押上線

押上線とは、京成電鉄が保有・運行する鉄道路線である。

概要

押上線は、押上駅～青砥駅間を結ぶ5.7kmの比較的短い路線である。もともと京成電鉄は浅草に乗り入れようとしたのだが、東武鉄道が浅草へ乗り入れてしまい、仕方なく手前の押上までとし、都心へのアクセスとして京成本線の上野まで結ばれた。

しかし、都営地下鉄浅草線の開業により同線と直通運転を行うようになると、押上線の重要度は一気に高まる。その後北総や芝山鉄道の電車なども押上線に乗り入れるようになり、6社局の鉄道会社の車両が乗り入れるという感じになった。

全区間PASMO・Suica利用可能

列車種別

日中は都営浅草線と一体で以下の3種別が運転される。

• アクセス特急（成田スカイアクセス直通・都営浅草線・京急線内エアポート快特、押上駅で種別変更）
• 快速（西馬込駅発着京成本線直通）
• 普通（京急線内快特・北行は品川駅で、南行は押上駅で種別変更）

普通列車は全て都営浅草線を経由して京急線に「快特」として乗り入れるが、更に以下の3系統に分かれている。

• 横浜駅方面発着（通称SH快特・一部は押上駅でスカイアクセス直通エアポート快特を退避）
• 羽田空港国内線ターミナル駅発着
• 羽田空港国内線ターミナル駅発着北総線直通

歴史

• 1912年11月3日　京成電気軌道が押上駅～市川駅(現・江戸川駅)との間で開業させる
• 1914年6月20日　向島駅開業
• 1923年7月11日　四ツ木駅、荒川駅開業
• 1928年11月1日　青砥駅開業
• 1931年11月18日　曳舟駅が京成曳舟駅に、立石駅が京成立石駅にそれぞれ改称
• 1932年9月1日　京成請地駅開業
• 1947年3月1日　向島駅、京成請地駅廃止
• 1994年4月1日　荒川駅が八広駅に改称

駅一覧

●=停車、｜=通過

普通電車は全列車各駅に停車するため省略。

急行は2010年7月17日ダイヤ改正によって廃止されました。

駅番号	駅名	快 速	通 勤 特 急	特 急	快 速 特 急	ア ク セ ス 特 急	■乗り換え路線○駅周辺施設
KS45	押上駅	●	●	●	●	●	■都営地下鉄　浅草線(大半の電車が直通) 東武鉄道　伊勢崎線、東京メトロ　半蔵門線 ○東京スカイツリー建設現場、業平橋駅、京成橋 京成電鉄旧社屋
KS46	京成曳舟駅	｜	｜	｜	｜	｜
KS47	八広駅	｜	｜	｜	｜	｜
KS48	四ツ木駅	｜	｜	｜	｜	｜
KS49	立石駅	｜	｜	｜	｜	｜
KS09	青砥駅	●	●	●	●	●	■京成電鉄　京成本線、京成成田空港線 (京成高砂駅方面へ大半の電車直通) ○ユアエルム

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関連項目

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