当然正位置とは、運命力の結晶である。
アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』における第2期のボスである、斎王琢磨の発言に由来する。
斎王の使う「アルカナフォース」はタロットカードをモチーフにしたカードカテゴリであり、場に出された際にカードのビジョンが回転し、相手プレイヤーがストップを掛けて止まった時に「正位置」(正しい向き)か、「逆位置」(上下逆さま)かで異なる効果を得る特徴を持っていた。
いくつか例外はあるが、基本的に「正位置」では有利な効果を得られるのに対し、「逆位置」では自分に不利な効果が降りかかってしまうというリスクのある効果になっており、現実で実際にカード化(OCG化)された際もギャンブルカテゴリとして認知されている。
しかし生まれながらに「運命を見通す力」(一種の予知能力)を持っている斎王は、それをデュエルに利用して未来を操っていた。
そのため相手がストップを掛けても常に斎王にとって有利な方で止まり、もし不利な方で止まってもそれは斎王の計算ずくであった。
第2期のクライマックスである「エドvs斎王」戦からは更にどんどんエスカレートしていき、終いにはストップを掛けるまでもなく勝手に正位置で止まってしまう事態にまで発展する。
そのうち段々と演出まで簡略化されていき、当たり前のように正位置で止まる描写や斎王の提唱する「運命力」という謎の概念が絶妙なシュールさを漂わせる中、斎王がモンスターの特殊召喚時にドヤ顔で「当然正位置だ」と言い切ったことで最高潮に達する。
この名言により、ニコニコ動画内でアルカナフォースで正位置の効果が出された際には、その予定調和っぷりに対して「当然正位置」と書きこまれることがよくある。
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最終更新:2025/12/08(月) 03:00
最終更新:2025/12/08(月) 02:00
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