日本三大香木 単語

ニホンサンダイコウボク

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日本三大香木とは日本で有名な芳香を放つ樹木で、一般的に『春の沈丁花(ジンチョウゲ)』『夏の梔子(クチナシ)』『秋の金木犀(キンモクセイ)』を指す。日本四大香木と呼ぶ場合には、これに『冬の蝋梅(ロウバイ)』が加わる。

出典元は植物学者の田中修氏による『都会の花と木―四季を彩る植物のはなし』(中公新書)と思われ、ここからインターネットを介して情報が広まったものとみられる。(つまり歴史的には浅い言説である。)ただし本書内では上記の三樹木を『三大芳香花』と記載されている。一般的に「香木」とは白檀や沈香などの材木部分から芳香を放つものを指すため、原典通りの方が正しい名称かもしれない。

余談だが、世界三大花香(フローラルノート)といえばバラ、ジャスミン、スズランである。世界四大花香と呼ぶ場合はこれにライラック(リラ)が加わる。

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最終更新:2025/12/07(日) 17:00

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