星野おさむ

　星野おさむとは、東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍した元プロ野球選手（内野手）である。現在は四国独立リーグ愛媛の監督。　

　本名は星野修。

概要

　1989（平成元）年にドラフト外で阪神タイガースに入団。内野ならどこでも守れる器用さが売りであったが、打撃でも1995（平成7）年に.339を記録するなど結果を出し、暗黒期の阪神タイガースを支えた。

　2001（平成13）年オフに大阪近鉄バファローズに移籍したが、偶然にも、入れ替わりで阪神の監督にわし星野仙一監督が就任した。その星野監督は、阪神首脳陣に、「何で星野を出したんだ。」と本気で悔しがっていたらしい。ちなみに、その後、内野の守備固めには秀太が定着した。

　2004（平成16）年9月24日の近鉄本拠地最終戦となる大阪ドームでの西武戦では延長11回裏にサヨナラヒットを放つ。その3日後の9月27日に行われた近鉄とオリックスブルーウェーブの双方のラストゲームでは、9回表2アウトから代打で登場し凡退。本当の近鉄最後の打者となった。この一件から、星野のことを“近鉄最後の打者”として認識しているファンも少なくない。

　選手分配ドラフトでは楽天に移籍。2005（平成17）年には高須洋介の覚醒、酒井忠晴・沖原佳典の加入により、20試合の出場にとどまり、同年オフに現役引退。

　引退後は長らくコーチとして楽天を支えたが、2010（平成22）年に退団。奇しくも、このときも星野監督と入れ違いでの退団となった。

　2011（平成23）年より四国アイランドリーグplus・愛媛マンダリンパイレーツの監督に就任。ちなみに、打撃コーチは近鉄・楽天でチームメイトだった吉岡雄二である。また、同じ独立リーグの香川オリーブガイナーズには打撃コーチとして近鉄・楽天時代のチームメイトだった前田忠節がいる。

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関連項目

• プロ野球選手一覧
• 東北楽天ゴールデンイーグルス
• 大阪近鉄バファローズ
• 阪神タイガース
• 星野仙一
• 吉岡雄二