怒首領蜂最大往生とは、CAVEが開発した縦スクロール弾幕STGである。
4月20日、稼働開始。
サウンドコンポーザー : 並木学 (怒首領蜂大往生~、虫姫さま)
キャラクターデザイン : 凪良 (アルトネリコシリーズ)
タイトルは「最大 / 往生」で区切るようだが、「大往生」に掛けてあることは自明。
また、現在稼働中の初期バージョンでは語尾に(完)の文字が入っている。
基本操作は8方向レバー&ショット、ボム(ハイパー発動を兼ねる)、ショット連射の3ボタン。
弾幕の印象は怒首領蜂大往生と怒首領蜂大復活の中間。
弾速は前作大復活よりも早くなっているが、序盤の弾幕密度はさほどでもないため、テンポよく切り替えしながらスイスイ進める気持ち良さがある。
が、弾を消す手段が乏しく、大復活等であった大型機撃破によって自動的に弾幕が消去される仕様が削除されたため、漫然と動いたり欲張ったりと弾幕誘導をミスるとあっさり被弾するスリルは大往生譲り。
分かりやすく言えば、「出された弾幕を全部平らげる弾幕ゲー」と例えられるだろう。
エレメントドールが応援してくれる以外はかなり渋い、無駄のない作りのSTGに仕上がっているといえるだろう。
『「理想の街」に入り込んだ“機械化惑星人”を排除すべく、コンピュータシステムを武力で停止させよ』
「理想の街」とはコンピュータの統治によって人が平和に暮らす、文字通り戦争とは無縁の街。
理由の定かでない制圧作戦に疑問を抱くパートナー、エレメントドールの問いにパイロットはこう答える。
一度「怒首領蜂大往生」にて途切れたと思われたそれまでのシリーズにおける物語に明確な繋がりが示された。
本作もまた、主人公は首領の指示に忠を尽くす兵士としての悲哀を背負って戦場へ挑むこととなる。
最新鋭の機体を駆り、最強と謳われる精鋭部隊、首領蜂隊に所属する人物。
プレイヤーの分身であるが、このシリーズで主人公としての姿が描かれたのは初となる。
首領蜂隊司令部に所属するオペレーター。母艦から戦場にある戦闘機への管制を行う。
簡潔かつ的確な指示と、たまに飛ばす懸命な応援で隊員内でも人気の高い人物。
時代毎の首領の勅命によって武力を行使する存在であり、実質は首領の私兵に近い。その世界のあらゆる軍を少数で制圧することが可能な文字通り“最強の部隊”である。
しかし、首領の命ならば非道をも行う性質から「首領の為に心を殺した働き蜂」と蔑称される。
7年に渡る強化演習の末に生き残ったエースによって結成された暗い経緯を持つ。生活や社会の多くが機械によって成り立つこの世界において、人の手による高い実績を残しており、正体不明の大戦力の撃退を戦闘機数機という少数によって成し遂げてきている。
しかし、首領蜂隊の真実は首領が思う「とある目的」を達するために行った非人道的な行為の後始末の部隊。仕事を終えた後、『死ぬがよい』の一言と共に使い捨てられる運命にある。
ゲーム開始時に自機を選択する。
「自機の名前&エレメントドール」という表記。
エレメントドールとは現代兵器でいう火器管制や電子戦を制御する第二パイロットのようなアンドロイド。
設定的にはかつてあの悪名高い緋蜂相手にシステムクラックまでやってのけたこの世界の戦力の要である。
なんで見た目が美女かと聞かれれば…CAVEなら仕方ないな!
ゲーム開始時、複座に入るエレメントドールのドレスを選択することができる。
選択するドレスによって、ショット、レーザー、もしくはその両方を強化できる。
簡単に言ってしまえば大往生のエレメントドール選択と同じ。
ドレス選択といってもゲーム中自機の外観が変化するわけではない。
萌え嫌いな兄ちゃんもゲーム開始時だけ我慢するだけで済む硬派仕様でございます。
今作でも大復活1.5と同じくオートボムが搭載されている。
更に怒首領蜂大復活ブラックレーベルのように、オン、オフできる。
ただし、オートボムがオンの場合はミスした時にボムの所持数が増えなくなる。(オフならボムの所持数が増える)
当然、オートボムで発射されたボムは通常の物よりも大幅に効果が弱い。
怒首領蜂大復活で採用された敵弾破壊効果は削除。純粋なパワーアップのみのハイパーとなった。
ハイパーゲージは画面内に現れるアイテムを回収する他、敵機の撃破、レーザーによる攻撃(密着し、バックファイヤに接触することでボーナスが乗る)によって増加してゆき、満タンになればレベルが1上昇。最大10レベルまで。
発動方法は画面上部の「HYPER LV」が1以上蓄積しているときにボムボタン。すべてのレベルを消費して発動。
LV蓄積中はボムは使用できず、一度ハイパーを中継してのボム使用となる。
発動時に画面全体の弾消し。発動中は攻撃力が大幅に上昇する他、コンボゲージやHIT数の伸びが良くなる。
反面、発動中は敵の弾幕が強化(弾速・連射速度1.2倍)、ランクLVがアップし、難易度が上がる。
これらのメリット・デメリットは発動時のハイパーレベルで決定する。
ボムの発動、被弾によってハイパーは強制停止する。
攻略重視ならば、レベルが上がりすぎないようある程度惜しみなく使ってゆく方が良い。
怒首領蜂大復活と同じく、「素点」方式を採用。GPボーナスシステムと名付けられている。
敵を倒す、得点アイテムを獲得するごとにハイパーレベル表示より上の数字(GPボーナス)が蓄積してゆく。
これは敵を倒すごとにボーナスされる得点であり、敵を倒せば倒すほど累乗式にボーナスが膨れ上がってゆく。
また、その時点でのHIT数に応じてボーナスが倍算されるため、高いHIT数をキープできるほど加速度的にスコアが伸びてゆくこととなる。
この素点はコンボが継続(画面端の縦のゲージがゼロにならない)間だけ保持される。
ゲージがゼロになる、ボムの使用によってGPボーナス、HIT数共に3割剥奪後、時間で減少する。
被弾・オートボム発動により、すべてのGPボーナス・HIT数が剥奪される。
最終鬼畜兵器という生物としての限界に挑戦すると言われるゲームであるが、そういう風評を無視し、触れてほしい。
編者としては、ゲームセンターで隣にある格ゲーや200~500円を投ずるネットワーク対戦ゲームよりも長く遊べ、爽快感も劣るところはないため、コストパフォーマンスの良いゲームであると感じているほどである。格ゲーやICカード式のネット対戦ゲームの待ち時間になったら気軽に100円を投じてプレイしてみてほしい。
それでもやはり弾幕ゲーということで戦々恐々としているプレイヤーにいくつかアドバイスを。
以下のことを守ることが出来れば3面到達も夢ではない。難しいポイントの攻略法を覚えれば1周クリアも目ではないはずだ。
急上昇ワード改
最終更新:2024/03/28(木) 15:00
最終更新:2024/03/28(木) 15:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。