松実宥

松実宥とは、漫画及びアニメ作品『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』の登場人物である。
CVはMAKO。

概要

阿知賀女子学院の3年生。松実玄の姉で、麻雀部員では最年長。
気弱な方の小動物系で、プルプルしている姿がとても可愛らしい。
極端な寒がりで、トレードマークのピンクのマフラーと手袋はいつも手放せないようだ。夏でもコタツにもぐり込みストーブを点けたがる程で、穏乃にはマスクと眼鏡を掛けた不審者として記憶されていた。

こども麻雀クラブに通っていた玄・憧達の楽しそうな姿に憧れていたが、気付いた時には既に中学生の身であったために自分も混ざりたいとは言い出せなかったようだ。その為か玄に麻雀部に誘われた時には嬉しさで感極まってしまっていた。

露出狂と変態淑女が跋扈する世界観の中では珍しいのか、幼少時代悪ガキ共に暴漢防寒着を剥かれそうになった所を玄に助けられた事がある。
普段はしっかり者の妹に保護される立場だが、玄が挫けた時には優しく慰め借りはキッチリ返す、頼れる時は頼れるおねえちゃんである。

能力

彼女の能力は、「あったかい牌が集中する」というもの。これは麻雀牌の中で赤い色が使われている牌のことで、萬子は全て、索子は緑一色で使われる牌以外(1・5・7・9)、筒子は1・3・5・6・7・9、字牌に関しては中のみが対象。
以後特徴を列挙。

• 引きやすいだけであり、他の牌を全く引かない訳ではない。
• 牌の赤の面積が大きい程引きやすい。故に萬子と中は特に引きやすい。
• 切っても妹の玄と違って引かないデメリットは無い。

ここから彼女の能力による効果は、

1. 字牌の中以外を引く確率が下がることによる聴牌効率の上昇
2. 萬子と中が来やすい事による混一色、清一色が出来やすい
3. 万が一能力を完全に相手が把握したところで、該当牌は34種のうち20種もあるため、明確な対策は無い。
   強いて言うなら緑一色・字一色・大三元・国士無双は無さそうだと言う事と、萬子集中による場の偏りを利用することくらいでしかない。

活躍

全国大会2回戦、妹の失点を取り返そうと本気モードに入ったお姉ちゃん。千里山の船久保は彼女の傾向から「ツモが萬子と中に偏る」と分析し次蜂の二条は萬子の絶一門戦法を取る。確かに戦術としては有効で的確だったが能力の把握がズレていたため…

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関連項目

• 咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
• MAKO
• 松実玄
• アギルダー