面白きことは良きことなり!
有頂天家族とは、森見登美彦の「五男」こと6冊目の小説[1]にあたる毛深い子、またそのアニメ版である。
糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父・総一郎は
ある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。遺されたのは母と頼りない四兄弟。
長兄・矢一郎は生真面目だが土壇場に弱く、
次兄・矢二郎は蛙になって井戸暮らし。
三男・矢三郎は面白主義がいきすぎて周囲を困らせ、
末弟・矢四郎は化けてもつい尻尾を出す未熟者。この四兄弟が一族の誇りを取り戻すべく、
ある時は「腐れ大学生」ある時は「虎」に化けて京都の街を駆け回るも、
そこにはいつも邪魔者が!かねてより犬猿の仲の狸、宿敵・夷川家の阿呆兄弟・金閣&銀閣、
人間に恋をして能力を奪われ落ちぶれた天狗・赤玉先生、
天狗を袖にし空を自在に飛び回る美女・弁天―。
狸と天狗と人間が入り乱れて巻き起こす三つ巴の化かし合いが今日も始まった。多様なキャラクターたちも魅力の、奇想天外そして時に切ない壮大な青春ファンタジー。
森見登美彦による、化け狸や天狗が存在する京都を舞台にした毛深くファンタジックな家族小説。
幻冬舎の小説誌「パピルス」で連載され、2007年に幻冬舎から刊行された。現在は幻冬舎文庫版が発売中。第5回本屋大賞3位。
「たぬきシリーズ」として三部作になる予定であり、「パピルス」で第二部が2010年まで不定期連載されたのち、長い沈黙を経て2015年に『有頂天家族 二代目の帰朝』として刊行された。
2008年、「青春アドベンチャー」にてラジオドラマ化。2013年7月よりテレビアニメ化(後述)。2017年には『二代目の帰朝』が第2期としてアニメ化予定。
キャストはラジオドラマ版 / アニメ版。
P.A.WORKS制作、吉原正行監督により、2013年7月より放送(全13話)。
TOKYO MX、KBS京都、サンテレビの3局においてはプライムタイム枠で放送される他、北日本放送でも深夜枠で放送される。ネット配信はバンダイチャンネルのみ。
原作にはイラストが無く、コミカライズもされていないため、キャラクター原案には久米田康治が新規に起用された。13話かけて原作1冊を非常に丁寧にアニメ化している。
第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。
| 放送局 | 放送開始 | 放送日時 | 備考 |
|---|---|---|---|
| TOKYO MX | 2013年7月7日(日) | 22:00 ~ 22:30 | |
| KBS京都 | |||
| サンテレビ | |||
| BS11 | 2013年7月9日(火) | 24:00 ~ 24:30 | 『ANIME+』枠 |
| キッズステーション | 2013年7月10日(水) | 24:00 ~ 24:30 | |
| KNB北日本放送 | 2013年7月10日(水) | 25:58 ~ 26:28 | |
| ネット配信 | |||
| バンダイチャンネル | 2013年7月7日(日) | 22:00 ~ | 最速同時無料配信あり |
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最終更新:2025/12/09(火) 23:00
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