そんなことより麻雀やろうぜ!
東方幻想麻雀とは、東方Projectの二次創作ゲームのひとつ。東方Projectの登場キャラクターたちを用いた麻雀ゲームである。
制作はD.N.A. Softwares。現在3つのタイトルが発表されている。
平たく言ってしまえばイカサマ麻雀である。全キャラクターが何かしらの技を持っており、それを駆使して対局を優位に進めていく。また卓(ステージ)も個性豊かなものが揃っており、様々な面での駆け引きを楽しむことができる。
卓ルールはかゆい所に手が届かないと言われることもあるが、まぁ、そこは我慢しよう。
現在の最新バージョンは、2011年12月24日に公開されたVer3.1.1。
原因は不明ですが、時折データが消失するトラブルが報告されています。
また、修正パッチの不具合などで戦績等に予期せぬ影響が及ぶ恐れがあります。
念のため、定期的にrecord.dat(戦績データ)のバックアップを取ることを推奨します。
また、serial_3g.dat(シリアルキーデータ)・thmj3g.sav(アンロックデータ)も取っておくことをお勧めします。
また、Ver2.7より、Windows2000での動作ができなくなりました(ゲームエンジン自体の更新のため)。
途轍もない数のキャラクターが参戦している。ここまで来ると出てこられなかったキャラ涙目である。
参戦枠は本編・書籍以外にも黄昏酒場などから参戦と、サプライズに富んでいる。
また、キャラ毎に絵師も違う。界隈では有名な絵師が揃っており、こちらも見逃せない。
(◆:体験版で使用可能 ★:能力のストック数)
参戦キャラクター一覧 (Ver 3.1.0現在 95名) | |||||
Ver2.0で追加されたキャラクター | Ver2.5で追加されたキャラクター | Ver2.7で追加されたキャラクター | |||
Ver3.0で追加されたキャラクター | Ver3.1で追加されたキャラクター | ||||
キャラクター名をポイントすると能力の説明が表示されます | |||||
◆博麗 霊夢 | ◆霧雨 魔理沙 | ルーミア | 大妖精 | チルノ | 紅 美鈴 |
小悪魔 | パチュリー・K | 十六夜 咲夜 | ◆レミリア・S | フランドール・S | レティ・W |
橙 | アリス・M | リリーホワイト | ルナサ・P | メルラン・P | リリカ・P |
魂魄 妖夢 | ◆西行寺 幽々子 | 八雲 藍 | 八雲 紫 | リグル・N | ミスティア・L |
上白沢 慧音(通常) | 上白沢 慧音(白澤) | 因幡 てゐ | 鈴仙・U・イナバ | 八意 永琳 | ◆蓬莱山 輝夜 |
藤原 妹紅 | ◆射命丸 文 | 風見 幽香 ※ | メディスン・M | 小野塚 小町 | 四季 映姫・Y |
◆伊吹 萃香 | 秋 静葉 | 秋 穣子 | 鍵山 雛 | 河城 にとり | 犬走 椛 |
◆東風谷 早苗 | 八坂 神奈子 | 洩矢 諏訪子 | 永江 衣玖 | 比那名居 天子 | キスメ |
黒谷 ヤマメ | 水橋 パルスィ | 星熊 勇儀 | ◆古明地 さとり | 火焔猫 燐 | 霊烏路 空 |
古明地 こいし | サニーミルク | ルナチャイルド | スターサファイア | 森近 霖之助 | 綿月 依姫 |
綿月 豊姫 | レイセン | 宇佐見 蓮子 | マエリベリー・H | 稗田 阿求 | 魅魔 |
神綺 | アリス(旧作) | メイベル | 浅間 伊佐美 | 八海山 辰巳 | 有江 ルミ |
甘粕・B・天治 | ??? | 岡崎 夢美 | 北白河 ちゆり | ◆ナズーリン | 多々良 小傘 |
雲居 一輪 | 雲山 | 村紗 水蜜 | 寅丸 星 | 聖 白蓮 | 封獣 ぬえ |
姫海棠 はたて | 朝倉 理香子 | 茨木 華扇 | アリオーシュ | ◆幽谷 響子 | 宮古 芳香 |
霍 青娥 | 蘇我 屠自古 | 物部 布都 | 豊聡耳 神子 | 二ッ岩 マミゾウ |
※風見幽香には「幽香」という別キャラクター(旧作)がいるが、能力は同一であるため、ここでは同一キャラとして掲載する(今後差別化が行われれば分離する)
すべてのキャラクターには何かしらの特殊能力が備わっているが、その効果は常に使えるわけではない。
能力を使うために必要な「魔力ゲージ」が存在し、牌をツモる、失点する等によって少しずつ溜まっていく。満タンになるとストックが「1」となり、発動宣言ができるようになる。
発動宣言をしてはじめて効果が得られるが、同時に1回分のストックとゲージ一本が消費される。ストックが0の状態では使うことはできないが、ゲージが溜まればまた使えるようになる。
このような仕組みから、(一部の卓を除き)能力はそう頻繁には使えない。(特に東1局は能力を使えるキャラがほとんど居ない)
能力はあくまで、プレイヤーの補佐をするものであり、基本となるのは「普通の麻雀」である。
この幻想麻雀で勝率を上げたければ、麻雀の腕もよく磨いておこう。
さらにこの魔力ゲージは、ゲームバランスを整えるという重要な役割も担っている。
最大ストック数とゲージの溜まる速度は、キャラクターごとに異なっており、「強い」とされる能力を持つキャラクターはストック数が少なく、チャージ速度も遅くされる傾向にある。
バージョン更新では、バランス調整として能力の内容のほか、チャージ速度やストック数もたびたび変更されている。
現在、一番チャージ速度が速いのは、射命丸文。一番遅いのは、聖白蓮。
・25,000点持ち30,000点返し
何の変哲もない本当に普通のステージ。なんとキャラクターの能力も使用不能。
純粋な実力勝負になり、ド派手な他のステージと比べるとちょっと物足りないかも。
それゆえ、特殊な縛り(鳴き禁止など)をもうけて利用するケースもある。
・30,000点持ち30,000点返し
・通常のドラに加え、中が常にドラ扱い
基本的なルールは通常卓と同じ。ただし、紅白巫女に因んで中は常にドラ(ドラ表示牌が發の場合、中1枚でドラが2翻付く)。キャラクターの能力は使用できるため、別の意味で純粋な実力勝負になる。
実は、魔力ゲージ増加量は白玉楼の次に低い(それでも結構な差があるが)ため、自重しないカオス麻雀を楽しむと言うよりは、ちょっぴりスパイスの効いた麻雀を楽しむと言った位置。
とはいえ、お空や魅魔様の能力には要注意。
・50,000点持ち50,000点返し
・喰いタンなし
・二翻縛りなし
・全ての数牌に赤ドラが1枚ずつ入っている
・リーチ時でなくてもアガれば必ず裏ドラがめくられる
超インフレ卓。なんと全ての数牌に赤ドラが1個ずつ混ざり計27枚。能力使用可。
鳴きアガリ(ただし喰いタンは出来ない)でも裏ドラがオープンされるため、数え役満を夢見てカン祭りになりやすい。
メルラン(能力:カンドラ表示牌を強制的に1枚めくる)祭りでは最大でドラが67枚になるという大惨事も……。
あまりにも特殊過ぎるため、キャラクターの得手不得手が非常に出やすい卓である。
上記のメルラン祭りでドラ0を目指すという酔狂なプレイも面白いかもしれない。
麻雀の常識があまり通用しないため、プレイヤーの好き嫌いも非常に激しい卓である。
Ver1.6以前は喰いタン至上主義と言わんばかりの鳴き合戦が展開されていた(かつ箱割れもなかった)が、Revision2移行の際の変更され、そう簡単にはアガれなくなった。そして、無条件で裏ドラがめくれるが故に出番が少なかった「リーチ」もちらほら見かけられるようになった。…しかし、そのリスクは他の卓の比ではないので万が一の覚悟は必要である。赤ドラ爆弾的な意味で。
・50,000点持ち60,000点返し
・ツモアガリ時の得点が2倍になる。
ツモ和了の得点が通常の2倍になる特殊なステージ。親のツモ満貫で8,000オール。
時にはフリテンリーチや当たりを見逃す戦略もアリ。能力は当然使えます。
卓の特性を利用し、全員が美鈴か神綺を使いツモ縛りというお祭りも。無論、酷いことになる。
当然ながらツモに絡む能力のキャラクターは圧倒的に有利となる(それ故に敬遠されやすいが)。
・15,000点持ち20,000点返し 赤ドラなし
・魔力ゲージが非常にたまりづらい
ゲージが非常に溜まり辛いステージ。キャラクターによっては全く能力が使えず終了。
ゲーム内説明の卓ルールには、上記の様に「魔力がたまりづらい」とわざわざ書いてあるが、
どの卓にもある持ち点と魔力ゲージ増加倍率が極端に低いと言うだけでそれ以外の特殊ルールは何も無い。
持ち点が少ない上に箱割れありなので、場合によっては東一局で終わってしまうこともありうる。
具体的に言ってしまえば、親ッパネ(18,000点)または子倍満(16,000点)の直撃で即終了。
能力がほとんどアテにできないため、プレイヤーの手腕が問われる卓である。
少々リスキーだが、罰符や差し込みでゲージを溜めることも時として重要になるだろう。
・25,000点持ち30,000点返し
・一発の役が無い
・裏ドラ・カンドラをめくらない
競技用ルールに近いステージ。赤ドラはなぜか有る。
ただし能力は自重しないためやっぱりカオスに。メルランの能力でのドラめくりは有効。
カンドラ・裏ドラ系能力のキャラクターは非常に苦しい戦いを強いられる。
その点を除けば、「事故要因を排除した博麗神社」あたりのポジションになり得る。
ドラマティックさや派手さに欠ける点は否めないのがもうひとつの難点か。
・25,000点持ち30,000点返し
・喰いタンなし
・二翻縛り無し
・赤ドラ無し
・能力使用不可
赤ドラ・喰いタンなしルール、さらに能力も使えない。そのかわり二翻縛りもなし。
通常卓と同様、純粋な実力勝負となる。手軽にアガれない分玄人向き。
打つ側は問題ないが、対局自体が地味になるためニコニコ生放送では敬遠される傾向が強い。
リアルに麻雀を打つ硬派なプレイヤーからの人気は高いため、比較的実力者たちが集まりやすい。
・40,000点持ち50,000点返し
・赤ドラなし
・ロンアガリ時の得点が2倍になる
・トップ目かつ親である場合、手牌を全て公開した状態でプレイする
・ウマ(順位点)が2倍(10・20)
ロン和了の得点が通常の2倍になるが、トップ親は常時手牌オープンというペナルティがある。親番が継続し辛いため、非常に流れの速い卓になっている。能力は使用可。
ドラマティックな展開の演出が容易なためか、ニコニコ生放送で使用される頻度は高い。
衣玖さんや美鈴縛りの地霊殿は、まさに地獄としか言えない世界である。
オカ(トップ賞)とウマの影響で1位になるとスコアを一気に稼げる(最低でも+50)のも特徴と言えるだろうか。
Ver2.0になって持ち点が上がって箱割れありになった。今までは白玉楼の風物詩(笑)だった東一局でぶっとび終了は、この卓でも起こりうる。強いて言えば、親倍満または子三倍満(24,000点、2倍され48,000点)あたりに振り込めば即終了というところだろうか。
・5,000,000点持ち5,000,000点返し
・青天井ルールで計算する
有頂天とも呼ばれる。青天井ルール(後述)を採用しており、満貫以上の得点が酷いことになる。(例えば、子のロン和了が40符4翻で10,300点,70符3翻で9,000点。)
それ以外の点は通常卓ルール準拠。ただし能力は使える。
よって、うっかり衣玖さんなんかに振り込むと……『キャーイクサーン!!』。
でも、Ver2で能力が変更されてこれでも大人しくなったんです。Ver1.6以前では、門清12翻でトラウマになった人は多いはず。
成績は青天井ルールとして、スコアだけ別にカウントされている。
詳しくは「青天井」を参照。
幻想麻雀で採用されている役満貫(四暗刻や国士無双など)の扱いは13翻役として、更に他の役も加算される。具体的にいえば、九蓮宝燈に門前清一色,大四喜に混一色・対々和・役牌2,といった感じ。ただし、四暗刻に三暗刻,大三元に小三元のように完全に下位互換である役はカウントされない。
ただし、基本点の上限に10億というリミッターが設けられており、60符22翻以上で到達する。理論上最大の点数移動は、能力を発動した親の紅美鈴が、同じく能力を発動した子の紅美鈴から上限点を奪った時の240億点である。
・25,000点持ち30,000点返し
・積み棒を足して8000点に満たないアガリは点数移動をしない
・リーチと役牌がそれぞれ2翻役
リーチと役牌が二翻役になっているかわり、8,000点縛りルールを採用している。
一応アガリ自体はこれ以下でも認められる(連荘もするし、メディスン,雛,キスメの能力も適用される)が、点数のやり取りは行われない。
ある程度の手作りが必須になるため、プレイヤースキルの向上には持ってこいかと思われる。
パルスィ(能力:発動した局の他家のアガリ翻数を2翻減らす)の能力が発動した局では、子だと20~30符で7翻,40~60符で6翻,70符以上で5翻を確定させなければいけなくなるため、とんでもない縛りに…。
勘違いされがちだが、満貫縛りではないため一本場での7,700点(+300点=8,000点)でも点数は変動する。
親番なら和了点数が子の1.5倍なのでさらに楽。
なお、この卓で橙の能力は要注意。能力リーチのみで満貫確定である。ご利用は計画的に。
・0点持ち
・青天井ルール
・失点計算を一切せず、得点のみを計算する
0点スタートで、減点処理はリーチ・ノーテン罰符を含め一切行われない(幽々子・メイベルの能力でも自分の点数が増えるだけ)。
青天井ルールでの合計得点で競う。要は高い手をアガったもの勝ちである。
その仕様上、箱割れのない天界の石舞台という認識もできる。失点が一切ないため、ゲージは比較的溜まりにくい点が天界の石舞台との大きな差か。
振り込んでもツモられても点数の変動は全く同じで、ハコ割れが無く一度高い手を上がると大きな差がつく青天井でもあるため、ただひたすらにツッパって大物手を目指すホームラン競争になりやすい。
なお、勝敗・得点に関わらず青天井スコア+0として計算される(平均スコアは変動する)。
・30000点持ち
・得点処理を一切せず、減点のみを計算する
・赤ドラ・喰いタン・二翻縛りなし
・リーチをしても1000点棒を出さなくて良い
Ver2.0から追加された卓。
30,000点持ちのライフ制(点数増加なし)。麻雀格闘倶楽部のライフ制そのままと捉えても良い。
赤ドラなし、喰いタンなしで二翻縛りもなし。妖怪の山に近い卓ルールだが、能力は行使できる。リーチしても点数は減らない。幽々子・メイベルの能力でも行使した相手の点数が減るだけである。
点数増加がないため序盤に負け込むと挽回が非常に苦しく、慎重な打ち回しが要求される。
点数増加があれば負けた分と同じだけ勝つだけで元に戻れるが、この卓では自分以外の全員に同じだけの失点=自分が負けた点数の3倍勝たなければ振り出しに戻せないからである。途中で誰かが飛んでしまえば挽回するまでもなく3着で終了なんてこともある。
先制してノミ手でもツモって全員の得点を僅かでも減らしてしまえば、あとは30,000点を維持するだけで1位確定であるため、尚の事下位になったプレイヤーが巻き返すのが難しい。ガチ勝負ならば5,000点以上失点したらまず勝ち目は無い。
削りあいという卓の性質上、半荘戦の方が好まれる傾向がある(東風戦ではそれこそワンミスで逆転不能になるためである)。
なお、スコアは黄昏酒場と同じく勝敗・得点に関わらず通常スコア+0として計算され、それに応じて平均スコアも変動する。
・30000点持ち30000点返し
・魔力ゲージが非常にたまりやすい
・能力を使うたびに1000点を供託する
・赤ドラなし
・順位ウマなし
Ver2.0から追加された卓。
赤ドラなし、順位ウマなし……とここまでならば割と普通の卓なのだが、ゲージの上昇スピードが尋常ではない。最速を誇る射命丸文ならば東一局の配牌で悠々とゲージが1本分溜まり、非常に遅いキャラクター達でも余程のことでなければ次局の配牌でチャージが完了する。
が、そうおいしい話ばかりでなく、能力の発動には1,000点を供託しなくてはならない(リーチ棒を投げ込むのと同じイメージ)。供託点なので当然アガった人の総取りである。使いどころを誤れば思わぬ損失を生むことになるだろう。
負け込んでいると魔力ゲージ上昇率に補正がかかり、卓効果と合わせてとんでもないスピードで能力を連発出来るようになるが、やりすぎると供託棒とリーチ棒だけで飛ぶハメになる。
ちなみに、秋穣子,多々良小傘など、“和了時発動”能力のキャラクターは、供託した点棒をその場で回収することができるのは言うまでもない。
・30000点持ち30000点返し
・赤ドラ無し
・通常のドラに加え、自風牌を常にドラとして扱う
Ver3.0から追加された卓。
赤ドラはないが、自風牌が常にドラになるというルール。
博麗神社とよく似ているが、あちらは中の一種類だけなのに対し、こちらはドラが一人ひとりで違っている。
複数人が同時に役牌ドラ3を鳴いてきたり、自風単騎でのリーチなど、あちらにはない展開もあり、博麗神社とはまた違ったスパイスが効いた卓である。
博麗神社と同じく、通常ルールに近い能力卓であるとして人気が高い。
・30000点持ち30000点返し
・アガり時の符が、副底20符の分以外が全て倍になる
・アガり時に最下位である場合、得点が2倍になる
・赤ドラ無し
符が2倍になる卓。点数計算に詳しくない人はピンとこないかも知れないが、大雑把に言って満貫以下の手は得点がだいたい1.5倍強になると思えばいい。
符が最もたくさん付くパターンは「ヤオ九牌の暗槓子がある時」であり、通常で+32符だが、これが倍になって+64符。副底の20を合わせて84、切り上げて90符が確定する。90符もあると3翻あれば満貫、2翻でも子5800点もの得点になる。
ヤオ九牌の槓子と言えば霊烏路空がいるが、彼女を使うと平気で110符とか120符とかが飛び出す。リーヅモのみで7000点以上飛んでいくためノミ手がノミ手にならない。と言っても符計算が意味を持つのは満貫未満の話であるため、満貫が確定する5翻以上の手の場合は関係が無いが・・・。
ちなみにもうちょっと頑張って130符あると2翻の満貫と言うとても珍しいものが出現する。
もうひとつの特色は、最下位の人はアガった時の点数が2倍になる、というルール。符2倍という方に気を取られがちだが、こちらのほうもかなり重要。
最下位になっても諦めずに頑張れば一発逆転も可能である。むしろチャンスであるため、あえて最下位に落ち、逆転を狙うのもこの卓ではりっぱな戦略。
余談だが、東一局の北家(三人打ちなら西家)もアガリ点が2倍になる。またこの順位は局の途中でもリアルタイムに判定されているため、リーチ棒や得点奪取系能力によって最下位が入れ替わる事もある。アガった瞬間に最下位である場合に2倍が適用される。
ちなみにゲージ速度も結構速い。
Rev2時代速度第2位だった無縁塚よりも速く、全卓の中で第3位の速さを誇る(無縁塚は4位)。
・10万点持ち10万点返し
・親はアガり時の全ての得失点が倍になる
親の人は、アガリによる点棒収支が常に2倍になるというルール。
一度連荘が続いてしまえば他家はまったく手のつけようがなくなる。とても飯がうまい。
しかし、振り込みや他家のツモ時の支払いも2倍になる、つまり親から点数を奪った人の得点も(親からの分だけ)2倍払いになる。つまり子でもツモアガリの点数が常に1・1・2=4から1・1・4=6になり1.5倍、他の卓で言うところの親の時と同じだけの得点力がある。
初期の持ち点がかなり高いのでハコの心配はあまり無いが、一度大差がついてしまうと子同士のやりとりでは逆転が難しくなってしまう。
なおゲージ速度は魔界に次いで第2位であり、かなり溜まり易い。
上記各種の卓を、三人打ちでも遊ぶことができる。
Revision2からCPU戦のみで実装された。Ver2.5より、オンライン対局もスタート。
基本的なシステムはMJ4(無印)と同一。最初の持ち点も四人打ちと同じ。
Ver.3.1より、三人打ち専用の新卓も実装された。(後述)
三人打ち基本ルール
萬子は一萬・九萬のみを使用(ドラ表示牌が一萬ならドラは九萬。永琳の能力では萬子は引いてこない)
北は常時ドラでも抜きドラでもない(北家がいないため、常時客風に)
ツモ和了時、北家の支払い分は切上げ計算まで得点計算を進めた後、ツモられた2名が折半(50点の端数は切上げ)して負担する。
(30符3翻子ツモの場合は親2,000子1,000のところを、北家分の1,000点を分けて親2,500子1,500の支払いとなる)
チー不能(ルナチャイルドの宇宙チーは有効。綿月豊姫は実質的に能力封印)。
なお、Ver2.5より四人打ちとは別に『三人打ち成績』がカウントされるようになった。
・25000点持ち30000点返し
・字牌を用いず、代わりに萬子はすべての種類を使用する。
・上家(表示上は対面)から、チーすることができる。
Ver.3.1から登場した、三人打ち専用の卓。
三人打ちであるが、その性質は四人打ちに近く、通常の三人打ちとは異色の特徴を持つ。
字牌が1枚も無いため、字牌がからむ役はここでは出せない。特に役満は、出せるものがほとんどなくなっている。
プレイヤーは、平和やタンヤオ、そして通常の三人打ちでは見られない三色同順などを軸にして戦っていくことになる。
字牌がないということは、手づくりに邪魔な牌がないということ。そのためはじめから手牌は全員ある程度揃っており、局の展開がとてつもなく速い。通常の三人打ちでもそんなに見られないダブルリーチもそこそこ起こる。
ここでも、当然ながらキャラクターの能力は使用可能である。
能力の存在がこのスピーディな展開をさらに盛り上げる。(?)
生主が放送内で参加者を募り、生主視点で試合状況を放送するという形が採られている。ほぼ常時誰か(同時10枠はザラ。ゴールデンタイムには同時20枠を超えることも)が放送しているため、ゲームの流れを知りたい方はぜひ一度ご覧あれ。……生主によっては、実況がカオスだったり紳士だったりするが気にしてはいけない。
また対局に参加する場合の注意として、時間帯や生主によっては壮絶な凸戦争が発生することが多く、生主の不意打ちや配信のラグを計算した先読みが必要になる。動画でボタン押下を確認した時には卓が埋まって一覧から消えていた、なんてことは日常茶飯事。まさにコンマ秒単位の戦いである。
同時に『裏卓』と呼ばれる卓を視聴者が立てることもあるので、放送主のトーク・実況を聞きながらそちらで楽しむのも一興である。
なお、参加に際してはコメントビューア(nwhois等)の導入が推奨されている。コメントを見るだけならば放送画面に幻想麻雀のウインドウを重ねれば良いが、コメントしようとすると放送主の手牌が見えてしまうためである(キャプチャ範囲の指定など対策をしている放送主もいるが、実況が困難になったり、視聴者が状況を把握できない事態になるなど放送上のデメリットも大きいためされていないことの方が多い)。
また、各生主主催による大会も幾つか開かれている。参加制限が設けられていることもあるが、気になる方は大百科およびコミュニティを探してみては如何だろうか。
発案者はなんと神主ことZUN氏。2008年例大祭直後の酒の席で「麻雀とかやったら面白くね?」といった話になったらしい。実際にシステムを作り始めたのは同年の11月。2009年の例大祭が3月になったことにより慌てて構築を始めたようだ。この際12月に作る予定だったソフトはお蔵入りしてしまったらしい(7/25 生放送での発言より)
プレイ人口は増加の一途らしく、体験版に鯖を割くのも辛くなってきているらしい(7/29 ルー@主犯氏のブログへの書き込みより)。現在は各バージョン(体験版・Ver2.xx)最新版以外のオンライン対局をできないようにする形で対処している模様。
また2011年現在、オンライン麻雀ゲームとしては青天井ルールで麻雀を行える唯一のゲームであるとのこと。
(D.N.A.SoftwaresのTwitter公式アカウントのツイートより)
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最終更新:2024/04/19(金) 05:00
最終更新:2024/04/19(金) 05:00
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