悪いことすんなって言ってんじゃないの。ダサいことすんなって言ってんの。とは (ワルイコトスンナッテイッテンジャナイノダサイコトスンナッテイッテンノとは) [単語記事]

悪いことすんなって言ってんじゃないの。ダサいことすんなって言ってんの。とは、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の第7話「洋七の回　うちのババァに手を出すな！」で登場するセリフである。

概要

池袋を拠点とするカラーギャング「G-Boys」のリーダー・“キング”こと安藤崇が、独自の美学から好き勝手してチームの輪を乱すフランス帰りのメンバー・尾崎に対し、集会の中で、ギャングとしての心得と美学を述べるシーンでのセリフ。

尾崎の「それは誰が決めるの?」という問いには悪いことは警察、ダサいことは俺が決めると示し、それすら「ぬるい」と反発する彼に「強いだけじゃ誰もついて来ないのよ。キングと張り合うんだったらもっと頭使いなさい。」と、トップに立つ者の資質を突きつける。

自分の中にダサいことの基準が明確に存在し、そういった選択を積み重ねてきたキングだからこそ吐けるカリスマ性あふれる言葉。

ドラマが放送されたのは2000年ながら、2023年1月1日から動画配信サイト・Netflixで配信が始まったことで若い世代のファンが増え、この言葉もラッパーが引用したりするなど、時代を超えて刺さると20年以上の時を経て再注目された。