悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみましたとは、角川ビーンズ文庫より刊行された永瀬さらさ著のライトノベル作品である。
小説投稿サイト『小説家になろう』にて2017年5月12日から連載しているWEB小説作品で、2019年8月29日の第5部完結以降は番外編やTwitter投稿小説の更新のみとなっている。
2017年10月に商業ノベル発売、翌2018年には商業コミカライズコミックスが発売、2022年10月よりテレビアニメの放送も予定されている。
主人公『アイリーン・ローレン・ドートリシュ』は婚約者である『セドリック・ジャンヌ・エルメイア』が『リリア・レインワーズ』と結ばれることを選び、セドリックから婚約を破棄の宣言をされたと同時に自らが一度人生を終えた身であり転生したこと、そして自身のいる場所はゲーム『聖と魔と乙女のレガリア』の舞台であり、アイリーンが悪役令嬢であることに気がつく。
どのルートであってもゲーム内でラスボスがきっかけで死んでしまうこと(しかもナレ死)も思い出したアイリーンはそんなラスボス(魔王)となる人間であり、セドリックの異母兄である『クロード・ジャンヌ・エルメイア』を魔王にさせないために、魔王にならないルートであるクロード攻略ルートを自ら行うため、クロードのいる魔王城へと足しげく通い始めるのであった。
本作のヒーローヒロイン兼主人公。ゲーム『聖と魔と乙女のレガリア』の悪役令嬢で転生者。転生前は体が弱く、病室内で一人ゲームをしていた。
皇太子(セドリック)の婚約者として日々努めていたが、その性格もあってか公爵令嬢としての評価は高いものの『威張り腐る傲慢令嬢』と扱われ評判は悪い。
記憶を取り戻したとはいえ性格に変化はない。なお、セドリックに対しては未練も一切ない(ちなみに前世ではお気に入りだった)。
本作のヒロインヒーロー。ゲーム『聖と魔と乙女のレガリア』のラスボスであり、2周目以降のみ攻略可能な人物。物語の最中に魔王に覚醒して聖剣の乙女であるゲームの主人公と相対することとなる。
セドリックの異母兄であり、元エルメイア皇国皇太子。聖剣の乙女の言い伝えにある特徴を持った魔王の生まれ変わりで、十の歳をきっかけに『人と魔物との相互不可侵』を条件に皇位を返上。王城から廃城へと住まいを変えている。
感情が天候に影響する為、無表情ではあるもののとても表情豊か。
クロードが幼い頃から共にいるクロードの従者の人間。クロードと共に廃城で暮らしている。情報通。クロードからは信頼を置かれており、魔物に対してもクロードを通さずに指示ができるほど信頼されている。
クロードと共に廃城で暮らすクロードの従者。千年以上生きている魔物ではあるが、魔王であるクロードに対しては従順。
アイリーンの元婚約者にしてエルメイア皇国の皇太子。常に皇太子であったクロードと比べられるからか劣等感に苛まれながら育ち、泣き虫だった過去から一変して高慢な性格へとなった。
ゲーム『聖と魔と乙女のレガリア1』のヒロイン兼主人公であり、聖剣の乙女。孤児から男爵令嬢、セドリックの婚約者になった心優しい少女。
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最終更新:2025/12/07(日) 13:00
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