な、なんd(ry

 構成員、と呼ぶことが正しいか分からないが、勢力としては"サムライ"といったニンジャとはまた異なる武術体系を持つ者たちが所属しており、中でもカマクラ最強と呼ばれるゴエモンの戦闘能力は、間違いなく人類の限界点レベルに到達している。
  また、ムネナシとの会話でゴエモンも数百年以上前の人物であることが言及されており、そのコミカルな存在感に反して秘密や謎が多いのもまた特徴である。特にSession11において、ゴエモン、ベンケイの種族がそれぞれバジリスク、トロールという蛮族であったことが判明してからは、逆に更に深まったと言えるだろう。
 ベンケイの言葉にあった仲間と思われる人物「サスケ」「フブキ」の存在、彼らの行動目的、全てが明かされる日は来るのだろうか?

 

例のアレ

 

 自由奔放ティダーンズ
お呼びとあらば
即 惨 状 !!

マグちゃん「私もいるぞ!」
  

   
 自由奔放ティダーンズ

 ご存知ブリッツPが投稿した「続・小鳥さんのGM奮闘記」のメンバーたちである。
 フェイダン地方リオスより遥か北の地域、ザルツ地方は"橋の国"ダーレスブルグに定住する6人のパーティーで、世界規模の危機となった二つの災厄を払った大英雄。『邪竜王大戦』では竜王を、死神ウェルゼイの乱においては第二の剣の化身をすら退けたその名は、見識判定不要なレベルで世界中に知れ渡っている。
 相変わらず自由に生きる日々を送っているようだが、Session10においてナイトメア保護協会の活動を目的にラスベートへの来訪が決定。音無亭の冒険者たちと顔を合わせることとなった。

簡易なキャラクター紹介

"太陽の盾 " アイ・ヒダカ

 ナイトメアの女戦士で、襲い来る攻撃を悉くはじき返す防御の要。"太陽の盾"の二つ名は伊達ではない。
敬虔なティダン教徒であり、後述の"太陽の子"ハルカ・アマーミンと並ぶパーティーの顔役でもある。
 現在は名だけが登場しているのみで、本人は諸国食べ歩きの旅に出ている最中とのこと。

"北の覇王 " マイ・ヒダカ

 Session10において"穢れの守り手"マミ・フタミンと共にラスベートを訪れた一人。人族の軽戦士で、電光石火の剣術から対した者の屍を築き上げる特攻隊長である。普段は畑仕事に精を出す農家の人であるが。
 前述の"太陽の盾"アイ・ヒダカの母親であり、その子煩悩ぶりは仲間にも揶揄されている。子離れはまだまだ先のことになりそうだ。

レベル HP MP 打撃点 防護点 命中 回避 生命抵抗 精神抵抗 先制値 移動速度
20 212 182 (2D6+60)×2 23 55(62) 44(51) 40(47) 40(47) 46 122
技能 【〇不老】 【〇超英雄P=10点】 【〇複数宣言=3回】 【〇2回行動》】 【〆8回攻撃】
【×強化魔力撃=命中+20/打撃点+40】 【×鬼神乱舞】 【〇アステリアの尻尾】 【〆神罰(弱)】
【〆妖精魔法20レベル/魔力40(47)】 【〇〆戦闘技能】 【密偵・野伏・錬技の極意】
魔剣ソウルクラッシュ 【〇闇の祝福】 【〇魂砕き改】
黒死剣ゼーレ 【☆漆黒の霧/40(47)/精神抵抗力/半減】 【▽死の克服】

【×鬼神乱舞】:ラウンド中で与える全ダメージを2倍にします。
※【〇アステリアの尻尾】:このキャラクターの防護点は魔法ダメージにも有効です。
【〆神罰(弱)】:冒険者レベルもしくは魔物レベルが15以下のキャラクターを、抵抗の余地無く一掃します。
【〆妖精魔法】:全ての妖精魔法を使用可能です。
【〇〆戦闘技能】:《マルチアクション》《双撃》を習得しています。
【密偵・野伏・錬技の極意】:それぞれスカウト技能、レンジャー技能、錬技の全てを習得しています。

※【〇闇の祝福】:自身に与えられる最終ダメージを半減します。
            自身の望まぬ「毒」「病気」「精神効果」「呪い」属性の魔法を無効化します。
※【〇魂砕き改】:この武器が命中した場合、打撃ロールを2回行います。1回目はHP、2回目はMPにダメージが
           与えられます。その後、使用者は対象に与えた精神ダメージ分、MPを回復することができます。
           この攻撃でMPが0になってしまった者は精神を破壊されて廃人となり、一切の行動がとれません。
           廃人化の効果は《分類:人族》にしか効果がありません。
※【☆漆黒の霧】:自らを中心に「半径10kmの空間/∞」の範囲に存在する選択したキャラクターに《320》点の魔法
           ダメージを与えます。抵抗に失敗した対象は、それに加えて精神力に《160》点の魔法ダメージを
           受けます。その後、与えた合計ダメージ分、使用者のHPとMPを回復させます。
※【▽死の克服】:この武器の所有者が生死判定に失敗した場合、自動成功扱いとした上でHPとMPを全快させます
           この能力は1日に《12》回発動可能です。

※で印された技能は、不明の原因により一時的に使用不可能もしくは弱体化に陥ったものです。

"太陽の子 " ハルカ・アマーミン

 自由奔放ティダーンズのリーダーで、別名名誉法王。"太陽神"ティダンを信仰する人間のプリーストである。
 太陽神の御子として、また"太陽の盾"アイ・ヒダカを導いた者として、特に近年台頭を続けるティダン教団"アマーミン派"の信者たちから強く信仰されている。
 現在は聖地巡礼の旅に出かけているため、不在。

"穢れの守り手 " マミ・フタミン

 ルーンフォークのマギッテク・シューター。現在世界規模で拡大を続けるナイトメアの人権保護団体、通称NHKこと『ナイトメア保護協会』の設立者であり、同時に現会長でもある。
 今尚協会の手が届かぬ南部地方の活動拠点を作るため、リオスへの来訪を決意。Session10において彼女らがラスベートを訪れたのは、これが原因であった。
 相変わらずの色狂い(ナイトメア限定)っぷりでハルカディア、サリア、ククルといった面々をロックオンし、周りからドン引きされていた。最も、彼女にしてみればそれすらご褒美になるのだから問題ないのであろう。相手がナイトメアであれば、だが。
 支部設立交渉の場では流石の立ち振る舞いを見せ、本人的にも大きな手応えを感じていたようだが・・・ナイトメアの娼婦に対し、ハリケーンミキサープレイを強要したことが発覚。
 (よりにもよってナイトメアを保護する団体の会長がナイトメアを襲ってあまつさえ記事にされるとか)いかんでしょ。

"大魔道士 " リョウ・ケイメン

 ティダーンズの参謀にして胃薬勢。後世に語り継がれる、エルフの大魔道士。
 後述"虹の錬金術師"ユメコ・サクライとは恋仲である。
 当初念願であった「静かな隠遁生活」は実現されなかったものの、ダーレスブルグで恋人と共にのんびりと暮らしているようだ。
 リア充爆発しろ。

"虹の錬金術師 " ユメコ・サクライ

 チームを影から支えるエルフのアルケミスト。念願かなって、想い人の"大魔道士"リョウ・ケイメンと一緒になれた幸せ者である。今後の目標は、リョウ個人を支える人間になっていくことか。
 彼氏と同様、のんびりと今を満喫しているが、しょっちゅう現れる大神級の魔物共には辟易している様子だ。
 最近は子供を作ることに興味が出てきたもよう。

"姫将軍 " マグダレーナ・イエイツ

 ダーレスブルグ公国第4軍を預かる将軍にして、第5位王位継承権を持つ女軍人。ティダーンズとは公私共に親しく、半ばもう一人のメンバーとして認識されている。
 公国のみならず、全世界単位で見ても最上位に食い込む程の実力を持つが・・・性格と言動が原因で色々とそうは見えないのが玉に瑕である。
 執政の胃痛原因筆頭。最近は本人のあずかり知らぬところでホイミスライムなどと呼ばれることも。

"ダーレスブルグ執政 " シド・アドルファス

 突如として決定したティダーンズのリオス来訪のために、方々手を尽くした安定の胃薬勢。"姫将軍"マグダレーナ・イエイツは彼の姪に当たる。六英雄の元締めとして世界規模で知られている他、ミニスが尊敬するという人物でもある。
 Session10におけるマイの自由っぷり、マグダレーナの自覚意識欠如に加え、マミがナイトメアに対しHMPを強要したなんて事実を知ったら、一体執政はどうなってしまうのだろうか・・・。

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関連項目

  • ブリッツP
  • アイドルマスター
  • ソード・ワールド2.0
  • im@s架空戦記シリーズ
  • 卓ゲm@ster
  • 小鳥さんのGM奮闘記R
  • ニンジャスレイヤー
  • 忍殺語
  • メインヘロイン
  • 続・小鳥さんのGM奮闘記
  • 自由奔放ティダーンズ

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