「幸運?そう簡単になるもんじゃないわよ!」
時雨(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、白露型駆逐艦2番艦『時雨』をモチーフとしたキャラクター、艦船少女である。
重桜に所属する駆逐艦。レアリティはSR。イラストはSaru。CV:桑原由気
建造では出現せず、海域でのドロップのみという形で実装されている。その出現ポイントは4-2、7-1、9-3。比較的前半からドロップは可能だが、そこはレアリティSR。なかなか狙っても落ちてくれない。彼女のためだけに周回するのが辛いという方は、4-2なら「タバスコ砲こと150mmTbtsKC/36連装砲T3」「152mm三連装砲T3A」と呼ばれる有用な軽巡洋艦用主砲の設計図がドロップするので、それを集めがてら狙うのもいいだろう。
詳しくは下で述べるが、幸運の艦というカンレキを反映して回避特化型の特性となっている。主人公の一角、ロイヤルのジャベリンにも似ているが、こちらはより魚雷攻撃での必殺ダメージを狙う方向にチューンされている。
現状でも十分強いが、まだ改造が実装されていないためさらに強くなる将来性がある。
ポニーテールにまとめた黒髪に、強気そうな光を湛えた赤い瞳。重桜駆逐艦の例に漏れず、頭部には犬耳があり、大きく巻き上がった尻尾がある。コスチュームはセパレートのセーラー服だが、それをしどけなく着崩しており、露出した肩には見せブラのストラップがいやでも目立つ。白いスカートとの間の腹部は完全に露出しており、立ちポーズではクイッとひねった腰回りのくびれからお尻までの曲線が実に艶かしい。駆逐艦ということで幼い部分が残る体つきだが、それを思わせないほどの艶っぽさである。犬を思わせる軽く握られた指には鮮やかな赤系のネイルが施されており、それらも外見年齢を超えた色気を演出している。
なお、頭部の犬耳はややメカっぽい外見となっているが、これは下記の水着スキンで普通の犬耳となっていることからして、艤装とともに耳を保護する装甲を取り付けているためのようだ。そのため、時雨のファンアートでは普通の犬耳が描かれているものも多い。
言動はやはり強気でわがままな犬系少女。まるで番犬のようにするどい目で「シャーッ」と凄んでくる。詳細確認しようと指揮官がまじまじ眺めると「これ以上見たら噛むわよ!」、タッチすると「あっちこっちさわらない!」という感じである。
「自分は幸運のメガミの加護があるのよ」「運も実力のうち、いい加減認めなさいな」「上の方にもとっても可愛がられてるの、さあはやく尻尾振って媚びなさい♪」という風に、自分に絶対の自信を持ち、Sっ気すらちらつかせて指揮官にも自分の上司というよりは子分のような扱いをしてくる。もっともS度で言えば上には上がいるので、これはまだ可愛らしい方とも言えるが。
戦いの時も、「佐世保の時雨よ、よく見てなさい!」と敵を挑発し、勝利をおさめると「いい戦いっぷりだったわ。お前たちにしては♪」と凄い上から目線で総括してくれる。
一方で細かい任務の書類仕事は面倒がり、「ボーナスがなければ誰がするのよ」とまで言ったりする。
あ、あと局部タッチすると、「ゲームをしましょう。5分間警察に捕まらなければ通報を取り下げる」と言ってくる。分の悪すぎる賭けなので、おさわりは自重したほうが良さそう。
親密度が上がると、最初は幸運ぶりを傘に来て指揮官を挑発したりイタズラをしかけるが、やがて動じない指揮官に「このわからず屋、でもそこが好き」と変化し始める。ラブラブになると逆に指揮官に依存するようになり、「頼っていいのよ」と上からの態度をとりながらも実は甘えまくってくるようになる。ぜひともそこまで彼女に付き合ってあげよう。
さて、同じ幸運艦である雪風とは、ライバル同士になっている。と言うか、周囲を含めてそういう風にいつの間にかなってしまったようで、本人たちも何が原因でこの関係になったのかよくわからないようだ。しかし、実際に雪風はよく時雨に突っかかっていき、時雨本人もケンカ上等で受けて立っている模様。
また、重桜きっての武闘派駆逐艦である夕立とセットになっている姿も多く描かれる。とくにニコニコ的に有名なのはVS夕立の動画で見られる背中合わせで戦う二人のイラストか。
スリガオ海峡で共に戦い、その最期を看取ることになった扶桑、山城姉妹のことは「姉さん」と呼び慕っている様子。
着せ替え衣装『進め!伊490』は青色のスクール水着に身を包み、魚雷型の浮き輪を持ちながらお尻をこちらに向けたポーズを取っている。そのしりふとももは、またも年齢を感じさせない艶かしさであり、今度は青色に染めたネイルと相まって犯罪臭を漂わせながらもグラビアアイドルの如き魅力も兼ね備えている。
この衣装はショップで恒常販売中であるにゃ。値段もたったの500ダイヤとお得だにゃ。買わない手はないにゃ。
因みに後に潜水艦が実装されたわけだが、この衣装を着ても時雨は潜水艦隊に入れません。あしからず。
スキル:佐世保の時雨
主砲攻撃時5%で発動。8秒間自身の回避が30.0(最大レベルで60.0%)アップ
能力面は、例によっての重桜駆逐の特徴として、雷装が非常に高く火力・主砲補正・対空は低い。
スキル「佐世保の時雨」は史実の幸運艦としてのカンレキを反映したスタンドアロンの回避スキルである。発動すれば、条件によっては敵の攻撃がほとんど当たらなくなる。発動率は低いようだが、76mm砲、120mm単装砲Aといった、素で発射間隔が1秒を楽に切る主砲を装備してやれば、戦闘中発動しっぱなしの状況も可能である。
このスキルで敵の攻撃を受け流しつつ、至近まで肉薄して魚雷攻撃を全弾叩き込むという、一撃必殺戦法が可能になる。となれば、装備する魚雷も金装備の重桜製610mm四連装魚雷T3が理想となる。さらに設備として九三式酸素魚雷を装備すれば、まさに後半海域のボスクラスも一瞬で沈めるのも夢ではない。ただ、それには巧みな手動操作が必須であり、上級者向けのキャラクターと言える。
特殊弾幕は弾丸を1回3発の通常弾を連続で発射する。タイミングさえ合えば、この特殊弾幕と魚雷のコンボも十分可能。いずれにしても、手動操作が前提だ。
さて、時雨のもう一つの能力といえば「幸運」である。全駆逐艦中、ブリを除いたメンバーの中では「雪風」「神風」に次ぐものを持つ。基本的に運はマスクデータになっており、運の値が具体的にどのような効果をもたらすかは明かされていない。しかし、命中率や回避率に補正がかかっている可能性が高く、高難度海域でこそその幸運は光ることになるだろう。
白露型駆逐艦2番艦「時雨」は、その幸運のエピソードから「呉の雪風、佐世保の時雨」と並んで称された、日本の艦艇の中でも高名な艦である。様々な海戦をくぐり抜け、終戦近くまで生き残ったが、ついに潜水艦の雷撃によりその姿を消した。
詳しい史実はこちらの記事も参照→時雨(艦これ)、白露型駆逐艦
夕立と時雨
時雨と雪風
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/09(火) 22:00
最終更新:2025/12/09(火) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。