掛軸エンドレス 単語


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カケジクエンドレス

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緒言

掛軸エンドレスとは、SFC風来のシレンのダンジョン『掛軸裏の洞窟』でひたすら階段を降り、下りた階数を競い合う競技である。

概要

 掛軸裏の洞窟はワナ師の腕輪というものを使い、モンスターをワナにかけて進む事を基本とするダンジョンでる。ガイバラがいるのは16階以降であり、ガイバラに話しかけるとクリアとなるが、16階以降も階層は続き99階でカンストとなる。しかし、99階以降も降り続けることが可能(このとき階数は99のままである)で、ひたすら降り続ける猛者(イッテツ1号・2号)がいた。そこで何回降りれるかということを競うようになり、掛軸エンドレスという競技ができた。もちろんゴールは無い。

 またこの競技のやり方は色々ある。その1つに肉を食べると盾の効果がなくなるということを利用し、使い捨ての盾を装備した状態で肉を食べて進んだり、カラクロイドの肉やベルトーベンの肉を使用しアイテムを稼いでいく”肉有掛軸”といものがある。逆に肉を使わずに進むのが”肉無掛軸”というものであり、現在最もポピュラーなやり方である。

 99F以降を目指すのが困難な理由

 99Fを目指すということはとても困難である。その理由として以下のような事が述べられる。

  1. 36F以降から強いモンスターが出始める
  2. 壺がやりすごし、倉庫しか出ない
  3. 巻物の種類も少ない(識別、あかり、ハウス、大部屋、ワナ、おはらい、※地天恵は店でのみ出現)
  4. 杖は吹き飛ばし、場所がえ、かなしばりの3本しか出現しない

 という点が上げられる。

攻撃できる巻物や、相手の動きを止めれる巻物は無い。杖も3種類しかなく、かなしばりの杖の出現率は吹き飛ばし、場所がえの半分である

肉有掛軸

 肉無掛軸とは肉を一切使わない掛軸の事であるが、肉有掛軸とは肉を使う掛軸である。というのはお分かりだと思うが肉の取得方法として①店で拾う②地雷でチキンを肉化する③飛びピータンを狩る④ガイコツ魔王の肉で肉化させるの4通りがある。以下にガイコツ魔王での肉化について少しだけ説明する。

 やり方

 つるはしでダンジョンを加工し魔道を閉じ込めて、亡霊武者にのりうつらせる。理論としては左折の法則(以下説明有)を使いモンスターを通路に閉じ込めるという方法である。

 加工例は上の通りである。右側を魔人に下側を魔王にする。右の魔人は部屋から出ることは出来ないが特技でシレンを攻撃する事が出来る。これを利用しシレンが”鬼面武者”に変身することができる。これは魔人の杖の効果の一つで、”フロアに出現するモンスターに変身させる”というものである。後は亡霊武者になり魔王に乗り移り他の魔王を肉化するだけである。魔王の特技をする際、通路から斜めに使ったほうが良い(魔王の視覚外)。理由としては魔王の視覚に入ることで攻撃される可能性があるからである。説明だけでは分かりにくいと思うため以下の動画を参考にすると良い。

 

必要知識

直進、左折の法則(仮)

 モンスターがT字の通路にぶつかった場合左折する法則である。 トド狩り等をする際、この知識がないと成功させることは非常に難しい。あかりの巻物を読んだ際、モンスターの進路予測ができるので覚えておくことは必須である。 

  上の図で説明すると””から来たモンスターは壁にぶつかると左折するので””に向かう。””から来た敵は””に直進する。””から来た敵も””から来たモンスター同様直進し””に行く。モンスターは壁にぶつからない限り曲がらない、これが直進、左折の法則である。つまり、十字路の場合モンスターは左右に曲がることなく直進をする。

 また上図の””にシレンがいたとしても右から敵が来る事がある。例えばグレートチキンは2倍速なので上手くモンスターとぶつかると左折し””へ向かう。同様に、鈍足の敵が前にいる場合、普通の速さのモンスターが後ろから上手いタイミングでぶつかった場合も””へ向かう。また””と””から同時にモンスターが来た場合も””へ向かうのである程度の注意が必要である。

 

トド狩り 

 26Fからの死神ゾーンや、攻撃力カンストのモンスターが出る36F以降に必要なことは①HPを250にすること②かなしばりの杖を複数所持することが必要である。ついでに満腹度を200にし、+3の盾が無い場合はここで獲得するとよい。しかし、HPを250にすることや、かなしばりの杖を自然と手に入れることは非常に難しい。そこで17Fで”トド狩り”といった行為を行う

 ”トド狩り”と言うのは”みどりトド”がダメージを受けると増えるということを利用し、強制的にミドリトドを増やしそれを狩り、アイテムを稼ぐという行為である。”トド系”のモンスターはアイテムドロップ率が100%なのでアイテムを稼ぐのに非常に効率が良い。

やり方

①17Fまでに”あかり”、”杖各種”、”つるはし数本”を取得する。

②17Fであかりの巻物を読みマップを把握する。あかりを読む理由として隠し部屋がある場合、そこに敵が溜まつからである。

③小石(小石が無い場合は最悪丸太でもよい)と即死罠(地雷、落とし穴)を探す。地雷ならアイテムを処理できるので良い。

④小石から即死罠までの通路を確保する。このときつるはしを使用し、左折の法則を駆使して通路を作成する。

⑤小石と隣接した場所にアイテムを置きガイバラを上に設置する(吹き場所等)。ガイバラがおらず、警報が無いのであればガイバラの代わりにアイテムの上でかなしばりをしても良い。邪魔な地雷があればチキンを使い処理する。

⑥トドを小石まで誘導する。このときトドを罠にかけない、また殴らない。

⑦トドがガイバラの下のアイテムを目標地点としガイバラの周囲を回り始めたらワナ師の腕輪を外し、罠にかからないようにする。

⑧部屋から出てワナ師の腕輪をつけ、即死罠の場所まで移動する。

⑨後は自然とトドが増え、即死罠に掛かりアイテムを落とすので必要なアイテムは拾い、即死罠が地雷ではない場合、いらないアイテムは投げ捨てる。

 みどりトドは17F~22Fまで出現するが、何故17Fでトド狩りを行うのかというと、17Fにはちびタンクが出ない、20Fから火炎入道がでるという点が上げられる。ちびタンクが邪魔な理由としては通路で引っかかる点にある。出来れば19Fまでにトド狩りを行う事がベストである。また、補足ではあるがトドは店でしか出現しないアイテムを落とすことはない。

索敵

 深層では敵がいるか、いないか判断することは必須である。そこで索敵という行為を行う。

矢索敵

 初心者でも気軽にできるのが”矢索敵”である。通路で前後に弓矢を打つことで敵がいるかいないかを判断する。

第六感策適法 (あまり詳しく説明できないので誰か編集お願いします)

 モンスターの行動のラグを利用するのが第六感索敵法である。原理としてはシレン以外のモンスターにも移動モーションがあるため、モンスターがシレンの視覚内にいる時のほうが、いない時に比べ連続行動が出来なくなる。足踏み時、シレンの動きがたまに遅くなるのはこのためである。矢索敵と比べまた、モンスターが召喚罠を踏んだ場合にも動きにラグが発生するので便利である。

  第六感策適法 はラグによる索敵法ということを説明したが、具体的には以下のような方法を取る

  • 素振りを2度したときの反応差
  • 矢を撃った後の反応差
  • シレンの方向転換時の反応差

 このような行動を取ることにより通路でモンスターと対面し攻撃されるという被害を減らす事が出来る。曲がり角では素振りをする事が安定である。また、メニューを開いて閉じるだけで敵がいるかいないか分かる猛者もいるらしい(メニュー索敵という)

罠に掛かるモンスターと掛からないモンスター

 掛軸裏の洞窟では”モンスターを罠に掛けること”が基本である。そこで、罠に掛からないモンスターの出る階層を把握することは必須である。とおせんりゅう系、ゴースト系、やみふくろうは罠に掛からない。46F以降に出現するモンスターは全て罠に掛かる。鬼面ととおせんりゅうがでる4~6Fは注意が必要である。また、火炎系は地雷で増えるので要注意である。

最終目標

 掛軸エンドレスにはゴールは無いが、ある一つの条件を満たせば、ほぼ永遠に続けることが可能であり、それがゴールであるといってもよい。それは盾を強化することである。しかし、盾を強化できる”地の恵みの巻物”は店でしか出現しない(飛びぴーたんもたまに落とすが)。店は簡単に出るわけでもなく、あったとしても地の恵みの巻物がある確率は低く、そうそうお目にかかれない。つまり盾を完成させるためどう生きながらえるかがこの競技の肝である。そのためには”使い捨ての盾”や”かなしばりの杖”の取得は必須であり、これらのアイテムを取得すために”稼ぎ”といいう行為をする必要がある。また強化する盾は主に2種類あり”見切りの盾”と”バトルカウンター”である。バトルカウンターは自分に与えられたダメージの一部を相手に与えることができるが盾が強くなるとその効果は薄い。見切りの盾の場合は50%の確率で相手の攻撃を避ける事が出来るので盾成長後にも十分効果を発揮することができる。

 また、最強の盾は”地雷ナバリの盾”と言われている。見切りの盾、バトルカウンターはナバリを成長させるまでの繋ぎとする事が多い。盾の修正値が増えれば受けるダメージは減る。つまりバトルカウンターの反射の意味も無くなり、見切る意味も無くなってしまう。しかしナバリの場合は”地雷によるダメージが半減する”という効果があるため、修正値が上がっても使用する価値がある。地雷を容易に踏める(隣接状態で踏ませる事が出来る)メリットは多い。これがナバリの盾が最強と言われる所以である。 

51F以降のモンスター

51F以降に出るモンスターはほぼ一緒である(60F~ハードレムラスが出る以外は)。エンドレスをするうえでは以下の51F以降に出るモンスターへの正しい対処が必要である。

オドロ(アイテムドロップ率:1.56% )

 直接攻撃はしないものの盾や武器の修正値を下げる能力を持つ。掛軸エンドレスの根幹である”盾の強化”を妨害する敵であり、またダメージを受けると分裂するという特性もあるので非常に厄介である。オドロに修正値を下げられることを”オドられる”と言い、オドられて悲鳴をあげたカケジッカーは少なくは無い。装備を外して戦えばいいと思うかもしれないがデブートンやグレートチキンといった強敵が同じ階層で出現するため盾を外すことは現実的ではない。対策方法としては地雷等一撃で倒せる罠に掛けるという方法がベストである。最悪の場合金縛りをするのもよし。丸太、小石の罠に掛かると分裂する場合があるので注意が必要である。

ベルトーベン(アイテムドロップ率:1.56% )

自分の周囲にレベル3のモンスターを2,3匹一気に呼び寄せる能力を持つ。ねむり大根が召喚された場合泣くしかない?他にもハイパーゲイズ、ガイコツ魔王など隣接召喚された場合非常に厄介なのでやはり罠にかけて倒すのがベスト。直線な通路で戦えば1体しか呼ばれずに済む。

かすみ仙人(アイテムドロップ率:12.5% )

変な呪文(一般的に”シュン”と言う)を唱え40ターンの間HPを非回復状態にする。2度食らうとHPが減少状態になる。変な呪文の効果範囲はフロア全体と隣接している通路までである。大部屋モンスターハウスだと死因に繋がる可能性もあるので、いかに行動せずに階段か壁にはいるかが必要になってくる。HPが250の場合、一度に8回変な呪文を唱えられると死にいたる。後数ターンで40ターンたつというところで、また変な呪文を唱えられると効果が上乗せされた挙句、さらに40ターンHP減少状態になるので注意が必要である。

メガタウロス(アイテムドロップ率:6.25% )

特技で痛恨の一撃を出すモンスターであるが・・・グレートチキン、ブレイドゲータとさらに凶悪なモンスターがいるので他のモンスターに比べるとそれほど脅威ではない。アイテムも”ミノタウロスの斧”しか落とさず稼ぎの邪魔にしかならない。存在意義のないモンスターである・・・。と言いたいところだが盾が成長しアイテムのスペースが開いたとき、武器として使用するのがこのミノタウロスの斧である。ミノタウロスの斧は会心の一撃を出す事が出来、盾成長後にモンスターを処理するために良く使用される。ミノタウロスの斧は+20で攻撃力が255になる。

グレートチキン(アイテムドロップ率:1.56% )

50F以降、唯一の2倍速モンスターである。通路を進んでいるときささっと目の前(後ろ)に現われ攻撃されことは珍しくない。マップに敵が表示され、近くにある罠まで間に合うと思いきや、グレートチキンで間に合いませんでしたということも珍しくない。マスターチキン同様HPが1/3いかになるとチキンに変身する。このチキンが地雷に掛かった場合は”チキン肉”となり、肉を食べるとチキンに変身し満腹度を全回復させることができるが、変身状態だと盾を装備していたとしても防御力が0になるので注意が必要である。特に格子マップでは注意すべきである。

ブレイドゲーター(アイテムドロップ率:1.56% )

一寸先は闇ブレゲ”と言う格言があるぐらい恐ろしい敵である。攻撃力(被ダメ)は全モンスター中、トップであり一度に3回攻撃をしてくる。HPが250でも使い捨ての修正値が-10以下だと即死の可能性があるので使い捨てで通路を歩くときは注意が必要である。ズシャ!ズシャ!ズシャ!と3回とも攻撃があたる確率は約67%である。

正面ファイター(アイテムドロップ率:1.56% )

攻撃力は他のモンスターと同様カンストしている。正面からの攻撃には強いが側面、背面からの攻撃には弱く一撃で倒す事が出来る。通路の曲がり角等で弓矢で倒すのが一般的である。眠り罠に掛けることで簡単に倒す事が可能である。メガタウロスと同様、他のモンスターと比べそこまで脅威ではない。封印罠を踏ませても能力は取れないので注意すること。

ハードレムラス(アイテムドロップ率:15.63% )

掛軸で最も遅く(60F~)登場するモンスターである。シレンを2マス飛ばし、5ダメージを与えるという特殊能力を持っている。このとき、シレンは転びアイテムを床に撒き散らす。撒き散らされたアイテムを回収中にグレチキがということもあるので注意が必要である。壁を背に2マス以内の位置にいると、転ばされてもアイテムを撒き散らすことはないので戦う場合、壁際で応戦する事がベストである。”やりすごしの壺”を割られる事があるので注意して対処したい。

デブートン(アイテムドロップ率:15.63% )

通称”黒豚”。掛軸裏エンドレス最強最悪の敵である。射程10マスの投石を行う。1匹でも対処が難しい。2匹いると絶望的。召喚された場合は泣くしかない。大部屋ハウスで壁に潜っていたとしても攻撃してくるので非常に厄介である。最悪の場合”やりすごしの壺”で対処するしかない。稼ぎをするときにも注意が必要であり、部屋や通路などから11マース以上はなれた場所に安置を取るのがベストである。また、大型地雷でHP1になったときに投石されると死んでしまうので要注意である。グレートチキン同様格子マップで発狂されると、泣くしかなくなるので格子ではあかりを読むのがベストである。

スカイドラゴン(アイテムドロップ率:75% )

同じフロア内、または通路で隣接している場合一定の確率で威力40の炎を吐く。大部屋ハウスではカスミ仙人同様注意が必要である。同じフロアにいる場合、いち早くフロアか出たほうが吉である。混乱罠によりアークドラゴンになることもあるので注意が必要である。また、大型地雷でHP1になったときに炎を吹かれると死んでしまうのでハウスを読むときはデブートンと同様要注意である。

ヘルギャザー(アイテムドロップ率:1.56% )

 50F以降で出現するモンスターの中で唯一特殊能力が無いモンスターである。対処方法はメガタウロスと同様の倒し方で問題ない。

吸引成虫(アイテムドロップ率:0.00% )

 ちからの最大値を3下げる能力を持つ。掛軸では基本的に"力1"なので相手の特殊能力は余り意味が無い。逆にダメージが0で済むのでうれしい。アイテムを絶対に落とさない。対処方法はメガタウロスと同様の倒し方で問題ない。

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