日本真正保守党とは、結成予定の日本の政党である。略称は「真保党」。
2014年5月31日、元航空幕僚長(空軍大将相当)で右派系政治評論家の田母神俊雄が結成を宣言した[1][2]。新党の設立自体は2014年2月の都知事選の直後から公言しており[3]、5月末には党綱領をほぼ書き終えていたという[4]。
基本路線として「自民党の右側に一本柱を立てる」ことを掲げており、同時期に日本維新の会から分党する予定の石原新党と併せて、本邦初となるフランス国民戦線のような本格極右政党の誕生と見る向きも多い[5][6][7]。なお国民戦線の創設者であるジャン=マリー・ル・ペンも空挺兵としてアルジェリア戦争に従軍した元軍人である。
石原新党については当初田母神も参加するとの報道が見られたが[8]、真保党結成宣言後に「将来的に政策協議や合流といったことはあるかもしれないが、当面は別々でやっていきたい」と述べ、参加を否定している[9]。
なおこの新党結成の動きに対し、田母神の政治活動を支援している右派系市民団体「頑張れ日本!全国行動委員会」の幹事長で日本文化チャンネル桜社長の水島総は、あくまで田母神新党は2016年の衆参同時選挙(予定)まで取っておくべきであり、現時点での結党は時期尚早だとして反対の意向を表明。また党名についても「保守にも多様な在り方があって良いはず」として「真正」の名乗りはあまり好ましくないとの感想を述べている。
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最終更新:2025/12/09(火) 11:00
最終更新:2025/12/09(火) 10:00
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