板橋ザンギエフとは (イタバシザンギエフとは) [単語記事]

板橋ザンギエフとは、プロゲーミングチーム『Team Razer』に所属する格闘ゲームプレイヤーである。

概要

通称板ザン。

バーチャファイターのトッププレイヤーで瞬帝を使いこなす。

2005年に「格闘新世紀III」で優勝、2008年にはWCG2008アジアチャンピオンシップで優勝し、同年には闘劇でも覇者となる。

落ち着いた物腰から繰り出される、鋭いツッコミや辛辣な煽りが持ち味の頭脳派プレイヤー。言葉の締めくくりに「うん（おぉーん）」と頷くのがクセ。テンションが上がった時に思わず口をついて出る「うひょ～」も板ザンの代名詞。

その名の通りストリートファイターのプレイヤーでもあり、またその名の通りザンギエフを使用する。ストIVではBP全一のザンギエフ使い。スパIVではザンギエフの他、ハカン、T.ホークも使用する。いくら立ち回りで追い込まれようとも、画面端に追い詰められようともひたすら我慢し、巡って来たワンチャンスで全てをひっくり返すそのスタイルは数々の名勝負を生み出してきた。

ソウルキャリバーⅤにおいても強豪プレイヤーとして知られ、使用キャラはザンギエフと似た重量級の投げキャラであるアスタロス。バーチャファイターで培った読み合いの強さと劣勢に追い込まれようとも驚異的な粘りを見せる戦いぶりはこのゲームでも健在。

顔TV（毎週金曜23時）、裏・顔TV（不定期）にレギュラー出演中。

プロゲーマー化？

ゲームアイドル杏野はるなのブログ「杏野はるなの日常」の11/27の記事にて、板橋ザンギエフが株式会社エッグクアとタレント契約を結んだことが明らかになった。そう言えばゲーマーズ甲子園にも出演してたなぁ。

ゲームをして収入を得るということは、それはつまりプロゲーマーなのではないか？と噂されている。

プロゲーマー化！

2012年4月24日、弟分のふ～どと共にPCゲーム周辺機器の大手Razer社とプロ契約を結んだことが発表された。大会ではRazerプロとしてリングネームの前に「RZR」が付くこととなる。また、同社が開発中のアーケードスティックの開発にも協力することが発表されている。

板橋ザンギエフ、ふ～どプロ契約についてRazer公式のプレスリリース全文(PDF)
http://www2.razerzone.com/jppress/Fuudo_and_Itazan_esports_release.pdf

聖戦 vol.5

2012年6月30日に行われたソウルキャリバーⅤイベント「聖戦vol.5」において、GGPちゃんぞの（ヒルダ）と対戦。

聖戦はハメコ、大須晶両氏立会いの下、対戦カードの発表より２～３週間の練習期間を設けて行われる1対1の10本先取勝負であり、敗者は淀みに落ちるとされ、敗北後は淀みネームで呼ばれ続ける屈辱を味わうことになる。今回はそのVol.5であり、大山ニュートンにて「闘劇2012 STRIKE」と合わせて開催された。

顔TVのレギュラーメンバー同士、更にプロゲーマー対自称プロゲーマーの対戦ということで大きな注目を集めた一戦であったが、いざ蓋を開けてみるとこの日の為にアスタロス対策・板ザン対策を完璧に仕上げてきたGGPちゃんぞのが終始圧倒的な力を見せつけ、10-4で完勝。

板ザンは淀みに落ちることとなり、配信チャットの発案による「淀橋ザンギエフ」という淀みネームが与えられた。

本聖戦の煽りPVでは「読み合いがあれば俺らは満足する」「こういう茶番は大歓迎。そこにエンタメが発生する」など
淀ザンの新たな名言も生まれた。