コノハナサクヤ(木花咲耶)とは、日本神話における女神である。
古事記では木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤビメ)、日本書紀では木花開耶姫(コノハナサクヤビメ)と呼ばれる。
ただし日本書紀では本名は鹿葦津姫(カヤツヒメ)とされるが、一般的にはコノハナサクヤで通じる。
「(桜の)木の花が咲く」ように美しい女神とされる。
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の元に、イワナガヒメと共に嫁がされるが、イワナガヒメは大変醜かったため追い返され、
コノハナサクヤだけが妻となった。
彼女らの父であるオオヤマツミは
「イワナガヒメを妻にすればニニギの命は岩のように永遠のものになり、
コノハナノサクヤを妻にすれば桜の花が咲くように繁栄するだろう」
と考えていた中、片方だけ追い返されたため
「コノハナノサクヤビメだけと結婚したので、ニニギの命は桜の花のように儚くなるだろう」と苦言を呈した。
そしてコノハナサクヤは一夜にして子を身籠もり、それが余りに早いためニニギは国津神の子でないかと疑う。
その疑いをはらすため、火を放った産屋で3柱の子を産んだとされる。
火の中での出産から火の神として富士山に祀られる。
しかし、富士山本宮浅間大社では、「水の神として、富士山の噴火を鎮めるために祀られた」とされている。
火の神として全国の浅間神社、 安産・子育てや酒造の神としてもいくつかの神社で信仰を集めている。
花のように美しい、というところからか、商業同人問わず様々な媒体で登場している。
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最終更新:2025/12/08(月) 07:00
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