果てしなく仁義ない戦い 単語


ニコニコ動画で果てしなく仁義ない戦…の動画を見に行く

ハテシナクジンギナイタタカイ

2.1千文字の記事
これはリビジョン 1558509 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

『果てしなく仁義ない戦い』は、実在のアイドルたちによる現実の抗争事件をモデルにした娯楽作品である。当初はVシネマのシリーズとして公開され、のちに映画化された。

概要

出演

765プロ・オールスター

監督

錦織敦史

脚本

高橋龍也

あるSランクアイドルの手記

この作品はとあるSランクアイドルの体験手記が下敷きになっている。日本人なら誰でも知っている伝説級のアイドルだが、実名の記載は差し障りがあるので、ここではMと呼んでおく。

Mはシド刑務所に服役中、偶然、別のアイドルが書いた自伝を読む機会があった。そのアイドルはMも深く関わった抗争事件の当事者で、自伝も主にその事件について書かれていた。よく知る人物が書いた身近な事件の本とあって、大喜びで飛びついたMだったが、その内容は事実と大きくかけ離れたものであり、いたく失望させられる結果となった。

特に不満だったのは、自伝の筆者(劇中では天海春香が演じた)が自身の活躍を捏造し、他のアイドルたちを不当におとしめている点で、最後まで読み終えたMが怒りにまかせて看守に当たり散らしたため、不運な若い看守は恐怖のあまり失禁してしまったと言われる。

Mはこの捏造だらけの自伝が日本で話題になっていると知り、仲間とライバルたちの名誉回復のために「真実の歴史」を書き記す決意をし、その日からすべての労役を拒否して執筆活動に没頭した。執筆は足かけ7年に及び、職務に忠実な看守たちがことごとく撃退され、刑務所長が「お願いだから出てってください」と泣いて土下座するまで続いた。

映像化までの経緯

Mは自分の手記をいくつかの出版社に持ち込んだ。どの社も出版に強い興味を示したが、Mが関係者の氏名を実名のまま公開することにこだわったため、実現しなかった。ただ、そのとき出版社に残したコピーがいつの間にか広まり、現在では「アイドルの基礎教養」とまで言われている。

Mが実名にこだわったのは、仲間とライバルたちの名誉回復を目的としていたからである。出版はされなくとも、手記が芸能界に広まったことで、名誉回復はなされたとMは考えた。そのため、出版することにはこだわらなくなり、一般人には手記の存在が知られることなく長い年月が過ぎた。

手記の映像化は、映像作家の錦織敦史が手記と出会ったことから始まる(錦織は都内某所の古書店で真の薄い本をあさっていたとき、偶然、この手記のコピーに出会ったと言われている)。錦織は一読して映画化を決意し、その日のうちに企画書をまとめ上げた。

だが、裏社会の実話を白日の下にさらすことに誰もが怯え、スポンサー探しは難航した。そんな中、最初に錦織の企画に興味を示したのが765プロの高木社長である。高木は765プロのアイドルたちを出演させることを確約した上、自身の人脈を使ってスポンサーなどの協力者を集め、企画を軌道に乗せた。

高木がこれほどまでに強い興味を示した理由や、彼と血で血を洗う抗争を繰り広げている961プロの黒井社長が、この企画に関してだけは協力者の一人に名を連ねている理由は、ここでは述べない。ただ、すべての関係者が実名で記載された手記を読めば自ずと分かる、とだけ言っておこう。

Vシネマ版

錦織監督によるVシネマ版は、登場人物の名前を変え、時代設定を昭和20~30年代にするなどの脚色を加えている。過去の行状を暴露する面もあるため、関係者に迷惑がかからないようにとの配慮である。このころになると、Mも実名にはこだわらなくなっており、制作はスムースに進んだ。

765プロの人気アイドルたちが総出演のこの作品には、『果てしなく仁義ない戦い』というタイトルが付けられ、発売されるやすぐに人気が爆発した。ただちにシリーズ化され、現在のところ全12本が出ている。ただ、最初の1本はMの手記に忠実な内容だったが、それ以後は手記を離れたオリジナルの内容になっているため、アイドル界の裏事情にくわしいコアなファンの評価は大きく分かれる。

劇場版

Vシネマのシリーズとして異例の大ヒットとなったことを受けて、2012年には『果てしなく仁義ない戦い 頂上ねらいM@S!』のタイトルで映画化された。監督と主要なスタッフ、キャストはVシネマ版のまま、手記をベースにシナリオを一新している。

本作はすべての映像音声を新たに撮り直しており、またデジタルビデオ撮影であるにもかかわらず、映像には古いフイルム作品のようなノイズが見られる。これは時代設定に合わせた演出であり、まるで当時の記録映像を見ているかのような効果を出している。

本当の概要

アニメ『アイドルマスター 特別編』(通称:26話)の劇中劇のタイトルが『果てしなく仁義ない戦い 頂上ねらいM@S!』である。新作映画の予告編、という態の悪ふざけ。

元ネタは主に『仁義なき戦い』シリーズ。加えて『極道の妻たち』『踊る大捜査線』『キル・ビル』。

関連動画

関連商品

果てしなく仁義ない戦いに関するニコニコ市場の商品を紹介してください。

関連コミュニティ

果てしなく仁義ない戦いに関するニコニコミュニティを紹介してください。

関連項目

  • アイドルマスター
  • アイドルマスターの番組・イベント・オーディションの一覧
  • カチコミ!
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/09(火) 21:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/09(火) 20:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP