朝鮮中央放送委員会 単語

チョウセンチュウオウホウソウイインカイ

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朝鮮中央放送委員会とは、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の国営放送の運営者である。조선중앙방송위원회、Korean Central Broadcasting Committee、KCBC。

概要

同国文化省(内閣との記事もあり)の傘下の国営放送の運営者である。平壌直轄市牡丹峰区域戦勝洞にある。アジア太平洋放送連合加盟局。国家傘下であるが、事実上、朝鮮労働党中央委員会秘書局宣伝扇動部と組織指導部のコントロール下にある。

北朝鮮国内のテレビは電波より国内ケーブルテレビ網で配信されている。ラジオも有線ラジオ放送の第3放送を通じて配信されている。なぜなら人民が電波メディアを受信することは法律で禁止されているという。

運営している放送局

  • 朝鮮中央放送(KCBS) - 国内ラジオ局。日本施政下時代では財団法人朝鮮放送協会の平壌放送局。コールサインはJBBKだった。中国の通信衛星「チャイナサット12(中星12)」を中継した国際ラジオ放送として受信できるらしい。
  • 朝鮮中央放送第3放送 - アナログ有線ラジオ放送。各家庭にスピーカーが置かれている。1955年開局。北朝鮮政府の逓信部(情報産業省か?)によると、2021年中にデジタル化する予定である。
  • 平壌FM放送 - 北朝鮮のFM放送局。
  • 朝鮮中央テレビ(KCTV) - 国内テレビ局。中国の通信衛星「チャイナサット12(中星12)」を中継した国際テレビ放送としてニコニコニュースの公式生放送で視聴できた。現地ではVHF12ch。
  • 万寿台テレビ - 国内テレビ局で娯楽番組がながされている。国外では視聴できない。
  • 竜南山テレビ - 旧開城テレビ→朝鮮教育文化テレビジョン。韓国向けプロパガンダテレビ局だったが今は教育放送らしい。
  • 朝鮮の声 - 国際ラジオ放送局。日本でも普通のラジオで聴取できる。周波数は621kHzで出力500kw。

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最終更新:2025/12/07(日) 20:00

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