森福允彦(もりふく まさひこ)とは、福岡ソフトバンクホークスに所属する福の神である。左投左打、背番号19。
スポーツ新聞などでもたまに間違われるが、名前は「充彦」ではなく「允彦(まさひこ)」である。
豊川高校からシダックスに入社し、1年目から武田勝とともに主力投手として活躍。2006年にシダックスが廃部となったことで社会人2年目ながら特例でドラフト対象選手となる。一時は恩師・野村克也のいる楽天が自由枠での獲得を打診したものの断りを入れ、結局大学・社会人ドラフト4巡目で福岡ソフトバンクホークスに入団。
プロ入り後は対右の被打率が滅法悪かったため、たまにワンポイントで投げる程度で3年目まではほとんど目立たなかったが、4年目の2010年はフォームをサイドスローに変えたことで制球力が向上。打者の左右を問わず安定した投球内容を見せるようになり、6月頃からコツコツと敗戦処理で好投。8月26日のオリックス戦、延長戦に登板し2イニングで5者連続三振を奪ったことで首脳陣の信頼を得、翌日のロッテ戦で2点リードの5回表1死満塁という場面の火消し役を任されて見事に抑えきった。
これ以降、疲れの見えた甲藤啓介に替わって主に中盤の火消し役として、イニング跨ぎ、ロングリリーフもこなす大車輪の活躍を見せる。大逆転優勝の口火となった9月19日・20日の西武戦では2試合続けて勝ち投手になるなど、ホークスの逆転優勝に大きく貢献した。その働きぶりから名前にあやかって「福の神」とも呼ばれる。
2011年は攝津正が先発に転向したため、本格的にセットアッパーの役割に回り、前年以上に安定した投球を続けている。馬原孝浩が不調、ブライアン・ファルケンボーグが故障で立て続けに戦線離脱した時期には、一時的に守護神も務めた。5月1日のロッテ戦では1球でプロ初セーブを達成。
身体をひねる球持ちの良い投球フォームからスライダーとシュート、右打者の内角を突くストレートを軸にコーナーを攻めて打者を打ち取る。左のサイドだが、右打者にも強くむしろ左以上に抑えている。
公式の愛称は「ちょめ」。だからといって「SBM48ちょ」はどうかと思うんですが。
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最終更新:2025/12/07(日) 17:00
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