松坂世代

松坂世代とは、1980年4月2日から1981年4月1日までに生まれた人物を指す言葉である。
特に野球選手に対して使う事が多い。

概要

由来は1980年9月13日生まれの松坂大輔から。

松坂大輔自身が甲子園で素晴らしい成績を残したのはもちろん、同年代の選手の多くが活躍している事からこの言葉が生まれた。

下記のリストを見ても分かるように各チームの主力級の選手がずらりと並ぶが、妙にネタキャラが多いのも特徴。また、ライバル選手の名前が使われているため、この呼び名を嫌う選手も多い(例として、横浜ベイスターズでは敵チームの選手の名前を使いたくないという理由で「小池世代」と呼んでいた時期がある)。

基本的に日本人に使われ、外国人助っ人は該当世代の選手であってもこう呼ばれることは少ない。ちなみにNPBに所属した外国人選手では、トニ・ブランコ、クレイグ・ブラゼル、ブライアン・バリントン、ブライアン・ウルフ、ナイジャー・モーガン、ダレル・ラズナー、ホセ・カスティーヨ、トッド・リンデンなどがこの世代にあたる。

ちなみに、2013年8月2日～2014年8月1日までの間（例として松坂であれば2014年1月13日）に、同世代の選手が33歳4ヶ月を迎えた。
なんでや！江草と久保田と藤川も松坂世代やろ！

記事のある選手（五十音順）

※赤は投手、水色は捕手、黄色は内野手、緑は外野手。無色斜体は戦力外および引退した選手。

名前	プロ入り	所属球団	タイトル・備考
赤田将吾	1998年ドラフト2位	西武(1999年-2009年) オリックス(2010年-2012年) 日本ハム(2013年-)
新垣渚	2002年ドラフト自由枠	ダイエー・ソフトバンク(2003年-2014年) ヤクルト(2014年-)	2004年最多奪三振
井生崇光	1998年ドラフト2位	広島(1999年-2012年)	現：広島スコアラー
上本達之	2002年ドラフト6巡目	西武(2003年-)
江草仁貴	2002年ドラフト自由枠	阪神(2003年-2011年) 西武(2011年) 広島(2012年-)
大西宏明	2002年ドラフト7巡目	近鉄(2003年-2004年) オリックス(2005年-2007年) 横浜(2008年-2010年) ソフトバンク(2011年)
小椋真介	1998年ドラフト3位	ダイエー・ソフトバンク(1999年-2012年)
長田秀一郎	2002年ドラフト自由枠	西武(2003年-2013年) DeNA(2013年-)
小野寺力	2002年ドラフト4巡目	西武(2003年-2011年) ヤクルト(2011年-2012年)	現：西武二軍用具担当
小山桂司	2005年大学生・社会人ドラフト5巡目	日本ハム(2006年-2008年) 中日(2009年-2011年) 楽天(2012年-)
加藤健	1998年ドラフト3位	巨人(1999年-)
加藤大輔	2002年ドラフト自由枠	オリックス(2003年-2011年) 楽天(2012年-2013年)	2008年最多セーブ
川井雄太	2004年ドラフト4巡目	中日(2005年-)	現在の登録名は「雄太」
木佐貫洋	2002年ドラフト自由枠	巨人(2003年-2009年) オリックス(2010年-2012年) 日本ハム(2013年-)	2003年新人王
木村昇吾	2002年ドラフト11巡目	横浜(2003年-2007年) 広島(2008年-)
工藤隆人	2004年ドラフト9巡目	日本ハム(2005年-2008年) 巨人(2009年-2011年) ロッテ(2011年-2013年) 中日(2014年-)
久保康友	2004年ドラフト自由枠	ロッテ(2005年-2008年) 阪神(2009年-2013年) DeNA(2014年-)	2010年最高勝率
久保裕也	2002年ドラフト自由枠	巨人(2003年-)
久保田智之	2002年ドラフト5巡目	阪神(2003年-)	2007年、2008年最優秀中継ぎ投手 90試合登板の日本プロ野球記録所持
小池正晃	1998年ドラフト6位	横浜(1999年-2008年) 中日(2008年-2011年) DeNA(2012年-2013年)	現：横浜DeNA一軍打撃コーチ
後藤武敏	2002年ドラフト自由枠	西武(2003年-2011年) DeNA(2012年-)
小林正人	2002年ドラフト6巡目	中日(2003年-)
小谷野栄一	2002年ドラフト5巡目	日本ハム(2003年-)	2010年打点王
紺田敏正	2002年ドラフト6巡目	日本ハム(2003年-2010年) 巨人(2011年) 日本ハム(2012年)	現：日本ハム二軍外野守備走塁コーチ
實松一成	1998年ドラフト1位	日本ハム(1999年-2006年) 巨人(2006年-)
鞘師智也	2002年ドラフト4巡目	広島(2003年-2010年)	現：広島スカウト
杉内俊哉	2001年ドラフト3巡目	ダイエー・ソフトバンク(2002年-2011年) 巨人(2012年-)	2005年最多勝・最優秀防御率・沢村賞・MVP 2008年・2009年・2012年最多奪三振 2009年・2010年最優秀投手
梵英心	2005年大学生・社会人ドラフト3巡目	広島(2006年-)	2006年新人王 2010年盗塁王
竹原直隆	2004年ドラフト4巡目	ロッテ(2005年-2011年) オリックス(2011年-)
多田野数人	2007年大学生・社会人ドラフト1巡目	日本ハム(2008年-)	2004年-2005年までインディアンスでプレーしていた。
館山昌平	2002年ドラフト3巡目	ヤクルト(2003年-)	2009年最多勝
永川勝浩	2002年ドラフト自由枠	広島(2003年-)
中島俊哉	2002年ドラフト8巡目	オリックス(2003年-2004年) 楽天(2005年-)
東出輝裕	1998年ドラフト1位	広島(1999年-)
藤川球児	1998年ドラフト1位	阪神(1999年-2012年) カブス(2013年-)	2005年・2006年、最優秀中継ぎ投手 2007年・2011年、最多セーブ
古木克明	1998年ドラフト1位	横浜(1999年-2007年) オリックス(2008年-2009年)	一時、格闘技に転身
星野八千穂	2005年大学生・社会人ドラフト7巡目	日本ハム(2006年-2009年)	現：日本ハム打撃投手
牧谷宇佐美	1998年ドラフト2位	ヤクルト(1999年-2009年)	現：日本ハム球団職員
松坂大輔	1998年ドラフト1位	西武(1999年-2006年) レッドソックス(2006年-2012年) メッツ(2013年-)	1999年新人王 1999年・2000年・2001年、最多勝 2000年・2001年・2003年・2005年、最多奪三振 2003年・2004年、最優秀防御率
水田圭介	2000年ドラフト7位	西武(2001年-2009年) 阪神(2009年-2010年) 中日(2011年) ヤクルト(2012年-2013年)
村田修一	2002年ドラフト自由枠	横浜(2003年-2011年) 巨人(2012年-)	2007年、2008年本塁打王
森本稀哲	1998年ドラフト4位	日本ハム(1999年-2010年) 横浜・DeNA(2011年-2013年) 西武(2014年-)
矢野謙次	2002年ドラフト6巡目	巨人(2003年-)
山崎浩司	1998年ドラフト3位	近鉄(1999年-2004年) オリックス(2004年) 広島(2005年-2008年) オリックス(2008年-2012年) 西武(2013年-)
吉本亮	1998年ドラフト1位	ダイエー・ソフトバンク(1999年-2008年) ヤクルト(2009年-2011年)	現：ソフトバンク球団職員
和田毅	2002年ドラフト自由枠	ダイエー・ソフトバンク(2003年-2011年) オリオールズ(2012年-2013年) カブス(2014年-)	2010年最多勝、MVP
渡辺直人	2006年大学生・社会人ドラフト5巡目	楽天(2007年-2010年) 横浜・DeNA(2011年-2013年) 西武(2013年-)

この世代で記事があるNPBに所属した外国人選手

• ブライアン・ウルフ (日本ハム：2010年-2013年、ソフトバンク：2014年-)
• ブラッド・エルドレッド (広島：2012年-)
• ホセ・カスティーヨ (横浜：2010年、ロッテ：2011年)
• フレデリク・セペダ (巨人：2014年-)
• 張誌家 (西武：2002年-206年)
• ファン・デレオン (ソフトバンク：2011年)
• チャド・トレーシー (広島：2011年)
• ブライアン・バリントン (広島：2011年-)
• クレイグ・ブラゼル (西武：2007年、阪神：2009-2012年、ロッテ：2013年-)
• トニ・ブランコ (中日：2009年-2012年、DeNA：2013年-)
• ライアン・マルハーン (西武：2011年)
• ナイジャー・モーガン (DeNA：2013年)
• ダレル・ラズナー (楽天：2009-2013年)
• トッド・リンデン (楽天：2009-2010年)

関連コミュニティ

関連項目

• 日本のプロ野球チーム一覧
• プロ野球選手一覧
• プロ野球選手一覧（世代別）
• 荒木大輔
• ハンカチ世代