嵐(艦これ)とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場する艦娘の一人である。
2015年11月18日より開始された秋イベント「突入!海上輸送作戦」のE-5ドロップ艦として追加された。
陽炎型駆逐艦16番艦である。ミッドウェーで南雲機動部隊の護衛につき、その後も僚艦の萩風とともに前線の輸送作戦に従事した。俺系女子で、武闘派な性格である。その為か、他の陽炎型駆逐艦と比べてお胸は控えめとなっている。(一部の駆逐艦娘が大きすぎるだけだが…)
最終海域でのドロップ限定艦であるが、難易度はそれほど高くなくA勝利でも報告があり、入手はそれほど困難ではないと思われる。なお、僚艦の萩風も同海域のクリア報酬として追加されている。
立ち絵にて左手で爆雷をお手玉しているが、これは史実にて相手タンカーに対する砲撃によって空いた穴へ爆雷を投下して撃破した経緯(後述)によるものと思われる。
陽炎型駆逐艦16番艦として1939年5月4日、舞鶴海軍工廠にて起工。翌1940年4月22日に進水。1941年1月27日に竣工された。同年3月に同型艦である萩風が竣工すると共に第四駆逐隊が編成され、後に同型艦である野分と舞風も加わる事となり、主に萩風とは朽ち果てる時までの絆とも言える付き合いになっていく。
太平洋戦争緒戦にて南方作戦の支援に参加。他の艦との共同作戦にて駆逐艦と砲艦等を撃破している。また、この南方作戦中に先述した爆雷を相手の風穴にシュゥゥゥーッ!!タンカーの撃破を行っている(超!エキサイティン!!)。後に嵐を含む第四駆逐隊はミッドウェー作戦にも参加。同作戦にて大破炎上した空母赤城の消火活動をするも火の手は止まらず、生存者を救助した後に舞風らと共に赤城の雷撃処分を行った。
ミッドウェー作戦以降は萩風と共に第三艦隊の第十戦隊に所属し、ソロモン海の戦いに従事する事となる。主に陸上部隊の輸送任務に当たる事となる。同じ陽炎型駆逐艦で編成された第17駆逐隊(浦風、谷風、浜風、磯風)と僚艦になったり、軽巡洋艦「龍田」と共に輸送船を撃破したりもしている。その最中で相棒と言える萩風が大破し本土へ帰還となり、一時的に同艦と別れている。
その後も主に輸送任務に従事することとなる。本土へと帰還していた萩風とも合流するも、この頃から帝国軍全体の旗色が悪くなりはじめ、護衛対象である水上機母艦「日清」(艦これ未実装)を撃沈させられる等、嵐のみならず帝国海軍は思うような結果が出せなくなっていく。ちなみに、川内型軽巡洋艦「神通」のエピソードで知られるコロンバンガラ島沖海戦はこの頃である。その裏で嵐は活動しており、残存戦力がトラックへ引き返すこととなってもラバウルに残った。以後も過酷な輸送作戦が展開され、第四駆逐隊は作戦に対し疑問を浮かべるが、死神に導かれるままに作戦を遂行せざるを得なくなっていく。
1943年8月6日。第三水雷戦隊旗艦、川内型軽巡洋艦「川内」を中心として駆逐艦三隻(萩風、白露型駆逐艦「時雨」「江風」)と共に運命のベラ湾の海戦、通称「ベラ湾夜戦」に挑む事となる。だが、コロンバンガラ島への輸送を行おうとするも、その動きはすでに米軍に察知されていた。嵐を含む輸送隊はベララベラ島とコロンバンガラ島の間にあるベラ湾にて、フレデリック・ムースブルッガー中佐率いる米軍駆逐艦6隻(マハン級駆逐艦「ダンラップ」、グリッドレイ級駆逐艦「クレイブン」「モーリー」、ベンハム級駆逐艦「ラング」「スタック」「スタレット」)による先制雷撃によって江風が撃沈され、嵐も左舷にダメージを受け航行不能となる。その隙を見逃される訳がなく、集中砲火を浴びた嵐は萩風と共に散花。その光景は「火山」と形容される程であったという。乗組員178名が戦死。艦長の杉岡幸七中佐は燃え上がる嵐から脱出するもベララベラ島にたどり着くことなく溺死。輸送作戦も陸上部隊900名のほとんどを消失し、大失敗に終わった。
同年10月15日、除籍。
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最終更新:2024/04/19(金) 11:00
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