日暮里・舎人ライナーとは、2008年3月30日に開通した案内軌条式鉄道(新交通システム)である。
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東京都荒川区の日暮里駅と、足立区の見沼代親水公園駅との間を結ぶ東京都交通局が保有・運行する路線である。
開通以前、足立区北部は陸の孤島として有名で、JR・私鉄各社の駅がない空白地帯であった。その為、都心部・各駅とを結ぶ都営バスは、有数の混雑路線であった。この混雑を解消すべく本路線は開業した。
建設は尾久橋通りの整備と合わせて行われ、支柱などのインフラ部を東京都建設局が担当。車両や電気施設等のインフラ外部を東京都地下鉄建設株式会社が担当し、1997年(平成9年)12月から工事が行われた。
路線は尾久橋通りに沿って走っており、途中隅田川や荒川、常磐線・京成本線などを越える。終点の見沼代親水公園駅は東京都23区最北の駅であり、埼玉県まで約200mの位置にある。
利用者数は開業後想定以上のペースで右肩上がりで推移し、2014年度は約14万人の乗降客数があった。新交通システムとしては利用者数が多く、開業後は毎年のようにダイヤ改正を行い列車本数を増やしている。
しかし、乗客数は想定以上に多いにもかかわらず、営業利益は赤字である。利用者のうち朝ラッシュへの集中度が相場よりかなり高く、日中は使わないのに、ラッシュ時だけのために合わせた最大列車本数が必要で、新車導入・車両維持費が掛かっているのが原因である。5両編成で設計してしまったために本数を増やす方向でしか対応できないが、車両基地の収容能力も限界に近く、今後更に混雑が悪化した場合、大規模工事を伴い更に経費が掛かる可能性も考えられる。
車両は主に300形が使用されており、300形は5両×16編成の80両を保有している。2015年10月10日から新型車両として330形が5両×1編成導入された。
新しい交通機関であるが、新日暮里・舎人ライナーではない。
全列車各駅停車です。
| 駅番号 | 駅名 | 乗り換え情報 | 駅周辺情報 | 所在地 |
| NT-01 | 日暮里駅 | JR東日本山手線・京浜東北線・常磐線・京成本線 | 荒川区 | |
| NT-02 | 西日暮里駅 | JR東日本山手線・京浜東北線・東京メトロ千代田線 | ||
| NT-03 | 赤土小学校前駅 | |||
| NT-04 | 熊野前駅 | 都電荒川線 | ||
| NT-05 | 足立小台駅 | 足立区 | ||
| NT-06 | 扇大橋駅 | |||
| NT-07 | 高野駅 | |||
| NT-08 | 江北駅 | |||
| NT-09 | 西新井大師西駅 | |||
| NT-10 | 谷在家駅 | |||
| NT-11 | 舎人公園駅 | 車両基地 | ||
| NT-12 | 舎人駅 | |||
| NT-13 | 見沼代親水公園駅 |
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最終更新:2025/12/09(火) 13:00
最終更新:2025/12/09(火) 12:00
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