新本格魔法少女りすかとは、西尾維新原作のライトノベル小説である。イラストは西村キヌ。発行は講談社。増刊誌「ファウスト」にて掲載されており、この雑誌と並行して単行本が刊行される。現在3巻まで刊行。話は「ファウスト」にて10話まで進んでいる。
※未完の長編が再始動! 現在、「新本格魔法少女りすか」の新作が実に17年ぶりに電子版「メフィスト」2020年VOL.1に掲載されている。全13話の構想が明かされていたものの2008年に掲載された第10話を最後に連載休止となっていた。
また、2020/4/15日に「新本格魔法少女りすか」の第1巻が文庫版と電子版で発売された。ノベルズ版に続き、カバー装画は西村キヌさん。文庫用に、りすか&創貴が新たに書き下されている。初回分限定、特製カード入り。 電子版では電子版限定で、第一話「やさしい魔法はつかえない。」のみの購入も可能になっている。
・・・・・・なぜ、魔法はあるの?
・・・・・・なぜ、変身するの?
・・・・・・なぜ、大人になるの?
・・・・・・なぜ、少女なの?カバー裏表紙より
舞台は佐賀県。父親を探しに『城門』を超えて『魔法の王国』、長崎県・森屋敷市から来た10歳の魔法使い、水倉(みずくら)りすかが、魔法を使い、供犠創貴(くぎ・きずたか)と共に行動し、事件を起こした魔法使いらと対決する。
ある日、創貴は福岡県へと電車で行くが、創貴は駅のホームで4人が同時に線路に飛び込むところを目撃してしまう。
その際、創貴はりすかに事情を話し、この出来事が”魔法”で起こったのかを二人で調べに行く。
そして、二人はその後、様々な出来事に遭遇することになる―
水倉りすか・・・”魔法の王国”、長崎県より転入してきた魔法使い。小学5年生。学校にはほとんど行かない不登校児。自らの体を傷つけ、血を出すことで魔法を発揮することができる。魔法の属性(パターン)は「水」、種類(カテゴリ)は「時間」、顕現(モーメント)は「操作」。称号は『赤き時の魔女』。最近、佐賀に来たために日本語(標準語)が使いこなせず、「-なのが、-なの。」という表現で使う。創貴曰く、「下手なドイツ語の訳」。血を流さないと魔法が使えないため、血を流さないで死んでしまうと自らの命が途絶える。水を与えないと2日で死亡するらしい。
水倉りすか(27歳Ver.)・・・一定の血量を流したりすかが変身した姿。1分間しかこの姿でいられないが、性格は好戦的で、非常に恐ろしい。血量が足りないためか、いつも舌、あるいは喉がうまく結合できず、変な声になる。口調はあくまで”未来像”なので、話によって変わる。この1分間は攻撃を受けても体が再生する、驚異の体となる。いつもセクシーな格好で登場。
供犠創貴・・・心に茨をもった少年。4年連続、9期連続で学級委員長を務める。4年の時、りすかに出会い、彼女が「魔法使い」だということを知り、以後彼女を『駒』として扱っている。逆に、「自分も『駒』として使われている」と思っている。福岡県に行った際、謎の4人同時線路転落を目撃している。体の半分以上の血が既に『りすかの血』となっており、りすか同様何度も死ぬ直前まで行ったことがある。
ツナギ(繋場いたち)・・・全身に512の口を持つ少女の姿をした「元・人間の魔法使い」。2000年以上前から生きている。廃墟となった病院でりすかと創貴に挑むものの、敗戦。その後は「観察」目的で額にある口に大きく絆創膏を貼り、口のデザインをあしらった服の姿で登場する。長崎県と佐賀県の県境にある『城門』を管理する『城門管理委員会』の創設者だが、役職にはついていない。
水倉神檎・・・665の称号を持つ魔法使いで、行方不明中のりすかの父。元々は666の称号だったが、りすかに1つ与えているため、現在の称号数となっている。ツナギを現在の姿に変えたのも彼。通称:『ニャルラトテップ』と呼ばれている。「箱舟計画」のため長崎から姿をくらまし、行方を探されている。長崎においては、称号の数=強さではないのだが、普通の魔法使いはせいぜい数個の称号しか持たないことから、その飛び抜けた力がうかがえる。
佐賀県が舞台なので一応。
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最終更新:2025/12/10(水) 06:00
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