明治神宮野球場

明治神宮野球場とは、東京ヤクルトスワローズが本拠地としている野球場である。

略称は「神宮」・「神宮球場」など。

概要

収容人数：35630人　両翼101ｍ、中堅120ｍ

所有者はヤクルトではなく、宗教法人「明治神宮」が所有。宗教法人が球場を持つのは珍しい事例である。このため、他球場では見られる聖教新聞の広告がない唯一の本拠地球場でもある。すぐ近くに本部があるのになんたる皮肉。

1926年に竣功。この際に東京六大学野球連盟が資金の一部を負担したこと、所有者の明治神宮がアマチュア野球を優先していたことから、現在でも球場の優先的な使用権は大学連盟にある。

ヤクルトの本拠地のはずだが、巨人戦や阪神戦では「読売神宮球場」「阪神神宮球場」と揶揄されるほど、他球団ファンにスタンドがジャックされる傾向がある。

2007年シーズンオフに改装が行われる前までは両翼が91mしかなく、物凄く狭い球場であった。
プロ野球の本拠地球場で両翼が100mを超える球場は宮城球場(クリネックススタジアム宮城)に次いで2番目。

一年を通してプロ野球だけではなく、六大学野球、東都大学野球一部リーグ、社会人野球、高校野球の東東京、西東京大会など非常に多くの試合がある野球場である。

神宮のスピードガンは甲子園やKスタと並んで非常に球速が出やすいことで知られ、2010年には由規が日本人投手として史上初の161km/hを記録したが、テレビ中継の計測では152km/hだったこともあって物議を醸した（なお、公式記録は球場の表示となる）。

『孤独のグルメ』第13話で、井之頭五郎が甥のフトシを応援しながらウィンナーカレーを食べた球場はここ。

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関連項目

• 野球
• 東京ヤクルトスワローズ
• 日本の野球場一覧